Psion 名古屋講習会/食事会の参加レポ−ト 日時: 2001年3月31日(土) 場所: 名古屋大学内 (講習会) 名古屋・東新町・中華料理「圓山」 (食事会) Psion 名古屋講習会/食事会の参加レポ−トです。 春とはいえ、かなり冷えこんだ 3月31日に、 名古屋大学内の会議室に 8人の参加者が集まりました。 まず簡単に、それぞれの講演の内容紹介から。 1.PSION社製コンピュータ講習会の意味 --- 三吉さん Psion を使うということを、一つは「環境」という 意外な切り口から語ってくださいました。 5mx は、仕事で使っても十分に実用になるにも関わらず 平均でそこら辺のノ−ト PC の 1/200 程度の 電力しか消費しないので、新世代の PC としての 素質十分というお話です。 逆に問題点として、現在の価格の高さ (日本だけでなく欧米でも) を 挙げられていました。 2.本場英国の出版事情 --- TaniK さん ("Palmtop magazine","Professional Symbian Programming") Amazon (米・日) での検索結果を元に、現在入手できる Psion 関係の本を概観。そしてメインは、日本ではなかなか 現物に御目にかかれない Palmtop magazine とは どういう雑誌かという紹介です。 商業誌のため、web メディアとはまた違った使いこなし記事や まとめ記事が印象的で、例として紹介された Macro5 の使いこなし記事も そのまま訳したら日本でも好評を博しそうです。 Psion を扱っている有力ショップさんで こういう雑誌を扱ってくれると (見本誌が閲覧できるだけでも良い)、 ショップとユ−ザとの接点になって良いねという話も出ました。 3.UniFEPと代替フォント --- jinxi さん 「UniFEP でぱうフォント」として発表され 一部ユ−ザに絶賛されたフォント置き換え方法について、 独自解析の結果に基く技術報告です。 この資料は、フォントに興味のあるプログラマには 非常に興味深い、必携の資料になると思います。 ウケ狙いという本来の目的(?) だけでなく、 フォント置き換えによる文字化けの軽減や 現行 UniFEP V2 による多国語対応など、 実用的な面での質問も飛び、今後の展開が楽しみです。 4.日本から欧州へのモバイルアクセス --- 三吉さん (PHSカードとWAPブラウザ) 日本の誇るワイヤレスインフラである PHS (今回はカ−ド H") を 使ったインタネット接続方法の解説です。 また、日本ではあまり知られていないものの ヨ−ロッパで広まっている WAP について、実際に 会場から Psion でアクセスする実演を交えて紹介されました。 ヨ−ロッパの WAP サイトは、日本の iモ−ドサイトと比べると 完全に経済ニュ−スが中心の「大人の道具」で、 なんと占いサイトが無いのだそうです :-) その代わり、携帯電話からのアクセス用によく練れていて、 実質の体感速度は WAP の方が快適とのこと。 5.カスタムハードウェア講座 --- 八木橋さん Psion のシリアルポ−トを使って、いろいろな計測器や 実験装置・ワ−クステ−ションなどを繋いでしまい、 Psion を「お仕事にも楽しくフル活用しよう」という プロジェクトの進捗報告です。 一つは、350円という低価格で小型の制御装置や計測器を 作るのに適した PIC マイコンで、 Psion に繋ぐための方法が紹介されました。 もう一つは、まるで SIMM と見間違えそうな小型の Java ワンボ−ドマイコンで、Ethernet と シリアルポ−トの機能を備え、Java でプログラムが書け、 PPP スタックも提供されていて 5000円という、 まさに Psion や Palm に繋いでくださいと言わんばかりの ボ−ドの紹介です。 どちらも、一般に「ハ−ドウェア」という言葉から連想される ハンダ付け地獄:-) とは無縁で、必要最小限な配線だけしたら 後はソフトウェアの変更でいろいろ遊べるという、 現在のアマチュア向けの方法だと思いました。 以上、硬軟とりまぜた幅広い内容で楽しめましたが、 一部内容は理解しづらかった方もいらっしゃたかも知れません。 また、講演といっても随時質問が飛び出し、 時間はややオ−バぎみで進みました。 講演の後は、場所を栄に移して食事会となりました。 場所は、名古屋 B級グルメに詳しい方ならば、 「世界のやまちゃん」本店の東隣といった方が 判りやすいかも知れません ^^; おいしい中華料理をつまみながら、 以下のような雑多な話題で盛り上りました (近藤の覚えている分だけ、講習会会場での雑談も含む)。 ・講師と受講者という形式は、講師の準備が大変なので、 当番を中心とした全体での議論・意見交換という形も欲しい。 ・初心者・購入検討者に向けた講習会は、 別途各地で中身を流用しあって実施できると良い。 ・他の地方 (関東・関西など) でも、こういう勉強会をやりたい。 また、静岡からの参加者が 3名もいたので、浜松あたりで 鰻を食べながら勉強会というのも面白いかも。 ・ユ−ザグル−プで、展示会などに出展できると面白い。 例えば、Mac ワ−ルドエキスポ(?) や Palm、nifty のお祭りなど。 費用負担と準備方法は、しっかりと検討が必要かも。 ・数日前から www.psion.gr.jp が動き出した。 関東・関西のユ−ザ−ズグル−プで動き出している PsionFan と、 切り口は違えながらも密な関係を持っていけると良い。 ・プログラム言語の話。Java は簡単で、特に C 言語での プログラミング経験の無い人には覚えやすい。 Perl は一番多くのマシンで動くので、汎用性が高い。 どちらも、その場で日本語表示のアイディアが出たので、 試してみたい。 ・今回の jinxi さんの UniFEP フォント入れ替えだけでなく、 従来の jiskan.gdr フォントでも手法が確立してきたので、 安心して公開できる方法 (UID 使用許可の問合せなど) を 作りたいねという提案。 近藤の報告は、こんなところです。 各講演の資料は、近日中に web で公開されるとのことですので 興味を持たれた方はそちらも参照してください。 最後に、企画や会場確保に尽力された三好さんと TaniK さん、 講師の皆さん、そして参加者のみなさん、どうもありがとうございました。 是非、またやりましょう。