リクガメ飼育の情報サイト-THE TORTOISE
 初めてリクガメを飼育する際、まず1頭から飼育を始める人の方が多いのですが、飼育が安定してくると、別のリクガメが欲しくなってくることも多く、別の種を飼育してみたいとか、繁殖を考慮して、ペアで揃えてみたいと思うことがあります。

 リクガメに限らず、爬虫類は希少性というものが関与しているので、コレクション的なものが影響するのは珍しくありませんが、同じケージ内で、飼育法が異なる違う種類のリクガメや、同種であっても、大きさの異なる個体との同居は危険です。

 また同種であっても、性成熟を迎えた頃になると、オスの発情が顕著に認められてくる場合があり、オスの激しさに、メスが相当ストレスを強いられることもあるので、ペアであったとしても、年間を通して常に同居できるとは限りません。

 幼体の頃は、まだ雌雄の見分けもつかず、複数飼育であっても、平穏に暮らしているものですが、性成熟を迎えたオスの気性は激しさを増す一方なので、同種であっても、オス同士の同居は、どうしてもトラブルが起きてしまいます。

 比較的に問題なく過ごせるのがメス同士ですが、気をつけたいのが過密状態による飼育で、これはケージ内であろうと、屋外であろうと条件は同じであり、性格的に大人しく内向的な個体が犠牲になるのは、言うまでもありません。

 普通は、単独飼育か、同じようなサイズの個体を複数等で同居させたり、オスとメスのペア、あるいはオス1頭に対して、メスが2頭などの組み合わせで飼育するのが一般的です。

 複数飼育を懸念する理由は、このように幾つか考えられるものですが、給餌物に関して言えば、相乗効果で食欲が増す場合もあれば、性格的に内向的な個体が、食べ損ねてしまうこともあります。

 しかし、インドホシガメの場合、他のリクガメと比べると、複数飼育の方が、相乗効果を期待できる場合の方が多いようで、幼体の頃だけでなく、個体が大きくなっても、仲が良いように見えるほど、常に寄り添って生活している個体もいます。

 インドホシガメは、地中海リクガメ属の個体と比べると、争いごとを好まないリクガメとも言えるので、周囲には無関心という個体も多く、複数飼育であっても、何の問題もなく普通に暮らしている個体もいます。

 同じホシガメでも、ビルマホシガメは大食漢であり、オスでもメスでも活発なので、相当動き回るリクガメですから、必然的に飼育スペースは、成体ともなれば、かなり広いものが必要になります。

 ビルマホシガメとインドホシガメでは、脚力や瞬発力がまったく違うので、その活動量や無難な大人しい性格などを考慮すると、それほど広いスペースは必要ありまんし、インドホシガメは複数飼育の方が向いているかも知れません。

 ただし、ケージ内のリクガメと、屋外で過ごすリクガメでは、まるで別物と思えるほど、屋外で過ごすリクガメは活発になるので、いくらインドホシガメが大人しいと言っても、それはケージ内の話しであって、意外と屋外では活発になります。

 どちらが本来の姿なのか、これは性格的な問題もあるので、一概に何とも言えない部分もありますが、インドホシガメに限らず、リクガメは数センチの差で、視覚的な大きさは相当変わりますから、成体時のサイズも考慮したいものです。
過密状態での飼育は避ける
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リクガメの場合、飼育下における生体の必要条件は、成体も幼体も大差なく、環境温度や湿度、また給餌物にしても、幼体だけが何か特別なものを必要としているわけではありません。
リクガメの幼体飼育
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