BOOK MEMO
<持っている本・・・読んでいない本・・・いっぱい・・・(^o^)//>
軽いネタバレもあります。まだ読んでいない方は、ご注意ください。
★★★★★★★★
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【狐狼と月(フェンネル大陸
偽王伝1)】 高里 椎奈 著 大陸の東端に位置するストライフ王国。幼くして指揮官に就いたフェンベルクは、悪鬼を従える獣兵師団を率いて外敵を打ち払い、順調に戦果を上げていた。しかし不意に舞い込んだ凶報が、次第に彼女を奈落の底へと導いて行く。投獄、国外追放、失意の果てに見た真実とは…。夜明けを目指す、王道ファンタジー第1弾。 |
<ひとこと>
2009.05/09
とある王国のお姫さまの成長記です(エッ?高里センセのお話は深いので好きです。このお話はとりわけ深いわけではありませんが、やっぱり高里節が出ていてよいです。先にも書きましたが、第1巻はプロローグですから、彼女の人となりの説明ですね。これからはじまる「旅」のきっかけです。結構ハードですが、ファンタジーの主人公でなければ14才でこの試練は・・・ダメでしょう(苦笑)
『枯れたんじゃない。凍っているだけだ。心の中には、大事なものも厭な記憶も全部、失われずに残っている。時が来て身体の中に余白が生まれれば、その内、自然と溶け出すさ』
【騎士の系譜(フェンネル大陸
偽王伝2)】 高里 椎奈 著
愛する兄の裏切り、投獄、国外追放―悲しき過去を持つ13歳の王女・フェンベルクはソルド王国にたどり着き、騎士見習いの少年・ロカと出会った。親友になった二人はある日、国立蔵書館へ。だがそこで国を揺るがすある計画を偶然耳にしてしまい、二人は命を狙われることに!高里椎奈の王道ファンタジー第2弾。
<ひとこと> 2009.05/27
純粋に推理もののように進んで、ちょっとどんでんがえし?・・・やっぱり彼女の作品はなかなか手ごわいです。推理が当たったためしがない(苦笑)薬屋シリーズより軽いのですが、基本は心のあり方みたいなところはしっかり書かれています。
「国が豊かで国民が満足して生きていられるのなら統べる者は王でなくてもよいのでは?」とも思ってしまいます。偽りはやっぱまずいですか?真相がわかって、他に王を立てたとき、今よりよくなると言えるのでしょうか?・・・と考えると、どちらが正義かなんて、後の人が決めることなのかも知れません。思いっきり本編の結末を否定しているみたいな感想ですが^-^;。
【虚空の王者(フェンネル大陸
偽王伝3)】 高里 椎奈 著
衝撃のソルド八世王誘拐から一月―王を捜すため入国したパラクレスでフェンベルクは思わぬものに遭遇する!恐ろしいほどに王に似た男・クドラ、彼女を襲う女・ベルテ、隠れて建つ謎の研究所。この奇妙な謎と王の誘拐に関係はあるのか?そして命を狙われたフェンの運命は?謎が渦巻く、王道ファンタジー第3弾。
<ひとこと> 2009.06/11
まずいです。たった3話で人物関係がわからなくなってしましました。たぶん『サチ』は、フェンの母国と関係ありなのでしょう。そしてアシュレイは・・・誰?(オイ;。
単発でいろいろな国巡りと思ったら、なんと繋がっているじゃないですか!もう少し読み方を考えなきゃ。・・・どんな読み方していたんだ?(苦笑)
ともあれ、今回はちょっと重いです。クドラとイトラ、双生児ですよね?研究による分裂体らしいですが、定かではない。「魂が分けられて自分にはない」と思ってしまった兄と「異国の傀儡となるために作られた」と思っている弟。そこには自分の否定という悲しい事実。どちらもひとつの魂とひとつの意思を持っているはずなのに、こんな風に生きてきてしまった二人は悲しいです。
『善く戦う者は、天を知り、地を知り、人を知り、機を知り、是非を知る。暗闇を不用意に歩けば必ず命を縮める。内なる混乱を鎮めるには、まず知ることが第一だ。』・・・『生きているから。私はまだ生きているから。先のことはわからない。でも自分の足で歩けと・・・』
【闇と光の双翼(フェンネル大陸
偽王伝4)】 高里 椎奈 著
大国シスタス、ソルド王都を急襲。炎に包まれる美しき都、人質となる市民、強敵を前になすすべなく敗走するソルド軍。衝撃的な知らせを聞いたフェンベルクは逃げ遅れた親友・ロカを救うために戦場へ。その勝ち目なき強敵シスタス軍との戦い、フェンはある意外な行動に出る!風雲急を告げる、王道ファンタジー第4弾。
<ひとこと> 2009.06/25
『童神』現る!
