BOOK MEMO
<持っている本・・・読んでいない本・・・いっぱい・・・(^o^)//>
軽いネタバレもあります。まだ読んでいない方は、ご注意ください。
★★★★★★★★
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【刀語
第一話<絶刀・鉋>】 西尾
維新 著 伝説の刀鍛冶、四季崎記紀(しきざききき)がその人生を賭けて鍛えた12本の“刀”を求め、無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と美貌の奇策士・とがめが征く!刀語(カタナガタリ)、第1話の対戦相手は真庭忍軍十二頭領が1人、真庭蝙蝠!衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第1弾! |
<ひとこと> 2008.1/8
はい。また連続ものに手を出してしまいました。ページ数も少なく読みやすい本です。コミックを活字で読んでいる感覚ですね。序章みたいなものですから、濃いお話ではなく、登場人物説明&これからの展開を乞うご期待。という感じです。とりあえず12巻行ってみます。
【刀語
第二話<絶刀・鉋>】 西尾 維新 著
「あんたはまだその程度にしか虚刀流を知らないということだ」
無刀の剣士・鑢七花(やすり・しちか)と野心を秘めた謎の奇策士・とがめは、一路、西へ!伝説の刀鍛冶・四季崎記紀(しきざき・きき)が完成させた“刀”は12本残る11本は誰が?
何処に?愛と復讐の旅路に迫る危機また危機!刀語、第2話の対戦相手は、因幡砂漠に聳え立つ下酷城・孤高の城主、宇練(うねり)銀閣!衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第2弾!
<ひとこと> 2008.1/14
「守るものがあること」ということがテーマなのでしょうか?確かに、人って(私は・・・かな?)一人では生きていけないかも。何も無くなってしまった時、「何か」がないと生きる意味を失ってしまうのでしょうか?人間だから??
前振りと中振りが長い・・・というか、戦闘シーンは30ページぐらいであとは、二人のやり取りがメインです。結構眠くなります。でも、12巻・・・読みかけてしまいましたから、早く読めるし、もう少し付き合ってみます。
【刀語
第三話<千刀・ツルギ>】 西尾 維新 著
「俺は刀だからな――。とがめ以外のためには、心も身体も、動かないさ」
無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と野心を秘めた奇策士・とがめは、出雲の国は三途神社へ辿り着く!伝説の刀鍛冶・四季崎記紀が完成させた“刀”は12本
――残るは10本!“千本で一本”なる千刀(セントウ)・ツルギの秘密とは!?刀語、第3話の対戦相手は、三途神社を束ねる敦賀迷彩!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第3弾!
<ひとこと>
2008.1/17
心動かされるはずのお話です・・・が、七花にかかるとそんな感傷などないわけですね。でも、きっと本当の優しさって、情けをかけることじゃないのでしょうね。彼の性格は、ワンピースのルフィと被るのですが・・・私だけ?
【刀語
第四話<薄刀・針>】 西尾 維新 著
「そいつを倒せば、俺が日本最強になれるってことだろう?」
“日本最強”の堕剣士・錆白兵から叩きつけられた挑戦状!無刀の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、薄刀『針』を所有する錆から、その刀と、日本最強の称号を奪い取ることはできるのか――?伝説の刀鍛冶・四季崎記紀が完成させた“刀”は12本――残るは9本!刀語、第4話の対戦相手は、日本最強の称号をほしいままにする錆白兵!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第4弾!
<ひとこと>
2008.1/20
・・・というより、お姉さまのお話じゃないですか。しかも、あれだけ引っ張ってきた「錆白兵」との戦いは後語りでたった5ページほどで終わりですし(苦笑)。でも、七実お姉さま、思ったとおり素晴らしいです。最後の予告に意味深なコトが書いてありましたが・・・それは、先のお話ですね。
【刀語
第五話<賊刀・鎧>】 西尾 維新 著
「日本最強」を襲名した無刀の剣士・鑢七花と、変体刀を蒐集する美貌の奇策士・とがめは、「あるもの」を賭けての勝負を挑まれる。対戦相手は、賊刀「鎧」を所有し絶対の防御力を誇る鎧海賊団船長・校倉必!
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第5弾!
<ひとこと>
2008.1/24
今回は普通に、二人のお話でした。新しい敵?微妙な味方?一目ぼれ?嫉妬?・・・普通のお話が続きます(エッ?
少し人間の感情が沸いてきた七花の気持ちのよりどころみたいなものも注目ですか?まあ、あまりにも幼いのですが。
【刀語
第六話<双刀・鎚>】 西尾 維新 著
蝦夷の踊山を彷徨う、無刀の剣士・鑢七花と奇策士・とがめ。吹きすさぶ豪雪と疾風のなか、七花が絶体絶命の危機に!
追い詰められた真庭忍軍の切り札と、とがめを狙う謎の第3勢力の蠢動はいかに。
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第6弾!
<ひとこと>
2008.1/25
極寒の地で出会った少女についに負けてしまいました。そして、七花はまたひとつ大人になったのですね。・・・そんなこと感じている私って、お母さんみたいだ^-^;。今回は、「よりよいこと」を考えられるようになってきました。まるで、AIロボットが心を育ていく話みたいですね。・・・ひょっとしてそういう話なのか???
【刀語 第七話<悪刀・鐚>】 西尾 維新 著
奇策士とがめと旅を続ける無刀の剣士・鑢七花を襲う、最大・最恐・最悪の試練−。聖地・清涼院護剣寺で、この世で唯一血を分けた姉との、血で血を洗う死闘! 七花の前に立ちはだかる姉に、七花はその剣を振り下ろせるのか?
衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第7弾!
