日記
文章は書かないと書けなくなります。毎日は無理ですが、面白い出来事や
腹立たしかったことなど、正直に書きたいと思います。明日はいい日でありますように!!
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「10cmの攻防」
1月 3日 (月) 天気:晴れ 気分:自己嫌悪
少し前のこと。
娘の部屋を自力でリフォーム、壁紙、障子を張り替え、大掃除。最後に襖を張り替えることにした。
襖は押し入れ用の小さいのが2枚(約900×1020mm)、戸襖が2枚(約900×1800mm)、計4枚。
小さいのは柄のあるもので全面張り替え、大きい戸襖は真っ白の襖紙を全面に貼ってから、一部分だけに、小さい襖と同じ柄がついた襖紙をデザインして貼ることにした。すると?
白い襖はカンタンだ.....4mあればよい。HCで買える。柄の方は?
竹久夢二デザインの和紙の壁紙をネットで見つけてこれに決めて、あとは何メートルいるのか考えなければ。
小さい襖が余裕を見て、2枚で2メートル12センチぐらい?
4メートル買えば、一部分貼る箇所は残りの1メートル88センチを利用してやればいいわね。
というわけで、ネットで4メートル購入(メートル単位で売っている)。クリック!!
1メートル1580円だから、けっこうお高いものよね。失敗しないように貼ろうと誓った。
宅急便で届いた美しい夢二の紙を見てうっとり。さ、やるぞ〜〜!!
大きな戸襖は白い紙を貼り終わった。ここからさきにやろうかな(誤算その一)。
娘と相談して、1mづつ2枚切り、さらに斜め60度にカット、下のほうに寄せてのりをつけ、貼って仕上げた。おお、カッコいい!
「うーん、計算より10cmほど余分に使ったけど、まあ、だいじょうぶかな? 多少多めに売ってくれているよね?」
布地でも壁紙でもたいてい多めにくれるのが業者さん。夢二は柄のパターンが30cmごとらしいので、まあ、15cmは多めに売ってくれているだろうと計算した(誤算その二)。
小さい襖一枚、らんらんと仕上げて、残りの一枚にのりをつけようとしたら........あれ、なんか足りなさそう......!!
おそるおそる定規で測るとぎゃー、7cm足りない〜〜〜〜〜!! ど、どうしよう!!
どうしよう、じゃないよ。どうしようもない、買うしかないのだ。しくしく。
私ってなんてオバカなの。最初から夢二の紙が4メートル何センチあるのか確認してからやればよかったのに。いや、先に小さい襖からやればよかったのだ、大きい方はデザインなんかいくらでも変えられるのだから!! ていうか、なんで4メートルきっかりしか売ってくれないの?? 業者さんのばか〜〜(暴言、すみません)。
すると、あと何メートル買えばいいの? 1100mmいるんだから、2メートルだわ〜〜!!
最初から5メートル買えばよかったんだわ。ああ、けちったのが失敗か........泣く泣く2メートル、追加購入した。
そして2日後、追加の紙が到着。今度はちゃんと測ってみようかな。意味ないか.....。くるくる丸まっているのを伸ばしながら測ると、なんと、3メートル50cmもある........なんで? どうして??
請求書を見る。ちゃんと2m分の料金になっている。呆然とする私に主人が言った。
「きっとそれで終わったんだよ、一巻き。半端な残りは要らないから、だからおまけにくれたんだよ」
なんてタイミングが悪いんだ、今頃、今頃、たくさんくれたって遅いよ〜〜〜!!
今、私の机の上に、夢二の紙が丸めて箱に入って置いてある。すっげぇ、じゃま!! 中途半端で使い道、あるの? ああ、悔しい。
箱を見るたび、悔しさと情けなさがこみ上げてくるのでした。
もうひとこと:いいんだ、ゴミ箱にでも貼れば....。.....今、思ったんですが、ネットで売る時、メートル単位ではなく50センチ単位だったら、私、4.5メートル買ったと思う。どうかな? そういう問題ではないかな? 私がおかしいのかな?