【風牙天明(フェンネル大陸
偽王伝5)】 高里 椎奈 著
他国を侵略、王を粛清するシスタス。この大国に対抗する小国連合を作るべく大陸を駆けるフェン、ロカ、リノであったが、彼らにもシスタスは圧倒的な力で牙を剥く!だが希望失われしその時、大国に弓引く者出現。その者、自らをこう名乗る―「偽王」。シリーズ名に隠された謎が今、明らかに!乱世に生きた少女の、王道ファンタジー第5弾。
<ひとこと> 2009.07/07
『我ここに宣言する。世界に叛き、彼の神に忌まわしき偽王となる事を。我こそが唯一絶対の王に弓引く者と。』・・・ついに偽王を名乗ってしまいました。相変わらず考えなしにつっ走るフェンを何故かいつも助ける「サチ」は?やっぱり気になる存在です。
今回は「ロカ、フェン、リノ」の3人が別の場所で出会ったシスタスの影に、それぞれに感じ、戦うこととなる。ここでの『戦い』とは殺しあうだけではないのですが。ともあれ、新しい仲間が出来たのか?そして話は急速に進む気配。・・・しかしアシュレイは・・・
なんとなく謎っぽい展開になってきました。そして、高里さんらしさが、全開してきて、目が離せなくなってきました。
『認めてもらいたい自分の欲と、喜ばせて貰いたい他人の欲。けれど、賛辞や喜びは『目的』ではなく、後から付いて来る結果に過ぎない。』〜ウィル)
『赦す事、赦される事は、忘れることではない。互いに心に刻み、忘れないからこそ今がある。忘れないからこそ、同じ過ちをくり返さないでいられる。』〜リノ)
『全てを識る者など存在しない。誰でも自分が知っている物と比較して、好き嫌い、善し悪しを測るしかない。肝心なのは、その物差しが万人の絶対ではないと知っているか否かということだ。』〜リー)
【雲の花嫁(フェンネル大陸
偽王伝6)】 高里 椎奈 著
王を名乗るものは全て粛清する―。非道の大国シスタスによるこの皇王宣言に叛逆し、自らを偽王と名乗ったフェンベルク。命懸けで敵の牙城へと向かう幼き戦士は、シスタス軍の追撃から逃れた町で、ある真実を知る。それは嘗て、雲の国・ラビッジで起きた恐ろしい事変と、戦友・リノに隠された悲しい過去だった!!戦乱を駆け巡る、王道ファンタジー第6弾。
<ひとこと> 2009.07/18
今回の舞台はシスタスの辺境、「ルバーブ」、そこは『知らなかった街』。シスタスに酌みしないが捨てられない人々が住む街。逃げ遅れたサチを助けるのにフェンはやりきれない事実を突きつけられる。・・・大切なのは自分なのか?心なのか?彼らに必要なのは言い訳と責任の所在だけ。それさえ請け負ってあげればシスタスから離れる事も服従することも出来る。誰もが強いわけではない。ほんの少し背中を押してくれる人がいれば、新しい一歩が踏み出せたりするものなのですね。
そして、ここで知った過去の傷跡と新しい出会いが、フェンをシスタスへと向かわせる・・・のですか?