<ひとこと> 2008.2/4
ついに姉との一騎打ち!「殺したくない」などと甘いことを言っていては、自分がやられる・・・彼にとって「大切なもの」って何だったのでしょうね。七実は本当に本気で戦ったのでしょうか?
【刀語
第八話<微刀・釵>】 西尾 維新 著
姉・七実との死闘を経て、名実共に日本最強となった七花と、伝説の変体刀を7本まで蒐集した奇策士・とがめは、江戸の奥地に広がる人外魔境の異界・不要湖へと足を踏み入れるが…。衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第8弾!
<ひとこと> 2008.2/4
今回の刀は・・・刀???ということで、今回は最近チョコチョコ登場する不定姫と右衛門左衛門のお話でした(エッ?いよいよ大詰めに向かって、刀集めるのはいいけど、「どういう終わりに持っていくのか?」というのが、気になりだしました。七花のAI知能も人間化するのでしょうか?とはいえ、まだまだ刀集めは続きます。
【刀語
第九話<王刀・鋸>】 西尾 維新 著
無刀の剣士・鑢七花と奇策士とがめは、王刀『鋸』を振るい、心王一鞘流をたった一人で守る汽口慚愧の道場を訪ねる。とがめがめぐらした奇策に、全身全霊
で攻め入る汽口!衝撃の12ヵ月連続刊行企画“大河ノベル”第9弾!
<ひとこと>
2008.2/22
今回の相手はごくごくまじめな女剣士です。木刀ですが。・・・何故鋸なのか?とはもう、聞きますまい(苦笑)。思いっきり反則技?でいいのか?などとも聞きませんから。でも、とがめの実力が初めて発揮されたわけですね。
【刀語
第十話<誠刀・銓>】 西尾 維新 著 (2008.2/00)
虚刀流・鑢七花と奇策士とがめが蒐集する変体刀は、いよいよ十本目。対象は誠刀『銓』、所在は陸奥の百刑場。そこは、先の大乱を導いたとがめの父・飛騨鷹比等が、七花の父・鑢六枝に斬殺されたという呪われた土地だった。は何もない原っぱ-百刑場に突如出現した「仙人」は、とがめの心をかき乱し、七花に「意識」の戦いを強いる!
<ひとこと> 2008.4/1
仙人は自分の心に残るものを映し出しているわけですね。嫌なものか好きなものかは解りませんが、ずっと気にかかるものって、ありますか?自分ではわからないですよね。仙人に会ってみたら、誰がでてくるのでしょう?知りたいわ。・・・などという話ではありません。もちろん
^-^;
【刀語
第十一話<毒刀・鍍>】 西尾 維新 著 (2008.2/00)
十二本の完成形変体刀蒐集完了まで――あと二本。
無刀の剣士・鑢七花と奇策士とがめは、真庭忍軍の本拠地“新・真庭の里”へ向かう。真庭鳳凰が手にした毒刀『鍍』の脅威の力とは!?まにわにの運命や如何に――!?
物語は最高潮!!
紅葉はらはら、竹のカラー口絵つき!
刀語、この度もごひいきに!。
<ひとこと>
2008.3/26
10話より先に届いてしまいました。まあ、たいして関係ないか(オイ;・・・最後に近づくにつれ、七花の戦いより別の視点のお話ばかりになってきています。今回は真庭忍軍『鳳凰』と仮面の忍者(苦笑)のお話がメインでしたね。そして、鳳凰はもともとは壊れた性格だったわけです・・・ね。落ち着いたまとめ役は根暗仮面のものだったと。しかし、回想が多い巻でしたね。
【刀語
第十二話<炎刀・銃>】 西尾 維新 著
虚刀流・鑢七花(やすりしちか)と奇策士・とがめによる伝説の完成形変体刀蒐集の旅は。否定姫の腹心・左右田右衛門左衛門の所有する最後の一本――炎刀『銃』を前に、最期にして最悪の試練を迎えていた――。
西尾維新と竹が描く、時代活劇絵巻――いよいよ最終回!
<ひとこと>
2008.04/11
ついに最終回です。そうきたか!という終わりでした。捨て駒だったのですね。まあ、刀集めが終わってからの二人の行く末は想像できませんでしたから・・・それでもとりあえず、ちゃんと終わったわけですね。ああ、終わったぁ〜という感じですか(・-・?)