「だって『ネコ』ですから...」
9月 4 日 (土) 天気:猛暑 気分:アイスが欲しい
ネコは話題を提供してくれる。最近の我が家では「自分が今日はこうこうだった」というより、
「今日、ネコはこうこうだった」という話題の方が多い。
お互い、「ネコの話なんか聞きたくねぇよ」と言わないのが面白い。
今日はオムニバスで少し。
(1) 行進
ゴミ捨てに、朝、でかけた。ふらふら歩いて...ふと見ると、T字路のところで小学生のお母さん達が旗持ち当番をしていた。
毎朝、ご苦労様です(私もやったわね、ずいぶん前だけど)。彼女達と軽く挨拶をかわして、ゴミ集積場へ。
すると、彼女達の話が聞こえてきた。
「ねえ、あそこに白いネコがたくさんいるでしょう?」
「うん、よくいるよね。どこのネコかしら?」(うぎゃー、うちだよ、うちのネコ!! なにか悪いこと、したのかな? ドキドキ.....)
知らん顔して、耳を澄ます。
「この前、あの家の門から白いネコが出てきたと思ったら、次々5匹出てきてね、道路をつっきって、反対側の家の門まで一列で、しかも足並み揃えて、ツッタッター、ツッタッターって渡っていったのよ! 全員白ネコで.......写メ、写メって思ったのに、そういう時に限って携帯持ってなかったの......がっくりだったよ」
「マジ〜〜!! 私も見たい〜!」
ええっ〜、そりゃ、私だって見たいよ!!
心の中で叫んだ。ノラ猫母さんは教育ママで、かけ声をかけてよく息子達を躾けているのを知っていたが、そこまでとは。
今度、動画で撮れたらユーチューブに投稿だぁ〜、などと思った私であった。
(2) お風呂
前足に少し障害がある4兄弟の中の一匹.......シロがこの前お風呂を見学したいと言った。
湯船につかる私のそばで風呂桶のふちに前足をかけ、お湯をじっと見ている。
と、いきなり、前足を湯に突っ込んでちゃぷちゃぷかき混ぜた。そして、その前足をなめた。味見?? ツムラのお湯だからね、飲んで平気かしら?と、ドキドキしていた。すると、「おえっ」と言って顔をしかめた。やっぱり。
「美味しくないでしょ?」と、私が笑いながら言うと、なにを思ったか、いきなり私の頭をパシッと叩いた。
そして、プンプンしながら風呂場から出て行った。
ひどい.......なんで私を叩くの?! 痛くはないが、気持ちが傷つくわ。私のせいじゃないでしょう?
ネコは本当に自分勝手である。
(3) ペンキ
DIYが趣味の私。廊下の腰板を自作して、オスモのペンキを塗っていたところ.....シロが昼寝から起きてトコトコやってきた。
突然、オスモのニオイに驚いて、駆け回って、ギャーギャー鳴いて、大騒ぎだった。
「毒ガスだ、毒ガスだ〜、逃げろー」と、言っているようだった。
戸を開けて庭へ出してやった。やれやれ...オスモは完全無公害のペンキなのだ、
ニオイだってそんなに悪くない。失礼しちゃうわねと思った。
そのしばらくあとのこと、庭でウッドデッキのペンキ塗り直しをやっていた時。一心不乱に刷毛を動かしていると、目の前に白い足が。
顔を上げるとシロが立っていた。今、塗ったばかりのところだ.....おまけに視線を動かすと、足跡が点々と塗ったばかりのところについている。
「ぎゃー」慌てる私。このペンキ(油性ステイン)は防虫防腐剤が入っていて、足につけてはだめなのよ。
ゴム手袋を脱ぎ捨て、ネコを抱えて足を拭く......ああ、シンナー使えないから、あまり落ちないわ。
ペンキのニオイ、嫌いじゃなかったの? こんなに臭いのに...もうバカ! おまけに塗り直しじゃないの〜〜!!
本当にネコがなにを考えているか、わかりません。
多分、きっと、一生わからないだろうなと、考えたのだった。
もうひとこと:今日のこと。シーズーを散歩させていたおじさんが言っていた。
「お宅のネコ、一緒に散歩についてくるよ」....本当ですか??
「ネコのハーバルライフ」
4月 23日 (金) 天気:雨 気分:いいかげんにして
裏庭のウッドデッキに白ネコ一家が住み着いて、9ヶ月。
お気に入りのデッキは今はもうネコ達のもの。つまらない。
雨が降ると子猫が濡れるので、気の毒になり、テント型のビニール温室を提供。そのなかにホカホカベットを入れて寝てもらう。
気に入ってもらったようで、ご利用いただいている。
10日に一回、ベッドの掃除をする。洗ったり、タオルを換えたり.......むむっ、私は小間使い??
