リクガメ飼育の情報サイト-THE TORTOISE
 化学名を<トコフェロール>と称し、ネズミでこのビタミンが欠乏すると不妊症になることが知られていますが、それは雌ネズミで受精した卵が子宮で育たずに死んでしまうからです。

 雄ネズミでこのビタミンが欠乏すると、睾丸で精子の産生が無くなってしまいますが、人間や爬虫類にビタミンE欠乏の結果、起こったものがあるかどうかは明らかではありません。

 次に、このビタミンの欠乏したウサギやモルモットには、筋肉の萎縮が起こり、ニワトリでは脳軟化症や浸出性素質が起こるという報告があります。

 米や麦の胚芽油、バター、キャベツなどに含まれる淡黄色の油状の物質で、空気中で酸化を受け易いので、共存する他の物質(例えばビタミンA)が酸化されるのを作用があります。
 人間に対するビタミンEの役割は、厳密には解明されていませんが、20種以上の脊椎動物の場合、ビタミンEが不可欠な栄養素であることは分かっています。

 ビタミンEは、赤血球や筋肉などの組織を生成し、ビタミンAや脂肪が酸化されるのを防ぐのに、ある程度は関与しているものと考えられています。

 緑色野菜にも含まれて、動脈硬化をはじめ様々な疾患に有効であるとの言われていますが、確かな証拠はなく、ビタミンEは体に蓄えられますが、大量摂取をしても他の脂溶性ビタミンより毒性が低いのが特徴です。
ビタミンE
リクガメが多種多様な植物を摂取していれば、飼育下でもビタミン不足を懸念する必要はない。
栄養価の高い給餌内容に偏ることなく、食物繊維にも気を使ってメニューを考案するとよい。
春から秋は可能な限り野草を与えたいので、数種類でもよいので、幾つかの野草は是非とも見分けられるようにしたい。
食物繊維が豊富な野草を摂取していれば、飼育下で多い軟便など容易く解決する。
 ビタミンFは、不可欠不飽和脂肪酸とも称され、ネズミでこれが欠けると<皮膚炎>や<脱毛>が起こり、尾に鱗状のカサブタが生じ(鱗状尾)、成長が止まることが知られていますが、人間や爬虫類でビタミンF欠乏症は知られていません。

 不飽和脂肪酸のうち、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸がこれに属し、ダイズ油やトウモロコシ油などの植物性の油に多く含まれていることが知られています。
ビタミンF
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生物体が生存するため、体外から取り入れる物質を栄養素と言いますが、飼育下のリクガメは何が不足し、何が過剰かを飼育者は把握し、これらをバランス良く調整する必要があります。
栄養素の輪廻
 
 
 
 
 
 
 
 
栄養素の種類と働き
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