MORI Hiroshi's Floating Factory
全然 ミステリィ じゃない日々
update:2017/12/31




久し振りのご挨拶

☆毎年大晦日、紅白歌合戦のごとく恒例となりました近況報告の更新。もともとは毎日数回更新していたのですが、引退以来、年に1度になってしまいました。そうなって今回でもう5回めです。2017年も恙なく(とはいえない場面もありましたが)、おおむね相変わらずの日々でした。「引退したんじゃないのか」との声を今でも聞きますが、世の中には執念深い人がいるものですね(どちらが?)。この頃では、毎日平均40分ほどですが仕事に精を出し、それ以外の時間の遊びに精魂尽き果てつつ、8時間一括睡眠に勤しんでおります。願いは一つ、苦しみたくない。座右の銘は、自己中心。ポリシィは、我関せず。これに尽きます。なにものにも拘らず、薬は1日1錠、ときどき飲み忘れあり。冬は転ばず、春はマスク、夏はスコップ、秋はブロア。こういう人に私はなりたいかも。

☆今でもまだ毎月本が出ているじゃないか、とお叱りを受けることがありますが、それは本屋へ行ったり、Amazonを見たりするからいけないのであって、そういうものを避けていれば、森博嗣に出会わずにすむことでしょう。昨年は、自著が300冊を突破し、また、1500万部突破記念や、講談社文庫70冊発行記念などで、オリジナルぬいぐるみも製作されましたが、もうデビューして、来年で23年めになるのですから、同じ仕事をこんなに続けられる自分に、改めて驚嘆しております。

☆今年7月から、講談社で「じぶん書店・森博嗣堂浮遊書店」を始めました(僕が読んで面白かった電子書籍を販売しています)。その一環として、ブログ「店主の雑駁」(毎日更新)を新たにスタートさせました。実は、それ以前から2つのブログがあったので、現在はブログ3本立ての時代に突入しました(サンブロ期と命名)。いつまで続くかわかりませんが(せいぜい2、3年でしょう)、デビューした当時から、脈々と20年以上続いている日記の成れの果てと解釈いただいてよろしいかと。

☆何度も繰り返し書いていることですが、現在は読者からのメールにリプラィを一切していません。お送りいただく分にはかまいません(今も、新刊が出るたびに感想メールを多数いただいています)。ただ、森博嗣がそのすべてを読んでいるかどうかは、お約束できません。読むべきメールか、そうでないものかは、すべて秘書氏が仕分けをしています。

☆このHP「浮遊工作室」は、秘書氏が更新しています。新刊が出るごとに情報を加えています。毎月、新刊情報、ニュース、気まぐれドアなどが更新されています。まだしばらくは、運営される見込みです。森博嗣の著作に関する情報は、どのサイトよりも正確で早いはずです(ファン倶楽部の方が詳細ではありますが)。ツイッタなどで発信をしていませんので、興味のある方は自主的に、気になったときだけご参照下さい。



☆現在月刊コミック「バーズ」にて連載されている漫画「赤目姫の潮解」スズキユカ氏画)は、次の1月末に発行される3月号で最終回となり、3月頃には単行本化される見込みです。



☆さて、毎回書いています小説のシリーズ作品の刊行に関する見通しです。昨年から大きな変更はありませんから、今回は省略しても良いのですが、惰性で書いておくと、以下のとおりです。

 1)Gシリーズは全12作です。第11作は「ψ(プサイ)の悲劇」というタイトルで2018年5月発行の予定(既に脱稿済み)。その次の最終作については、時期は未定(2019年には出ない見込み)
 2)Wシリーズは、2018年は、2、6、10月に出ます(既に3作とも脱稿済み)。この10月刊で全10作完結となります。

☆今年Xシリーズが完結し、来年はWシリーズが完結します。Gシリーズも(未執筆は)残り1作となり、おそらく2020年に完結するのではないか、と思われます。これ以外に、現在途中であるシリーズはありません。だいぶ整理がついてきた感じで、すっきりしている、というのが現在の心境です。



☆小説以外、すなわちエッセィは、1年に2作がレギュラでしたが、来年も出ます。「100の講義」シリーズから模様替えした「MORI Magazine」シリーズは、2作めを作るつもりで、これから考えます(まだ書いていません)。また、毎年年末に出ている「クリーム」シリーズは、濃縮マンネリ技法を極めるつもりで第7作めが出る予定です(これもまだ書いていません)。



