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Non-series
シリーズ外の小説








そして 二人 だけになった
Until Death Do Us Part

99年6月18日に新潮社より発行され、現在第6刷です。
2001年11月5日に講談社ノベルスになりました。(現在第4刷)
2002年12月に新潮文庫になりました。(現在第8刷) 解説:藤田香織
 これはシリーズ外の単発ものです。とある建造物の中に作られた特殊な環境(?)の中へ、6人の科学者たちが閉じ込められます。そして、一人ずつ殺され、二人だけになります。一人は盲目の天才科学者(意外と若い)。もう一人はそのアシスタントの女性。しかし、二人とも実は・・。死体が握らされているボールはいつも二つ。しかも、その材質は、ばらばら。出入りが絶対にできない密室。誤動作するコンピュータ。ああ・・、ここまで書いたら、もう結果はわかっちゃいましたね!




女王 百年密室
God Save the Queen

2000年6月に幻冬舎より発行され、現在第1刷です。
2001年12月20日に幻冬舎ノベルスになりました。(現在第1刷)
2003年6月に幻冬舎文庫になりました。(現在第1刷) 解説:富永智紀
2004年2月に新潮文庫になりました。(現在第6刷) 解説: 森山和道
 百年後の未来、主人公と人造人間のコンビが迷い込んだ秘密の王国。そこで起こる不思議な殺人事件。人の生とは、死とは何か? 何が人を生きさせるのか(ちょっと真面目に書いてみました)。この写真ではちょっとわかりませんが、鈴木成一氏によるブックデザインが秀逸です。




迷宮百年 睡魔
Labyrinth in Arm of Morpheus

2003年6月に新潮社より発行され、現在第1刷です。
2004年3月に幻冬舎ノベルスになりました。(現在第1刷)
2005年5月に新潮文庫になりました。(現在第1刷) 解説: 綿矢りさ
 サエバ・ミチルとロイディが登場する「女王の百年密室」の続編です。今回の舞台は、イル・サン・ジャックという、一夜にして周囲が海になったという伝説の島。ここで、首なし死体が見つかり、事件にミチルが巻き込まれます。
 ノベルス版は表紙と挿絵がスズキユカ氏です。




ちていく たち
Falling Ropewalkers

2001年6月に集英社より発行され、現在第1刷です。
2003年4月に集英社よりノベルス版発行。(現在第1刷)
2004年5月に集英社文庫になりました。(現在第2刷) 解説: 佐藤江梨子
 集英社の小説すばるに掲載された5短編を取りまとめました。これは、ジャンルは何でしょうね・・。少なくとも本格ミステリィではありません。単行本と文庫は、表紙が金子國義氏。ノベルス版は森博嗣が昔描いた絵(笑)。落差が激しいですね。




奥様 ネットワーカ
Wife at Network

2002年7月にメディアファクトリーより発行され、現在第2刷です。
2005年1月に講談社ノベルスになりました。(現在第1刷)
2007年4月にメディアファクトリーより文庫版発行。(現在第1刷) 解説:コジマケン
 雑誌『ダ・ヴィンチ』に2年間連載したものに、最後の書き下ろし部分をつけてまとめました。イラストはコジマケン氏。カラーのイラストが沢山あります。ちょっとフーガなポエティカル・ミステリィ・・ってことですが、よくわかりませんね。




探偵伯爵
His name is Earl

2004年4月に講談社より発行され、現在第3刷です。
2007年11月に講談社ノベルスになりました。(現在第1刷)
2008年11月に講談社文庫になりました。(現在第3刷) 解説:田中卓志  
 講談社の宇山氏が企画されたミステリーランドのシリーズに参加した作品です。一見子供向けを装った大人の本、といったコンセプトかと。カバーイラストおよび挿絵は山田章博氏。
 ノベルス版では、山田章博氏のイラストが増えました。




