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心に残るセリフ

 世界名作劇場には様々な心に残るセリフが登場します。そんなセリフを作品ごとに紹介します。

アルプスの少女ハイジ
「何も見えないと、やさしい言葉を聞くのが嬉しいものなんだよ」(おばあさん)第10話
 ペーターのおばあさんの目が見えない事を知ったハイジはおばあさんがかわいそうで泣き出してしまい、何とかおばあさんを励まそうとした時に、おばあさんの言った言葉。目の見えないおばあさんを励まそうとしたハイジや、それを素直に喜んでくれるおばあさん、いいですねぇ〜

「いいわね、ハイジは…」(クララ)第21話
 フランクフルトのクララの家で小鳥が鳥篭で暮した方が幸せか、山で暮した方が幸せかクララとハイジで言い合いになります。山で暮した方が幸せだというハイジに対してクララは「みんながあなたと同じじゃないの、その小鳥は山なんか知らないのよ、私だってこの家からほとんど出た事がないわ、でもねここには山にはないものがあるわ」と言いますが、ハイジは「でも小鳥が山や林より籠の中のほうがいいなんってそんな事ないわ、山へ来てみればわかるわ、どんなに嬉しそうにピッチー達が飛び回っているか」と言って部屋中を走り回るのでした。それを見ていたクララは「いいわね、ハイジは…」とつぶやくのでした。2人は小鳥の話をしていましたが、いつの間にか山で暮すハイジの方が幸せか、家の中からほとんど出る事のできないクララの方が幸せかの論争になっていたのでしょう。しかしいくら争ったところで、山で走り回る事のできないクララにはハイジがうらやましくてしょうがなかったのでしょう。

「でも私、本当の花嫁さんにはなれないの」(クララ)第31話
 クララのおばあさまの提案でお嫁さんごっこをしていた時、花嫁衣裳を着たクララを見て大喜びしたハイジに対して、クララは自分の足を見ながらぽつりと「でも私、本当の花嫁さんにはなれないの」とつぶやくのでした。クララは自分の足が立てないので自分は結婚できないものと12才にして思っていたのですね。何だかものすごく胸を打たれるセリフです。

「クララは本当は立ちたいんだ」(アルムおんじ)第50話
 努力してもいっこうに立つ事のできないクララが泣き言を言った時にアルムおんじがクララを励ました言葉。その時のセリフを再現してみましょう。
クララ「みんなが立て立てって言って… でももしかして立てなかったらどうなるの? いいのよ、歩けなくたっていい、一生立てなかったっていいのよ。」
ハイジ「大丈夫よクララ、立てるわ、もうすぐ立てるわよ。」
クララ「あたしもう練習なんかしない、したって仕方ないもの… みんなあたしに立て立てって言って、立てない私が悪いみたいに… 私もうフランクフルトに帰るわ」
アルムおんじ「もう泣くな、誰もお前を責めてはいないさ、ただみんなせっかちなんだ、ハイジもペーターも、それにおばあさんも。クララに一日も早く立ってもらいたいと思ってな」
ハイジ「ごめんねクララ、いつも練習の事しか言わなくて。」
クララ「本当にもういいの、ありがとうおじいさん。でもいいんです、私やっぱりフランクフルトに帰ります。」
アルムおんじ「クララ、練習する前はクララはここへ置かれた時、向きを変える事はできなかったね。しかし今はできる。それはクララが一生懸命練習したからだよ。」
クララ「でも…」
アルムおんじ「でも? いくらやっても練習し始めの頃のように目に見えて進歩しない、いや練習すればするほど立てないような気がしてくる、こんな事をしていて本当に立てるようになるのか…」
クララ「おじいさん、どうしてそんな事まで?」
アルムおんじ「はっはっはっ、何を習ってもそういう時があるものだよ。クララ、お前は本当にフランクフルトに帰りたいのかい? いやいや、クララがそんな事を考えるはずはない、クララはそんな弱虫じゃない。クララは本当は立ちたいんだ、立ちたいからこそなかなか思うようにいかなくて泣いたり怒ったりするんだ。」
クララ「おじいさん!」
アルムおんじ「なあクララ、世の中には足が悪くて一生歩けない人がいっぱいいる。だがクララの足は運のいい事に必ず立てると決まっているんだ。いつ立てるかなんってどうでもいいじゃないか、そんな事気にしないで頑張るんだ。さあ、勇気を出しなさい。」
クララ「おじいさん、心配かけてすみません、私頑張ります。」
アルムおんじ「偉いぞクララ。見てごらん、あんなに夕日がきれいだ!」
そう言ってクララを励まし、アルムの山に沈む真っ赤な夕日をクララとおじいさんは眺めます。年をとったらこんなセリフの言える老人になりたいものですね。

「クララのバカっ!」(ハイジ)第50話
 このシーンはアニメ特番の名場面で何度も放映されているので覚えている人も多いでしょう。ちょっとした事で理由をつけて練習をやめようとする弱気なクララを見たハイジは泣きながら「クララのバカっ! 何よ意気地なしっ! 一人で立てないのを足のせいにして、足はちゃんとなおってるわ、クララの甘えん坊! 恐がり! 意気地なし! どうしてできないのよ、そんな事じゃ一生立てないわ! それでもいいの? クララの意気地なし! あたしもう知らない! クララなんかもう知らない!」そう叫んで駆け出したハイジを見て、クララはハイジを追いかけようと思わず立ってしまうのです。まさに感動の名場面ですね。
フランダースの犬
「いったん選んだ仕事はどんなに辛くてもやりぬくんじゃ」(ノエルじいさん)第32話
 ノエルじいさんが大きな樫の木を前にしてネロに将来の仕事について語った言葉。「自分の仕事を決めるのは一生の大事じゃ、自分が本当にやりたい事を選ぶんじゃよ、そしていったん選んだ仕事はどんなに辛くてもやりぬくんじゃ、その仕事に負けちゃあいかんぞ、仕事との戦いに勝ってこそ一人前になれるんじゃ」まさに胸にじ〜んと来る言葉ですね。

「子供が夢を見なくなったらおしまいだぞ」(ジェハンじいさん)第40話
 自分が絵を描く事でおじいさんに迷惑がかかると思ったネロは絵を描く事をやめてしまいます。しかしそれを知ったおじいさんはネロに「子供が夢を見なくなったらおしまいだぞ」と言って絵描きになる夢を持ち続けさせ、絵を描かせるのでした。大人になっても夢は持ち続けていたいものですね。
母をたずねて三千里
「レオナルド君、本船には乗員一名の欠員がある、その人選は君に任せる」(フォルゴーレ号の船長)第14話
 マルコがフォルゴーレ号で密航しようとしたのをコック長のレオナルドに見つかってしまうが、あまりに熱心に説得するマルコの姿にレオナルドはマルコを調理係として船に乗せてやろうと考える。しかしモレーニ事務長に反対されマルコを船に乗せるかどうかでもめていた時に、その一部始終を見ていた船長が言った言葉。暗にマルコの乗船を認めた言葉だが、いかにも粋な言葉じゃないですかっ!