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【神様からひと言】 荻原 浩 著 大手広告代理店を辞め、「珠川食品」に再就職した佐倉凉平。入社早々、販売会議でトラブルを起こし、リストラ要員収容所と恐れられる「お客様相談室」へ異動となった。クレーム処理に奔走する凉平。実は、プライベートでも半年前に女に逃げられていた。ハードな日々を生きる彼の奮闘を、神様は見てくれているやいなや…。サラリーマンに元気をくれる傑作長編小説。 |
<ひとこと> 2006.12/24
素直におもしろかったです。何といってもこれは私のツボです。主人公の販促プレゼンマニュアルとか、お客様相談室(苦情係)のイロハとか、終始「うんうん」と共感してしまう次第でした。もし読んで話がわかる方は、語り明かしましょう。私はより一層リアルで面白いプレゼン却下とか、笑える苦情とかの情報・・・ありますよ(苦笑)・・・現実的小説は苦手だと言っていながら、なかなか気に入ってしまいました。サラリーマンに元気をくれるかどうかは・・・???ですが、荻原氏は社会生活がよくわかっていて、文章力もあるため、とても読みやすいものになっています。なかなかきれいな「ハッピーエンド」です。
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【神様のカルテ】 夏川
草介著 栗原一止は信州の小さな病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。ここでは常に医師が不足している。 専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を三日取れないことも日常茶飯事だ。 そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。第十回小学館文庫小説賞受賞作。 |
●第一話
満天の星 ●第二話 門出の桜 ●第三話 月下の雪
<ひとこと> 2010.09/27
『読んだ人の心を温かくする、新たなるベストセラー』とか、結構たいそうな褒め言葉が並んでいる帯を見て、半信半疑で借りてみました。人気の本だけあって、半年待ってやっと届きました。で、感想は・・・私はこういう普通のお話はあまり読まないのですが、今だからわかるいろんなことを感じさせてくれます。そして、舞台が長野の山に近い町ということと、主人公の漱石好きの少しレトロな作風のため、ちょっと昔のお話みたいでのんびりしています。病院で医者にかかって、悲しい思いをしたことがある私は、非常に共感できるものがありました。そして、確かに心温かくなります。作者本人のお話ですよね?すばらしいです。安曇さん(エッ?。
患者から見る医者って、『いい先生』と感じるにはかなりのいい先生でなくてはならないのが解ります。何故なら、普通に素晴らしいだけじゃ、『いい医者』とは思わないじゃないですか。人って“嫌”は簡単に言えるのに“いい”の許容範囲は狭いんです。たぶん・・・。
★『凡人がつまづく所も素通りして平然とかまえているようなところもある。』=これは、天賦の才です。どんな時もこんな風に生きていきたいですね。
★『あと半年の命だと言われました。治療法はないから、好きなことをして過ごしなさいと。』早くに夫を亡くし、子供も親戚もいないひとり暮らし。たったひとりの孤独な患者に『好きなことをしてすごせ』と言ったのか。癌だと告げた時も、痛みが出た時も、けして悲しみを外に出さず穏やかだったのに・・・泣いていた。=私は告知するのって、すごく慎重に回りから攻めて「よし!」という段階でするのだと思っていました。心が強いわけでなく、いきなり直接言われたらかなり凹む人はたくさんいます。なのに、検査にひとりで入った時すぐに告知をして、「今は告知するのが普通です。」と言うのです。普通って・・・?そんな医者ってどうですか?大病院の先生様ですか?病は気持ちでも治るし、悪くもなるんです。心の痛みは病気ではないのでしょうか?
★『かまわぬ。生きている。そこに意義がある。』『眠れぬなら眠剤を飲もう。不安であるなら安定剤を飲もう。だが飲みすぎはいかん。酒と同じだ』=以前読んだ本にも同じようなことが書いてありました。本人が言わない限りそれは故意ではなくて事故だと信じてあげよう。・・・とか。死のうとして死ねなかった時の気持ちは死のうと思ったときより辛いのかも知れませんね。
★『一に止まると書いて正しいという意味だなんて、この年になるまで知りませんでした。でもなんだかわかるような気がします。人は生きていると、前へ前へという気持ちばかり急いて、どんどん大切なものを置き去りにしていくものでしょう。本当に正しいことというのは、一番初めの場所にあるのかもしれませんね。』=この言葉はすごいです。いつかそれなりの年になったら、使ってみたいです♪
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【神様のカルテ】 夏川
草介著 栗原一止は夏目漱石を敬愛し、信州の「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医である。写真家の妻・ハルの献身的な支えや、頼りになる同僚、下宿先「御嶽荘」の愉快な住人たちに力をもらい、日々を乗り切っている。 そんな一止に、母校の医局からの誘いがかかる。医師が慢性的に不足しているこの病院で一人でも多くの患者と向き合うか、母校・信濃大学の大学病院で最先端の医療を学ぶか。一止が選択したのは、本庄病院での続投だった(『神様のカルテ』)。新年度、本庄病院の内科病棟に新任の医師・進藤辰也が東京の病院から着任してきた。彼は一止、そして外科の砂山次郎と信濃大学の同窓であった。かつて“医学部の良心"と呼ばれた進藤の加入を喜ぶ一止に対し、砂山は微妙な反応をする。赴任直後の期待とは裏腹に、進藤の医師としての行動は、かつてのその姿からは想像もできないものだった。 そんななか、本庄病院に激震が走る。 |
●第一話 紅梅記
●第二話 桜の咲く町で ●第三話 花桃の季節
●第四話 花水木 ●エピローグ
<ひとこと> 2011.02/13
はじめはゆっくりとしたお話で、トーンダウンしたな。と思いましたが、なんの!ちゃんとガッツリ重くのしかかってきました。医師の日々の生活を淡々と描いた作品ですが、とてもホッとします。辛い日々をそれでも前向きに生きる若者が羨ましくもあり、応援したくもあり・・・みんなきっとこんな風に頑張っているのですよね。自分も一所懸命に生きなきゃと思わせる1冊です。疲れたり、逃げたくなったとき、読んでみたい本です。
