2004.2.29(日) [おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ!] [ふたつのスピカ] [ふたりはプリキュア]
『おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ!』
8. 野ウサギを救え!
ふっふっふっふ。ウサギさん、見てなさ〜い!! by スズカ@釘宮理恵
なんだかスズカがどんどん可愛いくなってきています。笑。元気でワガママで、ウザギさんの気持ちに本気で共感して。子供っぽいけれども全然飾っていない魅力がいっぱい♪ 複雑なウサギの足跡を前に「一旦分かれましょ」と皆を立ててあげるミオが、今迄の数々の所業の所為か妙に偽善的に見えてしまうのがちょっと笑い。対して、みんなを従えて女王様やってるスズカのほうが、素直で可愛くて♪
今のスズカには逆らわないほうがいい、とか、スズカなら大丈夫さ、とか。スズカのことをよく分かっているユキオが、なんだか男らしい。元気な男の子と綺麗な女の子という普通に褒められそうなトモルチームの面々に比べて、ユキオチームはなかなか個性が強く奥が深く、通好みな面々になっているよう。こんなスズカをスズカらしいままに見守ってあげられるのはやはり、ユキオくらいな大物じゃなくちゃ!
気付いてみればスズカとミオばかりを見ているような気がします、と思うと本作自体がスズカとミオばかりを中心に描いているようにも見えなくもないあたり、見事にはまっているなあ、なんてね。このところ本作かなり面白くて。
『ふたつのスピカ』
8. ひとりの夢みんなの夢
いつか、これ着て宇宙へ行けるよね。 by 鴨川アスミ@矢島晶子
学校生活が始まって、これが普通の日常として無為に時間が過ぎ去ろうとしているところ、でもみんな夢を持ってここに来ているんだから。うん、とっても素敵、穏かな日常の生活の中にも間違いなく夢があるって、ほんと素敵です。みんなの夢、叶うといいよね。
『ふたりはプリキュア』
5. マジヤバ! 捨て身のピーサード
美墨さんって「焼き」がつく食べ物が好きなの? by 雪城ほのか@ゆかな
ここの「焼き」会話からタコ焼きに綺麗に繋がる会話がまた今回の流れの良さを象徴しています、初めてのふたりっきりのデートシーンがまたとっても楽しかった♪ 友達と出掛ける機会が少なさそうなほのか嬢を連れて、いつもの場所を案内するなぎさが実に男らしくて。なんとなく一緒にいるようになったけれど、少しずつ本当の友達になってゆくんだ。少しずつ相手のことを知るようになって、毎月ラブレターを貰うことも教えてもらえましたし、ちょっと羨しいような、でも、そんなことを話せる相手がいるってのもいいよね。まだまだミップルメップルに引っぱってもらわないと一緒になることのない、ほのかとなぎさですけれど。これから、これから。ウン、見事な新しい友達エピソードを見せていただきました♪
もっと楽しもうか、ふはははは! by 捨て身のピーサード@高橋広樹
脳内補完しなくてもよい白熱バトルシーンを見てみたいなー。電車の上でのバトル、やりたいコトは分からなくはないんですけど動きを端折り過ぎ〜。
この 2 人の絆を見せつけられたからこそ、どちらか一方だけでも命乞いをすれば助けてやろう、の流れに行くわけなんですが。あの絵ではキュアブラックをキュアホワイトが庇い守ってピーサードを叩き落とすほどの力を発揮したんだ、ってコト、よく分からんですよー。ていうか、キュアホワイトがキュアブラックを守って反撃に移るその映像こそを見たかったですよー。
プリキュア・マ ーブル・スクリュー!!
ぎゅっ、と握ったふたりの手には無敵の力。そうだ、ふたりの力こそが最強のパワーなのだ! と気付いてドツクゾーン達もコンビを組んで挑んで来る…という流れにゆくには、あんまりコンビを組んで絵になりそうな敵さん達は…む、むむ〜。
2004.2.28(土) [北へ。 〜Diamond Dust Drops〜]
突然の出張で折角の 3 周年記念日が流れてしまいました〜。というわけで今日でこのサイトを始めてから 3 年と 1 日です。読み難い長文ばかりでごめんなさい、何とか少しでも自分の感動を書き残しておきたくて、思わず長くなってしまいます。要所を短文で見事に突いている感想を書ける人って、羨しいな。
THE 100 MOST ESSENTIAL WORDS IN ANIME 「25. hentai」の項、When a woman insults a man in anime, she generally uses on of three terms: hentai, sukebe, and etchi. (中略) Etchi can be quite mild in some contexts, comparable to "lewd" or "Fresh!" なんだか『みゆき』を思い出しました。ここに「Onii-chan」の項が無いのは何故だろう? と不思議に思ったら 1997 年製作のものなので当然か。今なら「Imouto」と組みで絶対に書かれるだろうな。あと「Yo-jo」も。仮藻録 より。
メールの To: に「様」を付けるの話題 に関連して。冗談にしてはオチが無いのでまさか本気では無いだろうとは思いつつも、どうしても気になったので不粋を承知で書くと「ネット中級者以上の常識」という書き方はレトリックの基礎なので不用意に信じないようにね。メールはオフィシャルからプライベートまであらゆる階層で用いられているものなので、夫々に応じた書き方をしよう。自称ネット初心者たる私からの言葉。
『北へ。 〜Diamond Dust Drops〜』
3. ─北見─ 白石果鈴 前編
えへへっ♪ 結城さん、だーい好き♪ by 白石果鈴@高橋裕子
高橋裕子(たかはしひろこ)って誰だ!? と、鑑賞直後に息巻いて検索をかけてしまったい。SDB には未登録、応援ページでは名前の読みが違う? というくらいの、まだ一般的には認知度は低い声優さんみたい。でもこの果鈴姫で大きくなってくれるんじゃないかな。ええ、この声はもう、すぎた的には絶賛側に属するタイプのものですヨ。超お気に入り声優さん達の数人かを足してその人数×1.2 くらいで割ったような見事な甘えんぼうさんヴォイスで脳天直撃でありまする。素晴しい〜!!!
