リクガメ飼育の情報サイト-THE TORTOISE
 糖質は、炭素、水素、酸素からなる炭水化物を指しますが、現在では、ポリアルコール、ポリアルコールのアルデヒド、ケトンの誘導体も含めて解釈されています。

 動物の体成分としては、わずかしか含まれていませんが、重要な生理的意義を持っていて、植物体の主要成分であるセルロース、栄養物である澱粉、各種の糖類は、何れもこれに属します。

 多くの炭水化物は、酸加水分解に因って、一種または数種類の、加水分解に対して、安定な小分子量の化合物に変化しますが、このような単位物質を一般に単糖類と呼んでいます。

 単糖類は、それを作っている炭素原子の数によって、三炭糖、四炭糖、五炭糖、六炭糖、七炭糖などがあり、炭水化物の最も代表的な化合物であるブドウ糖は、六炭糖に属します。

 天然には、約20種程度の単糖類が存在しますが、これらの単糖類が2分子集まって、脱水縮合したものをニ糖類、またはショ糖、乳糖などと呼んでいます。

 また3個脱水縮合した三糖類以上は、急に分布が少なくなりますが、単糖類が数十から、数千個脱水縮合した多糖類、即ち、セルロースや澱粉などは、種類も多く分布も広いのが特徴です。

 従って、単糖類と2つの単糖からなる二糖類、数個の単糖からなるオリゴ糖類、また多数の単糖からなる多糖類に分類されますが、生体にとって最も重要なのは、グルコースであるブドウ糖です。
 炭水化物が食料として利用される場合には、縮合体は何れも、構成単糖類まで分解されなければなりませんが、この作用のことを消化といいます。

 例えば、澱粉は全部グルコースになり、ショ糖はグルコースと、フラクトースとに分解されますが、この分解作用は、水が関与する加水分解です。

 澱粉の消化酵素をアミラーゼといいますが、種々の分解形式のアミラーゼが知られていて、このように消化酵素で分解されない高分子炭水化物は、全く栄養価を持たないので、セルロースなどは、どんなに粉砕しても、ただ腸管を素通りするだけです。

 従って、糖質の消化には、アミラーゼ、マルターゼ、スクラーゼ、ラクターゼ等の酵素が働き、様々な糖を単糖類に至るまで加水分解します。

 糖質は、エネルギー源となるので、、1グラム当たり、4キロカロリーのエネルギーを発生しますが、こうして作られたエネルギーは、部分的にアデノシン三燐酸の合成に用いられます。

 血液中のブドウ糖である血糖は、各々の臓器に運ばれることによって、エネルギー源として利用されることになりますが、脳や神経系においては、ブドウ糖のみが、エネルギー源として作用します。

 過剰な糖質は、中性脂肪に変換されてから、体内に蓄積されますが、糖質はエネルギー源となるだけではなく、タンパク質や脂質と作用して、細胞の構成成分としての役割もしています。
糖質とも呼ばれる炭水化物
糖質と消化(分解)
植物体の主要成分であるセルロースや、栄養物である澱粉、また各種の糖類なども、炭水化物である。
炭水化物が食料として利用される場合には、縮合体は何れも構成糖単位まで分解されなければならないが、この作用が消化である。
炭水化物は、動物の体成分としては、僅かしか含まれていないが、重要な生理的意義を持っている。
糖質の消化には、アミラーゼ、マルターゼ、スクラーゼ、ラクターゼ等の酵素が働き、様々な糖を単糖類に至るまで加水分解している。
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生物体が生存するため、体外から取り入れる物質を栄養素と言いますが、飼育下のリクガメは何が不足し、何が過剰かを飼育者は把握し、これらをバランス良く調整する必要があります。
栄養素の輪廻
 
 
 
 
 
 
 
 
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糖質:炭水化物
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