2004年8月前半


 中途半端な時刻に目が覚めちゃった。しらすおろしそばで第1食。つゆはヤマサのストレート昆布つゆ。


 第2食はブリ大根。ふくらぎのあらを使ったけど、こう呼んでもいいだろう。
 あらはよく洗い、熱湯をかけておく。大根は輪切りにして面取りし、米粒を加えて下ゆで。以上を昆布だし+日本酒+醤油+ショウガで落としぶたをして煮る。煮上がったら、1時間半ほど鍋止め(昼寝していた)。
 ごはんを炊き、ブリ大根を温め直して、いただく。大根に味がしみてうまいのなんのって。あっという間に完食。あらは安くてうまいなあ(パック山盛りで100円だった)。目玉も食べたよ。


 目玉はぷるぷるしてるんだけど、なかに固い芯があるんですよ。噛んでもつぶれないほど固い。これ、なんなのかなあ。(という話を「気持ち悪い」と感じる人は、あらを食べないほうがいいでしょう)

 追記。この「芯」は水晶体だとか。


 第3食はチャーハン。具はしらす、叩いた梅肉、大葉みじん切り。用心して梅干し1個にしたけど、もっと入れてもよかったかも。


「めざましテレビ」(8/2放送)で映画「父と暮せば」の舞台あいさつの様子を見て、うかつにも父親役が原田芳雄であることを初めて知る。てっきり舞台と同じく、すまけいが演じると思い込んでたよ。
 わたしは演劇を見に行く習慣がないので、NHKの舞台中継で見ただけだが、父親役はすまけい以外あり得ないような気がする。原田芳雄だと、幽霊っぽくならないんじゃないかな。精力ありすぎて。まあ、見に行かないだろうから、べつにいいか。


 さて、ローズヒップブレンドティー飲んだから、もう寝ようかな。


「めざましテレビ」(8/2放送)で、有名なスタントレーサーの息子「ロビー・ニーベル」が空母の戦闘機の上をバイクでジャンプしたという話題が報じられていた。この人がEvel Knievelの息子だとしたら、正しい名前は「ロビー・クニーヴル」ですね。
 博覧強記の都筑道夫はこう書いている。

 スタント・オートレーサーのイーヴル・クニーヴルのように、Nの前のKを発音する場合もあるので〔……〕。

——『昨日のツヅキです』(新潮文庫)

 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「接続された女」邦訳のルビも、ちゃんとイーヴル・クニーヴルになっている。

 追記。気になったので調べたら、やはりイーヴル・クニーヴルの息子だった。


 どうも寝つけないので、部屋にアースレッドを仕掛けて、ショッピングモールまで外出。バックアップ用のCD-Rなど、消耗品を買い込む。


 気まぐれに、ショッピングモール内のペットショップに入ってみる。ケージのなかの子犬や子猫は、ぐったり寝ているか、あるいは客に背を向けて鉄格子の外をぼんやりながめている。
 収容所の独房にしか見えなかった。


 さて、できるかぎり起きていたのち、爆睡するかのぉ。


 長嶋茂雄監督、アテネ行きを正式に断念(8/2)。長嶋産業関係者も、さすがにこれ以上は引っぱれなかったか。ゆっくりリハビリに励んでください。
 アテネで実質的な指揮をとるのは中畑清らしい。「長嶋監督のために死ぬ気でやれ!」とか、そういう精神論に走りそうだなあ……。


 眠気覚ましの雑談。

 作者がおちいりやすい錯覚は「読者はオレの小説を綿密に読んでくれる」というもの。作者はひーひー言いながら苦心惨憺して執筆し、プリントアウト、初校、再校と最低でも3回は細かく読み直さなければならないから、読者も同じくらい緻密に読んでくれるはずだと思いがち。
 だが、読者とは、多かれ少なかれ、斜め読みするものである。自分が他人の小説を読むときのことを考えれば、すぐわかる。つねに執筆時と同様に集中して精読する人は、まずいないだろう。誰でもわが子のほうが可愛いからね。
 ところが、「どうせ斜め読みされるんだから」と開き直って手を抜いたり、いいかげんなことを書くと、てきめんにバレる。なぜなら、読者は複数存在するからだ。個々の読者はそれぞれ斜め読みするにしても、複数の読者に読まれると、結果として綿密に読まれることになり、ときには作者が気づかなかった点まで読み込まれてしまう。これはこわい。作者はこういう読者を畏れなければならない。