今回のおはなしの主人公は、夢見がちな病弱少女の白石果鈴さん。これを見て当然のように思い出すのが「微熱少女」こと杉原真奈美@センチメンタルジャーニー。あれアニメ版センチでは一番苦手な物語で、未だに 1 回もまともに通して見たコトがありません。あの何か少女趣味というものをあまりにも勘違いしまくった妄想馬鹿を見ていられなくて、以後あの手の病弱少女がすっかり苦手となってしまった程。どうしてこう本作『北へ。DDD』では私が苦手としているタイプの少女を次々と〜、とか一瞬思ってしまった程ですよ。しかし意外にも本作は最後までしっかりと見続けていられたのは、この声と、この子の無邪気で無防備な言動や仕草のおかげだろうな。前回の函館では元気に歩きまわっているようでいてあまり大きく動くことのなかった、対して今回は入院患者という動きまわりにくい子のわりには表情がくるくると変わるので、見ていてとっても可愛かった♪ むん! って膨れている時なんて、もう、もう。笑。
お兄ちゃん役は、かの早乙女優美ちゃんのお兄ちゃんこと上田祐司サン。氏はやはりどうしても『ときめきメモリアル』の早乙女好雄を思い出しちゃいます、あれはあれ、なかなかに名脇役でしたよ。『女々しい野郎どもの歌』とか、でもさすがに今はもうソラでは歌えませんけれども。苦笑。そして、こんなふうに妹に優しい兄を見ていると、コイツら絶対に血が繋がってないんだろうな、なんて思う私は毒され過ぎているのかもしれません。苦笑。
というわけで、あなたのファンさんは一体誰なんだ!? というおはなし。いかにもお兄ちゃんがメールを出してるようにも見えますが、前回の函館のケースから考えると実は見ず知らずの北海道旅行者でした、なんてオチもアリかもです。赤いバンダナを腕に巻いて、気が向いたら道端で花札勝負しているような。
2004.2.26(木) [十兵衛ちゃん2 ─シベリア柳生の逆襲─] [マリア様がみてる]
アニメの感想を日々連ねているサイトの上で、ここはアニメ感想サイトじゃないよ、アニメの感想を求めて自サイトを訪れられたくないよ、なんて言葉が出ているのをを読むとちょっと淋しくなる。アニメに限らず何らかの作品を受け取った時、そこで感じたものの大部分は自分の中から産まれたものなんだもの。ウェブサイトであっても規模は違うけど公開した以上はそれ既に読んだ人・見た人の手に渡っていると見てもいいんじゃないかな。特に我々のように文芸作品群を好きで接して受け入れている身としては。
『十兵衛ちゃん2 ─シベリア柳生の逆襲─』
第八話 負けてほほ笑み浮かんでた
違うよ、鯉之介さんは自由からラブリー眼帯を押し返されたのではないんだよ、って鮎之介さんに言ってあげたい。
あのラブリー眼帯が鮎之介さんの所に届いたのは、鮎之介に自由と会ってもらいたかったからに違いありませんもの。鯉之介さんが果たして鮎之介さんのことを忘れていたのか、あるいは 2 代目柳生十兵衛のほうが大事だったからなのか、いずれにしても哀しいこと変わりありませんけれども。あのラブリー眼帯が鮎之介さんの手に渡ったということは、あの鯉之介さんの意志が為したものと考えたくなってしまいます。
300 年という永き年月の重圧は、フリーシャ達だけでなく鮎之介さんにも強くのしかかってきています。それを払うだけの力を自由十兵衛は持っている筈ですけれども、自由自身の力でそれを為し遂げたいのだと独り願っているのでしょう。でもそれはやはり、自由が「何かをする」切っ掛けになるものとは、未だ、そうは思えなくって。今は、まだ、まわりのみんなの心の中に、大きな存在として自由がいるんだ、って。無意識の力が自由の力だったんだよ、って。その部分を色濃く表に出してきてくれています。
順当にいけば、巡り巡って自由を救うのは自由自身だったんだよ、という話に繋げられそうではありますが、本作だからそのあたりの予想は 2 段階くらい超えてくれそう。楽しみ、楽しみ♪
かたや、フリーシャ。可愛い少女として森の中で動物たちに慕われて、大事にかわいがられて。人間同士の助けて助けられての関係を感じることができていなかった、そこがフリーシャの弱い部分となっています。自由にとって大切なものを奪ってしまおう、しかし今の自由にとって大切なものは「モノ」ではなく「人」であると見抜いて、その「人」達を自由から引き離そうとしてみても──しかし「人」は「モノ」ではなかった。自由はとても大切な「人の心」を持つことができている、気付かぬうちにフリーシャ自身も自由に魅かれている自分に気付き愕然として……。
自由から、自由がいちばん大切にしているのであろう「自由を信頼する人々の心」を奪うこれ、次の段階へ進むと非常に恐しい衝動が待つことになってしまいます。まさか、そこまでは、しないよ、ね??? → フリーシャ
『マリア様がみてる』
穏やかで動き少なく冗長が過ぎて見ていてとっても楽な本作は、まるで『十兵衛ちゃん 2』を見るための前座という感じです。世間での評判とは裏腹に、どうにも気分がノれません。私がこの物語から感じた空気が全然伝わって来ないので毎回「あ〜あ」という溜息が──いや、原作ファンというわけでもないんですけれども。
8. びっくりチョコレート・後編 Chocolat etonnant 〜deuxieme partie〜
ラストのびっくりチョコレートの部分、あれって、少しくらいは身近になったけどまだまだ緊張してしまう祐巳が、バレンタインカードを見付けて祥子とデートをするぞ! と息巻いていたのが尾を引いて、ただただ勢いだけで祥子にデートの約束をさせたというのが原作シナリオではなかったかしら。つまり、あんなに堂々と祥子を誘っていたという印象が全然ありません。
間違えたチョコレートの箱を慌てて引っ込めようとして、ぶちまけられて大慌て、そこで祥子が手伝ってチョコを食べて、ぽーっ、としちゃって。いきなり話しかけられてびっくり、祥子に問い掛けられて大パニック状態の祐巳が思わずデートに誘うような言動をしてしまった!
……という、ドタバタの延長にあるシーンだと思って読んでいたのですが、アニメ版は妙な音響演出の上で雰囲気が全然違うドラマが繰り広げられていたりして、果たしてこれは後に繋がる部分なのかしら? 無理して上品なお嬢様を作ろうとして大失敗しているように見えるんですが、どうなんでしょうね。
やっぱり読んで面白いと感じる感想はその人の気持ちが感じられるものであって。気取っている必要もないし、文章が上手な必要もないし、キャプ絵の多寡でもないし、権威もなく名声もなく理路整然としている必要もまったくもう全然、ナイ。その人の楽しみ方が読める感想に出会うと、なんだか自分の鑑賞も良い方向に引っぱってもらえるよう。ファン自身の素直な心の言葉がいちばんなんだな。これは甘い考え方かな、でも、これなら甘くてもいいと思う。
『あずきちゃん』
2. 秘密! 消しゴムのおまじない
ふとした切っ掛けであずきの手に渡ってきた「野山あずき」と名前の書かれていた消しゴム。この、緑色のペンで消しゴムに好きな人の名前を書いて、それを使い終われば両想いになれるというおまじないから始まってのうらないにまつわるひとつの、これまたとっても可愛いエピソードでした。もう、物語の冒頭からずっとケンちゃんが憮然としているのがまた、面白くって。真っ先に「あずき」と呼んだケンちゃんでしたが消しゴムにはきちんと「野山あずさ」を書くのですから。この気持ち、とっても懐しい気持ちにさせてもらえます。
久しぶりに本作を見ていてまたじっくりと唸らせてもらえている、これって物語がひとつ 30 分番組として組まれているその中において複数の小イベントが上手に編み上げられているという、その構成。今回第 2 話のケースではまるで「占いをテーマとした連作 4 コマ漫画」的な小ネタ小オチの連続で物語が組まれているとも言えます。淡々と進んでいるようにも見えて、その実さりげなく密度が高いのね。
