空から見た熱帯雨林

先ず熱帯雨林を空から眺めて見よう。樹冠と樹冠が重なりあい地表は見えないほど林冠は密度が高いのが分かる。
Sarawak,Malaysia
マレーシアのボルネオ島の原生林。広大な熱帯雨林の中を蛇行しながら河は流れて行く。河の流域程水路を利用して人が入りやすい為森林の破壊が進みやすい。
Amazon Brasil
熱帯雨林は降水量が多いのも特徴の一つだ。空から見ると広い原生林のどこかで局部的に雨が降っているのが見える。
Cameroon,Africa
真上から魚眼レンズて撮った林冠。熱帯雨林の特徴として種の多様性があげられる。キャノピーを形成している高木も多種多様で同じ種は近くには見つけにくい。


熱帯雨林の林床部


地表に降りて林床を眺めて見よう。ジャングルの密林と云ったイメージには程遠く、林冠の密度の高さと比べ隙間が多く以外に思われるだろう。
Sarawak,Malaysia
寿命を終えたのか大きな樹が倒れ閉じていた林冠が開き光が林床部に差し込むようになった。この様な空き地をギャップと呼ぶ。光を待っていた者達により新しいドラマが始まる。落ち葉や倒木は菌類によって分解され新たな生命の栄養分となるがその分解途中で二酸化炭素を排出する。森林は二酸化炭素を吸収するが排出もし平衡状態の森林はその収支はゼロだ。
Amazon,French Guyana
湿地や常に水に浸かる所では植物の根は窒息するのでそれに対応出来る者が生育する。地上に出ている根を気根と呼ぶが、板根や杖根等も気根であり幹を支えるのも機能の一つだ。写真の気根は幹を支えると共に水より上にせり上がり呼吸をする役目がある。
Sarawak,Malaysia
林冠下部、地上30mから林床を見下ろしてみる。上に伸びて来る木々が細いのを意外に思われるだろう。樹高が高い分細長いのだ。これらの木にからみついて林床から蔓植物がよじ登ってきている。
 林床部は樹木は密集せずすっきりして歩きやすい。熱帯雨林の原生林はジャングルではない。


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