 それはあたかも、かの理想的不眠症を患う理想的読者に、そのおつむが沈むか泳ぐかのるかそるかするまでの永劫一夜、たっぷり百万兆回以上も鼻づら寄せて添い寝されることを宣告されているかのようである。

——ジェイムズ・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』(柳瀬尚紀訳、河出文庫)

 この「理想的不眠症を患う理想的読者」とは、マスとしての読者、複数形の読者たちのことだとわたしは考えている。実際、ジョイスの作品は、マスとしての読者によっておそろしく緻密に精読され、論文も研究書も山ほどあるではないか。
 作者は複数形の読者たちを畏れなければならない。しかし、個々の読者について「この読みは深い」「これは読み間違い」などと選別しようとするのは、傲慢だし愚かしいと思う。

 読みに優劣はない。優劣はあなたの読みを書いたときに発生する。評論なり書評なりwebの感想文なりを公表した瞬間、あなたは書き手の側に移り、書いたものがおもしろいかどうか、有益かどうかをあなたの読者に判断される。以下同様に、連鎖がつづく。


 あー眠たい。でも、もうちょっとがまんしないとなあ。腹が減ったらダッタンそばを食べようかな。


 眠くなったから寝たんだけど、またも中途半端な時刻に目が覚めた。ピーカンだし、暑いし。


 眠気覚まし的雑談PART 2。

 海外文学の世界は、翻訳家主導型である。翻訳家が評論家、批評家、書評者を兼務しているケースがあまりにも多いため、どうしても翻訳家主導型になる。その結果、真面目な海外文学読者ほど、海外文学読者の理想型は翻訳家だと考えがちである。
 翻訳家はなによりもまず作品を理解することを第一目的とする。理解できなければ翻訳できないのだから、これは当然だ。また、翻訳家は「理想的不眠症を患う理想的作者」を想定する。作者は全能であり、自らの作品のすべてを完璧にコントロールしているという前提に立たなければ、細かく読み解こうという気にはなれない。
 しかし、翻訳家ではないし、将来翻訳家になろうとも思ってもいない人間は、べつに理解する必要はない。どうも、特に海外文学読者のあいだでは、翻訳家でないのにもかかわらず翻訳家めいた考え方をする人が多そうなのが不思議である。もっと好きなように読めばいいんじゃないですか。

 こういう翻訳系の評論や批評に関して、もっとも疑問に思うことは「これだと絶対に作者には勝てない」ということだ。
 わたしは翻訳系の殊能将之センセー論なら、どんなにすぐれた論客のものでも、必ず勝てる。なぜなら「オレはそんなことは意図していないし、書いた覚えもない。あんたの言うことは最初から最後まで作者の意図に反した謬論だ」と主張するだけでいいからである。どうして批評家の多くがこうした必敗の戦術をとるのか、理解に苦しむ。
「おまえら作者はたかが芸術家じゃねえか。オレたちが読み解いてやらなくちゃ、自分がなに書いてるかさえわかんねえくせして」
 という批評家がもっと大勢あらわれれば、世の中おもしろくなると思うのだが、どうか。かつて柄谷行人はどこかで「批評家は頭よくなくちゃいけない。頭いい以外にどうやって作者に勝てるんだ」と語っていたが、これはそういう意味だろう。

 わたしは翻訳系の人たちは、ひそかに「早く作者に死んでもらいたい」と思ってるんじゃないかと疑っている。死んじゃったら、野蛮な反論を受けることはないからね。「オレはこれだけ精読したんだから、これは作者の意図に忠実な読みだ」と主張できるわけ。


