BOOK MEMO

 

<持っている本・・・読んでいない本・・・いっぱい・・・(^o^)//>
軽いネタバレもあります。まだ読んでいない方は、ご注意ください。

★★★★★★★★

 

【夏と花火と私の死体 乙一
九歳の夏休み、少女は殺された。あまりに無邪気な殺人者によって、あっけなく―。こうして、ひとつの死体をめぐる、幼い兄妹の悪夢のような四日間の冒険が始まった。次々に訪れる危機。彼らは大人たちの追及から逃れることができるのか?死体をどこへ隠せばいいのか?恐るべき子供たちを描き、斬新な語り口でホラー界を驚愕させた、早熟な才能・乙一のデビュー作、文庫化なる。第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞受賞作。

<ひとこと> 2007.5/28
ミステリーなんですね、これも。「乙一 デビュー作!!」って感じです。文章も何気に産い(苦笑)死体を隠そうとしている少年の笑みの意味は何でしょう?フム。確かにはじめから最後まで、第三者となった「わたし」の視点で話が進むあたり、新しい発想かもしれません。短編の「優子」は、最後に「そうきたか!」というオチがなかなかだと感じました。

 

【1/2の騎士 初野 晴
“幸運のさる”を見つけた中学生が次々と姿を消し、盲導犬は飼い主の前で無残に殺されていく―。狂気の犯罪者が街に忍び寄る中、アーチェリー部主将の女子高生・マドカが不思議な邂逅を遂げたのは、この世界で最も無力な騎士だった。瑞々しい青春と社会派要素がブレンドされた、ファンタジックミステリー。

≪1/2の騎士≫
●騎士叙任式 もりのさる ●序盤戦 DogKiller-ドッグキラー- ●中盤戦 Invasion-インベイション- ●終盤戦 Rafflesia-ラフレシア- ●一騎打ち GrayMan -グレイマン/灰男 ●後日談 ふたりの花

<ひとこと> 2010.06/26
タイトルと帯だけでで購入しました。魔法とか、ドラゴンとか王子さまとか勇者さまとかが出てくる生粋のファンタジーものを思い描いていました。全然違いましたね(苦笑)

推理アニメみたいな感じで読みやすく話もストレートでわかりやすく書かれています。お姉さんはもう少し捻くれた書き方の方が好みなんですけれどね。^-^;
物語は少女の淡い片思いからはじまります。そして片思いが実るのか?という終わりですね。(違?
キーワードは「マイノリティ(社会的弱者)」・・・弱者って何なんでしょうね。うん。

小さな事件を解決して、関わった人たちが仲間となり協力者となり、次に起こる事件を解決していく・・・少年マンガの王道のようなストーリー展開です。そして最後は自分だけで解決しなければいけない事態のなかで、周りで見守りつつ手助けしてくれる多くの仲間が出来るわけです。これもやっぱり王道ですね。それ故、読みやすく、なんだか安心できるストーリー展開になっています。でも、なにより気に入った点は、終わり方です。「ああ、そうきたか〜」という感じで、全く予想外ではないけれど、なかなかきれいに終わっています。ラストがなければ、「続編ありですか?」になってしまいますが、『これで終わりです』と、ちゃんと締められている心地よさがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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