台詞のリフレインも面白くって。野山の「野」の字を書いて欲しくて「野球」を問い掛けた後に、「野山」の字を胡麻化すために「野球だった」と言ってみたり。だいずに向かって頬が灯いのを「夕陽の所為」と胡麻化したところから、物語の結末において勇之助くんと一緒に夕陽を眺める時間をゆっくり取れるようになったり。小イベントの連続がさりげなくひとつの流れを作っている作品と言われて思い出すのが『あずまんが大王』のような 4 コマ漫画的な小品集となる気がします。本作は根っこの部分でその 4 コマ漫画を映像化しているよう。とんでも展開で物語ひとつの中で導入から結末の盛り上がりまでを作り込む作品にも良いトコロがあるものですし、また本作のような日常の物語を素直に順序よく構成する物語もまた良さがあり。そういえばその『あずまんが大王』も日常のある側面を順に描いている作品でもありました。この『あずきちゃん』の日常描写もまた本作らしさを構成するひとつの要素となっているのでしょう。ね。
好きなものを好きと言うのは楽しい。嫌いなものを嫌いと言うのは辛い。最近自分が巡っている感想サイトって褒め感想を持つトコロが多くなってきているような気がする、これは感性の停滞なのかしら。どこでだったか本当に悔しそうに作品を貶している感想を読んだことがあって。その人が求めていた本来の作品の姿が手に取るように分かるようで、その悔しさを共感してしまいそうになったコトが、ある。優しい感想を並べるのは簡単だけど、悔しさを共感させるコトのできる感想は、ほんとすごい。そんな感想をまた読んでみたいし、そんな感想が書けたらもう少しくらいは自分の文章も好きになれるんじゃないかな。
『piano』
一昨日の記述で『ToHeart』の名前を出したら川澄綾子さん繋がりで本作を思い出したので、これまた久々に続きの鑑賞再開です。気付いてみれば 2 年越しになってますよ、寝かし過ぎ〜。苦笑。
7. 心を込めて大胆に 〜con bravura〜
みんなの良いところはいろいろと感じるコトもできるし、そんな人達を羨しく思いながらも、では私っていったいどのくらいの価値があるんだろう。ピアノにも自信が持てず、高橋先輩に対しても自信が持てず。せっかく先輩と一緒の電車に乗ったのに全然いい雰囲気で会話を続けられずに居辛くなってひとつ前の駅で降りてしまった美雨の、でも、言いたいことがたくさんあるのに言葉にすることができないその辛さが手に取るようで。見ていてハラハラとしてしまいました。
美雨にとって、優希ちゃんもお姉ちゃんも高橋先輩も憧れの存在です。みんな、すごい。自分なんて、全然すごくない。ごくごく平凡で、ちょっとピアノが弾けるくらいなんだから。
でも、この気持ちは劣等感などではありません。ただ単に自分の力を自覚していないだけ。今の美雨に必要なのは、美雨自身もまたすごいと言われるだけのものを持っているのだと気付くこと、そして、みんなが特別にすごいというわけではないんだと気付くこと。今迄はずっと言われるがままにピアノのレッスンを受けていただけの美雨だったことでしょうけれども、今ここでピアノを続けていることに対して疑問を持ったことにより、ようやくまわりの人達を意識するようになったのでしょう。ピアノは自分にとっては当然のもの。自分とは違うことをできているみんなは、すごい。ずっとみんなすごいと思っていた、思っていたけれども──。
ずっと憧れで完璧であった筈のお姉ちゃんの、少し気弱になったところを見ることもできましたし。招来に向けて迷いなく進んでいるような高橋先輩もまた自分自身のありかたで悩みを持っていることにも気付けましたし。もちろん優希ちゃんの告白前の苦しみも一緒に共有してきましたし。みんな、みんな私と同じなんだ。私もみんなと同じなんだ。だんだん、そんなことに気付き始めてきているようです。
まわりみち、でも、大切なまわりみちだったんだよ。いつか本気の演奏を聞かせて欲しいな。高橋先輩からそう言われた時の美雨のはっとした表情にはほんと、胸を突かれました。今、美雨自身にはピアノがあるんだ、って。ほんの少しかもしれないけれども、ピアノを弾くのではなく、ピアノを弾くことでなにかをするんだということ、この時こそが美雨自身でそれに気付くことができた瞬間でした。ふたりでいても弾む会話はできないけれども、みんなと一緒でも気の効いたことは全然できなかったけれども、ピアノにならば──心を込めて大胆に。
久しぶりに見た所為か、ほんとこの作品のものすごいパワーに圧倒されてしまいまた。今回の最大のクライマックスである終盤のその美雨の決心の瞬間に向けての、丁寧な物語の展開が実に素晴しい。美雨の迷いから決心に向かう、とても大きな心の動きのすべてを物語ひとつまるまる使って描かれていました。これもまた、淡い恋心、というくらいの美雨のまだささやかな想い、それが今の美雨にとってはとても大きなものでもあることの証のようなものでしょう。
話を全然続けられないほどの口下手なのに、指だけはよく動く、心の内を表現する力のすべてを指先に奪われてしまったような白川先生もまた、美雨に近い人なんだと言えますね。無愛想なのは心が乏しいのではなく、ただただその表現方法としてピアノしか知らない人、なんでしょう。不器用なのはもう自覚しているからこそ、どことなく美雨のピアノに魅かれるものを持った、のでしょうね。
やっぱり好きだなあ、この作品。心情物語は少女漫画系の少女アニメに勝るものはない、なんて思っている自分ですけれども。本作って少女漫画系っぽさはあまりありませんし。どの系譜に入る作品と言えばいいのかなあ、なんだか異彩を放っているような気もしなくもありません。
作画好きな人、脚本好きな人。私自身が倉田雅世の「ばっきゅーん」で傑作認定するような声優好きな人だから、皆それぞれな見所を突いて楽しむのは全然おかしくないし、寧ろ好みの部分で積極的に楽しんでいる姿勢を感じられると、ウン、私もその部分で楽しめるようになりたいな、って思う。でも、逆はダメ。作画が下手だから駄作。声が下手だから駄作。それはダメ。なにやらこう好きになれる部分があるから見続けているのだから、どんなに良くてもどんなに酷くて行きつく結論はもちろん決まってる。やっぱりアニメは面白い。
『超変身コス∞プレイヤー』
7. PALE LIGHT OF DECISION & BROWN FIELD OF BATTLE
おねえさま、いつもみたいに命令してください! by ミコレイヤー@松来未祐
ああああ、やっぱり〜。笑。おもいっきり期待どおりのドンデン返しをしてくれるから、もう面白くてしょーがない。何がうまいって、一見とんでもない超展開に見えているのにきちんとこの流れに入るよう要素を重ねてきているところなの。前々回あたりで「いったいどっちなの!?」で、少しクルス様側に振ってみたけど決定的なものを全然見せてくれなくて、前回の心の闇のイベントの前半までがアレでしたが後半のソレでまた「あれっ?」と思わせてくれて、あたかもタキツヒメに疑惑の目を向けさせようとミコレイヤーに妖しい微笑みを見せてくれたりしていて。
ずっとぜんぜん語っていないのに全てを語り掛けてくれる、無駄が 1 秒たりとも無いこの超高密度ストーリーは前代未聞ですよ。これぞ次世代萌えアニメ! 初回から大絶賛していたのは全く間違いではありませんでしたわ。笑。
もうスカーレットさんがテンパっちゃって、可哀想になるくらい。すべてがクルス様のため、クルス様からミコを託されたのだからと、クルス様が私を頼ってくれたのだからと、ミコを一人前のコス∞プレイヤーに育つよう今迄ずっと頑張ってきたスカーレットさんに! ミコ本人の頑張りもまたとてもよく認められるから、自分自身からもだんだんミコが好きになってきて徐々に穏やかさを取り戻してきていたスカーレットさんに! 一体何の恨みがあるですか!?