 もはや眠いんだかそうじゃないのか、暑いんだか肌寒いのかよくわかんなくなってきてる。熱中症かなあ。室内で熱中症にかかるケースが多いらしいし。


 熱中症で病院に運ばれるのはいやなので、水分をとりつつ、寝ていた。今日はとりわけ暑くて、日が暮れても、ずっと蝉が鳴いてましたよ。


 わけあって、しばらく昼型生活に切り換えようと思い、午前中に起きた。ダッタンそばで第1食。そば湯も飲んで、さて、ちょっとお出かけ。


 昼間起きてなくちゃならない用事はもうすんだので、また夜型に切り換えようかな。


 ベーカリーのおかずパン(カスクート)で仕切り直しの第1食。


 小学校低学年の男の子が母親にカラス講義をしていた。
「ハシボソガラスは『カーッ』って鳴くけど、ハシブトガラスは『ガーッ』なんだよ」
 若い身空でカラスマニアか? たぶん鳥全般が好きで、鳥類図鑑が愛読書なんじゃないかな。


 今夜(8/4)は暑いねえ。たぶん台風11号接近で湿度が高いせいだな。


 第2食は鶏ゴボウ。ゴボウが100円と安かったので。
 脂っこくしたくなかったので、鶏もも肉は湯通ししておく。ゴボウはささがき。以上を昆布だし+日本酒+みりん+醤油+ショウガで、落としぶたをして煮て、10分ほど鍋止め。わたしにしては濃いめの甘辛い味つけ。
 シンプルでうまかったけど、栄養バランスを考えると、ニンジンのささがきも入れたほうがよかったかな。ゴボウが半分残ってるから、今度はそうするか。
 夏はどうしても食が細くなるので、水分補給に野菜ジュースを飲んだり、マルチビタミンサプリメントをとったりして、自衛しております。


 食事をつくったり食べたりしながら、「トリビアの泉」(8/4放送)を視聴。まあ、普通かな。


 つづけて「ココリコミラクルタイプ」(8/4放送)を視聴。まあ、普通か。北斗晶の鬼嫁ネタはいつまでもつのかなあ。


 鶏ゴボウに下ゆでした春雨を加えて、完食。なんか便秘解消メニューみたいだな。便秘じゃないんですけど。


 少し眠ったら、猛烈に腹が減っていたので、そうめんで第3食。知人がそうめんと冷や麦をたくさん送ってくれたので、当分困りそうにない。


 さて、今日も昼間にちょっと用事があるので、コーヒーを飲んで、もうしばらく起きてようかな。


 用事が済んだので寝たいのだが、おそろしく蒸し暑くて、安眠できるかどうか疑問。


 豚汁で第1食。
 豚バラ薄切り、ゴボウささがき、ニンジンささがきを昆布だし+日本酒+みりん+味噌+ショウガで、落としぶたをして煮る。しばらく鍋止め。
 真夏に豚汁っつーのもどうかとは思ったが、ゴボウとニンジンの入った料理をほかに思いつかなかった。さすがに七味をふったりはせず、そのままいただく。


 思ったとおり、眠りが浅かったらしく、眠くてしかたない。まどろみながら、ときどき豚汁の残りを食べるか。


 ときどき豚汁食って、野菜ジュースで水分補給しつつ、まどろんでますです。


 なんかだるいので、気晴らし的雑談。

『キマイラの新しい城』を書いているとき、知人の建築ライターにいろいろと質問した。素人のつまらない質問にていねいに答えてもらい、たいへん助かったので、「巻末に謝辞を入れようか」と言ったら、「それはやめてくれ」と強く断られた。
「こんなバカな話に協力したとバレたら、仕事にさしつかえる」
 ということらしい。まあ、そうかもしれないね。


「どっちの料理ショー」(8/5放送)を視聴。うな丼×かつ丼、というより芸人大会。出演はおぎやはぎ、くりぃむしちゅー、TIM、アリtoキリギリス、キングコング、劇団ひとり。
 コメントが大喜利大会みたいになっていた。「交通事故に遭ったとき、かつ丼に助けてもらったことがあります」とか、もうむちゃくちゃ。
 メニューのほうは、食欲不振気味なので、見てるだけでげんなりしたよ。来週は焼きビーフン×フォーなので、けっこう燃えるかもしんない。そのうちチャプチェもぜひぜひ。