新書が、またも何冊か出ます。来年3月に、「集中力はいらない」という本がSB新書から、続けて4月には「読書の価値」がNHK新書から発行予定(いずれも半年以上まえに脱稿済み)。また、もう1冊、「ジャイロモノレール」が幻冬舎新書から予定されています(そろそろ執筆します)。

☆それ以外に、「ミステリィ工作室」「100人の森博嗣」に続く3冊めが、ついに作られることになりました。これは、あちらこちらに寄稿したエッセィ、解説、記事を取りまとめ、また、自作小説のあとがきを(今さら)書く、という恥ずかしい内容のものです。森博嗣ファンの方以外は無視していただいた方がよろしいかと。

☆さらに、もう1冊、今年始まったブログ「店主の雑駁」を書籍として出版する計画があります(発行時期は未定)。

☆さらに、2018年には、文庫化が3冊あります。

☆まとめると、来年2018年は、小説書下ろしが4冊、新書書下ろしが3冊、エッセィ書下ろし等が4冊、文庫化が3冊で、合計14冊の発行となります(漫画を入れたら15冊)。相変わらず、多すぎますね。今後は、順次減らしていく、という基本方針に変更はありません。



☆1年の出版スケジュールは、毎年1月1日に更新される予定表で発表しています(つまり明日です。タイトルが未定・未発表のものあり)。この予定表は、頻繁に更新していますので、森博嗣の著作にご興味のある方は、お見逃しなく。

☆だいぶ減ってはきましたが、まだお問合わせ・ご要望をいただくのが、講演です。今後、予定はありません。TVに出たり、公開の場へ出ていくこともありません。残念ながら、もう生で森博嗣は見られません。心が折れた方には、ブログやエッセィが慰み種となりましょう。またこの話をしているか、と呆れて微笑ましく感じていただければ幸いです。

☆作家の仕事は、どんどん削っています。執筆のご依頼も大半はお断りしているのが現状です。無双の隠遁者として暗躍中。死ぬまえに完全引退することが、現在の夢です。


ミステリィ制作部新刊案内作品の紹介出版年表予定表



 おしらせ 

出版関係のスケジュールは、こちらの予定表に整理されています。
 (1年間の発行予定を表示し、変更があった場合には随時更新しています)

★新刊の作品はこちらをどうぞ。
★既刊の作品はこちら(シリーズ別一覧)こちら(年代別一覧) に紹介があります。


ファン倶楽部があります。
 森ミステリィ・パーフェクト読者の会(森ぱふぇ)は1998/4/1に結成。インターネット上で活動中
 一度覗いてみてください。入会金や会費はありません。現在、会員数約16,400人。
 多くの情報を優先的にここへ流しています。基本的に森作品に好意的な方は入会をおすすめします。
 2015年から、会員限定のページでブログ「MORIpagos」を公開しています。





★このイラストはコジマケン氏から頂いたものです。



古い日記について
☆2005年10月から2008年12月まで公開されていたブログ「MORI LOG ACADEMY」は、メディアファクトリーより出版されています(全13巻が文庫化、最終巻は2009年3月発行)
このコンテンツはすべてファン倶楽部「森ぱふぇ」に寄贈されました。会員になればネット上で読むことができます。



☆1996年8月から2001年12月まで近況報告として公開されていた古い日記は、以下のとおり幻冬舎より出版されています。
これらも、ファン倶楽部「森ぱふぇ」に寄贈されました。入会して会員になればネット上で読むことができます。(ファン倶楽部入会には個人の住所などの登録が必要です。日記は当方のプライベートな情報を含んでいるため、それを読む方にも、ある程度の情報公開をお願いしてるわけです。抵抗のある方は本をご入手下さい。出版されたものは、写真などがかなり少なくなっています)

 『毎日は笑わない工学博士たち』(1996-1997年分)2000年7月発行
  漫画/山本直樹、オマケ/自作漫画、森試験  2002年8月文庫化  2014年12月電子化

 『すべてがEになる』(1998年分)2000年1月発行
  漫画/山下和美、オマケ/自作漫画、森ドリル  2001年12月文庫化  2014年12月電子化

 『封印サイトは詩的私的手記』(1999年分)2001年6月発行
  漫画/古屋兎丸、オマケ/自作漫画、トーマ日報  2003年8月文庫化  2014年12月電子化

 『ウェブ日記レプリカの使途』(2000年分)2003年2月発行
  漫画/スズキユカ、オマケ/百年美術館公式ガイドブック  2004年2月文庫化  2014年12月電子化

 『数奇にして有限の良い終末を』(2001年分)2004年4月発行
  表紙絵/萩尾望都  2006年2月文庫化  2014年12月電子化







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