ネット世代シリーズ
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ネット世代の管理人が社会で感じるもろもろ。



・ステマとダブルスタンダード (2012/02/12)
 先月ぐらいに「食べログのやらせ業者」や「ステマブログ」が話題になりましたが、所感などを。あまりFF14と関係ないですけど。

1.みんな何に怒ったの?
 食べログは新聞に載る騒動になりましたが、みんなが何に怒ったのかというと「一般人の振り」をしていたという部分でしょう。
 業者ならお店の宣伝は表立ってやればいいですし、特定企業に不利な情報も気を遣って扱えばいいんです。それをやらずに不当に利益を得ていた。ブログの場合は好意のアフィも含めて二重取りです。
 業者であることを隠して情報を流す。こういった一種のダブルスタンダードに対して、「許せない!」と反応する人が居る一方で、「良くあること」と受け止める人も存在します。具体的にはネット世代(1980年前後以降生まれ。私はこちら)が境になっていると思うのですが、普段から世代のギャップを感じているのでまとめておきます。

 補足として、ネット・非ネット世代の印象はこんな感じ。

 【ネット世代と非ネット世代の印象】
ネット世代非ネット世代
・情報開示
 情報をオープンにして、気が合う人と付き合う。
・情報障壁
 情報を必要に応じて隠して、力がある人と付き合う。
・フラットなコミュニティ
 横並びで公平。ただし、部外者や外部環境の変化に弱い面も。
・階層的なコミュニティ
 取り入る能力の差などで、ヒエラルキーが形成される。

2.ダブルスタンダードの2つの面
 なぜダブルスタンダードになるのかというと、大きく2つが考えられます。
 1つは単純に利益になるから。「やらせ」や「ステマ」はこちらです。消費者を誤解させた分だけ余計に利益が出ます。
 もう1つは組織のパフォーマンスの最適化です。実際に消費者と向き合う人たち(店舗スタッフ等)に対して、「金にならない客は捨てろ」と言うのではなく、「お客様は神様です」と教えるようなことです。組織内の立場によって大事なことは変わるので、これには個々の従業員にとっても良い面があります。

3.ダブルスタンダードは加速する
 では、利益目的のダブルスタンダートは今回の騒動で沈静化するかというと、私は違うと思っています。ダブルスタンダードが既得権益を守るために使われているからです。
 ステマの例で言えばこうです。もともと企業側の宣伝で物が売れていた時代から、口コミという消費者側の情報が重視されるようになってきた。宣伝側としては効果が薄れるので、口コミを手っ取り早く利用してやろうと。(もちろん正しいやり方を模索している人たちも居るので誤解なきよう。)

 しばらくは不況で物が売れそうにないので、こんなことが起きるのではと思っています。

(1)ステマの巧妙化
 ブログで言えば、まとめブログの運営だけではなく、個々の記事の提供元にも業者側の人間を分散させるとか。他には運営側体制の偽装など?

(2)旧来コミュニティでの情報障壁の増大
 主に会社や公共機関の中でも主従関係重視の組織を指していますが、MMOなどのネットコミュニティにも当てはまるかもしれません。
 新規が入らないと自分が上になれないような仕組みがあると、外向きには新規を勧誘しておいて、内では締め付けを求めたりとか。

4.まずは認識するところから
 私も分かっていなかったんですが、今まではどちらかというとステマ側の考え方が主流なのかもしれません。今回はとりあえずステマを認識するところまでですが、じゃあどうしようかというのはこれから考えていきます。
 最近の若者は社会に出て、「帰れと言われて本当に帰ってしまう」とか、いじられて嫌がる、上手く返せないとか言われます。それも愛情のうちと考えれば、逆に優しい言葉ばかりになったときが怖いのかもしれませんね。



・今の人は昔の人より感情を上手に扱えているか? (2012/05/01)
 「理屈」と「感情」という男女の違いや、アメリカと日本の違いにも例えられるこのテーマ、ちょくちょく扱っていきたいと思います。
 ご覧のとおりこのサイトは理屈極振りなのですが、私がだいぶ前(学生の頃)からこう思っているからです。

(1)今の人は昔の人より感情豊かで感情を上手にコントロールできているのか?という疑問
 タイトルにしたとおりですが、人の気持ちがいつの世も変わらないなら、自分は変わるものに関わりたかったので。

(2)感情だけでは変化に対応できないのではないかという危機意識
 誰だってやりたくないものはやりたくない、けれどそうも言ってられない。例えばグローバル化。

 ですが最近、スマートフォン等の今までに無かったアイテムの力を借りることで、もしかしたら「すごい!」とかを上手に扱えるようになるかもしれないと思っています。
 例えばこういうの。

 ・DECOPIC
  プレゼン資料DECOPICが出来るまでとpivotの話。

 「かわいい!」を意識した写真を飾る系のアプリで、Facebookが買収したInstagramやデコフォトも同系です。友達に見せて楽しもう、より仲良くなろうというものです。
 こういうものが広まることで、誰でもわりと楽に人を感動させることができるようになるのではと思うわけです。

 さて、MMOがこういうものになり得るかというと、FF14の吉田Pが言っているように「体験共有型」の可能性が一番高そうです。
 イメージ的にはテーマパーク、お花見、カラオケに誘ったり、名所・名跡巡り、お祭りに参加等なんでしょうけど、繰り返しや魅力の分かりにくさが障害になっている気がします。乗り物の種類は多くてもいいですが、まったく同じものに何回も乗れば飽きます。乗り物のスペック(難易度、必要時間)や場所(行き方)が分からないのも微妙なところ。
 まあ、MMOでは報酬の占める役割が多すぎて、乗ると何をもらえるかが重要で、乗り物自体はわりとどうでもいいというのが現状ではあります。あとはそもそもMMOがコミュニティありきではないという点をどう考えるかもあり、これも宿題ということで。。

 スマフォの話に戻ると、若い子はスマフォを見ながらお互いの顔も見ずに話すらしいです。将来働く気があるならとりあえずは止めた方がいいと思いますが、数十年も経てばそういうツールでコミュニケーションをとるのが当たり前になるのかもしれませんね。
 知り合いの名前をグーグルで検索したときのように、初対面の人がどんな人か分かる仕組みとかが出来るんでしょうか。記憶に触れるMMOって面白いかなとか妄想してた時期が私にもありました。