「ダウンタウンDX」(8/5放送)を視聴。今回はけっこうおもしろいほうだった。

 ところで、小沢真珠はいったい何をめざしてるんだろうか。「踊る!さんま御殿」(8/3放送)出演時もそうだったけど、フリートークのネタは「彼氏の部屋に行ってムラムラしたから抱きついた」「別れ話のもつれで彼氏に部屋に軟禁された」などのぶっちゃけ話ばかり。目標はリアル「牡丹と薔薇」、あるいは杉田かおる路線なのか。


 へえ、ビーチ・ボーイズのトリビュート盤が出てるんだ。槇原敬之&高野寛の「Good Vibrations」ねえ。聴かなくてもだいたいどういうものかわかっちゃうな。
「Good Vibrations」のカバーといえば、トッド・ラングレンの驚異の完全コピーが有名だが、あれはアナログ手作業時代だからこそ驚異だったわけで、いまや簡単にできちゃうんじゃなかろうか。
 わたしのおすすめはサイキックTVの「Good Vibrations」ですね。勘違いしきった邪悪なカバーバージョン。こういうのはおもしろいんだがな。


 真夜中だってのに、蝉がうるさく鳴いている。ずっと鳴いているわけではなく、日が暮れてしばらく静かだったのに、突然いっせいに鳴きはじめるんだよな。何がきっかけなんだろう? 温度? 湿度? 時間帯?


 市販の鯖寿司と冷や奴に玄米茶をそえて、第1食。
 昨夜「摩訶!ジョーシキの穴」(8/5放送)で服部幸應が紹介していた裏ワザ(豆腐を水切りしてミネラルウォーターに浸しておく)を試してみるため、いちばん安い絹ごし豆腐(1丁50円)を買った。食べ比べなかったからさだかではないが、シンプルなショウガじょうゆで完食できたから、おいしくはなったんだろう。


 ブナシメジと赤パプリカとアンチョビのペペロンチーノで第2食。けっこうおいしかった。ニンニクに弱火でじっくり火を通し、ブナシメジに日本酒をふりかけてみたせいかしら。


 金曜エンタテインメント「寸劇刑事」(8/6放送)をなんとなく見ている。題材は警察署生活安全課の着ぐるみ寸劇(「知らない人についていっちゃいけません」と子供に教えたりするやつ)。
「どこそこの公園で着ぐるみ寸劇をやらないと民間人を無差別に狙撃する」と警察を脅迫するアイディアはおもしろい。犯人の動機がよくできていれば、傑作になるだろうが、さてどうかな。

 追記。普通におもしろかった。よくできたペーパーバックミステリという感じ。


 いただきものの手延べ冷や麦で第3食。つゆはヤマサのストレート昆布つゆで、叩いた梅肉とすりゴマを薬味に。
 1把がかなりの量なので、用心して半分にしたのだが、それでもおなかいっぱいに。もう半分でよかったか。いや、おいしかったんだけど、冷や麦で満腹ってのもなんかねえ。


 極私的ハワード・ホークス映画祭再開。今夜は「リオ・ブラボー」(1959)。
 これはおもしろいねえ。西部劇苦手だからって食わず嫌いしてなきゃよかったな。「あの曲は『皆殺しの歌(Deguello)』というのか」とわかったし。アンジー・ディッキンスンはちょっとよいですね。
 冒頭の台詞なしの場面とか、やはりところどころ変なところがある。こういうところにハマると、ホークスファンになるのかな。それとも、わたしの育ちが悪いだけで、これが普通の映画なんでしょうか。


 さて、洗濯してから寝ますかね。


 そんな無謀なことをする監督はさすがにいないだろうけど、「リオ・ブラボー」をリメークしたら、たぶん上映時間3時間半になるよ。ディーン・マーティンの過去も、アンジー・ディッキンスンの過去も、下手したらウォルター・ブレナンの過去まで全部映像にしちゃうだろうから。
 ハワード・ホークスにかぎらず、昔の映画は「描かなくてもいいことは描かない」という方針だからね。


