Future
宇宙はその曲率によって、未来が変わる。
宇宙の曲率には、3つのタイプがあるとされ、
1.閉じた宇宙(曲率プラス)
2.開いた宇宙(曲率マイナス)
3.平坦な宇宙(曲率ゼロ)
の内のいずれかの形態をとっていると考えられている。
閉じた宇宙も、平坦な宇宙もやがてはビッグバンの際に発生したエントロピーの
低下によって、やがては熱死するとされている。
だが、開かれた宇宙の場合は
1012年後 黒色惑星や中性子星、暗黒銀河などが膨張し続ける内に散逸する。
1014年後 銀河系全ての恒星が熱と光を発生する核反応を止める。
1017〜1020年後 銀河の星の約半数は蒸発し、残りは銀河の中心に発生した巨大なブラックホールの中へ呑み込まれる。
1023年後 銀河団さえ蒸発崩壊。宇宙の大域構造が消滅し、黒色矮星、中性子星、ブラックホールだけが残存する。
1032年後 全ての個体物質が消滅し、中性子や陽子は崩壊して、陽電子や電子となり、それすらも対消滅の結果ガンマ線と化す。
1071年後 対消滅を免れていた電子と陽電子がポジトロニウム原子を形成する。
10108年後 量子理論によれば、ブラックホールすら消滅。
10116年後 ポジトロニウムも消滅。僅かなニュートリノと光子だけの虚ろな空間となる。
1999.09.19→2001.01.10