リクガメ飼育の情報サイト-THE TORTOISE
 生物は生存する為に、外界から絶えず物質を取り入れて、それを自分の体のものとし、一方では、
体内で不要となった物を外に出すという、規則的な変化をしています。

 これは、様々な方法で自分の体に取り入れた物質を、体内の複雑な化学的な仕組みに因って、エネルギーを使い易い形のものに変えて、またそれを必要に応じて変化させ、その時に生じるエネルギーを原動力として、生存する為の様々な活動を行なう為です。

 このように、生物が生活現象を継続させる為に、適当な物質を外部から取り入れることを栄養といい、一部の哺乳類等と異なり、リクガメは親から教わったものではなく、本能で生存しています。

 従って、食物から取り込まれた栄養素は、体の中では複雑な作用が起こっていますが、こうした過程について、解明されていないことの方が多いのです。

 栄養素は、タンパク質、炭水化物、脂肪、ビタミン、無機質の5項目に分類されますが、1グラムの炭水化物は、およそ4キロカロリーのエネルギーとなります。

 また1グラムのタンパク質は、体の中で燃焼して、約4キロカロリーのエネルギーとなり、1グラムの脂肪は、約9キロカロリーのエネルギーになると言われています。

 体というものは、主に炭水化物と脂肪をエネルギー源としますが、これらを消費してしまうと、食物のタンパク質や、体のタンパク質を燃焼してエネルギー源としています。

 クロロフィルを持っている植物では、光合成によって、炭酸ガス、水、そして土中の無機物質から、エネルギーの多い有機物質を作り上げることができます。

 しかし、動物には無機物質から、有機物質を作り上げる機能は持っていないので、植物によって作られた有機物質は、草食動物は直接的に、肉食動物は間接的に依存して生活しています。
 食物成分のうち、体内に取り入れられて、生理的な機能に役立つものを栄養素といい、この栄養素としては、炭水化物、脂肪、タンパク質、無機質、およびビタミンがあります。

 水はもちろん大切な生命の源ですが、あまりにも重要な物質であることと、通常は生存環境で入手可能なので、普通は栄養素の中には取り入れていません。

 また炭水化物、脂質、タンパク質の3つは、食物の成分として主要な部分を占め、何れも体内で酸化燃焼してエネルギー供給源となるので、3大栄養素と呼ばれています。

 このように、栄養素とは、生物が生きていくため、体外から取り入れる物質を指しますが、特に動物の食物中に含まれる物質を栄養素と呼んでいます。

 栄養素以外の物質であるビタミンやミネラルなどは、一般に副栄養素と呼ばれ、体の働きを調節する物質として、重要な役割をしています。
 動物は植物と異なり、炭酸ガスや水など、様々な無機物質から、体を構成するタンパク質、その他の複雑な物質をつくる能力は持っていません。

 従って、動物は植物や植物を摂取したり、成長した動物を食物として摂取して、自分の体をつくる材料や、生活に必要なエネルギー源としなくてはなりません。

 私たちが口にする食物も、ほとんど全てが、動植物界に由来するものですが、これらの食物に含まれている栄養素は、それぞれの特異性を持っています。

 例えば、タンパク質にしても、牛乳のタンパク質、イワシのタンパク質、牛肉のタンパク質など、各々に特異性があり、私たちの体のタンパク質とは、同じものではありません。

 これらのものを、もしそのまま体の中に取り入れたのでは、体の構成分とすることが出来ないばかりか、時には大きな弊害作用を引き起こすことになります。

 そこで、このような特異性を無くして、自分の体の特異性を持つ物質に、作り変える必要があるので、それには食物の成分を構成している分子の大きな物質を、構成単位である特異性を持たない分子の小さな化合物にまで分解し、それを体内に取り入れて組み立て直す必要があります。

 このように、取り入れた物を分子の小さな化合物にすることは、一方では消化管(消化器)の壁を通過させて利用できるようにすることにもなります。

 このように、食物を分子の小さな化合物に変化させることを消化といい、消化の結果、分子の小さくなった化合物を、消化管の粘膜を通して体内に取り入れることを吸収といいます。
栄養素の種類と働き
栄養とは何か
栄養素とは何か
消化とは何か
食物の成分のうち、体内に取り入れられて、生理的な機能に役立つものを栄養素といい、炭水化物、脂肪、タンパク質、無機質およびビタミンがある。
動物は植物と異なり、無機物質から体を構成する物質をつくる能力がないので、食物から必要なエネルギー源を得なくてはならない。
生物は生存する為に、外界から絶えず物質を取り入れて、それを自分の体のものとし、一方では体内で不要となった物を外に出すという規則的な変化をしている。
食物を分子の小さな化合物に変化させることが消化で、消化の結果、分子の小さくなった化合物を体内に取り入れることが吸収である。
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生物体が生存するため、体外から取り入れる物質を栄養素と言いますが、飼育下のリクガメは何が不足し、何が過剰かを飼育者は把握し、これらをバランス良く調整する必要があります。
栄養素の輪廻
 
 
 
 
 
 
 
 
栄養素の種類と働き
糖質:炭水化物
炭水化物の種類
ビタミン概論
カルシウムの概要
脂質の概要
タンパク質の概要
無機質:ミネラル
 
 
 
 
 
 
 
 
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