 ひと眠りして、テレビをつけたら、「いつでも笑みを!」(8/7放送)に軽部真一が出演していた。フジテレビの局アナが関西テレビの番組に出演すると、ギャラが発生するのかな。


 チャンネルを変えたら、夏の甲子園の開会式をやっていた。このクソ暑いのに、よく真っ昼間から野球なんかやるね。


「えみちゃん週末クッキング@いつでも笑みを!」(8/7放送)は夏野菜たっぷりカレー。といっても、カレーはつくらない。4種類のレトルトカレーをフードプロセッサでつぶしてルーにするのだ! これには驚いた。よくこういうことを思いつくね。
 とはいえ、これは主婦の知恵(手抜きして豪華そうに見せる)なので、独り者には不向きか。4種類ブレンドしたら4人前になっちゃうからね。


 さて、また寝るかな。


 ほどよい時刻に目が覚めた。睡眠中に失われた水分を野菜ジュースで補給し、コーヒーで大脳を覚醒させる。


 ふとテレビをつけたら、高校野球が映った。それで思い出したこと。

 最近は「丸刈りはかっこいい」という認識が広まったため、自分から丸刈りにする中高生男子が多いらしい。高校球児もかっこいいわけだ。でも、剃刀で模様を入れたりすると、高野連に叱られるんだろうな。
 高野連も「ハッスル禁止令」(<小川直也の決めポーズのこと)なんてくだらないお達しを出す前に、猛暑対策をなんとかしろよ。夏の高校野球こそ大阪ドームで開催するべきだと思うんだが、いろいろ商売がからんでるから、だめなんだろうね。


 しらすおろしそばで第1食。


 輪切りにしたズッキーニをオリーヴオイルで軽く焼いて、バルサミコ酢であえる。細めの柵切りのジャガイモをオリーヴオイルでじっくり炒め、アンチョビとコショウで味つける。ターンオーヴァの目玉焼きを焼く(失敗して黄身がつぶれた)。以上をワンプレートにもりつけ、第2食。しまった、フランスパン買っとくんだった。
 どれもつけ合わせ、という感じ。暇ならこういうつけ合わせでステーキを焼いてもいいな。食後にブラックコーヒー(牛乳も買い忘れた。何やってんだか)。


 ふとテレビをつけたら、松坂慶子が「愛の水中花」を歌っていたので、何事かと思ったよ。「思い出のメロディー」(8/7放送)か。


 そうめんで第3食。今回はシンプルにヤマサのストレート昆布だしオンリーで。さて、寝ようかな。


 うっかり寝すごして、買い物に行けなかった。ありものですますか。


 というわけで、スパニッシュオムレツで第1食。フレッシュの緑唐辛子があったので、種をとって輪切りにし、混ぜて焼いてみる。ケチャップをかけて、いただく。ピリッとして、なかなかよろしい。


 さて、明日は昼間に用事があるので、寝ておくかな。


 用事をすませたあと、「サンダーバード」(ジョナサン・フレイクス監督、2004)を見る。

 タイトルバック最高。ほかは全然おもしろくない。だって、サンダーバードじゃなくて、「孤島でホーム・アローン」なんだもん。ガキが密林を逃げまわるだけ。国際救助隊大活躍を期待すると、がっかりするだろう。
 これは日米の感覚の違いじゃないかな。アメリカ人は「サンダーバードなんだからお子さま向けにしなければ」と考えるんじゃないか。一方、サンダーバードを見たいと思う日本人は、わたしと同世代のオヤジが大半だろう。

 追記。わたしは字幕版で見たんだけど、主題歌を日本版にさしかえてあり、レディ・ペネロープの声が黒柳徹子だったら、吹き替え版も見てもいいな。無理か。


 書店に寄ったら、ロード・ダンセイニ『夢見る人の物語』(中野善夫・中村融・安野玲・吉野満美子訳、河出文庫)があったので、購入。
 断続的に1編ずつ読んでるせいで、『世界の涯の物語』はまだ半分しか読み終えていない。次巻は2005年春刊行予定らしいから、それまでには読了できるかな。


