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チュートリアル / How to系

Poserで遊んでみよう!(続き)

ポーズの微調整

図18
図18:右足首の角度調整

服を着せたら、ポーズを詰めていきます。

足が地面につくように、右足首の角度を調整します。

必要ならサイドカメラなどに切り替えます。体全体の位置を変えたい時は、腰パートを選択して、Y移動で地面に着地させます。

図19
図19:左足首の角度調整
左足も宙に浮いてしまわないように角度を調整します。

右足に体重がかかっているはずなので、こちらは軽く爪先立っている感じにします。

図20
図20:髪のモーフをいじる
髪のモーフの「左」を動かしてなびいているように見せます。

全身が入ったロングショットにする予定なので表情は特につけません。いや、手抜きというか、省エネで。

図21
図21:手のポーズ
手のポーズをつけます。

「手の表情」というぐらい、手のポーズは表現に欠かせません。ハンドカメラに切り替えて、なるべく自分で付けていくようにしましょう(ライブラリのポーズはなんというか、大雑把なので……)。

自分の手でポーズを取り、それを見ながら調整するとそんなに難しくないと思います。片手15関節、根元から丁寧に曲げていきましょう。

ちょっと寂しいので、アクセサリを増やします。

「小道具>ジェシー 衣服>Necklace Strand」を読み込みます。

首にめり込まないように、X,Y,Zの軸回転で調整します。

続いて、靴を持たせます。

図22
図22:靴の位置を調整
「小道具>ジェシー 衣服>Shoe Heel L」を読み込みます。

靴はフィギュアですので、そのまま足首の部分をドラッグしても思うように動きません。靴のボディ全体を選択して大体の位置を合わせ、角度を足首の関節で調整します。

必要ならジェシーの左手の指のポーズを修正します。位置が決まったら、靴を左手のチャイルドにします。靴が小道具であれば特性パレットの「ペアレント設定」ボタンを使用しますが、対象がフィギュアの場合にはフィギュアペアレントを使用します。

図23
図23:フィギュアペアレント設定
靴を選択し、フィギュアメニューの「フィギュアペアレント設定」を選択します。

「フィギュアペアレント設定」ダイアログでジェシーの左手を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

すると、左手を動かしても靴全体が追従するようになります。

背景を入れる

図24
図24:背景を読み込む

さて、ジェシーさんのポーズができあがりました。折角ですので、背景を入れましょう。といっても、デフォルトでは背景になるようなものはあまり用意されていません。Poser単体では背景を付けるのは向いていないのかもしれません。ともあれ、小道具から背景を読み込みます。

「小道具>Zygote小道具>Mod Mansn bace」を読み込みます。

続いて、 「Mod Mansn celing」「Mod Mansn Glass」「Mod Mansn W wall」「Mod Mansn Est Wall 」を読み込みます。

カメラの調整

背景を入れる辺りから、構図も考えていきます。

メインカメラの回転を0度に戻します。

「復元」を使っても可。カメラの位置を下げて、若干あおり気味にします。最初は縦長の構図にするつもりでしたが、背景の奥行き感を出したいので横長にします。

図25
図25:ドキュメントウィンドウサイズを変更
ウィンドウメニューのドキュメントウィンドウサイズを変更します。

とりあえず縦480×横640ピクセルに変更します。自分のモニタサイズをはみ出してしまう場合は、「正しい解像度でレンダリング」を選んでレンダリング時だけ大きいサイズになるようにします。

図26
図26:カメラ位置を決める
画面の左よりにジェシーさんを配置します。

カメラを動かしてもいいのですが、ここは背景とカメラを動かさずに、ジェシーのボディを動かします。と、ジェシーさんが左を向いてしまいますので、ボディのY軸回転でカメラの方を向かせます。

