「続々・・・」「又々・・・」だか知りませんが、親友のMさんの話です。

本から連夜の夜行便、 足掛け三日もかけて到着した南アフリカでの話です。 同行したM化学S課長と、 途中からジョインした当社ロンドン勤務のF君、更に南ア・ヨハネスブルグのY氏と女性社員の ロビンちゃんの総勢5名で港町でもあるダーバンの客先を訪問しました。 このメンバーなので、 私としてはややお客様的な立場でした。 物価もやすくフランス料理のフルコースを5人で 一万円で食べられ旅行者には楽園でした。 (現地の初任給は円に換算すると5万円とのことで、 現地の人達からすれば決してフランス料理は安くはないのですが)。

 

夜はたらふくご馳走にありついたとは言え、早朝から昼飯抜きでの工場視察、 商談を終え空港に到着したのは15時半、疲れと空腹でS課長と私はぐったり。 飛行機待ちの時間にレストランに入ったのですが、セルフサービス。 気の利く ロビンちゃんとF君が食べ物、飲み物を取ってくるからと残りの3名はやや薄暗 い椅子席に直行しました。その際に『料理はお任せするが、ハムサンドは食べた い』と言ってしまったのですよね。 フライドチキン、ステーキなどをわんさかと運んで くれましたが、S課長も私もヘビーなものは食べる気になれず、2人前のハムサンドはほとんど全部私達二人 の口に・・・。

 

の後、飛行機に搭乗してヨハネスブルグに戻り、S課長が奥さまに頼まれたオ ストリッチのハンドバッグなどをショッピングして夕暮れ近くに、駐在員事務所に たどり着くころからS課長が不調を訴え始めました。 夕食は駐在員の自宅に伺いさっぱりした 日本の家庭料理ということでしたが、S課長は腹痛を訴え日本料理を目前にしてダウン。 客間の ベッドでお休みとなりました。 足しげくトイレに通う物音を聞きつつ、主客をこれ以上待ってもと、2 1時頃から遅い夕食を始めました。 その時、私の内臓に激痛が走り始めました。 ヤバイ・・・・ トイレ! 戻っても応接間のソファーへ倒れこみ状態。 折角の料理と翌日土曜日のゴルフと サファリはF君に任せることとしてS課長と私はホテルへ這いずるように帰還しました。

 

曜日の夜から日曜日までホテルの一室(というか一部屋:トイレ)で周期的に 襲われる腹痛と便意に苦しみ抜きました。 (汚い話ですみませんが、こんなに長く苦しんだ ことはありません。) 旅先での病気は心細いものですが、食中毒というのは本当につらい物ですね。 

 

日談ですが、あのハムサンドを運んでくれたロビンちゃんとF君の話を聞いて愕 然としましたよ。 『ハムの色は明るいところで見たら薄黒くドドメ色に変色していてとても食欲が 湧かなかった』そうです。 (何故、それをあの時に言って呉れなかったの?) 『Mさんが ハムサンドが食べたいと言ったので・・・』とのことでした。

 

食には注意せよ!!の我が家の教訓を忘れた罰、それと、5人旅の安心感から 外国の怖さを忘れた罰・・・海外失敗談にはこと欠かぬ私ですが、これ以上つら い経験はありませんでした。 皆様、海外での食事には充分ご注意くださいね。

 

れと、食中毒は後から具合が悪くなる人程、症状が重いそうです。 また反省と して、矢張り医者を呼んだ方が良かったようです。 (つい外国語で症状をなんと 説明したら良いのか?? と悩むよりも激痛の場所を指差し辛そうな表情をすれば それなりの処置を医者はして呉れたでしょう。)

 

曜日の夜、次の目的地のケニアのナイロビに向かったのですがS課長も私も本 気でパンパースをしたい気分でした。 (幸い、無事でしたが)  事件はここまでですが、後がまた大変でした。 (今では笑い話ですが)



とーるくん