 そういえば、書店で話題の「ユリイカ」表紙も見た。大森望さんCD-ROM付きの著書出してくんねえかな。動く大森望は5年間ほど見ていないはず。
「爆笑問題のススメ」にご出演なさるのでもよろしい。「文学賞のススメ」というテーマならおもしろくなるんじゃないか。大森さんと豊崎由美さんのふたりがかりなら、太田光くらいたやすく粉砕できるでしょう。


 書店で「ビッグコミックオリジナル」を立ち読みしていて、ふと思ったんだが、景浦親子は署名活動したんだろうね。息子の景虎はバファローズの選手だから、より深刻だろうし。


 第何食だかわからんけど、ベーカリーのおかずパン(カスクート)で小腹をみたす。ちなみにマジ昼食は天ざるでした。さて、疲れたから今日は休むぞよ。


 だらだらすごしつつ、「M-1グランプリ2003完全版」DVDを視聴する。
 とにかく笑い飯の1回目のネタがすごかった。たぶん現時点でのベストアクトだろう。これだけでも買ってよかったな。
 とはいうものの、このDVD、税込6090円もするのだよ。これだけ高いのなら「さっちゃん」の使用料くらい払えばいいのに。


 かったるいので1回休み。


 早めに寝たら日中に目が覚めてしまったので、外出。いったん外出すると、日が傾くまで帰る気がしないので、デパートや書店やCDショップや喫茶店で涼をとっていた。


 書店で10数年ぶりに週刊ポストを立ち読みする。青木さやかのセクシー水着グラビアが載っていると聞いたからである。
「誰か止めるやつはいなかったのか」とひと言いえばすむ話なのだが、一応チェックしてみた。なんか安いAV女優みたいだったな。写真集も出すんじゃないの? 止めるやついないようだから。


 書店でわたしの母親ほどの年配のご婦人が韓国男優ムックを真剣に立ち読みしていたので、妙な気分になった。父親ほどの年輩の紳士がモー娘。ムックを立ち読みしていても、こういう気分にはならないから、これは女性差別なのかな。


 CDショップでついデイヴィッド・リー・ロスのベスト盤を買ってしまう。「シャイボーイ」と「カリフォルニア・ガールズ」を聴きたくなったので。

 わたしの友人にヘヴィメタファンがいて、昔「ジューダス・プリーストはいかにすごいか」といった話をよくしてくれた。
ナチみたいなレザーの衣装着て、ステージの上でバイクを鞭でしばくんですよ。すごいでしょう」
 確かにある意味すごい。
 その友人に「ビリー・シーンはすごい! とにかく『シャイボーイ』を聴け!」と強くすすめられて、聴いたのが最初。たぶん20年ぶりに再聴したが、やはりすさまじい。スティーヴ・ヴァイとビリー・シーンの名人芸対決。テクノ魂を持つわたしは、こういうヴィルチュオーゾが好きではないのだけど、ここまでくると感動する。

「カリフォルニア・ガールズ」は、ビキニのパツキン巨乳ねえちゃんいっぱいのPVも含めて、いっさい勘違いしていないカバー。「カリフォルニア・ガールズ」ってこういう曲だもん。『ペット・サウンズ』や『スマイル』だけほめたたえるビーチ・ボーイズ好きは信用できねえ。


 デイヴィッド・リー・ロスって、いま何やってるんだろ? 頭のいい人だと思うから、青年実業家かなんかかな。間違ってもヤク中で死んだりはしない人でしょう。


 さて、疲れたからもう休むよ。明日も中途半端な時刻に目覚めるんじゃないかなあ……。


 書き忘れていたので追記しておくけど、デパートの料理用品コーナーをうろうろしながら、「次はアルミキャストのフライパンを買うぞ!」と心に誓ったね。イタリアンのシェフがパスタをつくる銀色のフライパンね。まあ、いま使ってるフライパンが完全にヘタレたら、ですけど。目玉焼きもろくに焼けないから、そろそろかな。
 そういえば、昔、加藤和彦がテレビで「オムレツを上手に焼くにはまずフライパンを研がなければならない」(=焼く面を完全に平面にする)と語っていて、ずっと気になってるんだが、どうやって研ぐのかね。


