2009年11月前半
うどんで軽く昼食。
具はホウレンソウざく切りと油抜きした薄揚げ短冊切り、つゆはいりこだし+日本酒+しょうゆ、薬味にゆずこしょう。
ホウレンソウも薄揚げも煮るというより温めてつゆをからませる程度で、カップ麺並みのお手軽さ。原価もカップ麺とさほど変わらないんじゃないかと思う。
遅ればせながら「まかないメシ食べまくり7」(本放送8/23)を視聴。楽しく見たけど、ほとんど普通のグルメ番組と化しており、参考にはならないね。
塩もみ炒めとゆずこしょう照り焼き(サバ明太改)はいまでもよくつくるから、この番組には感謝してます。
豚バラとニラの韓国風焼きそばで夕食。
豚バラブロックは薄切りにし、塩コショウして、魚焼きグリルで焼いておく。中華鍋を熱して油をしき、焼きそばをよく炒めて取りだす。ゴマ油を少し足し、豚バラブロック薄切りとニンニク薄切りを入れて炒め、コチュジャンとオイスターソースで味つけ。ニラざく切りを加えて軽く炒め、焼きそばを投入して、いりこだし+日本酒+しょうゆで味つけ。
いちばん小さい豚バラブロック特売品を買ってきた。薄切りというほど薄く切れなかったため、食べごたえも噛みごたえも十分。ついでにコッテリガッツリ度も満点。
とりあえず食後に烏龍茶を飲み、中性脂肪の上昇を抑制。黒烏龍茶じゃなくて凍頂烏龍茶だから効果ないかな。たまにはコッテリガッツリもいいね。
水を張った魚焼きグリルにけっこうな量の脂が固まっていたよ。それなりに脂抜きはできていた模様。
日本シリーズ第2戦(11/2)テレビ観戦中。
ダルビッシュ有が先発してるじゃん。吉井コーチが「まだできあがりは20%ほど。投げられるかどうかわからない」と言っていた(らしい)のは三味線だったのか。
解説の新庄剛志はあいかわらずわけわかんないファッションしてるねえ。新庄も清原和博もけっこうむちゃくちゃ言うので楽しみ。
日本シリーズ第2戦をテレビ観戦したせいで、うっかり「エチカの鏡」(11/2放送)の冒頭部分を見てしまった。また天才児を育てる英才教育の話かよ。
その一方で、モーツァルトやアインシュタインやグレン・グールドら天才たちに対しては自閉症やアスペルガー症候群の疑いが詮索されている(たとえばグールドの場合はここ)。
こういう話が流行る理由は、たぶん「脳は平等である」という前提に立っているからだと思う。
脳が平等であるのになぜ天才と凡人がいるかを説明するには「脳の潜在的能力は平等だが顕在化するかどうかでちがいが出る」と落としこむしかない。したがって、右脳だか前頭葉連合野だかの脳ぢからを鍛えれば誰でも天才になれる、というわけだ。
そして真の天才たちは脳からして凡人とはちがうとしか思えないから病気だということになる。
「脳は平等である」と前提されるのは、ある意味しかたないことだ。
そういう研究をしている脳科学者もいるようだが、「男女で脳がちがう」「人種により脳がちがう」といった発想は差別や優生学思想につながる危険性がある。きわめてデリケートな問題を孕んでいるため、「脳は平等である」としたほうが安全にちがいない。
脳は平等だけど個性はあるんじゃないかね。脳ぢからを鍛えればなんでもできるようになるとはとても思えない。得手不得手、向き不向きはあるだろう。
昔、将棋にまったく興味のない知り合いが「プロ棋士はみんなすごく頭いいんだろうから、将棋なんかよりもっと有益なことに活用すればいいのに」と言った。
将棋が無益な遊びかどうかはひとまず棚上げするとしても、プロ棋士は将棋以外ではわりと平凡な才能しか発揮できないんじゃないかなあ。最も得意な分野だからプロになったわけで。
かつては将棋以外は生活能力すらない破滅型の棋士もいた。そういう人は「病気」に分類されるのかもしれないが。
「脳ぢからを鍛えればなんでもできる」と「金さえあればなんでもできる」はよく似ている。くっつくと「脳ぢからを鍛えれば金持ちになれる」となる。
食パンのトースト(魚焼きグリルでレアに)、ポタージュ(インスタント)、ホウレンソウとゆで豚のマスタードゴマ和えで朝食。
ゆでて冷水で締めて刻んだホウレンソウと豚バラブロックの切れ端をレモン汁+マスタード+塩コショウ+すりゴマで和えただけ。