『国境は、外界を隔離し、排斥する為の障壁ではない。治める者の注意が及び、手が届く範囲、差し伸べる腕が示した約束だ。』
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【終焉の詩(フェンネル大陸
偽王伝7)】
高里 椎奈 著 強国シスタスがソルド王国を再び侵略―最悪の報せが偽王フェンベルクに齎された。小国に残る友を救うため、戦いと恐怖の連鎖を断ち切るため、彼女は全ての元凶シスタス皇王がいる地へ。だが辿り着いた敵の中枢部で見たのは、強国が隠し続けた闇と思いもよらぬ人物だった!!「フェンネル大陸偽王伝」シリーズ完結編。 |
<ひとこと>
2009.07/24
「偽王が捕らえられた!」偽王は自分なのに・・・!フェンの正義感はソレを見逃すわけにはいかなかった。彼女の“生”に対する執着のなさが突き進める武器なのかも知れない。辛い思いをする度に強くなっている彼女は凄いです。人は何のために生きているんだろう。
話はついに終焉。相変わらず予測不能な結末が待っています・・・か?・・・なかなか王道に相応しく、きれいに終わっています。すべての人が、それぞれに正義を見つけて生きてゆきます。フェンはその歴史のたった一粒だったのかも知れませんが、ある人にとっては一生忘れ得ない人になったでしょう。こうして繋がっていくのですね。
『オレはおまえみたいな天才じゃないから、おまえがどれだけ苦しいかなんてはっきり言って全然わからない。正直羨ましい。・・・でも!お前が弾いた世界の境界線ってのがあるなら、線のギリギリまで行ってやるよ。そこにいるよ。だからお前も来い。・・・そうしたら、内と外でも、隣にいるだろ。』〜ロカ
『卑怯者で腰抜けの恩知らずと生涯、心の声に苛まれたいなら止めはしない』〜ローゼル
=子供が善も悪もなく親の行動を真似るのは、親に全信頼を寄せているからだ。それは常識へ形を変え、時には良心と呼ばれ、人の心の中に理想を作る。形が得がたいから故に信じられない心がの声が現実に目に見えるその実感。「それが、真の王」王達の上に立つのではなく、人の間で人を横に繋げて行く。普遍であり続ける者。=
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【草原の勇者(フェンネル大陸
真勇伝1)】
高里 椎奈 著 国王の悪政が人を石に変える呪いを呼び、民衆が死の恐怖にあえぐ国リムナンテス。旅の途中の少女フェンと、テオ、サチは誘拐されるが如く強制的に傭兵として雇われ、混乱した国を正す革命の戦いに身を置くが、その敵は思いも寄らぬ者たちであった!祖国を追われた元王女フェンの新たな物語。「フェンネル大陸真勇伝」開幕。 |
<ひとこと>
2010.01/05
どこに正義があるのかわからない戦いに流されて・・・自分で選んだ道だけれど、本当にこれでよかったのか悩む。頭ではわかっていても体が拒絶する。強いのか、弱いのか解らないフェンの心をコントロールするのは行動力。つまり思考じゃないってことですね。革命の名のもとに行う破壊活動。正しいことを知らなければ、自分の行動まで否定されてしまう。「流されているだけではダメだ!」ということです。どんな時でも同じですね。
そしてお話は、サチの弟探しに・・・
『誰かの役に立ちたいってことは欲なんだって』〜フェン
【太陽と異端者(フェンネル大陸
真勇伝2)】 高里 椎奈 著
命の恩人・イーターの強い誘いで人間が恐れる生物・悪鬼が棲むという南海の孤島へ向かった少女・フェン。海賊と嵐に襲われた船旅の末、辿り着いたのは「人喰いの島」と呼ばれる不吉な場所だった!そしてその名を裏付けるが如く仲間が消失する!?祖国を追われた元王女・フェンの冒険「フェンネル大陸
真勇伝」第2弾。
<ひとこと> 2010.01/21
ついに、グールの街「フィー・バーフュー」へ。真っ直ぐ普通に到着すればよいのに、結局いろいろあって漂流した先が・・・という、アドベンチャー仕立てになっています(苦笑)。そして、テオの過去と切ない気持ちも少し。あとは、お得意のサスペンス仕立て?・・・繋がりもあります。
彼らの生きてきた軌跡は、存在を消し去るほどの戒めの生き方だった。たった一文字足りないだけで・・・
彼らは「叡智を求める時、大地の炎に灼かれる」=>「神の意思に叛き、叡智を求める者よ。業火に灼かれ、大地の贄となれ」・・・が、先祖が残した訓示だと言う。しかしフェンが見つけた真実は、「叡智を求める時、大地の炎に灼かれるな」=>「叡智は地中にある。泥炭層の炎に焼かれないように気をつけなさい」
神の意思が心を阻むものなどありません。絶対!