「爆笑おすピー問題」(8/11放送)がマジックSPだったので、けっこう真剣に視聴する。
 ふじいあきらはかなり本気出していて、おもしろかった。次に登場したコンテスト荒らしという人は、技術的にはすばらしかったが、キャラがいまいちの感あり。太田光プレゼンツのカルトマジシャンのほうがおもしろかった。
 このへんが難しいところで、マジシャンを職人と見るか芸人と見るかで評価が激変する。技術の優劣のみを評価するなら、ゼンジー北京やマギー司郎&審司はだめということになるからね。
 わたしは松田道弘氏と同意見で、「プロのマジシャンは演出に重きを置き独創性に欠ける。アマチュアのマジシャンは独創性のみを追求し演出はないがしろにしがち。だが、どちらもいなければマジックは進歩しない」と考えている。


 あいかわらずだるいのでもう1回休み。暑いし。


「どっちの料理ショー」(8/12放送)、焼きビーフン×フォーをけっこう真剣に視聴する。両方食いたいよ。

 渡辺満里奈が出演していたので、おぎやはぎの不動産屋ネタを思い出した。
「(物件の説明をしたあと)でも、近所にベトナム家庭料理を出す店がないんですよね」
「べつになくていいよ」
「でも、渡辺満里奈なら、そのへんうるさいでしょう」
「いや、オレ、渡辺満里奈じゃないし」
 というやつ。


 どうしても朝、目が覚めるな(<あたりまえか)。しばらく昼型にするかな。


 ふとテレビをつけたら、榊原郁恵が「アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた」を歌っていた(「めざましテレビ」8/13放送)。このころはパチーノじゃなくて、パシーノだったんですね。


 暑いので外出していた。

 ファミレスに避難したら、小学校低学年の子供を連れたお年寄りがたくさんいた。
 お盆休みに帰省し、祖父母の家の縁側でそうめんやスイカを食べるというのは、もはやドラマのなかのお話で、最近のじいさんばあさんはガキをファミレスに連れていくらしい。実家も集合住宅で、縁側なんかないのかもしれない。


 ファミレスの料理はおいしくもなければ、まずくもない。「こういうものが食べられなくなると堕落するな」と思ったので、黙々と食べた。


 その後はショッピングモールを散策。
 郊外の大型ショッピングモールには、食料品や日用雑貨はもちろん、書店、CDショップ、映画館、理髪店まであって、暇つぶしにはもってこい。喫茶店もあるから、ひと休みできる。ぶらぶら見てまわったあと、料理用品売場でターナーとマッシャーを買った。
 唯一の問題は遠いこと。自動車に乗らない人間にはちょっとつらい。だいたい、広大な駐車場には歩行者用の通行路がないのである。歩行者は来ないと想定しているわけ。


 さて、疲れたから早めに休むぞよ。アテネ五輪が始まったとたんに夜ふかしをやめたのは、あまのじゃくだからではなく、偶然です。


 そういえば、夏休みということで、ショッピングモールにウルトラマンが来ていた。
「では皆さーん、ウルトラマンコスモスの登場です!」
 と女性司会者が紹介したら、自分で拍手しながら出てきたので大笑いした。おまえは芸人か。


 ナベツネが辞めても問題は解決しないどころか、いっそう隠微な方向に進むような気がする。


「スーパーニュース」(8/13放送)のナベツネ辞任報道で、木村太郎が「これを機にコミッショナーへの全権委譲を」とコメントしていた。まったく正論。「わたしには権限ありません」などと平気で公言する人がコミッショナーであるほうが異常である。
 川渕三郎のような人がコミッショナーになってくれれば、いちばんいい。サッカーファンは賛否両論あるようだが、日本プロ野球のコミッショナーよりは1兆倍偉いですよ。でも、日本プロ野球界にはああいう人いないんだよなあ……なんでなの?


 昼型生活に切り換え中。市販のいなりずしで軽く朝食。


 アテネ五輪の開会式を再放送しているので、なんとなく見ている。ベトナム、ベルギー、ベネズエラ、ブラジルという順番で入場しているのは、ギリシャ語表記のアルファベット順なんだろうね。

 追記。最後に入場したのは香港だった。ギリシャ語表記だとΦで始まるのかしら。フォンコン?


