リクガメ飼育の情報サイト-THE TORTOISE
 1994年から飼育を始め、現在ではマルギナータを象徴する、後方の縁甲板が大きくフレアー状に広がっているのが最大の特徴です。

 当時は小さくて雄雌がまだ不明でしたが、プリマドンナの原義である<第一の女>の如く、将来は花が咲いたように華やかに甲羅が広がることに夢を託して、この仔を<プリマ>と命名しました。

 プリマは雄の個体ですが、リクガメとは思えない瞬発力のある機敏な動きや、唖然とするほどの俊足ぶりで、何時間も疾走を続ける、非常に活動的なリクガメです。



 
マルギナータのプリマ:Testudo marginata
Testudo marginata
Testudo marginata
 私がリクガメ飼育を始めたのは1994年のことですが、当時は「バブル」と呼ばれた時代の末期で、まだ世間は不況知らずの勢いがあった時代ですから、特殊動物と呼ばれるような、珍しいペットを扱う専門店も多々ある時代でした。

 そして、時代は「バブル崩壊」という、当時は誰も想像できなかったような、厳しい時代に突入するわけですが、世間の景気が一変する激動の時代の中、生涯の友達あるいは家族とも表現できる、リクガメとの出会いがありました。

 しかし、私が連想するカメという生物は、やはり水の中で暮らすというイメージが占めていましたから、リクガメという生物は、珍しい存在であり、可愛いという気持ちは十分に持ち合わせていましたが、実際に飼育となると現実は厳しいものでした。

 当時は現在のように、インターネットも携帯電話も普及していない時代でしたから、飼育が確立されているような哺乳類と異なり、リクガメ飼育に関する情報は実に乏しく、辞書を片手に洋書を訳して飼育に関する情報を収集したりしていました。

 それでも長期飼育という実績は少なく、飼育器具も輸入品だけが頼りで、蛍光灯もトゥルーライトだけしかありませんでしたから、飼育と言っても手探り状態に等しいようなもので、残念ながら環境が整わなければ不幸な結果を招くことになりました。

 当時の輸入状態は、お世辞にも優れたものとは言えず、爬虫類関係の飼育では「個体を立ち上げる」という表現を用いたりしますが、既に状態を崩した個体が平然と流通していたので、なおさら長期飼育を実現するのは大変なことでした。

 しかし、原因を責任転換しても何の解決にもなりませんし、自分自身で飼育を確立する以外に解決策はないので、ここから私のリクガメ飼育に関する試行錯誤が始まったわけですが、結果は良いことばかりではありませんでした。

 現在に至るまでの長い間には、喜びも悲しみもあり、無知による不幸も経験しているだけに、飼育下であってもリクガメには長生きしてもらいたいので、リクガメ飼育の一助になればという思いを込めて、このサイトを公開しています。

 このような数々の経緯から、まずリクガメという生物を生物学的に理解し、こうして得た知識や経験を飼育に反映させながら試行錯誤を繰り返し、1994年から始まったリクガメ飼育は、毎日が勉強という終わりのないものへと変わりました。
リクガメ飼育を始めた1994年とは?
Testudo marginata
Testudo marginata
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飼育個体の紹介
 
1994年から飼育を始めた、マルギナータのプリマを紹介しています。現在では甲長も30センチをこえましたが、リクガメ飼育を始めた当時は、試行錯誤を繰り返す日々が続き、リクガメ飼育は前途多難な時代でした。
 
 
 
 
 
 
94年当時のプリマ
プリマの飼育環境
プリマの1日
現在のプリマ
追悼と悔恨-流星
8年間の追憶-姫子
 
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