さて、ある時、ベッドの中に枯れ草があるのに気付く。枯れ草は長い.......50cmぐらいで、幅は3cmぐらい。なんの植物か、よくわからない。つまんでゴミ袋に入れる。
そして翌日。再び、枯れ草が入っているのに気づき、捨てる。するとまた翌日、枯れ草が入っている。
「いったい何なのよ? ちょっと、そこのネコ奥さん!! なんで枯れ草が入っているの? 汚れるでしょ!」
と、言っても.....ネコなので返事はない。
ある日、お母さんネコが枯れ草を入れている場面を目撃。
その上、枯れ草に顔をつけて、愛しそうにスリスリしているではないか。
子猫たちも枯れ草の匂いを嗅いでうっとりしている。
一体、この枯れ草は何だろう??
なにかいい匂いがするみたいだ。嗜好品?? 麻薬?? うーん、何だろう、気になる。
さっそく一本取り出して、匂いを嗅いでみる。匂いは私には全く感じられない。
繊維は太くて.........縦にまっすぐ10本ぐらい.......この植物、何かしら??
どこの庭から持ってきているのか........その家の人も不思議がっているかもしれない。
「あ、また白ネコがうちの草、くわえていった!」
なんてね。.....マタタビが好きなのは知っているが、それ以外にもあるんだな。
かくして、今日も、明日も、私はネコのベッドから、庭から、枯れ草を拾い集めてはゴミ袋に入れるのであった。
もうひとこと:そのゴミ袋をネコが破いて枯れ草を持っていきます。エンドレス.....。
「ベルギーにて」
3月 26 日 (金) 天気:曇り 気分:恥ずかしい
大分前のことになるが、11月の下旬にベルギーツアーに参加した。
娘と2人だ。13年ぶりぐらいの海外旅行であったが、歳をとったせいか、あまり感動しなくなっていた自分にひどく驚いた。
感受性が鈍くなったせいもあるが、肉体的にもちょっときつい。エコノミーの席は拷問だ。太った私が悪いのか?
まあ、それはさておき、いろいろ面白かったと言っていい旅行であるが、一つだけ、思いきり「はずした」ことがあったのだ。
それはピンクのコートである。
寒いということだったのでコートは2枚持っていった。すごく寒い日用と軽く寒い日用である。
ベージュのダウンコートは前者で、ピンクのPコートは後者である。
私は考えた。
『ヨーロッパの町並み(レンガ造り、石畳)は、陽が射さない冬は暗くなりがち。
現地の人たちも冬を快活に過ごすため、きっと明るい色のコートを着ているのではないか。
もしくは暗い色のコートを着ていても、カラフルなマフラー、スカーフを合わせているのではないか。
きっとグレーやベージュの色彩の街にこのピンク色は映えるはずだわ.....云々』
ところが、実際は全く違った。
ベルギーの人たちのコートはほとんど黒だった。
彼らはかなり堅実な生活ぶりのようである。あまりへらへらしたところが無く、いつも厳しい顔をしている気がした。
街はおとぎの国のように美しいのに.....。(もちろん汚い場所もある)
「しまった、はずしたか...」
添乗員(♀、オランダ在住)にも、「そのコートの色は何て言うんでしょうね?」と、聞かれる。
「えっと.....サーモンピンクかな?」
「派手なんです、うちの母」と、娘。
ちょっと、2人で責めないで〜〜〜。そんなに派手ではないと思うよ、わりとピンクにしてはいい色だと思うよ、私は。(蚊の鳴く声)
それに中に着ているものは黒とかグレーだし。ひどいわ、シクシク。
その後、蚤の市にくり出して楽しく買い物をしていたが、娘は「この広場でどこにいてもママのこと見つけられるよ」と言った。
何故、責める? ........ほっといて下さい。
意地でも着てやる.....!!
それからアムステルダム、成田、川越と帰ってくるまで、ピンクのコートを着ていた私でした。
もうひとこと:ベルギーの人達が私のことを「マダム」と呼びかけますが、なんかトゲを感じたのは被害妄想でしょうか?
「しあわせのぼうし」
9月 12 日 (土) 天気:曇りのち雨 気分:ビックリした〜〜!
