見ていただいた方の感想から
6. 野村和之(福岡)
これを使って学習会が出来るなと、感心してみました。活用していきたいと思います。
5. 中原 宣@米子・椿庵 です。
「算数新教科書(6社)を5段階評定する」を見ました。
このように教科書を評価できるのも、数教協がタイルを使ってさまざまな実践を積み上げてきたからこそですね。
一般の方が見てたぶん不思議に思うと思われるのは、こんなに分かりやすくしかも楽しい教え方があるのに、どうして教科書はそれを取り入れないのだろう、ということではないかと思います。
何社かの特定の教科書が何か主張があってそうしているならともかく、すべての教科書がきちんとタイルによる繰り上がり記数法だとか、筆算形式だとかを取り上げていないと言うのはなんとも不思議な現象です。
教科書筆者の頑迷さなのか、それとも、検定制度に問題があるのか。
NHKの放送では、ひょっとしたらその辺のことにも触れられたのかもしれませんが、残念ながら見られませんでした。
もしビデオがとってあって、機会があったら見たいと思います。
新学習指導要領に対する不安から、一定の基礎学力(読み書き計算)などを反復練習中心に教え込もうという「落ち研」の主張が、最近マスコミでももてはやされるようになっています。
仮に一定の反復練習が必要であるにしても、その中身の吟味がどうしても必要だと思います。
松井先生が進められているこのような研究と批判の活動は、ぜひもっと広めて行かなければなりません
そして、少しでも良い教科書が作られるようにがんばっていきましょう
4.根津智治(麗澤大学経済学部教授)
ホームページの作成に関しても、算数教育に関しても小生は素人ですが、なか
なかよくできていると感心いたしました。
同じ文部省の指導要領に従って作成されているのでしょうが、そのできの良
さ悪さには、ずいぶん差があるものだと驚きました。
算数教育の専門家である小学校の現場の先生がちょっと検討すれば、おそら
く公平な結論がすぐに出てくるものと想像しますが、そのような教科書採用の
ための検討がなされていないのでしょうか。「新しい歴史教科書」の問題で
も、現場の検討と意見によって最初の結論が変更されているようです(あの問
題は、政府の上からの指示に依ってではなく、現場の人々が議論を積み重ねて
よい結論を出しなおしたことで、日本の良識が健在だったと喜んでいます。)
が、同じような問題が算数教科書にもあるのでしょうか。
現場の先生は皆忙しくて新教科書の採用決定などに割く時間がないのかも知
れませんが、結局は先生にとって使いにくく、児童の役にも立ちにくい教科書
が採用されているとすれば、大問題です。
世の中には、いろいろな問題が渦巻いているなと、ひとつ勉強させていただ
きました。
まだまだ猛暑が続くようで、体調維持にお気を付け下さい。
3.増田太郎(ミュージシャン)
この度はホームページ開設おめでとうございます。
もちろんさっそくアクセスさせていただきました。
まだ斜め読みしかできていませんが、それでもあちこちから先生の算数への愛情をひ
しひしと感じることができました。
最近思うんです。
「先生のおかげで算数を好きになれたのは、実は先生の算数への愛情を感じることが
できたからなんじゃないのかな。」
って。
人に何かを伝える時、そこにどれだけ愛情が注げるかってとっても大切なことだって
思うんです。
今思い返してみても、先生の授業からは愛情ほとばしってましたよね。そんな授業が
受けられたことは本当にしあわせで貴重な経験だって考えてます。
ぼくのホームページからもリンク貼らせていただきます。もちろんページの宣伝も。
テレビもぜひチャンネル合わせます。
2.おかMH(小学校教師)
メールで資料を,ありがとうございました。こんな方法で世の中に広報活動ができる
のも,インターネットのおかげです。すばらしいことです。NHKの放送見ます。
さて,教科書を一つに絞り込まないで,各校に各社の見本を置くような処置をどう
してしないのでしょう。現状は,まるで,大勢の先生達が時間をかけて検討するのを
阻むかのように思えます。そして,教科書研究を,一つのタブー扱いのようにしてい
る風土も有るのではないのでしょうか。教科書は,与えられるもの,慣れている教科
書がよい,使ったことがない教科書は,「文字が大きい,小さい」「説明が多い,少
ない」「問題数が多い,少ない」「印刷のカラーが濃い,薄い」「表紙の絵がよい悪
い」・・・現場では,そのような視点で教科書を評価するに留まる「厳しい現実」が
あるのではないでしょうか。
なぜでしょう。
きっと,いろんな教え方を,教師自身が学習する場が乏しいのではないでしょう
か。
教科書は,公平かつ公正に採択されなければならないとされていますが,閉鎖的な
現状は,かえって一部の会社の利益を確保してあげているように思えます。
教科書をもっと オープンに公開し きちんと評価していく眼を育てていくこと
も,わたしたちの大きなしごとだと思います。
先生のお取り組みに敬意をもって 応援します。
1.野島 高彦(早稲田大学理工学総合研究センター客員講師)
松井先生
おたよりありがとうございました.
さっそくサイトにアクセスしました.
数ページ読んだ段階で,小学校の教科書が如何にいいかげんに作られているのかがわ
かり,失望しました.おそらくほとんどの小学校の教室では,こうした教科書の説明
だけで算数の授業が進められて行くことになるのでしょう.このレベルの解説から数
学的コンセプトを学ぶのは困難です.こうした教育が全国的規模で進められて行くの
かと思うと,脱力感を感じます.
ほとんどの教科書でタイルを使った説明が行われているあたりは,この 20 年で文部
省が,"わかるさんすう" 的な要素を取りいれてきたという面では進歩・改善なのか
もしれませんが,それが活かされていない点が非常に残念です.
3 年生の暗算の章も,それまでの考え方と一貫性がなく,無駄に終わりそうです.他
にも挙げて行くときりがないのですが,全体からわかるのは,学習内容のスリム化の
際に最初にスリム化されたのは "考え方" だったようです.
最近では算数や国語といった基幹科目の時間を削って他の科目の時間を作るのが流行
っていますが,それは最終的に国にツケとして返ってくると思います.社会科や理科
をまとめて生活科にしたあたりまではよかったのかもしれませんが,今後,完全週
5 日制が施行され,さらに小学校科目としての英語(僕は単なる無駄と考えていま
す)の導入が行われれば,四則計算もろくにできない子供が国中に溢れることになる
でしょう.
それが個人レベルでも社会レベルでも幸せにつながるとは思えません.
小学校英語授業の導入の根拠となっているグローバルスタンダード化は,規制緩和を
はじめとする保護の撤廃をも求めています.そのためには,これまでよりもさらに外
国特許や技術から独立した工業を発展させて行くかねばならず,高度な技術力を維持
し,さらに育てて行く必要があります.数学・科学教育はそのための基礎体力に相当
するものですが,それがこのありさまなので非常に残念に感じると共に,将来に対し
て不安を感じます.
よりよい教科書作りを目指しての web 上での試みは非常に意義があると思います.
僕の web のリンクページでも採り上げたいと思っていますが,リンクを張ってもよ
ろしいでしょうか.