ェノメ
A phenomenon among students

2005年4月に角川書店より発行され、現在第1刷です。
2006年10月に角川書店よりノベルス版発行。(現在第1刷)
2008年4月に角川文庫になりました。(現在第1刷) 解説:多部未華子
 角川書店から発行する最初の本になりました。雑誌『野性時代』に1年半の間連載した長編小説で、連載開始時には、「森博嗣初の恋愛小説」と書かれましたが、本人は特に意識はしていません。ミステリィの場合でも、「さあ、ミステリィを書くぞ」とは考えませんし、書いているうちに、だんだんわかってくるのです。
 ノベルス版は、表紙のイラストがささきすばる氏。





An Automaton in Long Sleep

2006年8月にメディアファクトリーより発行され、現在第3刷です。
2008年7月に講談社ノベルスになりました。(現在第1刷)
2009年8月にメディアファクトリーより文庫版発行。(現在第2刷) 解説:栗山千明 文庫最新刊
 コカ・コーラ120周年の企画の一環として依頼され、書き下ろした作品です。最初からTVドラマ化が決まっていたので、映像になりやすい設定にしましたが、結果的には、原作とドラマはかなり異なったものになりました。特徴としては、非常に「さわやか」な物語になったと思います。
 ノベルス版は、表紙のイラストが山田章博氏。




わった あります
Eccentric persons are in stock

2006年8月に文芸春秋より発行され、現在第1刷です。
2007年11月に文芸春秋よりノベルス版発行。(現在第1刷)
2009年6月に文春文庫になりました。(現在第1刷)解説:中江有里  
 「別册文芸春秋」に連載した小説です。短い話に分かれていますが、短編集ではなく、一連の物語。今まで書いたもののなかでは、一番文学っぽい感じかもしれません。この方面には、今後もチャレンジしたいと思います。
 ノベルス版は、表紙のイラストが西島大介氏。




ゾラ 一撃 さようなら
Zola with a blow and goodbye

2007年8月に集英社より発行され、現在第1刷です。
2009年2月に講談社ノベルスになりました。(現在第1刷)
 いつかはハードボイルドを書いてみたいという気持ちがあって、ようやくそれが書けた、というのがこの作品です。日本を舞台にしたハードボイルドは無理だと思っていましたが、そろそろ書けそうなくらい日本が豊かになった気がします。
 ノベルス版は、表紙のイラストがわたせせいぞう氏。




もえ
Incombustibles

2007年12月に角川書店より発行され、現在第1刷です。
2008年12月に角川書店よりノベルス版発行。(現在第1刷)
 「野性時代」に連載した長編小説です。連載の場合、短編のように分かれているものが多いのですが、長編で連載というのは、「どきどきフェノメノン」に続き、2作めですね(何故かいずれも「野性時代」)。そうですね、わりと、珍しくサスペンスものかも。
 ノベルス版は、表紙のイラストがささきすばる氏。





銀河不動産 超越
Transcendence of Ginga Estate Agency

2008年5月に文藝春秋より発行され、現在第1刷です。
2009年9月に講談社ノベルスになりました。(現在第1刷) ノベルス最新刊
 「別册文芸春秋」に連載した小説です。連載したので、短い話に分かれていますが、短編集ではなく、長編です。
 ノベルス版は、表紙のイラストが山田章博氏。




トーマ 心臓
Lost heart for Thoma
原作/萩尾望都 

2009年7月にメディアファクトリーより発行され、現在第3刷です。 最新刊
 萩尾望都先生の名作の小説化です。この企画は、講談社文三の部長だった宇山氏から提案されたものでした。萩尾先生の許可をいただいて執筆し、また、書き上げたあとも、先生に読んでいただいたうえで、出版するかどうかを決めました。大変光栄な仕事だったと思います。原作の美しさを損なわず、いかに小説作品として成り立たせるか、という難しい課題でした。カバーや各章のトビラのために、萩尾先生から描き下ろしのイラストをいただいています。


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