毎日、時間の許す限り、ドラゴンクエスト9をプレイしている。
攻略サイトは見ないようにして、なるべく自分で(へっぽこプレイヤーであってもだ)頑張るようにしている。
さて、私のパーティは主人公・武闘家・魔法使い・僧侶の4人である。
そのうちの魔法使い君は今、「しあわせのぼうし」を装備している。
それは、派手なピンク色のつば広、かつ、頭頂部がとんがった大きな帽子で、しかも、青い花が緑のツルごとグルグルと巻き付けてあり、かなりみてくれが変な帽子なのである。
しかし、歩くだけでMP(マジックパワー/魔力値)が回復するという帽子なので、格好悪いが装備させているわけである。
「それがどうしたの?」と言われそうだが.......この前川越に買い物に行ったときのことである。
川越・クレアモール(商店街、ね)に100円ショップがある。
私はそこで買い物をしていた。
買い物メモを見ながら、商品を探し、通路をうろうろしていた。
かごが通路に立っていた人に当たりそうになり、「すみません」と言いながら後ろを通り抜けようとした時、なにか、オレンジ色のものがちらっと見えた。
「???」
なにげなく振り返った私はそのオレンジ色のものをはっきりと見て、ものすごく驚いた。
そのオレンジ色の物体は、プラスチックでできた造花だった。
ユリのようでもあり、アルストロメリアのようでもあるが、とにかく造花であって、緑のツルもついている。
しかも、その造花はその女の人の白い綿のつば広帽子にグルグルと縫いつけられているのだった!!
『うそ〜〜〜っ!!』
あまりじろじろ見てはいけない......さりげなく観察する。
その女性は55から65歳ぐらい、ピンクの半袖Tシャツの上ににピンクの花模様プリントのキャミを着ている。
スウェットのパンツもピンクで、もったりした裾をこれまたピンクのハイヒールについたリボンで編み上げ風に結わえている。
ファッションとしては、ファッションとしては、どうなのか??
たぶん、あのおかしな帽子を脱げば『まあ、たぶん、ぎりぎりOK!』なのではないか??
だけど、あの帽子はちょっと...。
自分で作ったのよね..........まだ布地製、もしくは手編みモチーフ製の花だったらよかったのに。
毒々しいオレンジのプラスチックの造花はやめようよ....。
変だよ、やっぱり。すごく怪しい......。
店にいた他の客も横目で見ている......。地元の人かしら? 今、川越はNHKの連続朝ドラマで観光客が多いのに。
「川越に変な人がいたよ」って言われるわ、絶対。
しかし、どこかで見たような......あ、ドラクエの『しあわせのぼうし』かっ!!
写メをスクエア・エニックスに送りたい......。
だけど、シャッターを押す勇気がない.....。
バックの中の携帯を握りしめながら、そんなことを思った私だった。
もうひとこと:あの女性にとっての「しあわせのぼうし」なんだろうか。
彼女が歩くだけで周りの人のやる気がどんどん下がる.....「ふしあわせのぼうし」という気もするが。
「久々の動物園」
8月 11日 (火) 天気:台風 気分:いや、あの、その.......(汗)
車で40分ぐらいのところに埼玉県営のこども動物園がある。娘が子供の時、連れていって遊んだ場所だ。そこへ行くことにした。
なぜ今動物園かと言うと、次の絵本にヒツジが出てくるので、ヒツジのクロッキーというかデッサンをしたかったのである。
23年ぶりかしらね? などと言いながら、車にスケッチブックやペンの入ったバックを積み、娘と2人でランラン♪と楽しく動物園までドライブした。
迷子になりながら、なんとか到着。
「ああ、エントランスの噴水、変わってないみたい!」
「ああ、何か覚えてるわ.....全校遠足でも来たっけ」
母子の感想、いろいろである。
動物を見て和みたいの...と言う娘と、あとで会いましょうねと別れて、ふれあい動物コーナーへ歩いていった。
ヒツジさん、いるかな?
低い金網のフェンスに取り付けられたドアを開けて、ふれあいコーナーの中に入る。
ヤギやミニブタ、アヒルのような黒い鳥(鳥はよく知らん)がのんびりと歩いている。
横になっているヤギを踏まないように奥へ進み、ヒツジの柵のところまで来た。
ヒツジは6匹ぐらいで暑そうに「ハアハア..」と呼吸をしていた。
モミジの木の下で、ふてくされて寝ているようだった。そうよね、暑いよね。毛がモコモコしちゃっているしね。
でも、じっとしているので描きやすい。さっそくスケッチブックを広げて、描き始めた。
ヒツジはしばらくおとなしく描かれていたが、よっこらしょっと、起きあがると、柵の反対側へみんな移動していった。
もしかして、私、嫌われている??