そして決定的なのがクルス様のその言葉。わたしたち。わたし たち。いやもうスカーレットさんに何の恨みがあるですか!? かつてミコの姿にヒミコを見てしまったのは、もうずっと前からクスル様を諦めていた、それを思い出させられたということなのね。先代のミコレイヤーがコスモブレスを古都に託したということから、先代のミコレイヤーが既に任を退く「何か」が起きていたコト、スカーレットさんは気付いていたことでしょうに。でも、その所為でクルス様に対して少し期待を持ってしまったことから判断力に翳りが出てしまったよう。ほんと、可哀想になるくらい努力が報われない子です。なんとかしてスカーレットさんを幸せにしてあげたいよぅ。次回、ミコレイヤーにはたかれて正気に戻るようですから。最終話はぜひミコ達に率先して手柄を立てて欲しいな。
まさか次回に殉職ってコトはナイ…よねぇ〜。
イケないなぁ、お嬢さんたち。 by 四聖獣みたいな 4 人のうちの青色の人
今迄はいつもいつも巨大ロボ戦になって結着がつかずに終わっていた四聖獣達ですが、遂に肉弾戦に入ってきました。彼等もまた悪の手先として頑張っていますが、あれアッサリと切り捨てられそうな 4 人なのよね。そ、そんな、私達を見捨てるおつもりですか! なんて言いながら味方になってくれるものアリでしょうけれども。しかし流石にあと 1 話でそれはありませんか。苦笑。
そして次回は遂に! 最終回です。どうやらミコがおねえさまを超える日がやってきた様子、さあ、手に汗を握りながら固唾を飲んでじっくり鑑賞するコトにしましょう。
2004.2.22(日) [あずきちゃん] [ふたりはプリキュア]
感想ってのはほんと個人的なものだから、それを文章に書き下すのはとっても簡単。評判の低いものを無理して褒めてるつもりは無いけれど、でも不当に低い評価を下されていると感じた作品は積極的な褒めたくなるコトは確かにあって。この感想を読んだらなんだか面白いような気がしてきた、まったく狙わずにそう言わせられたらそれこそがすごい感想なんじゃないかな。そんな感想に出会うとそれすごい感想だと思うもの。純粋でいこう。
『ふたりはプリキュア』における 光の園と虹の園の時間の進み方の違い を Grow_one さん が計算なさっていました。なんと光の園の 1 分が地球の 25 日になるんですって! しかし実は重大な問題がひとつだけあって、さて、光の園の 1 日って、いったい何時間なんでしょうね。あのミップルメップルの暢気な性格から何となく、光の園の 1 日って本当に地球の 100 年分くらいあるんだって言われても納得できちゃいそうですし。笑。
『あずきちゃん』
1. 春らんまん! あずきの恋はさくら色
……勇気のない私を笑ってよ。 by 野山あずさ@野上ゆかな
ゆかな声といったらやっぱり真っ先に本作を思い出します。本放送時には全話を見ることができず以後そのままにしていましたが、DVD-BOX の発売が決定したと聞いてすぐ予約を入れたほど。でもなんだか勿体無くてなかなか封を開けられず、しかし遂に今日あの「きんちゃく袋」を紐解くことにしました。
『あずきちゃん』『カードキャプターさくら』『だぁ! だぁ! だぁ!』と連綿と続くあの NHK のほんわか日常ストーリー枠の作品は、いずれを取っても大好きなものばかり。扱うテーマはだいぶ似通ったものがありますけれども物語全体を包む雰囲気はそれぞれ見事に異なっていました。『だぁ! だぁ! だぁ!』ではコミカルな雰囲気を大事にして家族の絆をしっとりと描き通してくれた傑作。『カードキャプターさくら』は言わずと知れた「はにゃ〜ん♪」理想の妹を全国のお兄さん達に知らしめてくれた傑作。そしてこの『あずきちゃん』はほんとにただ単なる日常生活を登場人物達と同じ視点で描き通してくれた傑作と言えましょう。傾向として『だぁ! だぁ! だぁ!』もこれに近いものがありますが、本作には宇宙人というような奇抜な要素が全くない分、コミカル要素よりも主人公であるあずきちゃんの、まさしく「あずき色の」日常の世界が広がっていました。
そんな本作の最初のエピソードは、席替えから始まる話。何かの雑誌のインタビューだったかな、第 1 話が席替えだけだなんて可愛いお話だね、って『ToHeart』において声優さんが言っていたそうですが、こちらもまたとってもかわいらしいお話。勇之助くんの隣りの席を狙っていろいろ考えて考えてドキドキしていたり、同じ鞄を持って踊りまわった後でみんなからどう見られるのか気にしたりして、そんなあずきちゃんの姿がまたとっても可愛くて。こんなちょっと内気な女の子っていうの、なんだかとっても懐しい感じがしてしまいます。
物語冒頭であずきがダイアル Q2 のサービスらしき今日の占いを聞いているのが時代を反映しています。今なら携帯でチョイチョイと調べてしまいそうなものですが、お母さんの目の届くところでこう受話機を握りしめて熱心に聞いている姿というのもまた良いもののように感じられて。そしてその願いは占いの力によるものか、あずきにとっては本当に最良の日のひとつになったのでした。このあたりは未だ勇之助くんってほんと捕えどころのない男の子なんですけれど、でも女の子から見るとこのくらいの年頃なら男の子ってこのくらい不思議なものなのかもしれませんね。男の子から見て、女の子が不思議だったのと同様に。
ああ、なんだかとっても懐しい。ファンの贔屓目でしょうけれども、これ、こんなに穏やかな生活をしっとりと描いているアニメ作品の中でも最高峰のひとつと言っていいのではないでしょうか。
華やかさとはちょっと違いますけれども、これから始まる物語があずき達にとって本当に最良のものであることを静かに示してくれているこの第 1 話は、とっても効果的でした。あずきや勇之助くんや、かおるちゃん、ジダマ、ケンちゃん、ヨーコちゃん、トモちゃん、そしてまたほかのみんなとも一緒に、これからゆっくり少しずつ見進めてゆくことにしましょう。
『ふたりはプリキュア』
4. ミラクル!? 生きている美術館
あれあれあれ〜、まゆがいなーい。 by 同じクラスの女の子
今回はなかなかに綺麗な物語に仕上がっていました。憧れのなぎさと同じ髪型にしてみた、というこの気持ちって確かにありますよ。蘊蓄女王に喩えられることもまた嬉しいようで、ほのかとなぎさはこのクラスの中では素敵なお姉さん的な存在なんだ、ってね。そして当の本人達は全然そんなこと思ってもいないというのもまた奥ゆかしくていいよね。こっちを見て何を言われているのかサッパリ分からず目が点なほのかの表情がお気に入り♪
変身バトルシーンがひとつの縛りになっているであろうこと疑う余地もありませんけれど、それに囚われることなく周辺に物語が広がってくれるのは個人的には大歓迎。変身バトルものと言うと語弊がありますが『カードキャプターさくら』における「16. さくらと思い出の虹」のような、物語の本筋ではない周辺のエピソードが作品全体を豊かなものにしますから。あのエピソードはほんと物語序盤の白眉でした。果たして本作の第 16 話あたりではどのような物語を見せてくれるようになるのかな。
しかしまあ、実にあっさりと蔵に眠るミップルの謎が解き開かされちゃいましたね。 → ササキさん。
美術品を使ってのミップル転送の謎解きは実に予想外もいいところ、これものすごーい離れ業なんですがこうアッサリとやってのけてくれるあたりが日曜朝の子供向け番組っぽくて笑っちゃいました。光の国での 1 日が虹の国での 100 年だということは、光の国が襲われてからまだ 1 日と数時間くらいしか経っていないのね。1 年間のシリーズ終盤において光の国へ最終決戦に向かってもまだ間に合うというわけ。うん、だいぶ余裕が生まれました。しかしすると、ほのかとなぎさが光の国に行って対決したらどんなに一瞬で敵を倒したとしても虹の国では 1 年くらい平気で経ってしまいそう。光の国と地球を救ったあたしたちが留年するだなんて、ありえなーい!