フェンもきっとそんな気持ちで土を掘っていたのでしょう。うまく表現できないけれど彼女はすごいです。言葉の魔術師ですね〜高里センセ(そっちか?
『優しくするのは、手渡し出来るって」「誰かに優しくするのは、世界を優しくするのと同じだ』〜フェン
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【ふたつの愛】 土居 伸光 著 「自分外し」とは?無償の愛なのか、囚われの愛なのか。心の到達点に至る感動的な結末。 |
<ひとこと> 2006.12/18
知り合いに貸していただきました。本来こういう小説は読まないかも・・・のジャンルですが・・・といいながら、明日の記憶とか読んだか?現実的な小説は、まあこんなものでしょう。と言う感想になってしまうのが、SF&ファンタジー好きな性でしょうね(苦笑)。土居氏はいくつくらいの方なのでしょう?(無知ですみません)私的には、思想とか考え方は、悪くないと思いますが、こんなに頑張って回りくどく訴えなくても、もっと簡単に記している「児童書」や「ライトノベルズ」はたくさんあります。(やっぱりそっちか
^-^;)以前読んだ「ゲド戦記」でも「影は逃げれば追いかけてくるが、追いかければ逃げていく」と言っていますよね。まあ、こんなことです。(違うか?)・・・長編小説でなくても、エッセイとして出せばよかったですね。しかし2時間で読めた190ページでした。
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【ぶたぶたのいる場所
】(ぶたぶたシリーズ)矢崎 存美著 海辺の瀟洒なリゾートホテルには、知る人ぞ知る神出鬼没のホテルマンがいた。見た目はかわいいぬいぐるみだが、中身は頼りになる敏腕執事。お客が困っていると、何処からか現れ、疾風のように去ってゆく―。その姿を目撃した者は、幸せになれるという伝説があるのだ。今日も新たなお客がやってきて…。とっても不思議で心温まる、超人気シリーズ。 |
<ひとこと> 2006.09/11
ひさしぶりに「ぶたぶたシリーズ」です。相変わらず、不思議な生物?に戸惑う人たちの表現が面白いです。いえ、それだけではありませんが^-^;・・・キーリを一気に読んだあとなので、「なんと場違いにのんびりした話だ」と思ってしまいました。(・・・場違いってことはないだろ)
【夏の日のぶたぶた】(ぶたぶたシリーズ)矢崎 存美著
中学二年の夏休み。菅野一郎は、父親の経営するコンビニの手伝いをしながら、毎日を過ごしていた。そんなある日、配達を頼まれたのは、近所の“幽霊屋敷”と呼ばれている家。勇気をふりしぼって行くと玄関から出て来たのは、“ぶたのぬいぐるみ”だった。実家に帰ってしまった母親。どことなく元気のない幼なじみの少女。いつもとちょっと違う夏休み。
子供以上大人未満な少年時代をやさしい筆致で描く書き下ろしハート・ウォーミング・ノベル。
<ひとこと> 2006.09/15
今回は児童書っぽいです。がんばれ!少年!というお話でした(どんなだ?)
【ぶたぶたの休日】(ぶたぶたシリーズ)矢崎 存美著
ある時は占い師、ある時は定食屋手伝い、はたまたある時は刑事。動き、喋り、働くピンクのぬいぐるみ(ほぼバレーボール大)、山崎ぶたぶた氏はなにを隠そう、お父さんでもあるのだった!休日だからと気を抜いてしまったのか。ちょっと寝過ごしたぶたぶた。ゴミを出し、洗濯物を干し、雨のなかを買い物に走る。約束の時間に間に合わせるために…。ぶたぶたの魅力あふれる、「お父さんの休日」「約束の未来」「評判のいい定食屋」「女優志願」の四篇を収録した最新作、書き下ろしで刊行。
<ひとこと> 2009.04/17
読み直し第2弾。何気に後作品から読み直していますが^-^;
ぶたぶたは普通に生きているだけです。別に教訓めいたコトを言うわけでも、人に媚びたりするわけでもありません。ただ、普通?に生きているだけです。なのに彼に関わる人々は、何だか幸せを感じます。何故・・・でしょう?