むっとしたが、まあ、かまうものかと私もヒツジのほうに移動した。
するとまたヒツジは移動する......そんな追いかけっこをしていた。
すると、そこへ、飼育係のお姉さんがバケツを持って現れた。
バケツの中になにか固形物が入っていて、それを撒き始めた。
おやつらしい......動物たちが一斉に鳴き始め、集まり始めた。
動物たちにもみくちゃにされた飼育係さん。大人気ね......うらやましいわ。ちぇっ...。
ヒツジたちも一斉に低音で鳴き始め(大きな鳴き声、びっくり!)、柵に頭突きを繰り返したり、後ろ足で立ち上がり前足で柵を揺らしている。
まったく柵を倒しそうな勢いである。........けっこうパワーがありそうだ。そんな状態もしっかり描く。
ふれあいコーナーの別の場所から、「今からモルモットの行進が始まります〜」というアナウンスが。
ちびっこたちがキャーキャー喜んでいる声がする。しかし、私は動かずにせっせとペンを動かしていた。
はっと気が付くと.........いつの間にか、ちびっこたちはいなくなって、風が木の葉を揺らす音がするだけになっていた。
ふれあいタイムが終わり、静寂が訪れたという感じだった。飼育係さん達もいない。動物達と私だけだった。
なんだか寂しいわね.....私も帰らないといけないのかしら?
するとその時、私の太股あたりを、なにかが、すっとなでていった。
ふりむくとそれはヤギだった。
ヤギは小型でかわいらしく、恐怖感はなかった。そして、アンニュイな瞳で私をじっと見上げている。
ツノがクルクルでかわいいわね.......こんな側に来るなんて....。いきなり蹴ったりしないよね?
そう思っていると、ヤギがにやっと笑ったような気がした!
そして、いきなり、ヤギは私の布製のショルダーバックをパクッとくわえて、モグモグと噛み始めた。
『うっ!』と思ったが、何するのっと叩くわけにもいかないし、すごすごと後ずさりしながら、「これは美味しくないのよ」などと言ってみた。
ヤギはぱっと口を離したが、相変わらずニヤニヤしていて、今度はもう一つのビニール製のショッピングバックに噛みついてモグモグ始めた。
『ひ〜っ』、止めて〜〜〜!! これも不味いのよ〜〜!!
バックを引っ張るとヤギは離したが、また側に来て、今度は私のクロップパンツの裾をカミカミし始めた。
『きゃー!』、もうダメだ、私、帰るっ!と、ダッシュで逃げた。
うう、とんだ「ふれあいタイム」ね。動物に触られちゃったよ....。
その後、ピーターラビットの博物館を見学して、シマウマと馬とキリンを見て、娘に合流してランチをレストランで食べた。
帰りは歩くのが面倒なので園内を走る機関車型のミニバスに乗ることにした。
乗り場は多くの親子連れで混んでいた。
夏休み、暑い中、子供を連れて観光するのってたいへんだよね。
23年前の私たち親子の様子も思い出そうとするが、あまり思い出せなかった。大変だって思っていたかどうか?
大変なのが当たり前? 根性も若さもあの時はあったのだ......今とは違う。『若いご両親、がんばれっ!』と、心の中でこっそり応援した。
ミニバスは満員で私たちは最後部の席に座った。隣には子供を2人連れた若い夫婦が乗ってきた。
席を詰めて、なるべく小さくなって座っていた。
ミニバスは園内を回って座ったままでもダチョウやフクロウ、サイチョウなどを見ることができた。
「ダチョウ、大きい〜〜!」などと歓声をあげて、私も娘も喜んでいた。
レッサーパンダの園舎の停留所で他の乗客はみんな降りてしまった。
しかし、私たちの隣の親子は降りず、私たちの席だけが混んでいた。
一番後ろだけ重くて、逆走したりしないよね?
思ったことをすぐ口にしてしまうオバサンの私は、「ここだけ重いね」と、つい言ってしまった。
一瞬、娘ににらまれたような気がしたが...。そして正門に到着。
その時、一緒に乗っていた親子の母親が口を開いた。
「重たくしてしまって、すみませんでした」
ええっ!! なんで謝るの?? 違うの、たいした意味はないのよ。一番重いのは(文句無く)私かもしれないし。
「いや、そんな.....重いのは私です」..........ああ、若い人たちを応援したいと言いながら、結局非難してしまったか??
ごめんなさいね。
反省した一日だった。
もうひとこと:別なコーナーで子供達が牛を撫でまわしていた。私も撫でたら、牛はちょっと身体をひねって嫌がった。なぜ? ショック!!
「」
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