★「良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である」セオドア・ソレンソン…らしい。
理想って、思いが重すぎて賛同してもなかなかついていけなかったりします。それでもそれを追い続けられるかは、一人じゃないからかも知れません。ここには同じ志をもつ人がいて、それに酔いしれて、支える人がいる。そんな理想的な環境が羨ましくもあります。共に走り、共に転ぶそんな仲間がいればいいのかも知れないですね。
★『貴君の年齢で夢なんぞ見つからなくて当たり前だ。「やりたいことを見つけてそこに打ち込んで行くのが人生だ」などということ自体が、ただの幻想なのだから。世の中はそんな都合よくできていない』『ただ、やりたいことが見つからないから、何もしないというのでは、ただの猿問答だ。我々は人間である以上、猿をやっているわけにはいかん』
なんだか、理屈をこねているだけみたいですが、結構深い言葉ですよね。小さい頃、「大きくなったらなりたいものは?」と聞かれて、真に思って答えたことがありますか?何で今決めなきゃいけない?とか、決めてから動かなきゃいけないの?とか反発したことはありませんか?そんな時、「いいんじゃないか」と言ってくれるのは心がちょっぴり緩くなれるのかもしれません。
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【からくり夢時計】 川口 雅幸 著 小6の聖時の家は時計店。冬のある日、年の離れた兄と大喧嘩、父にも叱られ店の作業部屋に隠れこむ。そこで聖時は不思議な鍵を発見。古い時計に差し込むと、突如、部屋の時計がすべて反時計回りに回転しだした。やがて聖時の前には一人の同じ年頃の男の子が―どう見てもそれは12年前のお兄ちゃん。さらに幼い頃交通事故で死んだ母親の姿が。どうやらタイムスリップしたらしい。そして、聖時のかけがえのない時間が刻まれてゆく…。 |
<ひとこと> 2009.03/16
大嫌いなお兄ちゃん。自分の出生の秘密。タイムスリップで得られたものは・・・
子供がちょっとだけ大人の気持ちがわかるようになったきっかけは、こんな劇的な出来事でなくても、ひょっとして、もっと些細なことでもよいのかも知れませんね。でも、時期ってあると思います。幼すぎても、青年になってしまってもいけない、とっても重要な時期が・・・
『今の子供は・・・』なんていつの時代も言われること。
でも、子供の頃って、すごくいろんなこと考えていませんでした?まあ、ほとんどは「どうしたら○○に好かれるか」なんて独占欲みたいなものだったのでしょうが。いろんなことに意味を持って生きていたのに、大人になると『今の子供は・・・』で片づけてしまうのが悲しいですね。ちゃんと見ていてあげれば、答えは自分で出してくれるものです。・・・ね?
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【空の境界 上】 奈須
きのこ 著 二年間の昏睡から目覚めた少女・両儀式が記憶喪失と引き換えに手に入れた、あらゆるモノの死を視ることのできる“直死の魔眼”。浮遊する幽霊の群れ。人の死を蒐集する螺旋建築…。この世の存在のすべてを“殺す”、式のナイフに映る数々の怪異。非日常の世界は、日常の世界と溶け合って存在している…。あの伝説の同人小説の講談社ノベルス化が満を持して成就。“新伝綺”ムーブメントの到来を告げる傑作中の傑作がいま新生する! |
<ひとこと> 2008.5/3
前評判の高い作品故に、ちょっと遠のいていましたが、文庫が出たのでやっと読みました。評判どおりなかなかよいと思います。はじめは殺人鬼のお話?ちょっとまずいいんじゃ・・・と思って読んでいましたが、話のテンポも文体も読みやすく、それなりに絡まっていてどんどん行けます。映像が浮かぶような描写はさすがですね。そして、上巻なので、まだまだこの先どうなるのかさっぱり解らない楽しみもあります。・・・と書いてから、アマゾンのレビューを読んだら、「わかりづらい作品だ」と・・・そ、そうなのか??
【空の境界 中】 奈須 きのこ
著
“根源の渦”を目指す孤高の魔術師・荒耶宗蓮が張り巡らした、死そのものを体現化する太極の結界。あらゆるモノの死を視ることの出来る両儀式の“直死の魔眼”はこの絶無の結界を打ち破れるのか―!?もはや伝説となった同人小説から出発し、“新伝綺”ムーブメントを打ち立てた歴史的傑作!!
<ひとこと>
2008.5/19
魔術師のお話は普通の人間には難しいものです。なので、私も黒桐くんと同じ程度しか理解できていません^-^;・・・これは、彼の世界観なので、後にもいろいろ説明があるでしょう。と考え、解らない事を追求せずに、軽く読みました。いままでの話が、なんとなく繋がって、でもそれはただのパーツだったわけで、そしてパーツのひとつが実はKEYだったという、簡単な背景なのですが、螺旋に取り込まれて話がややこしくなっているわけです。もともと螺旋は矛盾しているものだと思います。人の心も体も概念さえも造られたものであると言う考えはSF的にはよくあるお話ですが、彼のテンポは、なんだか良いんです。たぶん真逆なことを言う方もいるかも知れませんが、私はこういうのは好きです。会話でも「その通り!」と相槌を打つ言葉が多かったり・・・俗にいえば、何処かできいたことのあるセリフなのかも知れませんが、とりあえず私が好んで読んでいる作家さんの感覚に近い発想なのでOKということで。
結局は「愛は錯覚で、錯覚は自分を救う」ということですか?・・・いや、それはちょっと違・・・^-^;
【空の境界 下】 奈須 きのこ
著
両儀式とその友人・黒桐幹也の前に再来する殺人鬼。忌まわしい邂逅が式を苛む“殺人衝動”を加速させていく。式と幹也の赴く果てに、真実を告げる記憶の“境界”は開かれるのか―!?
<ひとこと>
2008.5/30
妹、鮮花の活躍は、なんとも込み入った、魔術師が記憶について語る物語。彼女が頑張るだけあって、おっとりした展開となっています。彼(玄霧センセ)は、結局は自動的だという『ブギーポップ』と同じじゃないですか(全然違う?・・・^-^;)記録と記憶の違いは解りました。「全てが繋がっていて、そのカギみたいなものに触れれば、すべての考え(記録)がわかる」ということは、よく言われますよね。まあ、そんな概念みたいなものではないかと思いますが、やっぱり魔術師の言うことは難しい・・・というのが結論ですか?