ゆで豚はもも肉のほうがおいしいだろうね。余り物処理だからいいけど。
「脳ぢからを鍛えて金持ちになる方法」を売るのが最も儲かる商売であることはいうまでもない。
いま思いだしたけど、こういう話はブライアン・ウィルスン症候群の進化形だね。「天才だから病気になる」「病気だから天才になる」のではなく、「天才とは病気である」と。
「ぼくもアスペルガー症候群だったらよかったのに」と言いだすバカが出てこないことを祈る。本人は苦しいに決まってるじゃねえか。苦しくなかったら病気じゃねえよ。
月曜日は映画館へ。
●クリスティン・ジェフズ監督「サンシャイン・クリーニング」(2008)
小品佳作といったところ。わりとおもしろかったよ。
珍しい職業を紹介しつつ、死の重み、登場人物のトラウマと成長、家族の絆などを描く“泣ける話”に仕立てるのは、ほとんど日本映画のノリ(たとえば周防正行の諸作や「おくりびと」)。もうちょっと事件現場清掃の実態やノウハウを詳しく説明したほうがいいとは思うけど、そうすると生々しくなっちゃうからね。
主演のエイミー・アダムスに見覚えがあると思ったら、「魔法にかけられて」の主演女優さんか。アラン・アーキンは歳とってもかっこいいですね。
月曜日なのに開館前から待っている人がけっこういた。
おそらくほぼ全員「THIS IS IT」目当てだと思う。この映画なら客席が前から埋まるのかどうかは、ちょっと興味あるな。
映画館を出たころには雨が降りだし、バスを下りるとものすごい暴風雨。気温も一気に下がり、そんな言葉はないが「冬一番」という感じ。
おかげでけっこう濡れてしまった。風邪ひかなきゃいいけどねえ。
おでん、小松菜のゴマ和えで夕食。
米粒を入れて下ゆでした大根厚めの半月切り、斜めに切ったゴボウ天、油抜きした中揚げ賽の目切り、市販のイワシつみれをかつお昆布だし+日本酒少々で煮ただけ。たれはマスタードとレモンじょうゆの2種類。
まだ試食の段階で、これからじっくり加熱しつつ、何度かに分けて完食する予定。
夕食を段階的に摂取中。
煮あがった直後の試食段階では、たれをつけたらおいしくいただけたものが、加熱をつづけると、なにもつけずにそれだけでおいしくなる(もちろんたれをつけると別の意味でおいしくなる)。さらに煮詰まると反対方向に味がブレることもあるから、だし→具&具→だしのうまみバランスを保ち、つねにおいしいおでんを出す店は偉大だと感服いたします。
しまった! うどん玉を買い忘れたっ!
というわけで、完全燃焼できなかったが夕食は終了なり。
ごはん、味噌汁(インスタント)、ブリの二色焼き、小松菜のゴマ和えで朝食。
ごはんを炊き、複数のおかずをつくると、線形計画法で問題を解いているような気分になる。すべてが同時にできあがればベストなんだが、なかなかそうもいかない。
お茶漬け(永谷園使用)と小松菜のゴマ和えの残りで軽く昼食。朝にけっこうしっかり食べたんでね。
冬一番じゃなくて木枯らし1号か。
夕食は豚汁。
湯通しした大根とニンジンのいちょう切り、ゴマ油を垂らして湯通しした豚肉こまぎれ、水にさらした加賀レンコン薄切りをかつお昆布だし+日本酒+つぶして刻んだニンニク+八丁味噌で煮たもの。温めなおしつつ、何度かに分けていただく予定。
ひさしぶりに味噌を買ったなあ。徳用パックなんか使いきれないよ。味噌汁はインスタントで済ますし(1食分だけつくってらんない)。
少量パックは西京白味噌と八丁味噌(カクキュー)しかなく、若いころお世話になった名古屋に敬意を表して、八丁味噌を選択。それでも300グラムあるから、しばらく味噌味を探究するかね。
豚汁とうどんを丼で合わせて完食。味噌煮込まずうどんか。
音階名だけの味噌料理をいろいろ考えたが、味噌ドラ(焼き)と味噌ドレ(ッシング)しか思いつかなかった。Am7とCadd2か。
どちらも実在する。たとえば文明堂のみそどら。
さて、日本シリーズ第3戦(11/3)を見るかな。ナビスコ杯より日本シリーズ。
すりゴマと塩昆布をふった卵粥(七分粥)で軽く朝食。
クロード・レヴィ=ストロース死去。
