リクガメ飼育の情報サイト-THE TORTOISE
 土壌は一般に岩石の破片から構成された地殻最表層の生成物を指しますが、これらは無機成分だけではなく、動植物の遺体が分解して生じた有機成分が混合したものです。

 地表下1〜2m程度の深部は、新たな変質作用の産物であり、かつて地表付近まであった基盤岩石が変質して土壌になるには、数百年から数千年の地質学的な時間を要する考えられています。
 土壌の酸性とアルカリ性の度合の指標であるpH(水素イオン濃度)がpH7.0を超えている中性の場合、この土壌性質をアルカリ性土壌といい、pH7.0未満の酸性土壌と区別することができます。

 温暖多雨地や寒冷地では、土層に浸透する水分量が、土壌から蒸発する水分量を上回るので、土壌中の塩基類であるカルシウム、カリウム、ナトリウム等が溶脱されて酸性化となりますが、透過水よりも上昇蒸発水の方が多い乾燥地では、塩類土壌やアルカリ土が生じるので、pH7.0以上のアルカリ性土壌となっています。

 草原地方のチェルノゼムや栗色土も弱アルカリ性の土壌ですが、pH7.0〜pH7.5程度のアルカリ性は、大麦や小麦、あるいはトマトやキャベツ等の生育には適していますが、pH8.0以上の強アルカリ性土壌の場合、大抵の植物は生育できないというのが最大の特徴です。
 火山灰起源の土壌である赤玉土は、風化生成物としての酸化鉄に起因し、黄褐色や赤褐色をしています。

 園芸用土としての利用価値も高く、特に赤玉土は有機質の含有量が少なく、構造的にも団粒状となっているので、保水性や排水性に優れ、土壌酸度は普通pH6.5前後です。

 他の園芸用土とブレンドしたり、土壌の湿度は深部になるほど上昇するので、床材の表層部として使用すると、自然界を再現し易くなりますが、家庭内で使用するには粉塵の問題も含め、一長一短があります。
 火山噴出物である浮石の風化物で、栃木県の鹿沼市付近を中心とした、火山灰土壌の2〜3m下層に1m程度の幅で分布していることから鹿沼土の名があり、数万年前に赤城山から噴出したものと考えられています。

 黄色味を帯びた褐色の軟らかい塊状で、多孔質が故に養分の吸収力は弱いものの、水分の保持力には非常に富み、通気性にも優れています。

 一般の土壌と比較して容水量が大きいため、一度給水すると数日間は保水され、粒子間の隙間が大きいことから、通気性と保水に優れているのが鹿沼土の特徴です。
 バーミキュライトは、雲母を主成分とした蛭石等を700℃以上の高温で焼成加工した軽石で、重量のおよそ6倍もの吸水性を有することが最大の特徴です。

 土壌性質は多孔質で弾力性があり、酸性度も中性なので、他の土壌とブレンドしたり、床材の中間層から下層にかけて敷き詰めると、断熱作用と保湿作用が得られます。

 また軽量であることも特徴の1つで、床材を交換する際のメンテナンスが比較的に容易なので、取り扱い易い園芸用土です。
 ピートモスは泥炭の一種で、水苔や草類が長い年月を経て土中に堆積し泥炭化したもので、主として園芸用の土壌改良や鉢物用土に利用されています。

 透水性や保水性に対する、土壌の物理的特性の改良にも効果があり、土壌中でも分解作用が起き難いので、床材の中層から下層に敷き詰めると効果が得られます。

 国内の主な産地は北海道や東北地方ですが、北ヨーロッパやカナダ等からも輸入されており、産地によっては強酸性なので、園芸用途では消石灰で中和する場合もあります。
火山灰起源の土壌である赤玉土は風化生成物としての酸化鉄に起因し、黄褐色や赤褐色をしています。
鹿沼土は黄色味を帯びた褐色の軟らかい塊状で、水分の保持力に富み、通気性にも優れています。
バーミキュライトは雲母を主成分とした焼成加工した軽石で、重量の約6倍もの吸水性を有します。
ピートモスは泥炭の一種で、水苔や草類が長い年月を経て、土中に堆積し泥炭化したものです。
土壌
アルカリ性土壌
赤玉土
鹿沼土
バーミキュライト
ピートモス
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リクガメを飼育するには、各々の個体が必要としている、最適な環境を提供する必要があります。変温動物で昼光性であることを理解し、自然下と飼育下の相違点を把握する必要があります。
 
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