「いくらも入っちゃいないポケットの銭でちょっぴりだがいい事ができた」(フェデリコじいさん)第41話
 ロサリオの飲み屋「イタリアの星」でマルコがイタリアの仲間たちにカンパしてもらった後、マルコがフェデリコじいさんにお礼を言った時の返事。「な〜に、わしら一人一人は別にたいした事はしちゃいねぇのさ、なあマルコ、汗水垂らして働いたところでわしらの稼ぎはたかが知れている、そのいくらも入っちゃいないポケットの銭でちょっぴりだがいい事ができた、それがみんなにとっちゃ嬉しい事なんだよ。」お礼の返事でこんな事が言えるとは、さすが年の功と言うべきか…
あらいぐまラスカル
「動物はみんな正直ですよ。むしろ信用できないのは人間の方です」(スターリング)第2話
 スカンクが、いつオナラをするかわかったものではないと言うコーエンさんの言葉にスターリングが言った言葉。スターリングは人間がスカンクにいたずらしたりしなければオナラをする事はないと信じていたのです。そしてその言葉の通りになるのでした。

「あんたの友達って泥棒ばかりねぇ〜」(セオドラ)第14話
 お母さんの形見の指輪をセオドラが持ち帰る事になりましたが、洗面所に置いていたところなくなってしまいました。それを知ったスターリングは、ラスカルとポーが光る物には目がないのを知っていたので、洗面所に置いてあった指輪をラスカルが盗み、それをラスカルが巣に持って帰るところを、カラスのポーがラスカルから指輪を奪い取って、教会の鐘楼の巣に持ち帰ったのだと言うのです。それを聞いたセオドラは「あんたの友達って泥棒ばかりねぇ〜」と言って呆れ返るのでした。

「男はそんな事、口になんかださないものさ」(スターリング)第26話
 スターリングとアリスが2人っきりで花火を見上げていた時、アリスはスターリングに「私、スターリングと友達になれて本当に良かったと思うわ。スターリングは私と友達になれて良かったと思わないの?」と聞きます。スターリングは返事に困り、顔をそらしながら「うん、まあ… そりゃそう思うけど… 男はそんな事、口になんかださないものさ」と言ってごまかしてしまいます。それを聞いたアリスは「ちぇっ! つまんない」と言うのでした。

「スターリング、お前もいつかはああして世の中の荒波に1人で立ち向かっていかねばならない時が来るよ」(リリアン)第37話
 お父さんが10年がかりで育てたノースダコタやモンタナの牧場が台風で全滅したので、お父さんは牧場の後始末をする為にスターリングをフレッドおじさんの家に預けると、ガックリと肩を落として再び牧場に向かいます。そんなウィザードを見ていたリリアンはスターリングに向かって「スターリング、お前もいつかはああして世の中の荒波に1人で立ち向かっていかねばならない時が来るよ」と言うのでした。

「お父さん、神様はどうして世の中をこんな不公平にお作りになったんですか?」(スターリング)第43話
 クリスマスイブだというのにギルビーさんの家では貧しい食事しかできません。それを知ったスターリングは夕食時お父さんに「お父さん、神様はどうして世の中をこんな不公平にお作りになったんですか?」と尋ねますが、お父さんは「その質問はキリストのお生まれになった日にはふさわしいものかもしれない。だが私には答えられない。その答えはお前がもう少し大きくなってから自分で見つけ出さなくてはならないだろう」と答えるのでした。

「じゃあ、お姉さんが欲しいって書いたら?」(スターリング)第44話
 冬休みに家に帰って来たジェシカが再びシカゴに戻る時、ジェシカはスターリングに「欲しいものがあったら手紙に書いて送りなさい、お姉さん送ってあげるわ」と言うと、スターリングは「じゃあ、お姉さんが欲しいって書いたら?」と言うのです。それを聞いたジェシカは「まあ、この子ったら…」と言うのでした。

「いったん決めた事を男はそんなに簡単にひっくり返してはいけない」(ウィラード)第49話
 お父さんが事業に失敗しスターリングをミルウォーキーのセオドラのもとに預けなければならなくなった時、お父さんは言いました。「嬉しかったよスターリング。お前がさっきお父さんと一緒に暮したいと言った時、お父さんだって本当はお前と暮したい。だが、それを願う事は今の状況ではお父さんの単なるわがままにしかならない、お前には勉強してもらわねばならない。みんなお父さんが悪いんだ。2つの農場が台風でやられたのが原因だったとはいえ、やっぱりお父さんの経営方針の間違いが今度の事態を招いたんだ。お父さんにたった1つ残された農場でお父さんは1から出直すつもりで働くよ。その時お前がそばにいたらどれだけ心の支えになるか。でも、でもそれは許されない、お父さんの為にお前を犠牲にする事は絶対に許されない」「僕やっぱりお父さんと…」「ダメダメ、いったん決めた事を男はそんなに簡単にひっくり返してはいけない。今お父さんが言っている事は結局は愚痴に過ぎないんだ。いいかスターリング、4月からはお前は一人前の大人と同じ心構えで生きていかなくてはならない。辛い事もあるだろう。でも負けるなよ。4月までお父さんはここに… このところお前の面倒をまったく見てやれなかったが、その分取り返すつもりでいるからな」「お父さん!」そう言って2人は抱き合って涙を流すのでした。
ペリーヌ物語
「人に愛されるにはまず自分が人を愛さなければ…」(マリ)第10話/第21話
 ペリーヌが商売敵のロッコ達に意地悪しそうになった時、そしてマリが亡くなる直前にペリーヌに語った言葉。ペリーヌのお母さんの信念でもありましたが、ペリーヌはお母さんの言葉を守って幸せになったのでした。

「でも、やっぱり女の子ですもの…」(ペリーヌ)第37話
 突然ビルフラン様に秘書になれと命じられたペリーヌは不安でいっぱいだった時、大好きなファブリさんが優しい言葉をかけた時「どうしたんだよ泣きそうな顔をして。意外だなぁ僕は君はもっと心の強い娘だと思っていたが…」とのファブリの言葉にペリーヌは「私もよ。でも、やっぱり女の子ですもの…」と言って答えるのでした。ペリーヌの女の子だなぁ〜と思う一面ですね。

「何しろおやじさんの作る料理には魂がこもっているからね」(ファブリ)第42話
 ビルフラン様のお屋敷で暮す事になったペリーヌを羨ましがったロザリーが「きっとビルフラン様のところでは父ちゃんの作る料理とは比べ物にならない素晴らしい料理が出るのでしょうね」との言葉に対し…
おやじ「バカ言え、うちの料理はあそこの料理に決して負けるもんか」
ファブリ「そうだよおやじさん」
ロザリー「あら、ファブリさんはビルフラン様のお屋敷でお食事をした事があるの」
ファブリ「いや、残念ながらないよ」
ロザリー「それじゃ、父ちゃんの料理の方がおいしいってどうしてわかるの?」
ファブリ「そりぁ〜わかるさ、何しろおやじさんの作る料理には魂がこもっているからね」
おやじ「さすがファブリさん、いい事言うねぇ〜」
本当にファブリさんはいい事を言いますね。こんなセリフを言ってみたいものです。でもこのシャモニの店で出される料理は本当においしそうなので言える事なのかもしれませんね。

「もしもその子が食事中何かヘマをした時には、もちろん俺たちはやっぱり見て見ぬふりをした方がいいんでしょうかね」(ルイ)第37話
 ペリーヌがビルフランの屋敷で暮す事になって初めての晩餐の時、召し使いのルイが喋った言葉。ペリーヌがただのトロッコ押しの娘だと聞いて食事のマナーなど何も知らないと思ってセバスチャンに相談したのですが、その心配は無用でした。ペリーヌはインドにいた頃、お父さんやお母さんとそれなりの生活をしていたので、食事のマナーは一通り知っていたのでした。
赤毛のアン
「うわべを繕わなければならないような顔を授ける神様も少し不公平だと思うの」(アン)第30話
 マリラはせっかく授かった顔に色んなものを塗りたくってうわべだけを繕う事は神に対する大きな冒涜と考え化粧をしませんでした。しかしアンは自分が不器量でそばかすだらけで赤い髪をしている事を常に嘆いており、「うわべを繕わなければならないような顔を授ける神様も少し不公平だと思うの」と言って化粧をする事は悪い事だとは考えていませんでした。

「貧しくて想像する物がたくさんあるというのは幸せな事かもしれないわね」(アン)第32話
 幼くして両親を亡くし、知り合いに預けられたり孤児院で生活していたアンは貧乏だったので欲しい物も手に入らず、ひたすら想像力で欲求を満たしていた。しかしジョセフィンおばさんの屋敷の客間に通された時、そこはまるで宮殿のようにアンが想像に描いていたすべての物がそろっていました。しかしあまりにすばらしいの物がそろいすぎていたので、アンは想像を働かせる余地がありません。アンは「貧しくて想像する物がたくさんあるというのは幸せな事かもしれないわね」と言って、貧しくても想像力で補っていた時代を懐かしむのでした。

「小さい時に欲しかったものでも、大きくなっていざ手に入るとその半分も素敵に見えないのね。これが大きくなるって事の一番困った点だわ」(アン)第32話
 アンは客用寝室で寝るのが夢でしたが、いざジョセフィンおばさんの屋敷でとても優雅な客用寝室で寝かせてもらったものの、自分が考えていたほどの事ではありませんでした。小さい時に欲しかったものでも、大きくなっていざ手に入るとその半分も素敵に見えない。これが大きくなる事の一番困った点だとアンは思うのでした。みなさんはこんな経験ないですか?