 昼食はシンプルな焼きそば。ピーマン細切りを炒め、軽く塩をして、取り出す。日本酒+塩で下味をつけた豚肉こまぎれをニンニクとショウガのみじん切りといっしょに炒めて、取り出す。焼きそばを炒め、具を投入し、しょうゆ+日本酒+オイスターソース+豆板醤で味つけ。仕上げにゴマ油をたらーり。
 汗はかいたけど、さほど不快ではなかったのは、多少涼しくなってきたからだろうか。


 ポール・バーホーベン監督「スターシップ・トゥルーパーズ」(1997)がテレビ放映されているので、なんとなく見ている。ちなみに初見。
 わたしはバーホーベンの映画、あまり好きじゃないのよ。なぜだか自分でもさっぱりわからない。題材や映画づくりの姿勢は好みのはずなんだけど、実際に見ると、いまいちノレないのだ。たぶん画面の質感などの感覚的な部分が合わないんだと思う。この作品も、なんか見ていてもどかしい。

「バーホーベンはいま何やってるんだろ?」と思い、IMDbで調べてみたら、予告されている2本はどちらもオランダ映画。オランダに帰っちゃったんですか?


 冷や麦で夜食。つゆはヤマサのストレート昆布つゆ、薬味はすりゴマとゆずこしょう。たいへんおいしゅうございました。わさびもいいけど、ゆずこしょうもね。


 野菜ジュースで水分と糖分を補充し、コーヒーで大脳覚醒中。谷亮子も野村忠宏も金メダルをとれたのか。よかったよかった。


 今日明日は英気を養う予定なので、だらだらすごしている。


 テレビをつけていると、いやでも谷亮子金メダル獲得シーンを何度も見るはめになる。試合に臨む格闘家の顔つきはさすが世界最強だし、試合後、谷佳知が「亮子、足だいじょうぶか?」と声をかけるシーンはほほえましかった。
 しかし、インタヴュアーがことごとく「旦那さん」の話を中心に質問するのは、なんとかならんか。そのうち谷佳知の内助の功とか言われるんじゃないかね。


 そういえば、読売新聞のアテネ五輪CMがあるじゃない。レスリングの試合中、選手が「ぼくの足腰は引っ越し屋のバイトで鍛えられました」「ぼくは最近婚約しました。婚約者のためにがんばります」などと傍白するやつ。
 わたしはこのCMが嫌いでねえ。スポーツに人間ドラマをくっつけたがるマスコミの悪癖を象徴しているから。


 市販の細巻きと冷や奴で朝食。
 冷や奴は服部幸應の裏ワザを使い、ショウガじょうゆでいただく。今回はあまりおいしくなかった。水切りが甘かったのか、水の種類が合わなかったのか……。


 エスニック風カルパッチョ麺で昼食。具はふくらぎ刺身用切り身、ローストした赤パプリカ細切り、キュウリ細切り。たれは上沼恵美子のエスニックだれ(ナムプラ+レモン汁+豆板醤+ゴマ油)。
 赤パプリカを魚焼きグリルでローストしたのは、火を通したほうが甘くておいしいから。キュウリは冷やし中華風に皮をむいて包丁で細切りにしてみた。
 おいしかったけど、ちょっと酸っぱかったかな。たれを味見したときはちょうどよく、具を食べるとおいしくても、麺はひどく酸っぱく感じたりする。なかなか調整が難しい。


 アテネ五輪女子ソフトボール、日本×台湾戦を観戦中(8/15)。
 女子ソフトボールはけっこう燃えるんだよ。野球に似てるからだろうなあ。似ている分、「野球と戦略・戦術がどう違うか」という興味もあるし。

 日本女子ソフトボールチームは無事勝利した。観戦していて思ったのは、内野(1塁・3塁)がかなり前進守備だということ。ソフトボールはころがりにくいのかな。
 さて、次は中畑ジャパン、じゃなかった長嶋ジャパン初戦か。