ラストのお話は、ついに殺人願望「式」が解る?終章となっています。「そうか、こういう終わり方か」と思いました。可もなく不可もなく・・・無難なトコですね。ただ、無難じゃおねえさんを満足させられないわよ(エッ;
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【キーリT=死者たちは荒野に眠る】壁井
ユカコ 著 キーリは教会の寄宿学校に通う14歳の少女。霊感が強く霊が見えることから、神の存在や教義に疑問を抱いていた。冬の長期休暇初日、キーリは“不死人”の青年ハーヴェイと、その同行者の小型ラジオの憑依霊・兵長と知りあう。キーリは、勝手に彼らの旅についていく事に…。様々な亡霊たちとの出会いと別れを経験しながら、キーリはやっと自分の居場所を見つけた気がしていた。しかし、旅の終わりは思いのほか早く訪れる。ハーヴェイが教会の“不死人狩り”に捕まってしまい―!?第9回電撃ゲーム小説大賞“大賞”受賞作。 |
<ひとこと> 2006.6/7
「面白いよ」と薦められて読んでみました。登場人物のキャラ的には結構好きかもです。これも、ある種能力者のお話ですね。普通の少女が普通じゃない数日を過ごしてしまうと、やっぱり普通には戻れないですよね・・・微妙に違う?^-^;・・・1巻は、お互いを思う心が軸になって、それに兵長がいい味を出していると思います。つづけて、6巻まで買ってしまいました。
【キーリU=砂の上の白い航跡 】壁井 ユカコ 著
14歳の少女キーリと“不死人”ハーヴェイ、そしてラジオの憑依霊・兵長は、“砂の海を渡る船”に乗ることに…。乗船前、町の海岸で、キーリは動いている3体の小さな人形達を見かけ、追いかけていく。繁華街を抜けて、その人形達が行き着いた先は、寂れた鍛冶屋だった。キーリが中を覗くと、店の主は一心不乱に作業をしており、その傍でロボットが器用に立ち働いていた。キーリは、そのロボットに招き入れられて店の中へ。しばらくして、その店の様子が変なことに気づき帰ろうとするキーリ。しかし…!?第9回電撃ゲーム小説大賞大賞受賞作の続編、登場。
<ひとこと>
2006.6/15
引き続き読んでいます。2巻は海の上。いよいよ、キーリの過去が・・・ここまできて気づいたのですが、霊とかのお話ですよね?コレ^-^;・・・私の苦手分野じゃないですか!!・・・でも、結構好きです。やっぱりヒーロー?は背が高くて、かっこよくて、死なないに限ります(エッ?
【キーリV=惑星へ往く囚人たち 】壁井 ユカコ 著
“砂の海を渡る船”を降りたキーリと「不死人」ハーヴェイそしてラジオの憑依霊・兵長は、炭鉱の街に住むことに…。キーリは初めてのアルバイト生活を楽しんでいたが、ハーヴェイはほとんどの時間をアパートの部屋で過ごしていた。ある朝、アルバイトに出かけるキーリを狙うかのように、上の階からフォークが落ちてきた。なんとか防いだハーヴェイは、フォークを落とした張本人の部屋に向かう。しかし、そこは空き部屋になっていて―!?第9回電撃ゲーム小説大賞大賞受賞作、第3弾。
<ひとこと>
2006.6/23
3巻目は、ひとつの街に留まってまた、なんだかんだと事件に巻き込まれていきます。味方なのか?敵なのか?ハラハラドキドキの展開です。しかし、毎回ボロボロになっていくハーヴェイは大丈夫なのか?
【キーリW=長い夜は深淵のほとりで
】壁井
ユカコ 著
ハーヴェイが消えてから約一年半。キーリは16歳になっていた。キーリと、ラジオの憑依霊・兵長そして「不死人」ベアトリクスは、東サウスハイロで暮らしている。ある日、ベアトリクスの情報筋からキーリの出生の手がかりが見つかったと聞き、ノースハイロ方面に向けて出発する。旅の途中、ウエスタベリ教区のはずれの街トゥールースに着いたキーリ達は、この街でまた不思議な出来事に遭遇する。そして…。キーリの出生の手がかりとは!?ハーヴェイとの再会は!?