「でもね、誰も自分の生き方を他人に強制する事はできないんだよ、アン」(マリラ)第34話
 アンはクィーン学院を目指しますが、ダイアナはクィーン学院には行かないと言います。アンは心の友であるダイアナと一緒にクィーン学院への受験勉強をするつもりでいただけに、なぜクィーン学院に行かないのかとダイアナを責め、ダイアナを怒らせてしまいます。それを聞いたマリラは「あんたこそダイアナの気持ちがわかっているのかい? ダイアナは本当にあんたと同じように先生になりたいと思っているのかね。クィーン学院へはその為に行くんだろ? きっとあんたがあんまり責めるものだから、ダイアナは本当の気持ちを打ち明けられなくなってしまったのじゃないかと思うがね。あの子はあの子で自分に一番あった生き方を探しているんだろうよ」と言います。アンは落ち込みながら「私はダイアナと一緒に入試の準備ができたらどんなにすてきだろうと思っていたわ。そして今の今までダイアナもそう思っているのだと信じてたのに」と言うと、マリラは「でもね、誰も自分の生き方を他人に強制する事はできないんだよ、アン」と言います。ダイアナとの永遠の友情に生きるつもりでいたアンにとって二人が別々の人生を歩むのだという事実に大変な衝撃を受けるのでした。

「アン、あんたそんなに背が高かったかい?」(マリラ)第37話
 アンがグリーンゲイブルズにやって来て4年が経過し、アンは15歳になっていた。ふとアンを見たマリラはいつの間にかアンが大きくなっている事に気づき、「アン、あんたそんなに背が高かったかい?」と言います。マリラがあれほど愛した小さな子はいつの間にやら消え失せ、その代わりに思慮深い顔をした背の高い真剣な眼差しの15歳の少女が姿を現した事に、マリラは何かを失ったという言いしれぬ寂しさと深い悲しみを覚えずにはいられないのでした。

「わしゃあなあアン、1ダースの男の子よりもお前にいてもらう方がいい。いいかい、1ダースの男の子よりもだよ。そうさのぉ、エイブリー奨学金を取ったのは男の子じゃなかったろう。女の子さ。わしの女の子だよ。わしの自慢の女の子じゃよ。アンはわしの娘じゃ」(マシュウ)第46話
 アンは男の子を欲しがっていたカスバート家に間違って来たので、自分が年老いて無理のできなくなったマシュウの手伝いをできない事を残念に思っていた。アンはマシュウに「もし私がマシュウの欲しがっていた男の子だったら、今頃は大いに役立っていろんな面で楽をさせてあげられたのにねぇ。それを思うと、男の子だったらよかったのにって、どうしても思っちゃうの」と言うと、マシュウは「そうさのぉ〜 わしゃあなあアン、1ダースの男の子よりもお前にいてもらう方がいい。いいかい、1ダースの男の子よりもだよ。そうさのぉ、エイブリー奨学金を取ったのは男の子じゃなかったろう。女の子さ。わしの女の子だよ。わしの自慢の女の子じゃよ。アンはわしの娘じゃ」と言うのでした。
トム・ソーヤーの冒険
「おばさんはお母さんだもの」(トム)第9話
 ポリーおばさんはトムが良い子にならないので重病のふりをして、トムが良い子になると誓ってくれないと死ぬに死ねない言います。ところがトムはポリーおばさんに死んでほしくないので「じゃあ誓わないよ。僕が誓わなければおばさんが死ねないなら、いつまでも生きていてよ。僕はどんなに叱られてもいいから、おばさんに生きていてもらいたいんだ。おばさんは… おばさんはお母さんだもの」と言って2人は抱き合うのでした。

「ジムもやっぱりケアルの町に行きたいのかい」(トム)第33話
 奴隷としてこき使われていたモーリスを助け、奴隷が自由になる事のできるケアルの町にモーリスを逃がした時、モーリスを助けたジムにトムが尋ねた言葉。この時、ジムもポリーおばさんの家で奴隷として働いており、トムは尋ねた直後にバツの悪そうな顔をして「ごめん、僕バカな事聞いちゃった」と言うとジムは「いいえ」と答えるのでした。ジムはモーリスとは違って奴隷として働いているものの、ポリーおばさんは親切でこき使われる事はなかったので、ジムにとっては逃げ出す必要のない場所だったのかもしれませんね。

「お母さん、お願いだからどこか悪くなってちょうだい」(メアリー)第34話
 メアリーはミッチェル先生の診療所で見習い看護婦として働く事になりましたが、ロビンソン先生が来て以来、ミッチェル先生の診療所は患者が来なくなり、今朝も朝から患者が誰一人として来ません。そんな時、ポリーおばさんがメアリーにお弁当を持って来ましたが、メアリーはどうしてもお母さんを患者にしたくて「お母さん、頭痛くない? お腹はどう?」と聞きますが、いつもなら調子の悪いお母さんも、この日ばかりは何でもなかったので「痛くないけど」と答えるお母さんに業を煮やしたメアリーは「お母さん、お願いだからどこか悪くなってちょうだい」と言うのでした。

「大丈夫かなぁ〜 調子に乗ってあんまり高くあがると、おてんと様にぶつかっちまうぞ」(ハック)第37話
 トムとハックが2人だけで気球を飛ばそうとした時、気球が空高く飛び上がりそうな雰囲気だったので、ハックは心配して「大丈夫かなぁ〜 調子に乗ってあんまり高くあがると、おてんと様にぶつかっちまうぞ」と言ってしまうのでした。いくら何でも気球がそんなに高くは飛ばないと思いますが…

「ねぇシッド、あんたいったい誰?」(ベニー)第45話
 トムとハックがヘルプス農場へ行った時、ハックはトムの弟のシッドだと偽って生活する事になりましたが、あまりに2人の態度が不自然で、しかもベニーはメアリーからもらった手紙にトムとシッドは3つ違いだと書いてあったのを覚えており、ハックはベニーに「ねぇシッド、あんたいったい誰?」と言われ、ベニーに見抜かれてしまうのでした。

「言わしてもらうけど、大人がこんな夜遅くまで酒飲んで酔ってるのも感心できないぜ」(ハック)第49話
 トムとハックが夜遅くに金貨を袋に詰めて運んでいるのを酒場から出てきた酔っぱらいに見つかってしまい「こんな夜遅く子供がそんな事してるなんって感心しねぇなぁ」と言われてしまいますが、ハックは「言わしてもらうけど、大人がこんな夜遅くまで酒飲んで酔ってるのも感心できないぜ」と言い返します。特にハックは1日中、酒を飲んで酔っぱらっている父親が大嫌いなだけに、夜遅くまで酒を飲んでいる人が嫌だったのでしょうね。
家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ
「あなた、人間はいつなんどきどんな事が起こるかわからないのです。ですからあなた、普段からどなたに対しても広い心を持ってお付き合いしなければなりません。これからは人様に対してもっと広い心を持って下さいね」(キャサリン)第4話
 ジャックがキャサリンの帽子を海に飛ばしてしまった事で、エドワードはお父さんをひどく責めます。ところがキャサリンが陣痛で苦しんでいた時に助けてくれたのはエドワードがあれほど責めたお父さんだったのです。それを知ったエドワードは頭を抱えてうずくまり、そしてキャサリンは「あなた、人間はいつなんどきどんな事が起こるかわからないのです。ですからあなた、普段からどなたに対しても広い心を持ってお付き合いしなければなりません。これからは人様に対してもっと広い心を持って下さいね」と言うと、エドワードは「その通りだキャサリン、すまない。この間の無礼を許して下さい」と言うのでした。

「これは病みつきになりそうよ」(アンナ)第10話
 ロビンソン一家が無人島に漂着してお母さんとフローネが探検に出かけた時、フローネは大きな木の中に落ちてしまって出られません。そこでお母さんは木などに登った事はないのですが、フローネを助ける為にスカートのまま木に登り始め、震える声で「平気、簡単じゃないの。これは病みつきになりそうよ」と言うのですが、心の中では2度と木には登らないと言っているようでした。