ライティング

図27
図27:テストレンダ
ここで試しにレンダリングしてみましょう。レンダリングボタンをクリックします。

背景の壁の影が落ちて、全体が暗くなってしまっています。そこで、周りの壁などは影が落ちない設定にします。

「Mod Mansn celing」を選択し、特性ウィンドウの「影を落とす」のチェックを外します。

「Mod Mansn Glass」「Mod Mansn W wall」「Mod Mansn Est Wall」もそれぞれ「影を落とす」のチェックを外します。

ライト2を選択し、特性パレットで「オン」のチェックを外します。

一時的にライトがオフになります。

同様にライト3をオフにします。

ライト2と3をオフにするのは、メインのライトの方向を決めるためです。ライトを1灯だけにすると、光の当たっている方向がはっきりするので、位置決めがやりやすくなります。メインライトはライト1でなくとも、ライト2でも3でも構いません。

図28
図28:ライトの色を変更
特性パレットかライトコントロールで、ライト1の色を白にします。

パラメータパレットで赤・緑・青の値を全部「1」にしても白になります。

図29
図29:ライト1を決める
ライト1を正面やや左から当てます。

ライトの位置を決めるには、どこからライトが当たっていたら自然かを考えるのも一助になります。この背景だと、マンションの奥側はガラス張りになっていて、外はずいぶんと明るいようです。ですので、ライト2は画面の奥から当てることにします。

図30
図30:ライト2を決める
ライト2をオンにして、灰白色にします。次いで、画面奥から当たるように回転させます。

レンダリングしてみると、影がモデルの前にも後ろにも出てしまい、いまいち煩くなっています。そこでライト2の影を思い切って切ってしまいます。

影の方向が決まらない時は、ライトカメラに切り替えてみるのもよいでしょう。ライトカメラは文字通りそのライトの方向から見たカメラです。したがって、ライトカメラから見て隠れている部分が、影になります。ライトカメラでプレビューウィンドウを確認しながら、ライトを調整すると影の方向などがわかりやすくなります。

図31
図31:ライトカメラからの視点

ライトから見た絵が遠過ぎる時は、思い切ってカメラ移動で近づいてみましょう。ちなみにライトで「影の奥行きマップ(シャドウマップ)」を使用している時は、そのライトカメラに映っている範囲で影が作成されます。遠過ぎると影が粗い感じになりますが、あまり近付き過ぎると、今度は影が切れてしまいます。今回影を落とすのはジェシーさんだけですので、ぶっちゃけじぇしーさんだけ入っていればいい感じですが。

レンダリング

構図もライトも決まったら、最終レンダリングをします。レンダリング設定については別のところ(レンダリング設定について)で別に説明しますが、決して簡易設定のファイナルなどでレンダしないように!

図32
図32:レンダリング設定
レンダリングオプションで次のような設定にし、レンダリングをします。

完成です。できた画像は保存してハードディスクの肥やしにするも良し、反省材料にするも良し、とりあえず、どこかに投稿してみてはどうでしょうか。

図33
図33:ひとまず完成

ひと手間かけてみよう

さて、絵が出来ましたが、もうすこしいじってみましょう。料理と同じく、CGもひと手間かければかけただけ、その人独自の味がでるものだと思います。

まず、ドレスが灰色で暗い感じなので明るくしてしまいましょう。

図34
図34:ドレスのマテリアルを貼り付け
マテリアルルームで、ドレスの拡散色を変えてしまいます。

灰色のイメージマップへのノードは切断してしまいましょう。

テクスチャはマテリアルグルーブごとに設定できます。同じ設定をコピーしたいときは右の矢印をクリックし、「全てを選択」>「コピー」で貼り付けたいマテリアルグループを選択して「貼り付け」でコピーできます。

図35
図35:鞄のマテリアル変更
右手が寂しいので鞄を追加します。

この鞄、ピンク色なので靴と同じ色にしてしまいます。拡散色で似た色を選んだら、イメージマップは外してしまいましょう。そのままだとのっぺりしているので、バンプからイメージマップに繋いで、バンプの値を調整します。

この他、肌や被写界深度、大気の設定を追加したものを下記に投稿しています。

Poser日本公式サイトのPoser画像投稿機へ

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