ロンドン スタンフォードブリッジ スタジアム

Stamford Bridge Stadium, London


    
スタンフォードブリッジ 南側ホテルの外観 スタンフォードブリッジ 西側スタンド
 
 
 ロンドンに本拠を置くサッカーチームは数多くあるが、その中でも特に金持ちといわれるのが 多国籍軍・チェルシー(通称:ブルーズ)だ。 そのチェルシーの本拠地がこのスタンフォードブリッジスタジアムで、収容人員は42000人ほど。 さすが金持ちクラブだけあって、スタジアムはロンドン西部の高級住宅街に位置している。
 
 1980年代までのスタンフォードブリッジといったら、傾いていてボロボロのスタンド、シートはすべて木造、 おまけに片方のゴール裏にはスタンドがなかった(本当か?)という話もあるほどボロボロのスタジアムだったとか。 当時、クラブ自体が破産寸前だったのだからそれも致し方ない。 チームの成績もすこぶる悪く、チームが負けるたびにに暴れるサポーターたちは、 病んだ英国経済の象徴と語られた逸話まであるらしい(失業者がスタンドに集まっていたようだ)。
 
 ところがケン・ベイツが会長に就任してからは、スタジアムを快適空間にするよう方向転換 (ちなみにこの会長は、大赤字だったチームを1ポンドで買収したとか)。 改装後のスタジアムにはホテルも隣接しており、南側スタンド下には巨大なクラブショップ(チェルシーメガストア)も完成。 スタジアム周辺は‘チェルシービレッジ’という総合エンターテイメント施設として再開発され、 レストランや高級アパートも付随している。
 
  チェルシーメガストア 月〜土10:00〜18:00
               日・祝 11:00〜17:00
              (試合のない日の営業時間)
 
 現在ではファン層が中産階級に移行し(サポーターにも金持ちが増えた)、優雅なサポーターが多くなったという。 そのせいもあるが、昔から現在に至るまでチェルシーは、イングランドで観戦チケットが最も高いチームのひとつである。
 またチェルシーは、ゾラやフリットに代表される外国人選手が多いチームとしても有名だ。 一時期は、スタメンの11人中10人が外国人だったこともある。 それゆえライバルチームからの評判は、すこぶる悪いとか。
 
 スタジアムへは、地下鉄ディストリクトライン(緑色)・ Fulham Broadway 駅から徒歩で4〜5分。 駅に出口は1ヵ所しかなく、駅を出て Fulham Road を左の方向へ歩いていくと、やがて左手にスタジアムが見えてくる。
 
 このスタジアムが建設されたのは1877年だとか。 建設当時の詳しいことはリサーチできなかったが、 1990年代以降に西側、北側、南側のスタンドが改装されて現在の姿になった。
 スタンドの座席の色は、チームカラーの青を基調して塗られている。 またこのスタジアムは、なぜかメインスタンドが東側に位置している。 (ふつうは西側がメインスタンドになっていることが多い)
 
 イングランドの多くのスタジアムと同様に、スタンフォードブリッジでもスタジアムツアーに参加することができる。 試合のある日と祝日を除く毎日、平日は1日11回(10:00〜15:00の30分ごと)、催行されている。 大人16ポンド、子供10ポンド(事前予約の値段。予約しないと2ポンド高くなる)。 所要時間はおよそ75分となっており、選手の控え室やプレスルームを見学できる。
 ツアーは予約なしでも参加できる場合が多いようだが、念のために予約しておきたい方は、 0871−984−1955まで電話するか、または公式サイト上で予約することができる。
 
 チケットについては、我々日本人はどうやって手に入れたらいいんでしょうね(ため息)。 イングランドのクラブは、まずクラブの会員にチケットを売って、それが余った場合にだけ一般向けの発売がおこなわれる。
 クラブによって一般発売の時期はそれぞれ異なるが、 だいたい試合の1ヶ月〜1ヶ月半くらい前から開始されることが多いようだ。 このためイングランドで観戦したいのであれば、 クラブの公式サイトでまめにチケット情報をチェックしておくのがいちばんだと思う。


 
 ただしイングランドのクラブに関しては、試合の前の日にスタジアム(ボックスオフィス)ヘ行くと、 案外簡単にチケットが手に入ることがあったりするのも事実。 クラブの会員からチケットがもどって来たりする場合があるからだとか。
 チェルシーのスタジアムは、メガストアの脇にボックスオフィスがある。 時間に余裕がある方は、いちど試合の前にボックスオフィスへ行くことをおすすめする。 制作者がリサーチした範囲では、チェルシーのチケットはマンUやアーセナルほどには入手困難ではないと思う(対戦相手にもよるだろうが)。
 
 
96−97シーズン・チェルシーvリバプールのチケット
チケットのデザインは、変更になっていることがあります

 
制作者付記:2003年7月、ロシア人のアブラモビッチが 2億ユーロ(260億円)ともいわれる金額でクラブを買収した。 その後の金満ぶりは、皆様ご承知のとおり。
 
 
  Last Revised:2011年10月10日 20:00:51