「これじゃあ、明かりなしで目が腐るほど眠る方がマシだわ」(フローネ)第25話
 お兄さんがランプを割ってしまった為、ロビンソン一家の家は明かりをなくしてしまい、日が暮れると眠る事になってしまいます。しかし暗いからといって12時間も眠る事はできません。フローネは「そんなに眠ったら目が腐っちゃうわ」と言います。ところがお父さんとお兄さんはワックスの木からロウソクを作り、家には夜も明かりが灯るようになりましたが、お父さんから夜は勉強しなさいと本を手渡された為、フローネは「これじゃあ、明かりなしで目が腐るほど眠る方がマシだわ」と言ってガッカリするのでした。それほどまでにフローネは勉強が嫌いだったのですね。

「お姉ちゃん、僕もう暇だから遊んであげる。じゃなくて… 一緒に遊んで」(ジャック)第31話
 ジャックがフローネに隠し事をしていたので、フローネは「ジャック、本当の事を言わないと遊んでやらないぞ」と言うと、ジャックは「いいよ、僕の方も今日はお姉ちゃんと一緒に遊んであげられないの」と生意気な事を言います。その後ジャックはフローネに「お姉ちゃん、僕もう暇だから遊んであげる。じゃなくて… 一緒に遊んで」と言いますが、フローネは「よく言うよ」と言ってジャックの額を突くのでした。
南の虹のルーシー
「あんた案外ませてるのね」(ケイト)第2話
 ジョンがクララに逢いたがっているのを見たルーシーメイが不思議に思っていると、ケイトは「あんたがもう少し大きくなったらわかるわ」と言うと、6歳のルーシーメイは「何よ偉そうに。つまりジョンはクララお姉ちゃんを恋してるって言いたいのでしょ。そしてクララお姉ちゃんも。ね、そうなんでしょ」と言うのです。ケイトは思わず「あんた案外ませてるのね」と言うのでした。

「幸せにならなくては、どんな事があっても…」(アニー)第7話
 オーストラリアにやって来ても困難が立ちはだかっている現状に、クララが「私たちこのオーストラリアにイギリスにいた時よりもっともっと幸せになる為にやって来たのよね。本当にそうなるって信じてる? あまり信じていないの、お母さん?」と訪ねた時、お母さんはケイトとルーシーの寝顔を見つめながら、そうつぶやくのでした。

「あんたはもう2回も悪い事をしたのよ。だからもう1回くらい悪い事をしたって変わらないでしょ」(ケイト)第15話
 隣の家のマックさんが病気になってしまい、ルーシーメイとケイトは様子を見たくて仕方ありません。そこでルーシーメイは窓から部屋の中をのぞき見しますが、ケイトは人の家の中をのぞき見するのは良くない事だと言って自分はのぞき見しませんが、部屋の中の様子はルーシーメイに見させて様子を報告させるのです。ケイトはルーシーメイに2回ものぞき見させますが、マックさんが見当たらなかったので、3回目にケイトがルーシーメイにのぞき見させようとすると、ルーシーメイは「私もうのぞかない」と言うのです。ケイトは「そんな聞き分けのない事言わないで。あんたはもう2回ものぞいたのよ」と言いますが、ルーシーメイは「だから嫌」と言ってのぞき見しようとしません。ケイトは仕方なく「あんたはもう2回も悪い事をしたのよ。だからもう1回くらい悪い事をしたって変わらないでしょ」と言ってルーシーメイにのぞき見させようとしますが、それでもルーシーメイは嫌がるのでケイトは「じゃあ二人でのぞきましょ。二人一緒なら悪い事も半分ずつに分ける事ができるでしょ」と言うのでした。何だかこの二人の会話って漫才を聞いているようですね。

「あんたは大きくなってもお乳は出せないわね。でもおいしいお肉になってくれるわ」(クララ)第31話
 ルーシーメイの飼っている山羊のステッキーからおいしいお乳を毎日たくさん頂いているクララは、同じようにルーシーメイの飼っている子羊のスノーフレイクを見て言った言葉。すぐにクララは「今のはルーシーメイには内緒」と言って取り繕っていましたが、クララは本当にルーシーメイの飼っているスノーフレイクを食べるつもりだったのでしょうか?

「私たちはいつかきっとあの虹の橋のたもとまで行く事ができるわ。それまでみんなで力を合わせて頑張りましょうね」(アニー)第32話
 ポップル家がオーストラリアにやって来て1年が経過した後、ようやくウィルソンさんの土地を手に入れる事ができると思ったのもつかの間、その土地はペティウェルさんの意地の悪い仕返しの為に横取りされてしまいました。ポップル家の家族はがっかりと肩を落としましたが、雨上がりの空に大きな虹がかかっているのを見たお母さんは「私たちはいつかきっとあの虹の橋のたもとまで行く事ができるわ。それまでみんなで力を合わせて頑張りましょうね」と言ってみんなを励まします。そしてそれから3年半後、幾多の苦労を乗り越えてポップル家の家族は虹の橋のたもとに行く事ができたのでした。

「酒を飲めない者は大人とは言えん」(デイトン先生)第36話
 クララの婚約者のジョンがお酒を飲めないと聞いたデイトン先生は「酒を飲めない者は大人とは言えん」と言うと、ジョンはデイトンさんに注いでもらってお酒を一気飲みします。それを見ていたルーシーメイは「バカみたい」と言うのでした。

「いつかはそんなふうになるかと思ってたけど、もうダメね、きっと…」(ケイト)第50話
 いつまでたっても土地を持つ事ができなかったお父さんは酒に溺れてしまい、そんなお父さんを見ていたケイトは「広い広い麦畑、お父さんとお母さんが、お兄ちゃんも、そしてジョンやお姉ちゃんもみんなで刈り入れ作業をしている。今年は豊作なのよ。あんたも私もトブも刈った麦を束ねている。みんな汗を流して働いている。とっても辛いけど楽しい。イナゴがリトルの鼻の先に止まる。リトルはびっくりしてあっちこっち走り回って吠える。みんなは楽しそうに笑う。夢ね… いつかはそんなふうになるかと思ってたけど、もうダメね、きっと… せめて楽しい夢を見たいわ」そう言ってベッドに入るのでした。それを聞いたルーシーメイは翌日、プリンストンさんの家に養女になる事を申し入れ、土地を分けてもらおうとするのでした。
アルプス物語 わたしのアンネット
「あんたはサンタクロースのおじさんに贈り物をもらえないのよ。サンタクロースのおじさんはお金持ちの子供のところにしか行かないから…」(アンネット)第11話
 クリスマスイブにダニーが教会のミサに行った時、ダニーは窓際にスリッパを置いておくと、サンタクロースのおじさんが夜中にやって来て、プレゼントを中に入れてくれると聞きました。しかしおばあさんはイギリスやフランスではクリスマスに贈り物をもらう風習があるけど、スイスではそういう風習がないと言います。ダニーはサンタクロースがスイスには来ないのではないかと心配になりますが、おばあさんは良い子にしていればきっと来ると言うのです。その夜、アンネットがダニーをベッドで寝かせていると、ダニーは「サンタクロースのおじさんが僕の所へ来てくれた時、スリッパが置いてなかったら、サンタクロースのおじさんガッカリするよ、きっと… それでも僕はいい子なの?」と言って心配します。それを聞いたアンネットは「そうよ、とってもいい子だわ。でもあんたはサンタクロースのおじさんに贈り物をもらえないのよ。サンタクロースのおじさんはお金持ちの子供のところにしか行かないから…」と言うのでした。きっとアンネットは一度もクリスマスプレゼントをもらった事がなく、その理由も知っていたのでしょうね。

「子供のくせにケチくさい事言ってると嫌われるわよ」(アンネット)第17話
 足をケガしたダニーにアンネットがスープを飲ませていた時、アンネットはしきりにダニーのスープを自分で飲んでしまうので、ダニーが「お姉ちゃんそれ僕のスープじゃないの」と言うと、アンネットは「そうよ、でもこのスープは私が作ってあげたんじゃないの。子供にくせにケチくさい事言ってると嫌われるわよダニー」と言って全部自分で食べてしまうのでした。