「ぶたぶた」さん、占い師勉強中・・・の『約束の未来』。なんとなく流されて、こんな人生でいいか。と生きていた少女が抱く“不安”は、実は誰でもがずっとどこかに抱いているものかも知れません。彼女は単純に「マリッジブルー」という形で現れていますが・・・でも本当は「幸せだから感じる不安」なのですよね。・・・だから、生きるって難しい・・・けど楽しい。
『評判のいい定食屋』はその名のとおり、料理人?の「ぶたぶた」さんです。夫の浮気相手?は・・・!!「何で言わないかなぁ〜」と思ってしまう私はファンタジーの心がないですか?「な〜んだぁ」というオチにちょっとホロッときてしまう、ずるい構成です(エッ?
夫を殺す。なんとこのシリーズに似つかわしくないサスペンスタッチのお話は・・・『女優志願』の奈美はぶたぶたに出会ってしまった。少しづつズレてしまっていく計画に戸惑いつつ自分を取り戻していく・・・などとすごい話ではありませんが、ぶたぶたはいつもただのナビゲーターで、何かすごいことをしているわけではないのですよね。人って結局自分でちゃんと解決できるのですよね。
【刑事ぶたぶた】(ぶたぶたシリーズ)矢崎 存美著
銀行強盗が、人質をとってたてこもっている!配属早々の大事件に、春日署の新人刑事・立川君はちょっとパニック。しかし大丈夫。こんなときこそ“彼”の出番。走り、喋り、ほんの隙間からももぐりこめる―薄ピンク色のぬいぐるみ、ぶたぶた。彼はなにを隠そう立川君の上司、つまり刑事なのだ。宝石窃盗事件も、赤ちゃん誘拐事件も、そのプリティな鼻を動かせば、どんな犯人だってすぐ嗅ぎつけられる(?)。ちまたで超人気の『ぶたぶた』シリーズ、デュアル文庫第三弾。
<ひとこと> 2009.02/20
ずいぶん昔に読んだ本を読み直しました。ほんわか、一生懸命な少年少女がよいですね。
この回は刑事!ひとつずつの事件がだんだん繋がっていきます。
はじめは、序章なのでお決まりの「ぶたぶた」に出会ってびっくりの立川新米刑事の姿と感情を表しています。そして事件は幼児誘拐事件に・・・まず、「お母さんが誘拐犯だ」という少女登場。そして宝石強盗の飼い犬が絡んで、誘拐された夫婦の人となり・・・そして誘拐犯の心へと移行していきます。間に不倫夫への逆襲?ってのもありますが。
人の心って『なんてわがままな独りよがりで、でもはかなく切ないものか』と思います。飄々としたぶたぶたの大人の態度が「人生なんてそんなもんさ」と言っているみたいです。ぬいぐるみに言われるのか?(苦笑)・・・少し肩の力を抜いて遠くから自分を眺められれば楽なのにね。
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【訪問者ぶたぶた】(ぶたぶたシリーズ)矢崎 存美著 ホストのコウは焦っていた。ナンバーワンは引き抜かれ、オーナーは病に倒れ…。そんなとき耳にした“伝説のホスト”の噂。不滅の売上記録を持つ謎の男とは?(「伝説のホスト」)。もう〆切に間に合わない―。アシスタントたちに逃げられ、独り泣く少女マンガ家の元にスゴ腕の助っ人がやって来た(「ふたりの夜」)。笑いの後にじんとくる、人気シリーズ最新作。 |
<ひとこと> 2009.07/00
今回のぶたぶたさんはいろんな職業です。別のお話・・・と考えますか?