あまり読んではいないんだけど、結局、最も斬新で間違いなく構造主義だったのは『親族の基本構造』のような気がする。
わたしはレヴィ=ストロース「料理の三角形」の影響を受けた玉村豊男『料理の四面体』の影響を受けたから、いわば孫弟子にあたるのではないか。ちがうか。
サバの味噌煮、春菊のゴマ和えで昼食。
切れこみを入れたサバ切り身を煮切った日本酒+八丁味噌+皮付きショウガ薄切りで、落としぶたをしてしばらく煮る。煮汁をかけながら、もうしばらく煮る。皿に盛ったあと、ショウガ細切り(というほど細くないが)をのせる。
生まれて初めてつくったから、ほかのレシピを参照したほうがいいですよ(わたしもそうしました)。出来は悪くなく、瞬時に完食。ごはん炊けばよかったな。
サバの味噌煮の赤味噌バージョンはたぶん初めて食べたけど、悪くないね。
夕食は牛肉のチャプチェ。
中華鍋を熱して油をしき、湯通ししたニンジンいちょう切り、ピーマンざく切りを炒め、軽く塩コショウして取りだす。牛肉こまぎれを炒め、塩コショウとオイスターソースで味つけ。野菜を戻し、吸水した春雨を加え、湯+鶏ガラスープの素+コチュジャン+日本酒+しょうゆを注いで、軽く煮る。
チャプチェに赤味噌を使う気にはならんなあ。
コチュジャンは韓国味噌、豆板醤は中国味噌、サンバルはインドネシア味噌(?)と考えれば、けっこう味噌味料理も食べてることになるのか。
食パンのトースト(魚焼きグリルでレアに)、ポタージュ(インスタント)、サバのゆずこしょう揚げ、春菊とベーコンのエスニック和えで朝食。
【ゆずこしょう揚げ】サバ切り身を日本酒でといたゆずこしょう+しょうゆにひと晩漬けておく。キッチンペーパーで水分をとり、小麦粉をまぶし、フライパンにしいた多めのオリーヴオイルでシャロウフライにする。
【和え物】ベーコンざく切りをアルミホイルにのせ、魚焼きグリルでじっくり加熱。下ゆでした春菊ざく切りと脂ごと合わせ、レモン汁+ナムプラ+コショウで和える。
いずれも残り物処理なんだが、予想以上においしかったから驚いた。
市販の巻き寿司で軽く昼食。朝けっこうしっかり食べたからね。
夕食用のハマグリと大根の味噌汁を試食。
大根いちょう切りをかつお昆布だし+日本酒少々で煮る。塩水で砂出ししたハマグリを途中で加える。ハマグリが開いたら、火を止めて、八丁味噌を溶かす。
とうとう味噌汁をつくってしまった……。というか、豚汁とサバ味噌以外の味噌料理を思いつかない。なんとかの味噌バージョンならいくらでもあるけど、そこまで味噌好きじゃないし。
せめてオフビートで具だくさんにしようと思い、こういう結果になった次第。大根たっぷり入ってますよ。
味噌を溶かすため茶こしを買ってきた。お茶用と間違えないよう柄の色を変えて。ま、ダイソーだから105円ですが。
卵かけご飯、ハマグリと大根の味噌汁、ホウレンソウのゴマ和えで夕食。
メインディッシュは味噌汁だったりする。
調子悪くて今日(11/6)は休む予定だが、ホウレンソウが残っていたため、とりあえずホウレンソウとベーコンの味噌汁はつくっておく。
味噌汁はできたてがいちばんうまいんだよね。これに慣れると、インスタントはおろか、定食屋の味噌汁でも満足できなくなるから非常に危険。
もう1回休み。
そろそろ復調の兆しあり。
森繁久彌死去(11/10)。
森繁でも死ぬのか。というのはサン・ラが亡くなったときの湯浅学の言葉のもじりですが。
森繁久彌の映画はろくに見てないけど(というか出演作が多すぎる)、おもしろかったのは「夫婦善哉」と「暖簾」かなあ。社長シリーズとか全然見てないや。
豚汁と市販のポテトサラダで昼食。
ゴマ油を垂らして湯通しした豚もも肉薄切り、湯通ししたニンジンいちょう切り、水にさらした加賀レンコン薄切りをかつお昆布だし+日本酒+つぶして刻んだショウガ+八丁味噌で煮たもの。
食欲は回復気味ながらも、いきなり脂っこいものをガッツリ食うと胃腸がびっくりしそうだから、少しずつ食べられる汁物にした。豚汁はニンニクよりショウガが合うかな。
うどん玉も買ってあるので、締めは味噌煮込まずうどんの予定。
予定どおり豚汁とゆでたうどんを丼で合わせて完食。