<ひとこと> 2006.7/5
今回は出会いの巻です。相変わらずボロボロになっている二人ですが、肝心な時にいつもスイッチを切られる兵長が・・・かわいそうすぎる(そっちか?。ともあれ、読み始めて1/3を超えると一気にいきました。深夜に読むのはやめようとつくづく反省しているのにもかかわらず、またやってしまいました。完読した時はすでに明るくなっていました^-^;・・・仕事の日ですから〜・・・すっかり脱線。全然感想ではありませんでしたm(_
_)m
【キーリX・Y=はじまりの白日の庭(上・下)】壁井 ユカコ 著
キーリとハーヴェイそしてラジオの兵長は、ベアトリクス捜索のために植民祭の最中であるウエスタベリに来ている。興行団のキャンプに世話になりながら、ハーヴェイ一人がベアトリクスの捜索をする。残されたキーリは、キャンプで暮らす小さい女の子ナナと遊んだり洗濯をしたり、不思議な力の持ち主に出会ったりしながら留守番をする事に。そんな中、強盗から助けてくれたある人物の家に行く事を決心したキーリは、その事をハーヴェイにも兵長にも告げず実行してしまう。そして―!?新展開を見せる人気シリーズ。
<ひとこと>
2006.8/25
今回は、移動はなしで、一休みという感じです。いままでの過激な状況が嘘のような、のんびりとした普通の日々(・・・というわけでもないのですが彼女らにしては穏やかなのでしょう)が過ぎて行く。そして、ああ、彼が出てきました。1巻で出てきた彼ですね。この巻はハーヴェィの過去のお話。少年時代の彼もかっこいいです。
【キーリZ=幽谷の風は吠きながら
】壁井 ユカコ 著
キーリとハーヴェイとラジオの兵長は、行方不明のままのベアトリクスの手がかりを探すため、教区境のバーに滞在していた。ある日、ラジオの様子がおかしい事に気づき、修理屋に持ちこむと「そろそろ寿命かもしれない」と言われる。とにかくラジオを直すため、キーリ達は古い部品が残るという鉱山区に向け、旅立つ。ハーヴェイの“核”にも異変が起きており、今までに手に入れてきた大切なものが一つずつ剥がれ落ちていく不安をキーリは拭えずにいた。『もう何もいらないからずっとこのままでいたい』そう願うキーリ。しかし…。
<ひとこと> 2006.9/4
いよいよ終わりに近づいてきたという展開です。過去からの登場人物が繋がってきて、いったいどうなるのか!?と想像できない状態になっています。兵長もハーヴェイも・・・ひょっとしたら、変わらないのは一番弱いと思っていた、「人間」のキーリだけなのかも知れませんね。兵長のイメージが、当初と違うのです。いえ、「ご主人〜」とかになったからではなく、漠然ともう少し若くてがっしりしたタイプと想像していたのですが、やはりイラストのイメージってすごいですね。見ているとだんだん「こっちか」と思ってしまうので。
【キーリ[・\=死者たちは荒野に永眠る(上下)
】壁井 ユカコ 著
どうか、お願いです、この惑星に奇跡の力を持った誰かがいるのなら。来年も、その次の年も、その先もずっと、みんなが一緒にいられますように―キーリとハーヴェイは、ラジオの兵長を直すための旅の途中、首都治安部隊に捕まった。彼らはキーリを実の父親に会わすと言う。迷った末に、キーリは(監視付きで)ハーヴェイ、兵長と一緒に首都に向かう。移動の列車でヨアヒムも現れ、無理やりキーリたちと同行する。しかし、この首都行きが、キーリ、ハーヴェイ、兵長、そしてベアトリクスやヨアヒムの運命までも決めることになる。
もう少し、もう少しだけ、こっち側にいてもいいかな。もう少しだけキーリと一緒にいてもいいかな…。遠からず自分も自分に決着をつけるときが来る。終わりを迎えるときが来る。でも…。もしも誰かが、この惑星に何かの奇跡の力を持った誰かがいるのなら。願わくはどうか、もう少しだけ彼女と一緒に…。キーリとハーヴェイ、ラジオの兵長、ベアトリクス、ユリウス、彼らと彼らを取り巻くすべての人々が、辿り着いた“終わり”と“始まり”とは―。第9回電撃小説大賞“大賞”受賞作シリーズ、遂に完結。
<ひとこと> 2006.9/8
もうこれは泣くしかない!のんびり系の私がほぼ2日で2巻読んでしまいました。上巻から下巻の真ん中ぐらいまで一気に進んで、あとはゆっくりきれいに終わっています。全巻読んで、かなりお気に入りの作品になりました。ああ、終わっちゃった〜という感じです。子供みたいだな^-^;
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【刻まれない明日】三崎
亜記 著 開発保留地区」―それは十年前、3095人の人間が消え去った場所。街は今でも彼らがいるかのように日々を営んでいる。しかし、10年目の今年、彼らの営みは少しずつ消えようとしていた。大切な人を失った人々が悲しみを乗り越え新たな一歩を踏み出す姿を描く。 あの感動から3年―“失われた時”が息づく街を舞台に描く待望の長編。 |
<ひとこと> 2009.08/07
相変わらずの個性で進む物語はのっけからドキドキの表現♪
『歩く人』=国土保全省 道路局 道路維持係
主任歩行技師…「自分を地面から生えた木だと思ってみてください。大地と一体化し、大地からエネルギーを得るイメージです。その上で感じてください。私は道の一部だ、と。そうすると集合体としての道の意思を感じ取ることができるはずです。もちろん未知というものはそれ単体で有意識体というわけではありませんから、実際は道を歩いてきた人々のさまざまな思いが蓄積されたものを導として辿っていくわけです。ですから、歴史の長い道や、人々の思いのこめられた道ほど、強く『道の意思』が立ち現れることになります」
・・・空気を感じたことがありますか?道を覚えるのに「○○の信号を右に…」とか物でチェックポイントを決めるのが普通なのでしょう。私は感じで覚えます。『ええ〜っ!』と言われそうですが、こんな感じのする所だった・・・と曲がりポイントを感じます。ので、目標物が別のものに変わってもちゃんと曲がれます。ただ、高架になったり、上に道路(高速とか)が出来たりするとダメです。感覚が変わってしまうからです。私って『歩行技師』の素質ありませんか?・・・(^-^;