「私はノアさんにはなれそうもないわね」(アンネット)第22話
 クロードおばあさんがダニーにノアの方舟の話しをしていた時に、クロードおばあさんはダニーに「ノアさんは人を騙したり嘘をついたりケンカをしたりしなかったから神様に助けられた」と言いました。それを陰から聞いていたアンネットは「私はノアさんにはなれそうもないわね」と言うのでした。アンネットはその時、ルシエンの木彫りを捨てたりケンカしたりしており、それがいけない事だとわかっていても自分に素直になれないでいたのでした。

「おへそがなくなったら、もうあんたなんか蛙になるしか道がないのよ」(アンネット)第27話
 ダニーが山小屋から帰らずお医者さんをすっぽかしそうになった時、アンネットはダニーに「あのお医者さん怒ると恐いんだから。本当に怒ったらあんたのおへそをくりぬいちゃうんだから。おへそがなくなったら、もうあんたなんか蛙になるしか道がないのよ」と言って脅かします。それを聞いたダニーは「嘘だぁ〜、僕は蛙になんかならないよ、お姉ちゃんの嘘つき」と言うと、アンネットは「嘘じゃないの、あんた小さい時この話、本気で聞いてたのに、どうして今になって嘘だって言うの」と言うのでした。しかしおへそを取ると蛙になるというのも凄いですね。

「お前にその気があるんなら神様は必ず勇気と力を与えて下さる。それを信じる事だよアンネット」(クロード)第33話
 ルシエンが精魂込めて作った木彫りの馬をわざと壊したアンネットは後悔の念にかられ、とうとうクロードおばあさんに事の一部始終を話してしまいます。アンネットは「私、自分をそんな嫌な人間だと思いたくないけど、本当は心が狭くて意地悪で意固地でとっても嫉妬深いのね。だからあんな事をしてしまったんだわ。おばあちゃんは私みたいな子供嫌いでしょ、許さないでしょ」と言うと、クロードおばあさんはアンネットを抱きしめ「もうお前は自分のした事をとても後悔しているわ。だからするべき事は1つしかないわ。ルシエンと話し合う機会を作る事よ、わかるでしょ。そしてルシエンによく謝るんだね。お前にその気があるんなら神様は必ず勇気と力を与えて下さる。それを信じる事だよアンネット」と言うのでした。クロードおばあさんは熱心なクリスチャンらしく、いつもイエス様の教えをアンネットやダニーに諭していたようです。
牧場の少女カトリ
「嵐や吹雪と違って戦争は人間が始めたものだから人間がやめさせる事ができるはずだわ」(カトリ)第33話
 第1次世界大戦が3年たっても終わらない事を嘆いていたクウセラ屋敷の人々にカトリが言った言葉。まさにその通りですね。

「夢は持っていた方がいいよ、夢は絶対に叶えられる」(マルティ)第38話
 将来医者になる夢を持っているとカトリから聞いた時、マルティがカトリを励ました言葉。学校にも行けないような貧乏人の娘が大学を出て医者になるのはマルティにはほとんど不可能に思えたが、ひょっとしたらカトリならできるかもしれないとマルティは思っていたのです。
小公女セーラ
「意地悪って本当はしているその人も決していい気持ちじゃないのよ。ラビニアもきっといつかその事に気がつくはず…」(セーラ)第20話
 ラビニアから自分の靴を磨くように命じられ、しかもラビニアに靴を履かせるよう命令されてラビニアの前にひざまずいて靴を履かさせられるという屈辱を受けた後、台所に帰ってきたセーラがベッキーに語った言葉。でも結局ラビニアは気付きませんでしたね。

「もしセーラ君が以前のように大金持の娘じゃったら、あなたはセーラ君を叩いたりしたでしょうか?」(デュファルジュ先生)第26話
 フランス語の授業中、アルフレッド大王の話しをしていた先生役のセーラを見たミンチン院長がセーラを叩いた時にデュファルジュ先生がミンチン院長をとがめた言葉。「今あなたのなした事は、アルフレッド大王を殴った牛飼いのおばさんと同じです。牛飼いのおばさんも、もし相手が身分の高い大王と知っていたら殴りかかったりはせんはずじゃったろう。それと同様、もしセーラ君が以前のように大金持の娘じゃったら、あなたはセーラ君を叩いたりしたでしょうか? いいや、そうはされなかったはずじゃ」金持ちにはペコペコするくせに貧乏人には冷たく当たるミンチン院長を警告した言葉だったんでしょうね。
愛少女ポリアンナ物語
「何って事言うの、神様の悪口言うなんって」(ポリアンナ)第5話
 ポリアンナがハリントン家の屋根裏部屋に案内されて泣いていた時「どうして神様や天の使いは私からお父さんを取ってしまったのかしら」と言うポリアンナに対してナンシーが「まったく神様はあなたのお父さんなんか必要ないでしょうにねぇ」と答えると、ポリアンナは「何って事言うの、神様の悪口言うなんって」と言って怒るのでした。ナンシーもびっくりして「い、いえ、本気で言ったわけではないんですよ」とフォローしてましたが… さすがに牧師の娘だけの事はあります。

「ミッキーもカーヤも一生懸命働いてるけど、それでもお金がなくて食べ物が何も手に入らない事がよくあるんだ」(ジェミー)第33話
 ジミーの昼食がドーナツ1個だったのを見たポリアンナが「それぽっちで足りるの?」と尋ねた時、ジミーは「これでもまだあるだけいいんだ、一日中食べる物がなくてみんながお腹を空かしている事だってあるんだから。僕らにとっちゃ別に珍しい事じゃありませんよ。ミッキーもカーヤも一生懸命働いてるけど、それでもお金がなくて食べ物が何も手に入らない事がよくあるんだ」と言うのです。それを聞いたポリアンナは自分が今まで食べ物には不自由した事がなかったのに一日中お腹を空かしている人がいる事を知ってとても悲しく思うのでした。
愛の若草物語
「自分で書いた話しを読んで泣けるなんって、あんたも幸せ者ねぇ〜」(メグ)第9話
 書斎でジョオが原稿を読みながら泣いていたので、どうして泣いているのかとメグが尋ねたら、何とジョオは自分で書いた原稿を読み返して感動のあまりに泣いていたのでした。それを知ったメグは呆れ返って「自分で書いた話しを読んで泣けるなんって、あんたも幸せ者ねぇ〜」と言うのでした。

「こうなったら南軍の軍艦でもやってきて町を砲撃してくれないものかなぁ」(編集長)第9話
 あまりにニューコードの町に新聞記事に書けるような事件が起きないのに業を煮やしたニューコードタイムズの編集長が編集者のアンソニーに言った言葉。それを聞いたアンソニーから「編集長、いくら何でもそれは冗談にはなりませんよ」と突っ込まれる。

「友達なんて焦って作るものじゃないわ」(ジョオ)第15話
 メグはニューコードに来て初めて友達ができた事を家族に報告した時にジョオが言った言葉。ジョオは元々明るく活発だったのですぐに友達ができたし、エイミーは学校に行っていたので友達はたくさんいました。でも一番心配だったのは一日中家に閉じこもっているベスでした。でもベスは「私は一人でいるのが好きなんです、お友達などいらないのです」と言うのでした。

「ずうずうしくなくちゃ、新聞記者なんて勤まらないもの」(ジョオ)第16話
 メグとジョオが話しをしていてアンソニーがずうずうしいという話題になった時、ジョオが言った言葉。確かに新聞記者はいつの時代でもずうずうしくなくては勤まらないのかもしれませんね。

「ああいう音が出る楽器をピアノと言うなら、この楽器は何という楽器なんだろう?」(エイミー)第24話
 ニューコードの新しい家のピアノは音が外れてとてもいい音では鳴らず、ベスは悲しい思いをしていましたが、お隣のローレンスさんの家のグランドピアノを弾かせてもらえる事になり、ベスは大喜びします。そのお隣でベスが弾くグランドピアノの音を聴いたエイミーが、自分の家のピアノを見ながら言った言葉。一応形はピアノなんでしょうけど、音は…