…というわけで、光の国への遠征は無いと思います。笑。
2004.2.21(土) [神魂合体ゴーダンナー!!] [北へ。 〜Diamond Dust Drops〜]
面白かった! と言いたいから。ひと昔前に拙いレビューを公開し初めた頃から感想を書く時の気持ちは変わっていないし、そのおかげもあって自分より遥かに上質の「面白さを発見するスキル」を持っている方と出会うこともできたのだと思う。でも『「アニメ評論家」宣言』を読んで悩んでしまったの。巻末近くの「アニメ評論は難しい」の章は頷く点が多かったけれども、そこまでの評論部分がどーにも共感し切れなかった。この本に並べられている作品群の中に今迄より興味を持てるようになったものがあったのかというと、実のところあまりなかった。資料や経験がとても豊富なプロの筆力を以てなされた評論をしてこれなのだから、ましてや素人である私の、評論ですらない単なる無邪気な感想に向かっては何と言えばいいのかしら。
『BPS』 キッズステーションの 30 分編集版を見ていて、はた。このままでは「まうまう!」を聞ける回数が約 1/3 に減ってしまう事実に気付いてしまいました。むむ、これは重大な欠陥ですよ。でも第 1 話からあの元気なエンディングが付いていたのでヨシ♪
黒に魅かれるあなたに という Subject のメールで苦笑してしまう自分に苦笑。今、白とか黒とか書かれるとプリキュアを真っ先に思い出してしまいますヨ。笑。 → Sony Style からのメール
『神魂合体ゴーダンナー!!』
11. 汚れ無き旅立ち
私は…決めたわ。 by ルウ・ルー@清水香里
今回もまたルウ@清水香里の見所が満載♪ そのルウの心が移ってしまったのか、ケンが妙に格好良く見えてしまって困りモード。苦笑。オープニングアニメのラストでゴーダンナーと謎の黒い機体とが宿命の対決よろしく描かれている姿も、実は「貴様などに俺の娘はやらん!」だったというあたりがまさしくゴーダンナーらしくって。杏奈とルウには血の繋がりなんて全くありませんが、今のルウを見ていると物語序盤の杏奈の姿が強く思い出されます。子は親を見て育つんだ、って。今の杏奈を間近で見ているからこそルウも自分の力で仇を討つんだ、という気持ちを強くしたのでしょう。目的がそう復讐を果たすためという後ろ向きな部分があるのは淋しいけれど、だからこそケンでなくてはいけなかったんだろうな。実際誰も復讐なんてこと真剣に取りあってくれませんでしたから。そしてそのルウの行動を前にして全く手を出せないゴウと杏奈がまた妙にリアルで、ほんとパパさんママさんなんてこの手のイザという時は何もできなくなってしまうものですよ。
あのルウの一途な瞳、ちょっと羨しいな。
『北へ。 〜Diamond Dust Drops〜』
2. -函館- 茜木温子 後編
元気な赤ちゃんが欲しければ、(タバコを吸うのは)やめたほうがいい。こんな言葉を聞くと『気まぐれオレンジ☆ロード』を思い出しちゃいます。これもまたいろいろな所で出てくる言葉のひとつですから、人によって思い出す作品はずいぶん違うんだろうな。あれ、特に強く印象に残っているのが催眠術にかかったフリをする鮎川の回。最後にペロッといたずらっぽく微笑む鮎川がまたとっても可愛いくて♪ 恭介と 2 人きりになった時の鮎川の態度が、物語が進むにつれてどんどんおちゃめになってくるのが嬉しくて。オレンジ☆ロードって原作はそれほど好みではなかったのに、あのアニメ版は大好きだったな〜。ちょいと調べてみると多分これ「39. まどかに催眠術! 恭介あぶない正月」の回でしょうか、なんだか久しぶりに見てみたくなりました。そういえば、ひかるちゃん役の原えりこ声は『まもって守護月天』でひかるちゃん声を再演してくれて大絶賛モノでしたが、鮎川役の鶴ひろみ声って久しく意識したコトがないような気がします。出演作品を見てみると自分の接したモノもいろいろあるんですけれどもね。
そして倉田さんはアメリカに行っちゃいました。てっきりゲームの主人公を投影させるべき登場人物が倉田さんかと思って見てたんですケド、実はこれ、これから出会う人こそが運命のゲームプレイヤーというコトになるのかな。そう思うと、ラストでまた派手にイカをぶちまけたその時に出会ったあのスニーカーの「この人」が運命の人だったりして? 神宮司さんがチョット可哀想かも〜。
実際こう感想を読み返してみると、以前は自分でも結構気分が乗って書いていたのがよく分かる、最近は何か書いても洩れがたくさんあるようで、何が足りないのか自分でもよくわからない。このところまた初めて見る感想サイトを次々と巡ってみて、それらを見て回るとまったく自分の気付いていなかった点を次々と指摘してくれる、自分こんなに楽しんでいるつもりでもまだまだ全然甘かったじゃないか! 折角アニメ好きで見てるのに全然楽しめてないよ自分! とか感じるコトが増えたよう。これは、やばい。足を洗うなら今だという気がするほどに、やばい。もちろん洗う気なんて全然無いのだけれども。
『ヤミと帽子と本の旅人』
7. 初美
ミルカに作ってあげたホットケーキよりも美味しいホットケーキって、もしかして? と思わせてくれた直後にこの葉月と初美の純愛ストーリーに入ってくれるの、もう眩暈がしてしまうくらいに素晴しい。
まだ初美が葉月のもとにいた頃の話、それは別れの時がもうすぐ近くに迫っている頃の話。初美の本心がどこにあるのかよく分からないのね、でも多分あのイヴは世界を巡る度にその人物に完璧になり切って、この時は本当に「初美」になり切っていたんだろうな。だから別れの時が来るまでは葉月ちゃんの大好きな、葉月ちゃんが大好きな、そんな優しいお姉さんでいつづけていたかった。この気持ちはその時点では本当に本当のものだったのだろうな。あの手紙は初美なりの葉月への気遣い、とも見えなくもないかな。あるいは、この環境を楽しんでいるからの手紙とも考えられるんだけど…。んー、初美って子がますます捕えどころが無くなってきました。葉月が初美に狂ってしまうのも分かるような気になっちゃいますよ。
葉月のモノローグで進む今回の物語は、もうその葉月のラブラブフィルター全開!! 切なくて美しくてもうくらくらしそうなくらい。何度も何度も繰り返される無防備な初美の笑顔はもう、光が溢れるよう。初美を前にすると何もできなくなってしまう、そんな葉月もまた実に可愛くて。
傑作認定継続。こんな純愛ストーリーだったなんて、実に、実に素晴しい!!
