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2005/3/23
・シグネット (結局は初期の緩い制約か)

・狩場の独占防止
 シグネットは特定のパーティが狩場を独占してしまうことを防ぐ目的で作られた。すなわち、シグネットが有効な状態でモンスターを倒し経験値を稼ぐことで、同時に個人戦績(アイテムと交換可)も得られることから、シグネットをかけるNPCを町に配置することでプレイヤーが狩場に留まらないようにする狙いがあった。

・目的は果たせず
 しかし、FF11には経験値がPCとモンスターとの相対で求められる(かつ、レベルが比較的上がりやすい)という強力な独占防止策が働いたため、シグネットの役割は薄くなった。コンクェストへの自発的参加というシグネットがもつもう1つの目的も、コンクェスト自体の失敗により名ばかりとなる。そのため、当初は自国でのみ受けられたシグネットは、3国、そして最終的にはジュノでも受けられるようになった。

・ジュノの混雑を生み出す
 狩場の独占防止にはあまり効果がなかった(個人戦績に経験値ほどの魅力がないため)シグネットであるが、町でパーティを組んでから全員でシグネットをかけ狩場に行くというFF11独自の習慣を生み出すことになる。その結果、Lv20以上のプレイヤーが集中するジュノの人口が膨れ上がり、負荷で満足にチャットができないほどになる。そして、この混雑を解消するために多くの開発費がつぎ込まれることとなる。

― 結局は初期の緩い制約か ―
 結局、シグネットはなんだったのかというと、初期の個人戦績が価値をもっていた時期に先行者に対する緩い制約として働いたとしか言えない気がします。また、狩場独占の解決策にはならずにジュノ混雑の引き金の1つとなったわけですから、目的が明らかでない(あれもこれも的な)新システムを導入することの危険性を示したと思います。