「人が幸せになるのを喜べないようでは、人間として失格だね」(ローリー)第47話
 メグがブルック先生からのプロポーズを受けた事を知ったジョオは猛反対しましたが、やがでそれがブルック先生にメグをとられてしまう事に対する嫉妬だと気付き、メグとブルック先生に素直におめでとうと言ってあげないといけないのだと考えた時にローリーの言った言葉。それを聞いたジョオは「ローリーの言う事は正しい」と言うのでした。
小公子セディ
「おじいさんは間違っています!」(セディ)第21話
 ジェーンが割ってもいない壷を割った罪でお屋敷を首になった時、ドリンコート伯爵に向かってセディが言った言葉。さらにブリジットが自ら壷を割った事をドリンコート伯爵に告白した時、ドリンコート伯爵はブリジットを許そうとはしなかったので、セディは同じ言葉をドリンコート伯爵に言います。ドリンコート伯爵はいまだかつてこのような言葉を言われた事がなかっただけに、その言葉にたいそう腹を立てますが、結果的にドリンコート伯爵はセディの考え通りにジェーンを連れ戻し、ブリジットを許す事になります。それにしてもセディはドリンコート伯爵にこんな言葉を言えるのだからたいしたものですね。

「早く大きくなるの、どうすればいいの?」(コッキー)第38話
 まだ5才で小さいのでパーティーに招待されないコッキーが早く大きくなりたくて、セディに早く大きくなる方法を尋ねた言葉。セディはたくさん食べれば早く大きくなれると言いますが、コッキーはたくさん食べると太るからダメだと言います。次にセディはたくさん寝れば早く大きくなれると言うと、コッキーは昼間だというのに早くも寝てしまうのでした。
ピーターパンの冒険
「私のおなかの時計が12時になったの」(ウェンディ)第8話
 ウェンディが子供たちにお昼の食事ができた事を告げたので、カーリーが「時計がないのにどうしてわかるの」と尋ねた時にウェンディが答えた言葉。それを聞いたマイケルは「おなかの時計じゃ、ワニと一緒だ」と言うのでした。時計ワニがおなかに時計を持っているのと同様にウェンディもおなかに時計を仕込んでいたりして…

「そんなに早く私をおばあさんにしたいの?」(ウェンディ)第9話
 ピーターパンが「今日から素敵な事があった日は、ウェンディの誕生日にする。ネバーランドの法律だ」と言った時にウェンディが返した言葉。ピーターパンは人の誕生日を勝手に決めてしまうばかりか、自分で勝手に法律まで作ってしまうのですね。

「洗濯物乾かしてる」(スライトリー)第15話
 フック船長の手下の1人であるチェッコがフック船長を裏切ってピーターパンに仲間にしてもらおうとやって来た時にチェッコが掲げていた白旗を見たスライトリーが言った言葉。いくら白旗の意味を知らなくても洗濯物を乾かしてるというのは発想がすごすぎます。確かに洗濯物を乾かしているように見えないでもないですが…

「卑怯は海賊の特権だ」(フック船長)第22話
 ウェンディを人質にとって戦おうとするフック船長にピーターパンが「フック、卑怯だぞ、ウェンディを放せ」と言った時にフック船長が返した言葉。確かに海賊の特権かもしれませんが、笑わせてくれます。
私のあしながおじさん
「それじゃあ貧乏人はお金持ちの役に立つ家畜と同じじゃないの」(ジュディ)第7話
 慈善箱に何も入れようとしないジュディを見たジュリアが「貧しい人達へ分け与えるのは私達の義務じゃなくって? 聖書の中に貧しき者、常に汝らと共にありという言葉があったわ。貧しい者がこの世にあるのは我々が常に慈善を行わせる為の神の意志であると教わったわ」と言った時、ジュディは激怒して「何ですってぇ〜 それじゃあ貧乏人はお金持ちの役に立つ為に生まれて来たって言う事じゃない。お金持ちが慈善を施す為に必要だから神様がお作りになったわけ? 何かの間違いよそんなの。それじゃあ貧乏人はお金持ちの役に立つ家畜と同じじゃないの」と言い返すのでした。ジュディは自分の忌まわしい記憶から、お金持ちが慈善の気持ちで孤児たちにほどこしをするのが大嫌いだったので思わず言ってしまったのでしょう。

「本当に慈善の心から差し出された寄付も、お金持ちの虚栄心を満足させるほどこしも、子供たちの次の一歩に役立つという意味では同じお金なんです」(メアリー先生)第19話
 リンカーン記念女子学園の感謝祭で孤児たちを見世物にしようとする計画に腹を立てたジュディはセントジョージ孤児院のメアリー先生に「孤児たちはお金持ちの虚栄心を満足させる為の家畜に過ぎないとおっしゃるのですか? 子供達がどんなに惨めな想いをするか考えてみたらどうなんです」と抗議します。しかしメアリー先生は「確かに子供達はいい気持ちはしないでしょう。でもだからと言っていつまでも暗い孤児院に一生隠れているわけにはいかないのです。いつかは世の中に出て行かなければならないのです。厳しい世間の目から決して逃げてはいけない、私はそう教育しています。みんな好きで孤児になったわけではありません。でも現実は孤児なんです。孤児は裕福な人の目に触れずどこかにひっそりと暮していればいいとお考えですか? 本当に慈善の心から差し出された寄付も、お金持ちの虚栄心を満足させるほどこしも、子供達の次の一歩に役立つという意味では同じお金なんです。それは社会に出て働く事かもしれませんし、高校進学かもしれません。だからキャンパスを見せてやりたいんです」と言うのでした。それまでジュディは孤児たちへの援助を嫌っていましたが、この言葉を聞いて以来、ジュディは孤児たちに対する援助に理解を示すようになるのでした。

「一番高い毛糸はどれかしら? それと一番高級な編み物の本…」(ジュリア)第23話
 ジュディやサリーが手編みの手袋やセーターをジミーにプレゼントしようと編み物を始めたのを見て、ジュリアも手編みのマフラーをジミーにプレゼントしようとしますが、ジュリアは編み物をした事がありませんでした。そこで店に行って店員に言った言葉がこれ。もちろんジュリアは店員に笑われてしまいます。お金持ちのジュリアは何でも一番高級でないと気がすまないのですね。
トラップ一家物語
「それは神様が御存じです」(院長)第1話
 マリアがノンベルク修道院へ押しかけ修道女になろうとした時、自分がシスターになる理由を聞こうとしない院長に「どうして私がシスターになろうとしたかお聞きにならないのですか?」と尋ねたところ、院長は「それは神様が御存じです」と答えるのでした。さすがにノンベルク修道院の院長だけのことはあります。

「艦長殿、後方に敵艦!」(フランツ)第11話
 トラップ一家の運動会の借り物競争にて、トラップ男爵は小さいマリアを連れて先頭をゆっくりと走っていたところ、後方から猛然と追い上げてくるマチルダとマリアのペアが… トラップ男爵は気付かない様子だったので、それを見ていたフランツがトラップ男爵に「艦長殿、後方に敵艦!」と言って警告するのでした。トラップ男爵はその昔、潜水艦の艦長をしていただけにユーモラスな言葉ですね。

「若い娘には甘くていらっしゃいますのねぇ〜」(マチルダ夫人)第18話
 トラップ男爵がマリアの言う事ばかり理解を示し、自分の言う事には理解を示さない事に業を煮やしたマチルダ夫人がトラップ男爵にいやみったらしく言った言葉。それを聞いたトラップ男爵は思わずため息をつくのでした。

「電気製品のように保証付きの人生はありませんから」(マリア)第20話
 子供たちに嫌われて傷つくのが恐くて子供たちを避けるイヴォンヌ姫に対し、マリアは「そりゃあ傷つく事だったあります。電気製品のように保証付きの人生はありませんから」と言うのでした。マリアの似たようなセリフとして「絶対に傷ついたりしない人生を用意してあげられたら、どんなにかいいかと思いますけど」というのもあります。

「適当な考え方をする者が大いに報われる世の中なんですよ」(校長先生)第37話
 ナチスによるオーストリア併合により、「ハイル・ヒトラー」と挨拶しなければならなくなった事に反対したマリアに向かってナチス派の校長先生が言った言葉。きっと校長先生はマリアやトラップ男爵のように自分の考えを貫き通して生きるよりも、適当な考えのもとでその場限りに生きていた方が楽だと言いたかったのでしょう。
大草原の小さな天使 ブッシュベイビー
「お前たちの上にいつか飛行機から爆弾を落としてやるからそう思え!」(クランクショウ博士)第17話
 密猟者たちに見つかって銃で殺されそうになった時にクランクショウ博士が言った言葉。自家用飛行機を持っており、悪に対しては一歩も譲らないクランクショウ博士らしい言葉です。

