リクガメ飼育の情報サイト-THE TORTOISE
 スペクトルカラーにおける可視光線の領域中で、光の様々な波長により組み合わされる視覚的な感覚が色です。

 色というものは、人間や何種類かの動物が知覚することが可能で、複雑な神経系の仕組みが関与しています。

 ある色を特定する技術を測色と呼び、色の3原色の波長に基づき、精密な科学的測定を実施する方法です。
色の知覚と光の3原色
 このように物体の色は、可視光線の一部を吸収したり、反射して生じる選択吸収と選択反射に起因しています。

 従って、色知覚は選択吸収ないし選択反射によって、吸収されなかった残余の波長を、吸収光の余色として知覚することになります。

 全ての波長の温度放射を、完全に吸収する物体を黒体と呼んでいます。

 この黒体は、温度が高くなるにつれて放射する光のスペクトル分布が変化します。

 そして、その温度に従って異なった色に見えるので、低い温度だと赤味を帯びた色に見え、高い温度になるにつれて、次第に青白く知覚されます。

 このように高温の物体が放射する光は、厳密には黒体の分布とは異なりますが、最も近い色の光を放つ黒体の温度を適用することができます。

 物体の温度と色の変化を絶対温度で表したのが、色温度で、理論的に定めた熱力学的な温度目盛りで、人の感覚に関連づけて表すことができます(K/単位ケルビン)。

 絶対温度は、ケルビン温度や熱力学温度とも呼ばれ水の三重点を273.16Kと定義し、絶対零度はセルシウス度で、マイナス273.15℃に相当します。
昼光性動物と密接な関係がある色温度
どのような色も、レッド・ブルー・グリーンの光を混合することで様々な色が再現できる。この光の3原色を加法混色と呼び、この加法混色の3原色の光を吸収する色を減法混色の3原色と呼ぶ。
 白色光とは、およそ380nmから780nmに及ぶ波長を有する電磁波が、バランスよく混合した光を指します。

 この電磁波の振動が強ければ、光は白として知覚され、強度が弱ければグレイに知覚され、強度が無ければ光は存在しないので、黒く知覚されます。

 単波長の光は、他の波長の光と異なって知覚され、こうした相違を色相と呼び、約380nmの波長の光は紫色として知覚され、約780nmの光は赤く知覚され、この中間領域の光は、虹と同じく紫、青、緑、黄、橙色の順に知覚されます。

 1つの波長や狭い領域の波長の光色は、純粋なスペクトルカラーで、このような純粋色は飽和と呼ばれ、ほとんど日常生活で見る機会はありませんが、高速道路のトンネル内の照明はナトリウムランプの光で、これは彩度が高い飽和したスペクトルカラーで、イエローの波長を知覚しています。

 従って、日常で目にする色の大半は、彩度の低い様々な波長の光が混合した色で、色相と彩度は、色彩の質を表現する基本的なもので、光量は強度やエネルギーを表す輝度で側色されます。
 加法混色では、同じ色感覚が異なる刺激によって発色し、適度な強度のレッドとグリーンの光を混合すると、イエローの波長は存在しなくても、イエローとして知覚されます。

 如何なる色も、レッド・ブルー・グリーンの光を混合することで、様々な色が再現でき、この3色を加法混色の3原色、あるいは光の3原色と呼んでいます。

 この3原色を均等に混合すると白色光となり、様々な2色の純粋色を混合すると、白色光として知覚される光を再現することができます。
加法混色と減法混色
 このような2つの純粋色の組み合わせを補色と呼び、補色には、ブルーとイエロー、グリーンとブルー、レッドとグリーン、またグリーンとパープル等の組み合わせがあります。

 日常生活で知覚される大抵の色は、白色光の部分的な吸収なので、物体として発色している色素は、白色光の特定の波長を吸収し、残余の波長を反射したり透過して、吸収されなかった波長を色として知覚しています。

 また減法混色とは、加法混色の3原色の光を吸収する色を減法混色の3原色と呼び、レッドを吸収するブルー、ブルーを吸収するイエロー、グリーンを吸収するレッドで、赤い絵具にグリーンの光を当てると、黒として知覚されます。

 レッド・イエローブルーの減法混色における3原色は、色の3原色とも呼ばれ、絵具の3原色を混合すると、大抵の色相を再現することができ、この3色を等量混合すると黒色になります。
色温度とは、光の色を物理的に表したもので、黒体である物体は、温度を上げると光を放射し、赤、黄、白、青白へと次第に変化する。色温度が高いと、青白い光に見え、色温度が低いと、赤味を帯びた光として知覚される。
 エントロピーがゼロの世界で、水の状態変化を基本としたセルシウス度と異なり、絶対温度は特定の物質に依存しない物理量です。

 これは科学のあらゆる分野で広く用いられ、絶対温度とセルシウス度の関係は、T(K)=t(℃)+273.15となります。

 リクガメは典型的な昼光性動物なので、この色温度とは密接な関係があり、照明はただ単に明るく照らすだけではなく、光を利用して種々の目的を果たす必要があるので、リクガメの生活に役立つ照明でなければいけません。

 言うまでもなく理想は太陽光ですが、四季のある日本では、年間を通して太陽光だけを利用して育成することは出来ませんから、太陽光に近似した適切な色温度の人工照明を用いて、飼育環境を整える必要があります。

 このように物体の色は、照明光源の分光分布によって変化しますから、物体色の正表示には照明光源を明確にする必要があり、その標準として用いられる光源が1948年以降に国際照明委員会(CIE)で決定されています。

 因みにA光源とは、色温度が2854Kのガスが封入されたタングステン電球が発する光で、B光源はA光源に特殊な二重液層フィルターをかけて、約4870Kの色温度なので正午の太陽光に相当します。

 またC光源とは、A光源にフィルターをかけた約6740Kの色温度で、これは平均太陽光に近い光に相当し、さらに太陽光の分光分布から合成された5500K、6500K、7500Kの3種の標準光源である、D光源が加えられています。 
加法混色
減法混色
単波長の光は、他の波長の光と異なって知覚され、こうした相違を色相と呼び、約380nmの波長の光は紫色として知覚され、約780nmの光は赤く知覚され、この中間領域の光は、虹と同じく紫、青、緑、黄、橙色の順に知覚される。
日常で目にする色の大半は、彩度の低い様々な波長の光が混合した色で、色相と彩度は、色彩の質を表現する基本的なもので、光量は強度やエネルギーを表す輝度で側色される。
日常生活で知覚される大抵の色は、白色光の部分的な吸収なので、物体として発色している色素は、白色光の特定の波長を吸収し、残余の波長を反射したり透過して、吸収されなかった波長を色として知覚している。
リクガメは典型的な昼光性動物なので、この色温度とは密接な関係があり、照明はただ単に明るく照らすだけではなく、光を利用して種々の目的を果たす必要があるので、リクガメの生活に役立つ照明を用いる。
the_tortoise016001.jpg
 
 
リクガメの飼育概論
リクガメという生物を理解する為、基本的な環境因子について考察することは大切です。気候的条件には、光因子や温度因子、また湿度因子や水分因子、あるいは空気的な因子などがあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
リクガメ科の分類
ワシントン条約
各地の平均日照時間
紫外線の効力と作用
光源の光色と色温度
体感温度と不快指数
最高最低温湿計
オゾン層の影響
地球の大気圏
室内の日照状況
 
 
ライトの分光分布図
植物の蒸散作用
 
蛍光ランプの黒変化
大気と地表の熱均衡
インフォメーション