「家庭での味噌煮込は自力であれこれ工夫するよりスガキヤのインスタントを選択するのが実は正解」
との情報をTwitterで仕入れたが、そこまで味噌煮込みうどん好きでもなく、“煮込まず”あたりでとどめたほうが正解か。
「ゆうどきネットワーク」(11/11放送)で高知のショウガ料理を紹介していたが、ショウガ湯、ショウガ入りチャーハン、ショウガ入りかき揚げとわりと普通だった。
「ショウガは薬味だけじゃなかったんですね!」と言われても、今日も豚汁のショウガをバリバリ食ったし。
13日の金曜日でしかも雨降りだってのに映画館へ。
●ダーレン・アロノフスキー監督「レスラー」(2008)
これはなかなかの傑作。見逃さなくてよかった。
光と闇の両面をとらえたプロレス賛歌であり、ミッキー・ロークの存在感と体を張った演技がすばらしい。このわたしでさえ「あそこが俺の居場所なんだ」の台詞にほろりとしたし、崇高ささえ感じさせるラストシーンには感動した。プロレスを愛する人なら号泣するだろうな。
プロレスのバックステージ物としてのおもしろさもあり、試合前の打ち合わせ、ホームセンターで凶器を買う場面、普段は眼鏡をかけてインテリ風の流血デスマッチレスラー(「ステープル・ガンはどうだ? 金具だから派手だけど傷口は小さくてすむんだ」と冷静に提案する)などが特によかった。
手持ちカメラを使ったドキュメンタリー風演出はあまり好きではないんだが、この作品には合っている。歩く姿を背後から追うショットが印象に残った。
コーヒーのお茶うけにグリッシーニを添えたから、朝食といっていいか。
グリッシーニを食べると「フレンジー」を思いだす。
市販の巻き寿司で軽く昼食。
すじ肉とこんにゃくのピリ辛味噌煮、小松菜のゴマ和えで夕食。
牛すじ肉はいったん煮立てたあと水を替え、日本酒とティーバッグに入れたローズマリーといっしょに2時間ほど下ゆで。切り分けたすじ肉とちぎったこんにゃくをかつお昆布だし+下ゆで汁+八丁味噌+豆板醤で1時間ほど煮込む。
わたしとしては濃いめの味つけ。汁を飲むのはちとつらいけど、具に味が染みこんでうまい。何度かに分けて食べようっと。
こんにゃくを手でちぎると「ツィゴイネルワイゼン」を思いだす。
無事に八丁味噌を使いきったぞよ。次の機会は西京白味噌を買い、豚汁やサバ味噌をつくってみようと思う。
赤味噌+豆板醤はけっこうナイス組み合わせな気がしてきた。次も八丁味噌を買うかもしんない。
「爆笑レッドカーペット」(11/14放送)をリアルタイム視聴。
ハイキングウォーキング+オテンキ+響のあまりのくだらなさに不覚にも笑ってしまいました。オテンキの残りふたりと響の相方は気の毒だとも思ったが。
ふと思ったんだけど、白味噌+豆板醤はどんな感じになるんだろうね。もしかして禁じ手なのかな。
ピリ辛味噌煮を温めなおすと、「ゴワッ、ゴワッ」という音がしてちょっとこわい。
カレーやシチューを再加熱した際の突沸事故が報告されているけど、味噌煮込みもけっこうやばいんじゃないかと思った。
ピリ辛味噌煮が少し残ったから、温めなおして朝食に。ひと晩たったら、ますます味が染みこんでうまいね。
一応朝食用の食材も買ってはあるんだが、昼食か、下手したら夕食になるかもしれない。こんにゃくの腹持ちがよくて、あまり空腹感がないのだ。
風が強くて荒れ模様だから外に出たくないなあ。やはりありもので済ますか。
NHK杯将棋トーナメント、山崎隆之七段×木村一基七段戦をテレビ観戦(11/15放送)。
感想戦の木村七段がすばらしかった。
「呼びこんでやられちゃ接待だよ」
「(解説の北浜健介七段に)わたしも解説がよかったなあ。被害者だから」
「あとは(相手の)ミス待ちですよ」
「ギャラリー受けしようと思って桂馬打ったんだけど」
「いやー、泣きそうですけどね」
鮭ごはん(蒸らしバージョン)、味噌汁(インスタント)、小松菜の乾物ゴマ和え(ゆでた小松菜に塩昆布+赤唐辛子小口切り+すりゴマ)で夕食。ほんとうはこれが朝食のはずだったんだが。
米味噌もうまいよねえ(インスタント味噌汁はあさげだったのよ)。
冬場対策に無洗米を買った。冷たい水で米研ぐのつらくて。