スッポンモドキ(Pig-nose turtle)
Carettochelys insculpta

ニューギニア、オーストラリア北部に生息するカメです。
雌の産卵時以外は上陸しない、完全に水生のカメです。
したがって、熱帯魚のように飼育する事ができます。
この個体は99年の夏から飼育しています。
ペットショップに半年も売れ残っていた個体です。
なんだか可哀想で買ってしまいました。

餌はレプトミン、テトラベジタブル、リンゴなどを与えています。

真栄どうぶつ病院の待合室に置いてある水槽で飼育しています。
目とブタのような鼻がカワイイので、爬虫類が苦手な人にもウケがいいです。
飼い主さんには必ず「これはスッポンですか?カメですか?」と聞かれます。
名前のとおりスッポンではありません。
ちなみに、セキセイインコが鳥類であるように、スッポンもカメの仲間のひとつです。

時々、何が気に食わないのか拒食します。
水温を変えたわけでも、餌を変えたわけでもないのに全く食べなくなります。
爬虫類という動物には良くある現象です。こういう時は少し気分転換させてやります。
水槽の水に、荒塩を0.1%くらいの塩分濃度になるように入れます。
こうすると、なぜだか食欲が出てきます。特に医学的・生物学的根拠はありません。
弱った金魚を塩水浴させるのを真似してみただけです。しかしながら、摂食行動を促進
する刺激になっているようです。

最近、成長著しく60センチ水槽も狭くなってきました。
そろそろ90センチ水槽を買わなくてはいけませんね。

平成13年11月12日
甲長13センチ、体重459g


平成13年12月7日

やっと90センチ水槽へ引っ越ししました。
半年以上前から水槽を準備していたのですが、「明日やるか」の
繰り返しで、ここまで遅くなってしまいました。
毎日見ていると分からないのですが、最近、患者さんからは
「ずいぶん大きくなりましたね」とか「水槽狭そうだね」等の
ご指摘をいただいておりました。
スッポンモドキには窮屈な思いをさせていたと反省しております。

現在、水槽台の手配中で待合室からは一時姿を消しておりますが、
新しい水槽内で元気に泳いでいます。
来年1月には病院待合室に復帰予定です。


平成14年01月18日

90センチ水槽に引っ越しましたが、
台の手配が遅れているので床に直置きです。
ガラス製の90センチ水槽は水槽自体で重さが約20kgあります。
これに水を一杯に張ると約200kgになってしまいます。
丈夫な水槽台を慎重に検討中です。


03月01日

水換ついでに身体計測してみました。
甲長13センチメートル、体重537gで昨年の11月とあまり変わって
いませんでした。
ヒレのような肢には爪があるので、暴れられると痛いです。


11月01日

待合室に水槽を移動しました。
甲長16cm、体重715gと肥満気味です。
小松菜等の植物質を中心に給餌するよう気をつけています。
最近は拒食する事はほとんどなくなりました。


※平成16年5月24日 永眠


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