腰を据えて落ち着いてゆっくりアニメを見られる時間って今は全然無いのよね、いつも気忙しく横目で見るくらいしかできなくて、読み返してみるとやさぐれた感想ばかりになってきているよぅ。悩。いつも見て回っている大好きなサイトが縮小宣言していると少し寂しく感じます、うちもいち感想サイトファンに戻って、駄文の垂れ流しは手控えたほうがいいのかなぁ…。
『ふたつのスピカ』
7. 宇宙学校入学式
無事に宇宙学校に合格したアスミちゃん。新しい生活が始まる時に感じる、それまでの自分の世界と寂しく思い、これからの自分の世界に不安を持つ、そんな気持ちが全編とてもよく表れていました。到着したばかりの寮の部屋の窓から外を眺めているアスミの、その隣で桜の花びらが舞うシーンで物語の前半と後半の色を変えてきてくれるの、ここ、すっごく良かった。お父さんのおにぎりで「う、しょっぱい〜」という一言で、微笑んでしまいましたよ。このような穏やかなお話は、とっても好き♪
アスミがこれまでの生活の中に残したものは、お父さんとお母さんとライオンさん。府中野くんも含め、学校の友達というものがアスミにとってどれほど薄いものだったのか、アスミの告白を聞くまでもなく強烈に感じさせてくれます。今ここでこの宇宙学校に入学できたことで、同じ視点で会話できる友達ができた。これってアスミのためにはとても良い環境であると言えるんじゃないかな。似たものを大学に入った時に感じたのね、あ、なんか話が通じやすい、って。入試でのふるい分け、得意分野での学部分け、それまでの中学・高校あたりとは違う「自分と似た人達」が揃う場所なんだな、って、入学してまず真っ先に強く思ったっけ。当時はこんなにアニメいっぱい見る人間になるとは思てもいなかたよ。こんなふうに足を踏み外すんじゃないぞよ、アスミちゃん。
ラストの、階段を駆け降りるアスミの一枚絵が、とっても綺麗でした。
2004.2.18(水) [十兵衛ちゃん2 ─シベリア柳生の逆襲─] [マリア様がみてる] [超変身コス∞プレイヤー]
感想系サイトってこんなに沢山あったっけ? というのには同感で、果たして本当に増えたのか、今迄単に目にしていなかっただけなのか、判断は難しいのですけれども印象として「昨年 10 月」あたりから一気に増えたような気がしています。あの頃って何があったのかしら? 既にこんなに沢山感想サイトがあるならきっと誰かが私の思ったコトをより上手に書いてくれそうだよな、という気持ちも同感。でもそう、読む立場からするといつも楽しみにしているコメントが見られなくなるのは淋しいの。
『超変身コス∞プレイヤー』DVD 第 1 巻を発注シマシタ。丁度良い埋め草が 3 個しかなくて、第 4 巻は何と一緒に注文しようか悩み中。気持ち的には『BPS』なんですがエンディングイラストの画像データに魅かれるので『瓶詰妖精』も捨て難い。うむむ…。『BPS』は 3 分割放送のため実に絶妙なポイントで♪ララララララ…と歌が入るトコロが大絶賛ポイントのひとつだったりするので、30 分構成に纏め直されたら面白さが減るのではないかとの不安もあって。3 分割エンディング入り版もプログラムで見られるようになってたら間違いなく購入決定なんですけれども。あの放送形態は実に合っていた。
『十兵衛ちゃん2 ─シベリア柳生の逆襲─』
第 7 話 斬られて落ちて消えていた
いやはや、すごかった。特にあのフリーシャ、鮎之介、御影さん、自由の飛び交う空中戦がまた実に見事で。まさに圧巻。
先行して走るフリーシャを追った御影さんがまず一刀を浴びて落下し、フリーシャの剣先に絡め取られた鮎之介に向かって飛びつく自由、御影さんが崖の突起に生える木に掬われた瞬間に自由が飛び出て一気に逃げに入り、ここで、逃げる自由+鮎之介、追うフリーシャ、捨ておかれた御影、という 3 人の位置で一旦落ちつかせています。ここでひとつ、ほっ、と息をつける、次に向けての心の準備を整えさせてくれています。
ここから先の空中戦では鮎之介の名脇役ぶりを指摘しておかねばなりません。不本意ながらも十兵衛に変身した自由を飛び越してしまったフリーシャが、裾を広げて落下速度を落として自由十兵衛に向けて相対的に急上昇攻撃。速度の調節をすべて自分の手でおこなっているフリーシャに対し、自由十兵衛は鮎之介の見事な機転もあってフリーシャに対抗し圧倒することができています。自分の力で、自分だけで。その孤独が原動力でもあるために人を求められない、そんなフリーシャもまた可哀想に思えます。自由にはパパさんや友達や、みんながずっといましたから。勝手に二代目を名乗って、幸せに暮らしてきて、しかもパパも健在で。さぞかし憎いのでしょう。
そして、皆の心が少しずつ離れてゆくというお話。番長さん達がリアル劇画調とでも言うのかな、面構えが悪くなるのは駄目だよな、との言葉は自由やフリーシャの変身後のあの姿は駄目でしょう、という所に通じる部分だろうな。今はまだ、自由が何をしたいのかが分かりません。多分、自由もまだ何をしたいのか分かっていないのでしょう。思えば、自由のまわりには「何かをやっている」人達ばかり。ずっと今迄どおりみんな仲良く暮らしていたい。それもまた大事な願いのひとつですけれども、将来を考え始める時期である中学 3 年生の自由は、本当は自分がどう何をしたいのかを決めなくてはいけません。
今の混乱は、自由自身が蒔いた種でもありました。やはり笑いのポイントはいくつもあるのに、流石に 1 回目ではどこで笑えば良いのか掴み切れませんでした、ほんと本作って 3 回目にして漸く笑えるようになるんですよ、私にとっては。まだまだぜんぜん読解力が足りないよぅ、精進せねば。
付記、今回でようやく名塚佳織声に気付きました、前回この声を軽く聞き流していただなんて、不覚〜。
そういえば、トランプのマークにおいて、スペードは剣、ハートは聖杯を象徴していると言います。人を殺める剣を持つフリーシャがスペードの眼帯で、恨みを癒す力を持つ自由がハートの眼帯で。後付け設定ぽくはありますが、このあたりもなかなかに面白い。
『マリア様がみてる』
7. びっくりチョコレート・前編 Chocolat etonnant 〜premiere partie〜
半日デート権争奪バレンタインカード探しイベントの始まり、始まり〜。薔薇様たち 3 人と由乃さんの本領が発揮されるこのエピソード、原作の段階からなかなかにキャラクタイベントとして綺麗だったの。まったく原作効果そのままに見せてくれたので今回は十分に楽しめました。でも、あの綺麗なエピソードの後でまた静様を再登場させるのはちょっと…と考える人はそれほど多くは居なかったのかな。なんか蛇足が多いのよね、原作の段階からして。短編は綺麗にまとまっているけれど、長編の物語だと無理して長編らしく作ろうと頑張っているように見えてしまうの、この原作小説。話題だから読んでるんだけど何であんなに人気なのかサッパリわからんなー、とか思いながら読んでいた頃の感覚が思い出されてしまうよう、その点では確かに本作って原作どおり、ファンには十分に楽しめる作品になっているのだろうな。個人的には、うまいなあ、とは思うんだけど、好きか嫌いかで言うと「どーでもよい」ってのが正直なトコロ。あ、原作の話ね。
『超変身コス∞プレイヤー』
6. BEHIND THE CRIMSON SOLITUDE & MYSTIC TREMBLE IN SILVER (追記)
あの心の闇のあたりの話って、いわゆる「心の闇の克服イベント」と「真の力に目覚めるイベント」の両方を高度に合成した笑いポイント = 罠だったわけで。あれが心の闇かよ! と突っ込んだ時点で負け確定です。笑。
敢えて言えば↓こんな感じかな。
サリーレイヤー … 一緒に落下した筈のいぬ助を忘れて大好物のカレーに陶酔してしまった。自分の快楽に溺れるのが心の闇。で、いぬ助を助けることにより友を思う心に目覚めたというわけ。
ディアンレイヤー … 頭脳戦を得意とするためいつしかそれに傲ってしまい、また、リンラン(パペット人形)に依存しているところもあり、それが心の闇。克服は見てのとおり。ちなみに私はシスターレイヤーよりこっちのあやつり人形ディアンレイヤーのほうが好みだ。笑。
