桜花賞トライアルチューリップ賞
確定枠順・詳細予想

馬番 B 馬名 性齢 負担
重量
騎手 調教師
 1  1   (父) スパニッシュソウル 牝 354.0kg藤岡佑介 中尾秀正
 1  2   ヤマトマリオン   牝 354.0kg安部幸夫 安達昭夫
 2  3   (父) ニシノフジムスメ  牝 354.0kg藤田伸二 藤原英昭
 2  4   リトルブレイブ   牝 354.0kg川島信二 白井寿昭
 3  5   ヒトリムスメ    牝 354.0kg安藤勝己 五十嵐忠男
 3  6   (外) プリンセスデザイア 牝 354.0kg川田将雅 角居勝彦
 4  7   ステラマドレード  牝 354.0kg川原正一 鮫島一歩
 4  8   シェルズレイ    牝 354.0kg岩田康誠 松田国英
 5  9   (父) ラッシュライフ   牝 354.0kg蛯名正義 伊藤圭三
 5  10   (父) タッチザピーク   牝 354.0kg柴原央明 田中章博
 6  11   (市) テイエムプリキュア 牝 354.0kg上村洋行 五十嵐忠男
 6  12 B (父) サルトリーガール  牝 354.0kg本田優 昆貢
 7  13   マヤラブハート   牝 354.0kg小林徹弥 大橋勇樹
 7  14   (市) アドマイヤキッス  牝 354.0kg武豊 松田博資
 8  15   (父) ウインシンシア   牝 354.0kg秋山真一郎 石坂正
 8  16   プリムローズヒル  牝 354.0kg幸英明 松元省一

◎ テイエムプリキュア

 桜花賞、オークスへ向けての最重要レースだけど、昨年ほどの大物が牝馬戦線に現れていないせいか、今年はどうも小粒なような…。正直いつも相手なりに走る父系だし、休み明けはどうか、さらに突発的な乗り変わりと、決して条件が恵まれているとは言えず、一本かぶりの人気は危険に思うけれども、それでも他の馬を眺めるに、この馬の実績を打ち負かすだけのインパクトのあるレースをしてきた、とは言いがたいので、押し出されるような形での、本命。相手なりに走る血統とはいえ、またちょっと時計のかかる馬場状況と恵まれるこの馬の血統には有利な状況だった、ということもあるが、新馬ではスピードを見せて、2戦目、そしてG1では確実は息の長い末足を見せているところには好感を持てる。早い時期からこういう競馬ができる馬は先々もそれほど大崩は見せないと思われる。

パラダイスクリーク   Irish River Riverman Neverbend  
River Lady
Irish Star Klairon
Botany Bay
North of Eden   Northfields   Northern Dancer
Little Hut
ツリーオブノリッジ   Sassafras
Sensibility  
フェリアード   ステートリードン   Nureyev   Northern Dancer
Special
Dona Ysidra   Le Fabuleux
Matriarch
ユキグニ  Caro フォルティノ 
Chambord  
デリケートアイス   Icecapade
Damascene

<血統背景>

 父パラダイスクリークはアメリカで走った芝馬で、5歳になってから本格化。シーザーズ国際H、サンルイレイS、アーリントンミリオンなどアメリカ芝の大レースを勝ちまくったが、BCターフはティッカネン、ハトゥーフの前に3着に敗れ、続くジャパンカップもマーベラスクラウンとハナ差の2着。このレースを最後に、西山牧場によって種牡馬として日本に導入された。西山牧場個人所有種牡馬のせいか、活躍は地味だがそれでもなかなかの産駒を送り出しており、西山牧場の種牡馬らしく、穴連発、となっている。代表産駒カネツフルーヴ(帝王賞)、ニホンピロスワン(ローズS)、アサカディフィート(中山金杯)、ニシノハナグルマ(フローラS)など。カネツフルーヴはダート馬だったが、これは母ロジータ(南関東最強の女傑)の影響が強すぎる。本来は芝で相手なりに堅実に走る馬。堅実だが強調材料がないのが特徴。だから、どの距離を走らせても2〜4着を繰り返し、条件がそろったときだけ劇走する。上級馬はハイペースで豪脚を決める、あるいはハイペースを踏ん張って粘るのが特徴。詰めの甘さがあるので、道悪や時計のかかる馬場はプラス材料となる。反面時計の早い東京では基本的に消し。

 母系だが母フェリアードの半兄にフェブラリーS2着他、ダート重賞4勝したエムアイブラン(父ブライアンズタイム)がいる。
 母の父ステートリードンは特に強調する実績を残しているわけではない。ヌレイエフ系は日本では失敗と成功の差が激しく、シアトリカルが持ち込みや○外で大成功しているものの、そのほかの種牡馬は失敗も多い。マイラーだが、欧州型パワーマイラーが多く、日本の軽い馬場で苦戦するのが多い。



○ タッチザピーク

 さて、その相手となるとこれがまたどんぐりの背比べ、の様相だが、順調ならばやはりこの馬だろうか。人気薄で紅梅Sを買った馬だが、紅梅Sで負かしたのは阪神JFで好走していたエイシンアモーレその他、素質馬多数のメンバーを先行差しで完勝して見せた。勢いのあるスペシャルウィークを父に持つこの馬に明らかに短かった1200mの距離であの競馬が出来たのならば、距離伸びるここのほうが条件は向いているのは間違いない。



▲ ラッシュライフ

 サクラバクシンオー産駒というと、どうしてもスプリントのイメージが強いものの、サクラバクシンオー自身が「中距離血統から生まれたスプリントの異端児」だっただけに産駒にもマイル中距離で走るのがもっと出てきてもおかしくないし、仕上がり早くても古馬になって一皮剥け、高齢になっても意外と踏ん張るタイプも多く出たりする。メジロマイヤー(小倉大賞典、きさらぎ賞)が好例か。それと、この父系が何よりも強いのが休み明け。多少調教本数が少なくても、ポン駆けが恐ろしいくらいはまる父系だけに、アクシデントで阪神JFをパスした、とはいえここでは要注意。上位馬をまとめて負かすだけの素質はある。



△ ニシノフジムスメ

 ファンタジーS以来の競馬で、こちらはポン駆けよりも、叩かれたほうがいいタイプとは思うが、新潟2歳Sでマイルも経験し、しかもショウナンタキオンの2着になっているという実績はこの面子の中では買ってやってもいいはず。そして父譲りの追って伸びるところを見せている馬だけに、藤田のような騎手には手が合う筈。