「ねぇテンボ、よかったらハワをお嫁さんにしてやって。あの娘あなたの事大好きよ」(ペニー)第22話
 ジャッキーのお母さんがテンボと別れる時にテンボに言った言葉。メイドのハワはテンボの事が大好きだったので、ハワの気持ちを察したお母さんがテンボとの別れ際に小声でささやいたのでした。

「飛べない飛行機なんて飛行機じゃないわ」(ジャッキー)第32話
 足をケガしたミッキーをクランクショウ博士のマザーグース号で運ぼうとしますが、エンジンがかからずになかなか飛び立つことができませんでした。ようやくエンジンがかかった時にジャッキーがクランクショウ博士に言った言葉がこれです。確かにその通りですね。
若草物語 ナンとジョー先生
「コロンブスがアメリカ大陸を発見した頃だったかな」(ジョー先生)第5話
 プラムフィールドの使っていない部屋をナットの部屋にする為、掃除しようと入った時、あまりの汚さにスタッフィはジョー先生に「最後に掃除したのはいつなの」と問うと、ジョー先生は「さあ、コロンブスがアメリカ大陸を発見した頃だったかな」と答えるのです。それを聞いたスタッフィは「なんか… 全然冗談に聞こえないんだけど…」と言うのでした。それにしても汚い部屋でした。

「ナット・ブレイク、僕はやれる」(ナット)第6・7話
 弱虫で自分に自信の持てないナットにベア先生が教えたおまじない。ナットはこの言葉を繰り返し、字が読めなかったのにとうとうロビンソン・クルーソーの小説を読む事ができた。

「悲しいお知らせがあります。みなさまが楽しみにしていた青カボチャのパイは事故に遭ってしまいました。パイは今頃、天国に召された事でしょう」(ジョー先生)第8話
 ナンとデーズィが青カボチャのパイを作るのを知ったプラムフィールドの男の子たちはパイを食べるのを心待ちにしていましたが、ナンとデーズィが話し込んでいる間にパイは焦げてしまいます。それを知ったジョー先生は食堂で首を長くして待っている男の子たちに語った言葉。気の聞いたセリフですね。

「ただいま、おかあさん」(ダン)第23話
 ダンがページさんの家で足を撃たれてから2週間かけて何十マイルも歩いてプラムフィールドに帰って来た時、ジョー先生に最初に言った言葉。ジョー先生はダンの事を自分の子供のように見てきただけに、その言葉を聞いたジョー先生はとても嬉しそうでした。

「どうして僕が飲まなきゃいけないの、まだ天国に行きたくないよぉ」(スタッフィ)第25話
 スタッフィがナンの作った薬草の実験台にされそうになった時にスタッフィが言った言葉。それを聞いたナンは「とういう意味」と抗議しますが、でもナンの作った薬草の実験台にはなりたくないですよね。後でエミルが薬草を煎じたものを飲んでいましたが大丈夫なようでした。

「俺だって金があれば欲しい物はある、本とか虫取り網とか色々とな」(ダン)第27話
 トミーのお金が誰かに盗まれた時、ダンはお金を欲しがらないからダンが盗ったのではないとナットが言うと、ダンは「俺だって金があれば欲しい物はある、本とか虫取り網とか色々とな」と言うのでした。それにしてもボストンの不良で酒やタバコを嗜んでいたダンが本とか虫取り網を欲しがるなんって、思わず吹き出してしまいます。

「盗みと嘘は憎むべき罪だ、正直は最善の方策だよ」(ベア先生)第31話
 トミーのお金を盗んだジャックが再びプラムフィールドに戻って来た時、これまで通り仲良くしてくれるだろうかと心配するジャックに対しベア先生が説得した言葉。これからしばらくジャックは苦しむ事になります。

「信じられない、この世にリンゴを食べない人がいるなんって…」(スタッフィ)第35話
 ブルックさんが亡くなって以来ナンは元気がなく、スタッフィからリンゴを食べるように薦められてもいらないと言います。それを聞いたスタッフィは「信じられない、この世にリンゴを食べない人がいるなんって…」と言うのでした。スタッフィは食いしん坊だからリンゴを食べないという行為が信じられないかもしれませんが、すべてを自分の尺度で考えてはいけませんねぇ〜
七つの海のティコ
「お日様は乾かすだけじゃねぇ、自然に殺菌もしてくれるんだぜ、しかもタダでな」(アル)第3話
 スコールが来た時に洗濯し、雨があがった後、アルが洗濯物を乾していると、シェリルが「乾燥機がないと大変ねぇ〜」と言ったのを聞いたアルは「お日様は乾かすだけじゃねぇ、自然に殺菌もしてくれるんだぜ、しかもタダでな」と言うのでした。確かに太陽の光で乾かせばタダですね。

「ナナミとデートの約束をしたんだ、邪魔はしないでくれ」(スコット)第5話
 ナナミがリオコネクションにさらわれてしまった時、スコットは1人で助けに行こうとしますが、1人で行くのは無茶だと言うアルとシェリルに対しスコットは「ナナミとデートの約束をしたんだ、邪魔はしないでくれ」と言って1人で行ってしまうのでした。しかし1人で行く為の口実とはいえ、親子でデートというのもおもしろそうですね。

「俺は勇気のあるヤツには敬意を表すタイプなんだ」(アル)第7話
 大西洋の海底1000メートルにたった1人で取り残されたトーマスが自分自身の力で戻って来た時に、アルは今までトーマスの事を小僧と呼んでいましたが、この時初めてトーマスと呼びます。トーマスは「小僧って言わないの」と言うとアルは「俺は勇気のあるヤツには敬意を表すタイプなんだ」と言ってトーマスの勇気を見直すのでした。

「フランス海軍の新米兵士が、ある時こう言ったんです。上官殿、私は船酔いで参っているんです。一番近い陸地までどのくらいあるでしょう? そうだな、3マイルってとこかな。よかったそれはどっちの方角でありますか? 真下だ!」(ジェームス)第24話
 ティコが死んだ時、悲しみに沈むナナミを元気づけようとパーティーが開かれ、ジェームスは面白い話しとしてこれを話しましたが、それを聞いたナナミは泣き出してしまい、シェリルから「ジェームスがつまらないジョークを言うからよ」と怒られてしまうのでした。

「汽車が時間通りに出発する国がどこにある」(アル)第25話
 東京から広島に向かう新幹線に乗る直前に、駅構内の立ち食いそば屋でそばを食べていたアルたちは発車の時間に遅れそうになりますが、アルは「汽車が時間通りに出発する国がどこにある」と言って少しも急ごうとはしません。しかしアルの言葉は日本では通用せず、1分遅刻してホームに行くと新幹線は出発した後でした。ジェームスは駅員に新幹線のスケジュールが遅れているのかと尋ねると、駅員は「30秒も遅れて出発してしまい申し訳ありません」と深々と頭を下げて謝るのです。それを聞いたジェームスは「30秒の遅れを謝っておられるとは素晴らしい。私のいるべき国はここです」と言って感激してしまうのでした。

「私が助手席で満足するような女に見えて?」(シェリル)第31話
 水上バイクにうまく乗れずにプライドを傷つけられたシェリルに、ゲイルは2人乗りの水上バイクを買うから君は後ろに乗ればいいと言いますが、シェリルは「私が助手席で満足するような女に見えて?」と言ってゲイルの手を振りほどいてしまうのでした。シェリルは何でも自分でチャレンジしないと気が済まない好奇心旺盛な冒険家タイプですが、運動神経が好奇心についてこないのが玉に傷ですね。