元カリスマホスト、学校の先生、マンガのアシスタントなど神出鬼没でちょっとイライラしていたり、落ち込んでいたりする人たちを、その気もなく癒してゆくのでした。いや〜今回も癒されましたね〜(苦笑)
【BLACK BLOOD
BROTHERS 1 (兄弟上陸)】 あざの 耕平 著
空には満月。その光を浴びて、疾風のように駆け抜ける赤い影。手には一振りの日本刀を携え、ビルからビルへ跳躍を繰り返す。ジローは疾走する。弟を取り戻すために。己の願いを叶えるために。―そして。敵を確認し、牙を閃かせて笑う。今の自分は、どんな相手でも滅ぼせると知っているから。特区。滅び去ったはずの吸血鬼が、人間と共存できる世界で唯一の場所。その特区で、吸血鬼・望月ジローとコタロウの兄弟と、人間・葛城ミミコが出会った時、運命は孵化へと進み始める。黒と赤に彩られた生と死、そしてそれを超越した吸血鬼の物語、ここに開幕!キミは闇の血族の伝説を目撃する。
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【BLACK
BLOOD BROTHERS 2
(特区鳴動)】 あざの 耕平 著 漆黒の夜に刻まれた、赤い―赤い姿。調停員・葛城ミミコは、彼から目を離せなかった。だって、笑っていたから。『銀刀』を片手に、同族の血に染まり。牙をむき、吸血鬼そのものの姿で。「これはデモンストレーションなんです」ジローは、酷く優しげに微笑んだのだ。間違ってる―と、叫ぶことは簡単だった。けれど。ミミコにはわかった。もう、何を言っても、彼に届かない。人間と吸血鬼が共存する世界で唯一の場所・特区。だが吸血鬼の兄弟・望月ジローとコタロウの上陸で、平穏は破られた。香港聖戦の英雄・ジローを巡り動き出す、策謀の数々。人間と生きることを望むジローは、ある決断を下すのだが!?過去の因縁と現在の思惑が、未来を揺るがす! |
【BLACK BLOOD
BROTHERS 3
(特区震撼)】 あざの 耕平 著
『ジローは、周りに目を向けなきゃ。もっと大きな流れになるために、ね』昔。闇の母たる、彼女はそう言った。そして今。目の前でミミコが告げる。「あなたはちっぽけな流れでしかないの。…独りでいようとする限りは!」吹き荒れる嵐の中で、ジローは思う。何故、彼女たちはどんな時も、希望に満ちた眼差しを失わないのか―と。世界で唯一、人間と吸血鬼が共存する場所・特区。しかし、忌むべき血族『九龍の血統』の暗躍で特区は崩壊の危機に直面していた!兄弟上陸事件、ついにクライマックスへ―。赤も黒も、全ての“血”が交じり合う真実がここに在る、シリーズ第3弾。
<ひとこと> 2007.01/16
またまたシリーズものに手を出してしまいました。あまりにもたくさん出回っている吸血鬼もののひとつですが、テンポもよく、重くなく読みやすいものです。前回まで読んでいた「ゲド戦記」とは大違いです。(苦笑)
『人の言葉には裏と表があります。だからといって、表の言葉に本意がないとは言えません。』
【BLACK BLOOD
BROTHERS 4
(倫敦舞曲)】 あざの 耕平 著
やっと見つけた。もう迷わない。己の剣を捧げる相手。共に人生を歩む少女。だから次郎は―異形の牙をむくアリスに、微笑みかける。「…私の血が、必要ですか?」1895年、ロンドン。留学中の大日本帝国海軍少尉・望月次郎は、連続殺人事件の捜査に関わることになる。『7年前に姿を消した切り裂きジャックが、吸血鬼になって戻ってきた』―そう噂される不可解な事件の影には、闇の世界の住人たちも絡んでいた。謎の男装の麗人・カサンドラ。その僕・ケイン。そして、月光の化身のようなアリス・イヴ…。人間・望月次郎から、吸血鬼・望月ジローへ。これは長い長い闇の歴史における、知られざる一頁。百年の夜の、幕開けの物語。
<ひとこと> 2007.01/17
ジローの人間時代のお話。何気にこんなお話は好きです。ちょっとサスペンスっぽくて、でも現在との繋がりから結末はだいたい想像できるのですが・・・歴史と虚構が織り交ざったなんとなく「そうなんだ」と納得してしまうお話です。(・・・いや、ただの小説!フィクションですが・・・^-^;)ジローくんは元はこんなに素直でいい青年だったのですね。1〜3話が怒涛のように過ぎていきましたので、ちょっとホッとするお話でした。
