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 鷲は舞い降りたに関連する事柄についての雑学、豆知識
 ■ ダグラスDC3

 その飛行機は、かの有名なダグラスDC3、通称ダコタであった。これまでに造られた万能輸送機の中でもっとも成功した機種で、第二次大戦中、ドイツ軍のユンカース52型と同様に、連合軍の手足となって活躍した飛行機である。(p204)

 ペーター・ゲーリケは、人が馬を愛するように、揺るぎない情熱をこめて飛行機を愛した。ソーッと手を伸ばし翼に触り、いかにも優しい声で言った。「久しぶりだなあ、おい」
「この型の飛行機のことを知っているのかね?」ラードルがきいた。
「どの女よりもよく知っていますよ」(p204)


Douglas DC3

 ダグラスDC3は1935年にアメリカのダグラス社が開発した民間用旅客機(商用輸送機)で、戦時中に軍用として生産されたモノはC47スカイトレイン、航空機の不足により民間用DC3を改造したモノはC53スカイトルーパーと呼ばれていました。なおダコタとは英軍へ供与された同機の呼称です。
 空挺隊員27名の輸送が可能で(実際は10〜15名程度しか搭乗させなかったようですが)、兵員輸送のほかにグライダー曳航や物資輸送、負傷者搬送にも使用されました。 その優秀な性能から敵味方に関わらず各国の空を飛び、日本でも中島飛行機と昭和飛行機によって零式輸送機としてライセンス生産されてました。
 総生産数11,000機の記録をもち、戦前に開発された機種ですが現在も1000機以上の飛行可能な、もしくは飛行している機体が存在するそうです。

 ちなみに全日空発足当時の主力機であり、全日空としては初めてのスチュワーデス(CA)が採用された機体でもありました。


 ※参考サイト:航空史資料館