「あきらめちゃいけない、夢をあきらめたら夢の方も私たちをあきらめてしまう」(ナナミ)第35話
 ヒカリクジラを追いかけて南極までやって来たペペロンチーノ号は食料や水が尽きた為に、アルはあきらめて帰ろうとします。しかしナナミは「あきらめちゃいけない、夢をあきらめたら夢の方も私たちをあきらめてしまう。そんな気がするの」と言ってアルを説得し、とうとうヒカリクジラに逢う事ができるのでした。
ロミオの青い空
「本当に強い者は人を殴ったりしない。人を恨んだりもしない。本当に強いのはどんな時にも人に優しくする勇気を持った者だ」(ロミオ)第6話
 嵐の湖でアルフレドはロミオに死神を助けた理由を聞くと、ロミオは「迷ったさ、でも思い出したんだ、父さんの顔を。父さんは言ってた。本当に強い者は人を殴ったりしない。人を恨んだりもしない。本当に強いのはどんな時にも人に優しくする勇気を持った者だと。僕は思ったんだ、父さんならきっと死神を助けただろうと…」と言うのでした。ロミオもセディと同じくお父さんが言っていたという言葉をよく使っていました。

「今日っていう日は一生で一度しかない。落ち込んでいたら損しちゃう。元気を出せばきっといい事があるって」(アルフレド)第8話
 明日ミラノに到着という時、ロミオとアルフレドが塞いでいると、アルフレドがロミオに「僕が塞いでいるとビアンカがよく言ってた。今日っていう日は一生で一度しかない。落ち込んでいたら損しちゃう。元気を出せばきっといい事があるって。どうしても元気が出ない時はこうするといいって」と言ってロミオの手を取って、その手を高々と空に突き上げるのでした。

「黒い兄弟は助け合う。誰かの悲しみはみんなで分け合い、喜びはみんなで分かち合う。そしてみんなで力を合わせてどんな困難をも打ち破ろう」(アルフレド)第15話
 黒い兄弟の団結式でアルフレドが言っていた言葉。この言葉は黒い兄弟の仲間の合言葉となり、初代リーダーのアルフレドはもちろんの事、二代目リーダーのロミオも何度もこの言葉で仲間を励ましていました。

「神様がいつ私をお召しになるかわからないけど、もしそれがもうすぐでも、お願いロミオ、いつもの笑顔でいてね。ロミオが好き。ロミオが来てくれたから、私は本当に幸せになれた。だからもう悲しい顔は嫌。私には悲しい事は何もないんだもの。ダメ、泣いたりしちゃ」(アンジェレッタ)第23話
 アンジェレッタがイサベラ様に初めて出会った後、聖バビラ教会でロミオに語った言葉。アンジェレッタはこの時、重い心臓病を患っており、もう長くはないと思われていました。それを知っていたロミオはアンジェレッタが自分の死について語るのを聞いた時、悲しそうな顔をしますが、アンジェレッタにとってロミオの笑顔が生きる支えだった為「お願い、笑って」という言葉を幾度となくロミオに言っていました。

「僕たちが作っていくんだよ、新しい時代を」(アルフレド)第24話
 アルフレドはロミオに自分の夢を熱く語りました。「いろいろな事学びたい、もっと知識をつけたいんだ。情熱さえあればどんなに苦しい事があっても夢を叶えられる。いいかいロミオ、僕たち黒い兄弟は大人たちに売り飛ばされ辛い目にあってる。そういう不幸な子供たちは世の中に大勢いるんだ。でもいつかきっとみんなが自由に学び自由に生きられる時代がきっと来る。僕たちが作っていくんだよ、新しい時代を」「できるよ、アルフレドなら。いつかきっと夢を本当にするさ」「1人じゃ無理さ。一緒にやってくれるかい」「僕、力になれるかな」「ロミオがいなくちゃだめだ」そう言うと2人は手をしっかりと握って「夢を実現するんだ、一緒に」と言うのでした。
名犬ラッシー
「首に縄をつけて引きずるような事は… 私はおじいさまのコレクションの犬や馬ではございません」(プリシラ)第11話
 プリシラのおじいさんが都合でプリシラを連れて今夜にも飛行機で帰らなければならなくなった事を告げた時に、プリシラはおじいさまに、なぜ急に出発しなければならなくなったのか説明を求め、続けて言った言葉がこれです。おじいさまは自分に口答えするプリシラの勇気に感心して笑うと、知人が亡くなって葬儀に出席しなければならなくなった事を説明するのでした。

「私には明日の冒険はないんだわ」(プリシラ)第11話
 プリシラは今日の夜に飛行機でスコットランドに帰る事になりましたが、ジョンたちにはそれを知らせずにムーアの岩の城で遊んでいた時、日が暮れて来たのでサンディが「それじゃあ最初の冒険はここまでって事で、あとはまた明日ね」と言った言葉に対してプリシラがつぶやいた言葉。プリシラは明日スコットランドへ帰ってしまうので、どうしても今日冒険したくなり、岩の城のてっぺんはまだお日様があたっているのを見たプリシラは「あのてっぺんにはまだ今日があるんだわ」と言って岩の城のてっぺんに登るのでした。

「愛しているんだメアリー、だから君と結婚したい」(カリー先生)第17話
 メアリーとの結婚式の当日、カリー先生はメアリーから何か言い忘れている事があるので、それを言うまでは結婚できないと言われてしまいます。カリー先生は「だらしがない生活態度をあらため、脱いだ服はきちんとたたむし、歯も毎食後必ず磨く事にする。それに食事の時ぽろぽろこぼさないように気をつけるし、爪ものびたらきちんと切る」と、とんちんかんな答えをたくさん並べましたが、とうとうカリー先生はこの言葉を言って、メアリーは安心したかのようにカリー先生と結婚するのでした。
家なき子レミ
「前へ進め」(ヴィタリス)第6話
 このセリフはヴィタリスの口癖のように何度も登場しますが、一番印象に残るセリフがありますのでそれを紹介しましょう。レミが自分の本当のお母さんの事を想って悲しんでいた時、ヴィタリスさんはレミに近づき「前へ進め、レミ。1人でじっと悲しみや苦しみを抱えていても、何の役にもたたん。それなら悲しみや苦しみを乗り越える為に一歩でも二歩でも前に進む。明日を見つめて」と言うのでした。

「真実は必ず明らかになる」(ヴィタリス)第8話
 トゥールーズの町でヴィタリスさんが警察から放火泥棒の犯人と疑われた時、ヴィタリスさんがレミに語った言葉。ヴィタリスさんは「他人が何と言おうと、人は自分に恥じない生き方をするのが一番大切だ」と言ってレミを納得させるのでした。
レ・ミゼラブル 少女コゼット
「決して忘れてはなりませんぞ、あなたがその銀を心正しき人になる為に使うと約束した事を」(ミリエル司教)第2話
 ジャン・ヴァルジャンは飢えた甥と姪の為にたった一つのパンを盗んだ罪で19年もの長い間、監獄に入っていた。罪を償って監獄を出ても世間の目は冷たく、宿に泊まる事はもちろん、食事の注文でさえ断られた。そんな時、ミリエル司教がジャン・ヴァルジャンを家に招き入れ、温かい食事と柔らかいベッドを提供したのです。ところがジャン・ヴァルジャンはミリエル司教の家から銀の食器を盗んで逃げ出しました。ジャン・ヴァルジャンはすぐに警察に捕まりミリエル司教の家まで連れ戻されました。ジャン・ヴァルジャンは当然ミリエル司教から泥棒と責められると思っていましたが、ミリエル司教は銀の食器はジャン・ヴァルジャンにあげたものだと言うのです。そればかりか銀の燭台も差し上げると言ったのに忘れていったと言って、銀の食器だけでなく銀の燭台までジャン・ヴァルジャンに渡しました。そしてミリエル司教は「決して忘れてはなりませんぞ、あなたがその銀を心正しき人になる為に使うと約束した事を」と言います。この言葉の為にジャン・ヴァルジャンは心を入れ替えミリエル司教からもらった新しい人生を人の為に尽くそうと決心するのでした。

「人を助けるのに理由などいらないでしょう」(ジャン・ヴァルジャン)第5話
 これからの人生は人の為に尽くそうと決めていたジャン・ヴァルジャンは、見ず知らずの困っている人にも躊躇することなく親切に助けます。助けられた人は決まってジャン・ヴァルジャンに、なぜ親切にしてくれるのかを尋ねますが、ジャン・ヴァルジャンはいつも「人を助けるのに理由などいらないでしょう」と言うのでした。このセリフはジャン・ヴァルジャンが考えたのではなく、ミリエル司教がジャン・ヴァルジャンに語ったのを始まりと思われる。いずれにしてもいい言葉です。このような言葉を言えるミリエル司教は相当すごい人に違いない。
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