ラビアンレイヤー … わがままなおこちゃまだから、高いところ嫌い、怖いこと嫌い、いやいやいや〜ってのが心の闇。命綱もあるんだから、恐くても信じて飛び出さなくちゃ、ってことで克服したんだな。
シスターレイヤー … まあ、見てのとおりということで。
で、上記のように実は意外にもきちんと成長イベントをクリアしてしまったので、単純にクルス様が悪だとは決めつけられなくなってしまったのでした。タキツヒメの「信じてくれてありがとう」が実に含みくさい。ここはひとつ、実はタキツヒメは闇の力に操られていた、あの黒いドレスが闇の力でできていて、ミコがアマテラスを復活させたら実はアマテラスはミコのおかあさんで黒幕で、最後の暗黒の塔を破壊したら世界の封印が解けて現実世界に戻るんだけどクルス様の力でタキツヒメと黒いドレスが分離されて真の白いドレスのタキツヒメがあらわれて、ミコ、アマテラスに勝てるのはあなたしかいません、さあ、頑張って! しかしどうしても勝てないミコレイヤー、そこにあらわれたのがこの世界が現実世界に戻ったことによって皆の前に出てこられるようになった ISO の精鋭レイヤー達(既に誰も覚えてないだろうがコス∞プレイヤー達は高機動浮遊要塞まで備える国際シャーマン連盟(ISO)のメンバーだったりする)、ずらりと並んだ多数のレイヤー達(当然みんな女の子)が雑魚を蹴散らしているスキを見て斬りつけるミコレイヤー。でやーっ!!! そして遂に最後の敵を倒してクルス様もタキツヒメもシスターレイヤー達みんなが笑顔で待っていて、ミコ、今こそあなたを私達コス∞プレイヤーの本当の一員として迎え入れましょう。私、私…。おねえさま〜♥ そして彼女達の本当の戦いが始まるのであった。完。DVD 第 4 巻のおまけエピソードはミコとシスターのその後のエピソードとみんなでゆっくり温泉旅行の巻というコトで。なんか温泉がデフォらしいし。 ← DVD 第 1・2 巻のオマケエピソードあらすじ参照
『超変身コス∞プレイヤー』
6. BEHIND THE CRIMSON SOLITUDE & MYSTIC TREMBLE IN SILVER
心の闇!? → カレーの海
本当に残り 3 話で物語を 2 転も 3 転もさせる気マンマンというのがいかにも本作らしい。しかし折角今迄いい感じでツッ走っていたので、ここにきてガクンと失速してしまった感じを受けてしまったのは残念。前回からの「どっちが本当の敵なの!?」を今回もまた引っぱり続けてしまい、これは手痛い停滞ですよ。前回のブッ飛ばし方が実に気持ち良かったので、今回分のエピソード、あの 4 人の洗脳から始まって孤立して独り戦うミコレイヤーの姿までを A パートで済ましてしまい、ミコレイヤーとコスプレイヤー達との対決を B パートに入れ込んでしまっても良かったんじゃないかしら。
というわけで、これからの最後の盛り上がりの前に今迄のおさらいをしておきましょう。
1a. ミコレイヤー、爆誕!
1b. 悪の復活
2a. 閃光! ラビアンレイヤー
2b. 頭脳明晰! ディアンレイヤー
3a. 大爆発! サリーレイヤー
3b. 哀しみのシスターレイヤー
4a. サリーレイヤーに迫る危機
4b. レイヤーチェンジ! コス∞プレイヤーズ
5a. 迫り来る闇の祈士
5b. 疑惑の真実
6a. 独りぼっちのミコレイヤー
6b. 共鳴するレイヤーソード
…とまあ適当にそれっぽく和訳してみるとこんな感じかしら。そもそも最初にミコレイヤーの「あなたのたましい、浄めま〜す♪」で鏡の中に送り込まれてしまった時にクルス様は「戦ってくれ」と言っていたので、あの時は何かと戦って欲しかった。戦う相手は闇の塔かタキツヒメのどちらかというコトになりますが、もし今のクルス様を信じるとコス∞プレイヤー達にとって「あのイヤラシイ敵が実はレイヤー達の味方」というコトになってしまいます。これは嫌だ。というわけで偽物クルス様説に 1 票。
わたしとしては、古都とスカーレットさんの喧嘩から「古都の言うことも分かる、でも、クルス様を…」ふたりの間で悩むスカーレットさん、しかし今迄の古都の頑張りがフラッシュバックして、クルス様、どうしても私は古都と話がしたいのです、きっと分かってくれるはずですから! と、スカーレットさんも離脱して、ちっ、とか舌を鳴らす悪のクルス様、みたいな。コトさんスカさんの今迄に築き上げた信頼関係を〜とかいう物語のほうが好みだなあ。この流れだと。
しかし今回の流れだと本当にタキツヒメが悪というものも考えられなくないようになってきてしまった。これは続きが見逃せません。
ところですると DVD 第 3 巻のオマケエピソードは何になるんだろうな、前回と今回に関連するエピソードといったら…あ、インとヨウの心の闇のおはなしだとか。それはそれで良いかも。笑。
2004.2.15(日) [ふたつのスピカ] [ふたりはプリキュア] [ヤミと帽子と本の旅人]
プリキュア(pretty cure)を日本語に直すと究極癒し戦隊なんだなあ、なんてちょっと思った。
感想サイトリンク集・追加 光希桃さんの日記 でまたたくさん感想サイトの紹介がありました。その中でプリキュア的にいい感じの感想に巡り合いましたので、私からもオススメ紹介。
あと同じくはてなダイアリーで ピアノ・ファイア (http://d.hatena.ne.jp/izumino/) さんとこはプリキュア的に見逃せない感じです。感想サイトと言うのはちょっと違うかな。で、はてなダイアリーのキーワードを巡っていたら一番下の「含むページ」にうちがあって、ちょっとびっくり。何日分くらい残るのだろう、見た感じ最近 1 日分だけって感じですが。そして唐突に今日からそのはてなダイアリーキーワードからのリファが大量に取られているの図。折角なのでいくつか追記しましたプリキュア記述。笑。
『ふたつのスピカ』
6. テスト終了
小さい頃からずっと空を見ていたの。それはアスミだけでなく宇喜多さんも秋も、そしてきっと府中野くんも圭ちゃんも、ずっとずっと空を見上げてきたんだろうな。この作品世界が果たしてどの程度この現実に近いものなのかは判断しかねるトコロもありますが、ごくごくほんの少しだけ未来、という印象を強めてきました。いや、実はステルヴィアくらいの世界なのかな、って。思ってたもので。少女達が宇宙を目指すという部分で似たものを想像していたのね。
このドミノ並べの試験の意味に気付いて、なおその上で更にそのノルマの達成を目指して一心に作業を続けられること。厳しい試験です。ここでドミノをすべて並べ終えられたのがこの 2 部屋だけ、というのは実に綺麗過ぎる感も無きにしもあらずですけれど、ここに揃った人達が特に強く合格を願っていた、3 人ともにその資質があるとは限らないにしてもきちんと 3 人をまとめてノルマの達成まで導くだけの統率力のある人物がそこにいたということ(既にアイキャッチに 5 人しか登場してない時点であのうるさい彼は不合格決定みたいなものですし)、このそれぞれの部屋の彼・彼女達が揃ったのは偶然だったのでしょうが、結果としてとても良い組が作られていました。
今回で特に注目したいのが宇喜多さん。彼女の目もまたずっと空を向いていたこと、少し辛い過去とともにやっと描かれることとなりました。この宇宙学校を受験するに至った心境の変化はまだ明らかではありませんが、彼女もまた必死なのだということ、それだけは今までの描写からも十分に受け取れていましたからその重さはしっかりと受けとめてあげたい。秋もまた強い信念を持ってやって来ていたようですし。アスミ、宇喜多さん、秋。この 3 人が共に歩み始める時、次回から始まる学園生活がまた楽しみ♪
何となく、府中野くんと圭ちゃんはその 3 人に対するサポーターって感じがありますね。でも、この先どうなるかはみんなひとりひとりの努力によりますから。さあ、どんどん面白くなってきましたよ。
『ふたりはプリキュア』
既に飽きた宣言が出たりもしちゃいましたか。苦笑。オープニングソング「♪Yeah! Your best! My best! 生きてるんだから 失敗なんて メっじゃなぃ!」の部分の背景アニメがものすごーく期待をさせてくれているので、定常状態に入ってからの遊びが増える頃を楽しみに待ってもいいのではないかなーと、戦う変身ヒロインものファンとしてはもう暫く応援を続けるコトにしましょう。
3. イケてる実習生に気をつけろ!