さて、話は10年前の事件で心に痛みを持った人たちがやるせない心を持ちながらも、関わり、自分なりに生き方を見つけていく姿を各章ごとに綴っています。見えないものを受け入れている・・・というより関わらないようにし、それでも忘れたくない複雑な心のやり場を探している人たちのお話です。ひとつひとつの話がゆるく繋がり、そしてほんのり暖かい恋愛にも繋がっています。素敵な作品だと思います。三崎作品が好きな方には“ピン”とくる『動物園にヒノヤマホウオウを展示中とありましたね』とか『この町は既に「七階撤去」が完了していたので・・・』とかの宝探し繋がりも楽しめます。は、さておき、・・・せめて「失われた町」は読んでおいたほうがよいと思われます。
「40歳になるってどんな気分なんだろう?」「似合わない服をプレゼントされた気分だよ。しかも・・・似合わないと思っているのは本人だけなんだ」=坂口さん
「勇気がないからなんだろうね」「私はその言葉を言う人はすきじゃありません。だってその言葉は誰かに言われるよりも自分で言った方がずっと楽だし、傷つかずに済むもの。」=紗弓さん
「わたしは何も変わっていないし、変われない。でも・・・そんなとこを含めてわたしなんだって、少しだけ認めてあげられるようになったよ。自分のことを。」=若菜さん
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【キノの旅[】時雨沢
恵一 著 「あー・・・」運転手が口を開いた。力のない声だった。「何さ?キノ」モトラドが聞いた。キノと呼ばれた運転手は、ポツリと「お腹すいたな」「だったら、止まって休む!空腹で倒れたら・・・」モトラドの訴えを「はいはい。何回も聞いたよエルメス」キノは流す。エルメスと呼ばれたモトラドは「分かっててやってるんだから」呆れた声で答えた。「そもそもあの国が滅んだのがいけない」カーブを抜けながら、キノが言った。・・・・・・お腹をすかせたキノとエルメスが辿り着いた場所には、盆地の中央を埋め尽くすように難民が集まっていた・・・(『愛のある話』)他、★歴史のある国★ラジオな時間★救われた国★船の国 収録 |
<ひとこと> 2006.2/22
ひたすらのんびり読んでいました・・・というより、会社の引き出しに眠っていました(苦笑)引っ張り出して、持ち帰って3日で読んだ次第です。今回は陸とシズ様が出てきます。なかなかいい味をだしていました。そういえば、まだ1巻本棚で眠っていました^-^;。そして、先日遅ればせながら、映画アニメ借りてみました。師匠のお話。久々に動くキノをみて懐かしく感じた次第です。しかも、女の子だったし(今も女の子ですが)
【キノの旅\】 時雨沢 恵一
著
空には、暖かい午後の太陽が浮かんでいました。なだらかで大きな丘を登った時、丘の向こうが見えた時、キノは驚きの声を出しました。「あれ?なんでだろう」急ブレーキをかけられて止まったエルメスも、「おや」やっぱり驚きました。そこには国がありました。広い草原に、城壁が見えました。白い城壁が、大きな円を描いていました。―キノとエルメスが辿り着いたのは、城壁が続く大きな国。そこに国があるとは聞いていなかったので驚きつつ、入国するための門を探して走り続ける。しかし…(『城壁の話』)他、全15話収録。
<ひとこと>
2006.10/25
なぜ今頃「\」なのか?と言いますと・・・例によって積読で、忘れていました^-^;・・・いえ、8月末に思い出して(見つけてといえる)読みかけたのですが、携帯用(会社で読む本)なので、これまたスローペースで・・・そして、この度「]」がでてしまいましたので、読み終わったと・・・ええ、]はもう読み始めましたから、大丈夫です。(・・・感想は?)
【キノの旅]】 時雨沢 恵一
著
―「いい歌だった。歌もいいけど、歌手の声と歌い方がとても素敵だった。気に入った」「おや、キノがそこまで満足げに言うとは珍しい」歌が終わった直後から、まるでそれがスイッチだったかのように、広場には人の動きが生まれていた。歩いて城壁へ向かう人や、店のシャッターを開く人、馬車を用意する人、または自動車のエンジンをかける人。そんな中の一人、エプロン姿の中年の女性が、キノを目に止めて話しかけてきた。「旅人さん。さっき入国したのよね?今の歌聴いたかしら?いい歌だったでしょう?素敵な歌声だったでしょう?」(『歌姫のいる国』)―他
<ひとこと>
2006.10/28
なんだか……どうなんだ?この「歌姫」の話はいただけないでしょう?…いえ、すみません。この結末はキノのいままでの行動とは違うと思いませんか?長い割りに結果が見え見えで、何処かで別の終わりを(私には想像もできない)期待していたのに、ただの「いい人」じゃないですか!……どうも、最近心がブラックに傾いてしまっているのかもしれませんね>私
【キノの旅 XI 】 時雨沢 恵一
著
「子供の国」「お花畑の国」「カメラの国・b」「つながっている国」「失望の国」「アジン(略)の国」「国境のない国」「学校の国」「道の話」「戦う人たちの話」「カメラの国・a」
<ひとこと>
2008.01/07
久しぶりに本編です。ちょっと前に「学園・・・」を読んだばかりですので、頭がちょっとおかしい方向に・・・いえいえ、ちゃんとしたお話です。いつもの「キノ」でした^-^;・・・師匠のお話、静さまのお話・・・シズさま、陸・・・だめだぁ^-^;
さて、気を取り直して、キノの世界観がしっかり出ていて、「元に戻った」と言う感じでよかったです。前回が少し「何か違う・・・」時雨沢センセもマルくなってしまったのか?と思ってしまったわけで、でも、今回は全編ちゃんと「キノ」でした・・・どんなだ?
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【キノの旅 ]U 】 時雨沢
恵一 著 そして、すぐに、キノとエルメスは大きな病院の前にさしかかった。玄関ドアの前に、数人の看護婦が見送りをするために並んでいた。さらに、一台の黒塗りの車が道に止まっていて、運転手がそのドアを開けるところだった。車の後ろにエルメスを止めて、キノはその光景を眺める。やがて、祝福の声に包まれて、病院から夫婦が現れた。若い二人は顔に笑顔を浮かべながら、夫の方は大きな鞄を、妻の方は、小さなバスケットをその手に抱いていた。夫婦はお世話になった看護婦達に何度もお礼を言って、幾人かと笑顔で抱き合った。 |
●寄付の国
●山賊たちの話 ●パクリの国 ●願い
●幸せの中で・b ●正義の国 ●悪魔が来た国
●求める国 ●日時計の国 ●努力する国
●続・寄付の話 ●手紙の話 ●賭の話
●徳を積む国 ●雲の前で ●幸せの中で・a
<ひとこと>
2008.10/18
ちゃんと毎年出るのですね。だんだん出演者が大人数になってきました。そしてまた1組増えるのですか?
