トップページへ戻る Photographs Leica & Rollei from Europe from the World Who is the photographer?

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Street Photography 1
from EUROPE 1



ちょっとした Photo 論

やはり、写真を趣味とされる皆さまのなかには 「写真機 (カメラ)」 も好きという方が多いのではないでしょうか ? (少なくとも自分はそうです)

「写真機」 という精密機械のメカには、確かにそのような御しがたい魅力がある。

そして、このページでは、本来 「写真機」 の魅力について語りたいのである。しかし 「写真機」 を手にしたらまずやはり写真を撮らないわけにはいかない。というわけで、写真機を語る前に 「写真」 というものも多少考察してみたい。

さて、写真機を買うと、何を撮るか ? という問題に直面する。

… というのは本来は逆のはずだ。

しかし、ついつい、その間違った順番になりやすい。写真機好きの場合は。そして写真を撮影した後、次にそれをどうするか ? という点も問題であると思う。別に自分で満足できる写真ができれば人に見てもらわなくて良いようなものだが、やはり 「人に見てもらう」 というのは、いろいろな意味で重要だと思う。しかし、つまらない写真を見せられる方は、それはそれでけっこう迷惑だったりする。

そこで、次には、人に見せたときにほめられるような写真を意識して、写真撮影における、さまざまなテクニックを身につけたいと思うようになったりする。

しかしそれが問題点への入り口になりがちなのだ。なぜか ?

テクニックのみを見せる写真を量産するようになるのだ。



Street Photography 2
from EUROPE 2 (UK)



写真をはじめた頃は、誰しも、素直な写真を撮る。あるいはそれしかできない。そして、それらの写真は、あとであらためて見ると意外と良かったりする。しかしフォトコンテストに出すと、ふつうは落選する。なぜか ? それらの写真は、思いを伝えたいという良さが確かにあるのだが 「お上手」 ではないためだ。

やはり、写真コンテストのようなコンペティションでは技術が必要なのだ。しかし実は、そこがやばいところなのである。そのような各種の撮影テクニックで、魅力的な作品ができるだろうか ?

いや、そうではないと思う。

もちろん、魅力的な作品のために必要な技術を身につけるのは、とても良いことだろう。しかし、魅力的な作品ではないものを、テクニックを見せることによって、表面的に上手な写真に見せてごまかしてしまいがちになるように思うのだ。

写真は、三種類あると思う。

@ そこにある被写体を素直に撮影する写真
A 演出写真または加工写真
B 高度な撮影テクニックを見せる写真

である。

もちろん、A でも B でもすばらしい写真はすばらしいのだけれど、個人的志向としては、やはり @ でありたいと思う。



Street Photography 3
from USA



しかし。

素直な写真は、多くの場合、ふつ〜の見栄えのしない写真でもある。

写真を初めてしばらくたって、あるときそのようなふつ〜の写真である自分の作品を見て、われながらしろうとっぽいな〜と、ふと感じてしまう。そしてれを打開するため、撮影テクニックを身に付ける。すると 「テクニックを見せる」 という路線に踏みこんでしまう。

そして、技術そのものの研鑽と顕示が目的になってしまう。

もちろん、趣味の世界なのだから、アタマから否定されるべきものではないにしても …

言いたいことはこういうことだ。

写真コンテストのような場では、コンテストに落ちる原因が技術面のアラだったということはありうるだろう。



Street Photography 4
from ASIA



しかし。

見て 「魅力がない」 と感じる写真の、真の魅力のなさの原因が、テクニックがないせいだということはほとんどないように思う。「その写真で想いを伝えたいという気持ちが足りない」 ことが魅力のなさの要因であることが最も多いと思う。

そのような意味で 「その写真で伝えたい想い」 をこめて、しかし自然に、身の回りの、ある普通の瞬間を、特別な意味のある瞬間にするような写真を撮りたいと思う。そこでテクニックを (なるべく) 振り回したりせず、標準、望遠、広角の三本か四本のレンズくらいの機材で。

本来は、標準レンズだけでと言いたいところだ。かのアンリ=カルティエ・ブレッソン先生のように。

さて 「写真」 について述べるのは以上で、その次は 「写真機 (カメラ)」 についても、思う存分述べてみたい。

写真機 (カメラ) にももちろん興味がある、という方は、次の Leica Story #1 も是非ご覧ください。ライカとローライの写真機で 「これぞ」 と思う名機と、その魅力をご紹介しております。



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in JAPAN (HOKKAIDO)



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