リクガメ飼育の情報サイト-THE TORTOISE
 生物圏とは、地球上の生物が暮らしている領域を指しますが、この生物圏は、地球大気、土壌などからなり、現在知られている全ての生命は、生物圏以外で生存することできません。

 大気は、窒素、酸素、水素、二酸化炭素、水蒸気などで構成される混合気体ですが、この大気が有害な紫外線から地球を保護しているので、生物は生存できるのです。

 地球の歴史において、環境要因に関与した大きな問題は、第四紀の氷河時代として知られる、更新世に起こり、亜熱帯性気候は破壊され、北半球の様相は変わりました。

 気候は寒冷と温暖を繰り返し、動植物の生存に影響し、長い年月を経て現在の環境に落ち着いたわけですが、近代文明の進化が、地球環境を脅かし様々な異変が起き始めています。

 地球環境に影響を及ぼしているのは、大気中の二酸化炭素の増加、二酸化硫黄や、酸化窒素を大気中へ放出することで起こる、酸性降下物の酸性雨、オゾン層の破壊などがあります。
地球上の生物が暮らす領域を生物圏というが、生物圏は、地球大気、土壌、水などである。現在、知られている全ての生命は、この生物圏以外で生存することは不可能である。
大気が地球を紫外線から保護しているので、生物は生存できる。大気は窒素、酸素、水素、二酸化炭素、水蒸気などで構成される混合気体である。
大気中に放出される酸化物などにより、酸性雨という被害も問題になっている。このまま大気中の二酸化炭素が増え続ければ、地球の気候に深刻な影響を及ぼすと考えられている。
生物圏以外で生存できる生命は知られていない
オゾン層は、太陽光が含む有害な紫外線から、地球上の生物を保護している大気の層である。このオゾン層が存在しなければ、どのような生命も、地球上に生存することはできない。
有害な紫外線から地球上の生物を守るオゾン層
 オゾン層とは、地球大気の上部層で、高度約20〜50kmのオゾン濃度が高い領域を指しますが、高度80km位までの大気の組成は、基本的に地表付近と大差ありません。

 重い気体は、軽い気体の下に移動しようとする性質がありますが、気流によって、常に回転しているので、オゾンは酸素原子で構成されているので、大気の下層では濃度が低くなります。

 高度30km付近では、太陽の紫外線によって光化学反応が起こり、オゾンが生成され、集中的にオゾン濃度が高くなっているので、オゾン層と呼ばれいます。

 この領域では、太陽光中の紫外線によって、酸素が作用してオゾンが生成されますが、オゾン濃度は、ピーピーエムと呼ばれる100万分の1の単位で、10ppm程度になります。

 このような化学反応は、地球上に生物が誕生し、酸素が豊富になってから、継続して生成されていますが、自然のバランスは保たれているので、オゾンが過剰生成されているわけではありません。

 実際には、大気中の窒素化合物など反応し、自然消滅もしているので、オゾン濃度は極めて安定しており、もし地表付近のオゾン濃度が高ければ、生物に悪影響を及ぼしてしまいます。

 地球における自然現象は、オゾン層という高濃度のオゾンが、太陽からの有害な紫外線を阻止しているので、地球上の生物を保護するという、重要な役割をしています。

 しかし、1970年代になって、フロンと呼ばれるクロロフルオロカーボンや、フロンガスのクロロフルオロメタンなどの化学物質が、オゾン層中のオゾンを破壊することが明らかにされました。

 大気中に放出されたクロロフルオロカーボン、即ち、通称CFCは、化学的に安定なため、対流圏ではほとんど分解されず、成層圏より上層に位置するオゾン層まで到達してしまいます。

 太陽からの紫外線で分解され、この際に放出される塩素は、オゾン分子と反応して破壊するので、オゾン層中のオゾン濃度の減少が各地で観測されています。

 現在では、クロロフルオロカーボンの他にも、臭素を含むハロンなど、幾つかの化学物質がオゾンを破壊する危険性があるので、こうした化学物質の使用が問題となっています。

 また1980年代には、南極上空のオゾン層で、オゾン濃度の極端な減少が観測され、話題になりましたが、オゾン層のオゾン濃度は、緯度や季節によって大きく変化し、一般に春に増加します。

 しかし、南極上空では逆に春に減少し、周囲と比較して、オゾン濃度が極端に低い丸い領域が観測され、オゾン層に穴があいたように見えることから、オゾンホールと呼ばれています。
放出されたフロンは大気中に100年以上もとどまる化学物質である
 オゾン層のオゾンは、地表が過剰な太陽光線中の紫外線に晒されるのを保護していますが、文明進化が作った化合物は、太陽光の紫外線で化学反応を起こし、オゾンを破壊しています。

 事実、オゾン層は、太陽からの紫外線を吸収し、強い紫外線から生物を守っているので、このオゾン層が破壊されれば、どのような生命も地球上に生存することはできません。

 オゾン層の破壊原因は、フロンと呼ばれる化学物質の影響で、冷却、空調、クリーニング溶剤、半導体の洗浄、包装材料、エアゾルスプレーなどに使用されているものです。

 フロンの副産物である塩素は、3つの酸素原子で構成されるオゾン分子から、酸素原子の1つを取り去り、一酸化塩素と変化するので、こうした化学作用がオゾンを破壊します。

 さらに、この一酸化塩素は、酸素原子と反応して酸素分子を生成し、塩素分子を遊離させるのですが、遊離された塩素は、再びオゾン分子を破壊するという厄介な物質です。

 従って、放出されたフロンは、理論上では大気中に100年以上は留まる計算になるで、オゾン層の破壊による影響は、今後、数十年は地球環境を脅かすと言われています。

 オゾン層が消失し始めると、地球上の全ての生物は、過剰な紫外線放射に晒されることになり、植物の光合成は阻害され、海洋植物プランクトンの増殖にも、影響すると考えられています。

 また森林伐採などの環境破壊は、地球の気候に影響するだけではなく、野生地帯の破壊がこのまま続けば、過去にない大量の動植物の絶滅を招くと懸念されています。
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リクガメの飼育概論
リクガメという生物を理解する為、基本的な環境因子について考察することは大切です。気候的条件には、光因子や温度因子、また湿度因子や水分因子、あるいは空気的な因子などがあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
リクガメ科の分類
ワシントン条約
各地の平均日照時間
紫外線の効力と作用
光源の光色と色温度
体感温度と不快指数
最高最低温湿計
オゾン層の影響
地球の大気圏
室内の日照状況
 
 
ライトの分光分布図
植物の蒸散作用
 
蛍光ランプの黒変化
大気と地表の熱均衡
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