さて、今回はかなりショートのお話が多かったですね。そんなにすごい話もなく、いつものキノ達、いつものシズ様、いつもの師匠って感じです。カバー裏にまでお話が・・・いろいろな国の姿(考え方)がありますが、このお話はすべてなんとも想像通りのオチ?でした。
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【キノの旅 ]V 】 時雨沢
恵一 著 「何だ?」キノが『フルート』を構えてスコープを覗いて、今いる丘の上から地平線を見下ろします。しばらくして、ようやくそれが何か分かりました。大量の土煙を生み出していたのは、大地を埋め尽くすような大型動物の大群でした。大きく太い体と頑丈そうな四肢を持つ、鈍い灰色をした草食動物です。「この辺に住むサイの一種、だね。水が欲しくて集団で移動中なんだよ」エルメスが言いました。灰色のサイの群は、何千頭、または何万頭いるのか分かりませんが、濁流のような密集度と勢いで大地を進んできます。その進む先には―「あ…」『フルート』を向けたキノが、声を漏らしました(「この世界の話・b」)他全11話収録。 |
●嫌いな国 ●凄い国
●生きている人達の話 ●この世界の話・b
●昔の話 ●家族の国 ●違法な国 ●旅人の国
●必要な国 ●この世界の話a ●いろいろな話
<ひとこと>
2010.02/03
いつものようなちょっぴりブラックなお話と学園キノみたいなノリ。こんな感じですね。
あとがきにちょっとまじめな時雨沢さん。これが、結構趣味が合う(苦笑)。
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【キノの旅 ]W 】 時雨沢
恵一 著 収録。 |
●嫌いな国 ●凄い国
●生きている人達の話 ●この世界の話・b
●昔の話 ●家族の国 ●違法な国 ●旅人の国
●必要な国 ●この世界の話a ●いろいろな話
<ひとこと>
2011.03/18
なんとなく想像がついてしまう結末のお話がいっぱい。狙っているならOK。狙っていないのなら甘いですね〜^-^;。。キノ、少し丸くなっていませんか?
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【キノの旅-the
Beautiful World-わたしの国】 時雨沢
恵一 著 DVDと短編がセットされたビジュアルノベル版。 |
<ひとこと> 2008.1/2
本屋で立ち読みしました。これも読書に入れてもいいのか?と迷いましたが、読んだには変わりないのですから、まあいいでしょう(苦笑)・・・さて、DVDはさておき、短編「わたしの国」はサスペンス仕立てで、「わたし」は誰?と言う話です(激しく違う?!^-^;)キノらしい視点が生きています。
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【学園キノ】 時雨沢
恵一 著 『キノの旅』ファンは絶対に読んではいけない!!!話す携帯ストラップ(エルメス)と一緒に、ごく普通の学園生活を楽しんでいる女子高校生の木乃(きの)。しかし一旦“魔物”を見つけると、正義の味方“謎の美少女ガンファイターライダー・キノ”に変身! あってはいけないパロディ作品登場!! |
<ひとこと> 2006.11/12
本当に、いいのですか?これで!?・・・シズ様・・・・・・・^-^;・・・・・・いえ、これはこれで楽しめました。これで止めておこうね。と言っても無駄でしょうね。作者調子づいているみたいですから(苦笑)
【学園キノ2】 時雨沢 恵一
著
偉大なシリーズ第2弾。ついに新キャラ登場!・・・新キャラ??
<ひとこと> 2007.10/26
惰性で読んでいます。ただ繋がりだけです。これは読者の性です^-^;
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【禁断のパンダ】 拓未 司
著 第6回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。今年の受賞作は、選考委員から絶賛された★★★の美食ミステリー。新進気鋭の料理人と、鋭い味覚をもつ元料理評論家が覗くグルメ界の闇とは……。 柴山幸太は神戸でフレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭の料理人。彼は、妻の友人と木下貴史との結婚披露宴に出席し、貴史の祖父である中島という老人と知り合いになる。その中島は人間離れした味覚を持つ有名な料理評論家であった。披露宴での会話を通じて、幸太は中島に料理人としてのセンスを認められ、その結果、中島が幸太のビストロを訪問することになる。一方、幸太が中島と知り合った翌日、神戸ポートタワーで一人の男性の刺殺体が発見された。捜査に乗り出した兵庫県警捜査第一課の青山は、木下貴史の父・義明が営む会社に被害者が勤務していたことをつかむ。さらに義明も失踪していることを知り・・・ |
<ひとこと> 2008.4/8
いやぁ。“このミステリーはすごい”です。そのまんまです。作者は料理人?ですね。料理に精通しているから書ける描写がたくさん出てきます。新人はたいてい自分の得意分野をベースにする場合が多いですし、間違えがないですよね。そんな基本的なことから、ストーリーはごく普通に、起承転結と進みます。そして結のあとがすごいです。なかなかハード展開と、エンディングの後にオチがついています。そのまま映画化を見込んだ作品構成です。本格ミステリーはあまり読んだことがないので、「ワンパターン」なのか、新しい手法なのかよく解りませんが、単純にラスト100ページは怒涛のごとく読みきれます。で、感想は・・・なかなか凄かった・・・です。
pansy channnel bookmemo ka-ki