リクガメ飼育の情報サイト-THE TORTOISE
 アスコルビン酸欠乏症の代表的な症状が壊血病ですが、組織を結合するコラー
ゲンの作用を失うために、出血や細胞に変化が起こります。

 ビタミンCが少ない食餌を続けていると、このような危険が高まりますが、例えば、
缶詰の野菜を主食にする食生活は、実際には考え難いものです。

 しかし、ビタミンCが極度に少ない食餌を続けていると、皮下出血や関節内での
出血が起こり、体重が減少したり、筋力低下などの症状も認められたりします。

 また感染症を起こし易くなるので、外傷を負った場合にも、傷が治り難くなるとい
う問題も生じます。

 通常は、食欲不振などの症状が顕著になり、発育に伴う、順調な体重増加が認
められず、骨質の成長を阻害してしまうのが、このビタミンの特徴です。

ビタミンCには、フリーラジカルによる損傷から、細胞を保護する、抗酸化作用というものがあり、この細胞活動に関わるフリーラジカルは、様々な疾患に関係していると考えられています。

 ビタミンCであるアスコルビン酸を多量に摂取しても、確実に病気が予防できというものではありませんが、安全な範囲内におけるビタミンCの摂取は、通常は害にはなりません。

 余剰分となったアスコルビン酸は、素早く尿と一緒に体外へ排泄される性質を持っていますが、長期間にわたって、大量に摂り続けると、膀胱結石や腎臓結石を引き起こす可能性があります。

 結石の形成因子は、概要は把握されていまいず、まだ完全に解明されていない部分も多く、特に小さな個体が結石を患わせると、手術すら不可能なケースも出てきます。

 このような過剰摂取が続くと、ビタミンB12を破壊してしまう場合があり、骨質からカルシウム分が失われてしまうこともあるので、不必要なビタミン剤の過剰添加には注意を要します。

 草食動物の摂取内容を考えれば、普通はビタミンCに限らず、特定のビタミンが不足するという状態は考え難く、むしろ人為的な過剰投与を懸念したいほどです。
 ビタミンを必要以上に摂取しても、実際には、不要なビタミンのほとんどは吸収されないで、多くの場合、体からは排泄されてしまいます。

 しかも脂溶性ビタミンは、その性質から、他のビタミン作用を妨げる場合もあり、各種ビタミンを必要以上に摂取してしまうと、重度の中毒症状を引き起こしてしまう危険があります。

 ビタミンC、即ち、アスコルビン酸は、コラーゲンと呼ばれている、体構造の支えともなるタンパク質や、骨質を形成する作用をはじめ、野菜の鉄分吸収を効率的に作用させる働きがあります。

 ビタミンCが豊富な食材は、果実類では、柑橘類が代表的ですが、その他にも、イチゴ、メロン、パイナップルなどにも、豊富に含まれています。

 市販されている野菜類では、ブロッコリー、芽キャベツ、トマト、ピーマン、キャベツ、ダイコンなどに多く含まれている成分なので、普通は、欠乏症を引き起こすようなビタミンではありません。

 このように、ビタミンCであるアスコルビン酸は、組織や器官に深く関わり、結合組織や骨質の形成に不可欠ですが、ビタミンEと同様に、このビタミンCには、抗酸化作用というものがあります。


 
ビタミンC:アスコルビン酸
脂溶性ビタミンは、他のビタミン作用を妨げる場合もあり、必要以上に摂取してしまうと、重度の中毒症状を引き起こしてしまう危険がある。
アスコルビン酸は、コラーゲンと呼ばれている、体構造の支えともなるタンパク質や、骨質を形成する作用をはじめ、野菜の鉄分吸収を効率的に作用させる働きがある。
アスコルビン酸は、組織や器官に深く関わり、結合組織や骨質の形成に不可欠で、ビタミンEと同様に、このビタミンCには、抗酸化作用というものがある。
アスコルビン酸の欠乏症と過剰症
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生物体が生存するため、体外から取り入れる物質を栄養素と言いますが、飼育下のリクガメは何が不足し、何が過剰かを飼育者は把握し、これらをバランス良く調整する必要があります。
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