リクガメ飼育の情報サイト-THE TORTOISE
 一般にワシントンで採択された事に因んだ呼び方であるワシントン条約(Washington Convention)という名称で知られていますが、正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」のことです。

 また別称をサイテス(CITES) Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora とも呼称され、1973年(昭和48年)にワシントンで採択され、日本は1980年(昭和55年)に加入し、2005年8月現在の締約国は159国あります。

 ワシントン条約は、野生動植物の国際取引が乱獲を招き、種の存続が脅かされる事のないように、輸出国と輸入国が協力して、絶滅に瀕した野生動植物の国際的な取引を規制し、このような動植物の保護を図ろうとする条約です。

 このワシントン条約では、約1000分類群の国際商業取引を禁止したり、あるいは規制したりしていますが、規制対象となるものは何も生きている動植物だけではなく、例えば一部の皮革製品や、漢方薬も規制の対象になっています。
一般にワシントン条約で知られるが、正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」のことで、サイテス( CITES)とも略称されている。
ワシントン条約(サイテス)は、輸出国と輸入国が協力して、絶滅に瀕した野生動植物の国際的な取引を規制し、これらの動植物の保護を図ろうとする条約である。
 ワシントン条約では、保護の必要の度合いに応じて、規制の程度は3区分されていて、その取引が種の存続を脅かすものではなく、適法に捕獲されたことを輸出国が認めたうえで発行される輸出許可書が無ければ、野生生物の輸入を行ってはならないというのが、条約の基本的な仕組みです。

 付属書Tは、商業目的の国際取引を禁止したもので、付属書Uは、商取引には輸出国の許可証が必要で、付属書Vでは国ごとに品目の指定があり、それぞれの付属書に品目が記載されています。

 日本の場合は、国内商取引が自由であると、密猟や密輸が助長されかねないことから、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」を1994年(平成6年)から施行し、国内取引の規制も行っています。

 これは哺乳類や鳥類のほか昆虫、魚、植物まで広範囲に及んでいて、絶滅のおそれのある生物を体系的に守ろうとしており、@.指定種の捕獲や流通を禁じる個体保護、A.種の生息地内の開発や樹木伐採を制限する生息地保護、B.生物の保護増殖が、この法律の三本柱になっています。

 ワシントン条約であるサイテスでは、リクガメ科(TESTUDINIDAE)に属する全種が付属書Uとなり、リクガメ属(Geochel one)の中ではガラパゴスゾウガメ(G.nigra)、ヘサキリクガメ(G.yniphora)、ホウシャガメ(G.radiata)が付属書Tに該当します。

 また他にもゴファーガメ属(Gopherus)のメキシコゴファーガメ(G.flavomarginatus)、ヤブガメ属(Psammobates)のホシヤブガメ(P.geometricus)、チチュウカイリクガメ属(Testudo)ではエジプトリクガメ(T.kleinmanni)が該当し、2002年にはヒラオリクガメ属(Acinixys)のヒラオリクガメ(A.planicauda)が、付属書Tに指定されています。
付属書Tは、特に絶滅のおそれが高い種で、国際取引による影響を受けているか、あるいは受けることのある種が掲げられており、商業目的の国際取引は禁止されています。取引に際しては、輸入国の輸入許可書ならびに輸出国の輸出許可書を必要とします。
付属書Uでは、許可を受けて商業取引を行うことが可能なもので、国際取引を規制しないと絶滅のおそれがある種が掲げられており、商業目的の取引は可能ですが、輸出国政府の管理当局が発行する輸出許可書が必要とにります。
付属書Vでは、ワシントン条約の各締約国が、自国内の動植物の保護のために捕獲や採取を防止するため、他の締約国の協力が必要な種が掲げられています。国際取引には、輸出国政府の管理当局が発行する輸出許可書、または原産地証明書が必要です。
ワシントン条約の概要
ワシントン条約の付属書
付属書T−Appendix
付属書U−Appendix
付属書V−Appendix
ワシントン条約であるサイテスでは、リクガメ科に属する全種が付属書Uとなり、その中でも一部は付属書Tに該当する。
日本国内では平成6年から絶滅の恐れのある野生動植物の種の保存に関する法律を施行し、取引の規制も行っている。
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リクガメの飼育概論
リクガメという生物を理解する為、基本的な環境因子について考察することは大切です。気候的条件には、光因子や温度因子、また湿度因子や水分因子、あるいは空気的な因子などがあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
リクガメ科の分類
ワシントン条約
各地の平均日照時間
紫外線の効力と作用
光源の光色と色温度
体感温度と不快指数
最高最低温湿計
オゾン層の影響
地球の大気圏
室内の日照状況
 
 
ライトの分光分布図
植物の蒸散作用
 
蛍光ランプの黒変化
大気と地表の熱均衡
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