【BLACK BLOOD
BROTHERS 5
(風雲急告)】 あざの 耕平 著
…いい奴、なのに。夕暮れ時の繁華街に佇む、人の血に手を染めた吸血鬼。その姿を見つめて、ミミコは思う。彼は同胞をかばっただけ。―なのに、なぜこんなことに?存在しないはずの“第11地区”の噂。そして実存した“九龍王の遺灰”。二つの要素が『カンパニー』と協定血族の関係に影を落とす中、吸血鬼の存在が公になる事件が発生した―。人間と吸血鬼の共存は、理想でしかないのか?それとも『九龍の血統』の陰謀なのか?不穏な風が吹く特区で、誰もが自分の道を探し迷走する。そして、調停員・葛城ミミコにも選択の時が迫っていた…。望月兄弟の特区上陸から1年。運命の孵化が始まる新感覚吸血鬼ストーリー。
【BLACK BLOOD
BROTHERS 6
(九牙集結)】 あざの 耕平 著
この身は、賢者の血統に捧げた。それが誇りだった…。吸血鬼・望月ジローは、苦い想いを噛み締める。―今は、その運命が少し、つらい―。『カンパニー』が招聘した吸血鬼化特殊部隊『赤い牙』。セイたちが黙秘を続ける九龍王の遺灰の在り処。カーサ率いる『九龍の血統』の特区攻略の兆し。幾多の不安要素が渦巻く中、それでもジローは、フリーの調停屋となったミミコと共に、充実した日々を過ごしていた。しかし“血の宿命”が、その平穏を破る。血が命ずるままゼルマンとの死闘に臨むジロー。運命がもたらす戦いを通じ、彼は秘めたる想いを自覚する―。誰もが己の内なる願いと直面する、新感覚吸血鬼サーガ、長編第6弾。
<ひとこと>
2007.01/20
第2シリーズです。あれから1年やはりこの3人(?)プラスその他大勢に安息はないみたいです。少しトーンダウンしてしまったみたいで、テンポも遅くなっています。一気に終わったほうがいいと思いますが、いかがでしょう?
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【ぼくには数字が風景に見える】 ダニエル・タメット
著 数字は僕の友だちで、いつでもそばにある。11は人なつこく、5は騒々しい、4は内気で物静かだ−。円周率22500桁を暗唱、10カ国語を話す天才の「頭と心の中」。サヴァン症候群でアスペルガー症候群の青年が語る手記。 |
<ひとこと> 2007.10/27
絶賛されている本を借りてみました。「博士の愛した数式」に似た感じがある・・・と思ったら全然違うみたいです。自伝でノンフクションです。ツボがよくわかりませんでした。すみません^-^;・・・よく解らない時は、レビュー読んでみます。もちろん良い評価のものを。自分が揺れなかったツボは何なのかを確かめるのもいいです。
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【墨攻】 酒見 賢一著 戦国時代の中国、特異な非攻の哲学を説き、まさに侵略されんとする国々を救援、その城を難攻不落と化す謎の墨子教団。その教団の俊英、革離が小国・梁の防衛に派遣された。迫り来る敵・趙の軍勢は2万。梁の手勢は数千しかなく、城主は色欲に耽り、守備は杜撰であった。果たして革離はたった一人で城を守り通せるのか―史実を踏まえながら奔放な想像力で描く中島敦記念賞受賞作。 |
<ひとこと> 2007.02/11
話題の映画に誘われて、図書館で借りてみました。墨子ってなんとなくミステリアスで実在の人物は間違えないのですが、何処の誰なのかということはよく解っていないのですよね?私たちは「孔子」の教えとかが良いものとして漠然と思っていたのですが、ちょっと調べてみるだけで、それは「間違えじゃないか」と言うことがわかります。いかに学生時代の授業があいまいでいい加減だったかがわかります。(授業が・・・なのか自分の勉強能力がなのかは・・・ですが)とにかくこのお話はフィクションです。・・・実話ならOKでしょう。フィクションとしたら、ちょっと終わり方が・・・(いえ、私は普通じゃないお話を読みすぎて普通に終わると物足りないと思ってしまうだけですので・・・普通の方は大丈夫です・・・たぶん^-^;)
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