思うんだけど、特にこの世界が狙われてるワケではないのだから「これがお探しのミップルとメップルですわ。はい、どうぞ♪」にっこり by 雪城ほのか@ゆかな。と、早々に差し出しておけば邪悪王様は光の国を支配して満足満足、地球のみんなも平和に暮らしましたとさ。で、終わった話なんだよなぁ。癒白や癒黒はザケンナー達と同等の単なる戦う道具でしか、ないような、あるような。ところが下手に対抗してしまった所為で地球の人類が持つエネルギーに目をつけられてしまい、結果としてほのかとなぎさも自分達の意志で地球を守らなくちゃならなくなるの。そこで協力関係が生まれると言えなくもないけど、単に邪悪王の目を光の国から地球へと向き替えさせただけという気も…。まったく、光の勇者が聞いて呆れるよねえ。 → ミップルメップル
光の国の支配が終われば虹の国に魔の手が伸びるのはそうなんですけれども、そもそもこの基本設定って異世界召喚ものに近しいタイプなのですから。今はまだ戦う理由が全く無いほのかとなぎさをどう動かすのか、本作の序盤の重要なポイントが第 1 話における「勝手に体が戦ってしまう」なのだからこの第 3 話でも体育館からいちどは逃げ出そうとして、しかし 2 人の意志とは無関係に変身させられてしまって…という戦闘シーンの導入を入れるだけで話が締まりそうなんだけどなあ、という気もしなくもないです。
人間の力に気付いた邪悪王様達がミップルメップルみたいに人間を代理に立ててプリキュアに対抗させるとかで、別の学校のサッカー部かラクロス部の女の子なんて登場したり。光の国の別種族も地球にやってきて邪悪王様と戦っていたのがプリキュアと合流して仲間が増えてみたり。そんな流れは期待していいのかな。
それでも絶対に守り通して欲しいのが、いつまでもほのかとなぎさの 2 人だけの物語であること。2 人ペアの物語だと離れ離れになってしまうイベントが入りそうなものですが、この物語だけは何がどうなろうとも 2 人の物語にして欲しいな。いっそのことクライマックスでは冒頭から結末まで 30 分間ずっと手を繋いだまま戦い続けてくれてもいいぞよ。
というわけで、今回は折角のダイナミックな空中戦を制限してしまう体育館での戦いだったので少し淋しかったけれども、運動具が襲ってくるあたりは子供向けアニメっぽくて微笑ましい気もしなくもないです。
折角なので付記。オープニングの「♪失敗なんて メっじゃなぃ!」の部分を見ても分かるように、ほのかは両腕を開いて横に回転して躱し、なぎさは膝を抱えて後転して鉄骨を踏む、基本的にほのかは開いて包み込む役割を持ち、なぎさは堅く力を溜める役割を持っています。所属する部は文化系のほのかと運動系のなぎさになりますが、ひとつひとつの仕草が全く逆になっている、この丁寧な態度・仕草の描写の区別は本作には絶対に必要な要素のひとつ。二次創作でもまた忘れてはいけない重要な要素となりましょう。ほのか嬢の脇の下に目を奪われて白ファンになった人が多数いるのもまた当然のこと、これは腕を開くことで示されているほのか嬢の個性の表れ、重要な点なのです。キュアホワイトが舞い、キュアブラックが突く。これこそが、ふたりのプリキュアの真の力なのです。この点においても今回第 3 話の戦いは少し残念だったかな、バスケットボールを叩き落とすシーンでも足も使って踊るように弾き返して欲しかったな。まだ製作側もふたりの個性が掴み切れてないのかしら、それぞれのキャラクタエピソードが済んだ頃にはもっと素晴しいバトルエピソードを見せてもらえることを期待して。
あと、あのザケンナーが乗り移った道具類はキチンと元どおりになってくれるのが設定みたいです。でも前回の掃除機のフットプリントみたいにプリキュアの 2 人が手を出してしまった変化はザケンナーの力では元に戻らないみたい。この世界の人間が与えた影響、なんですものね。そう思うと、ミップルメップルも、邪悪王様達も、現実に影響を与えることのできない存在という可能性も出てきましたね。壮大な夢オチというのもアリかもしれません。
というか別にまだファンというわけじゃないんですけどね。苦笑。
『ヤミと帽子と本の旅人』
6. ミルカ
ミルカはおむねふくらんでないのー。だから、おとこ? by ミルカ@松来未祐
傑作認定!
松来未祐声だ〜♪ アバンタイトルの船上での吐息だけで耳が反応しましたヨ。そして主題歌が終わると超変身で幼女化し、みつあみ金髪ショートに白いワンピースをひらめかせ、たどたどしい松来未祐声で無邪気にぽけぽけされてしまうと大絶賛するしかないじゃないですか。素晴しい。
じゃあ、みんな一緒にお風呂なのー♪ by ミルカ@松来未祐
よく言った! そして声だけで散々じらされて妙に期待感を盛り上げてくれる、もう完全に掌の上で踊らされていますよ。これは果たして原作力なのか? と言うよりも声優効果という気がしなくもないけれども。苦笑。美少女ゲームで松来未祐声を聞くコトなんてまず無さそうですもん、前回の山本麻里安声もそうだったし、まさにナイスキャスティング!
今回はもう見所満載、どのシーンを切り出してもミルカの魅力が詰まりに詰まっている、愛です、愛を感じます。トラを従えて突然にぶらんこゆらゆら尻もちついて「あいたーっ」♪魅力全開むげーんだいっ! ミルカは成長しないから恋人なんてできないんだよ、だなんて本作の登場人物が言うセリフじゃないよぅ、恋人は無理かもしらんがパパさんなら立候補だけでこの小島は埋まるに違いない。なんなら私がもらってやろうじゃないか。 ← あほ
海の向こうに行きたくて海を割ってしまったミルカちゃん。でも、もうちょっと大きくなったら船に乗って街に行けるんですから。もうちょっと待ってましょーね。
2004.2.14(土) [ガドガード] [おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ!] [ふたつのスピカ] [ヤミと帽子と本の旅人]
ようやっと掲示板の返事をいろいろ書き終えました〜♪ いつも遅くてゴメンナサイです。そして最近の書き込みの殆んどに『超変身コス∞プレイヤー』の話題が入っていたのには我ながら苦笑してみたりして。なんだかファンサイトみたい。笑。
その『超変身コス∞プレイヤー』は敷居が高いの話から、でも今期で一番敷居が高いのは『十兵衛ちゃん 2』だと思うの。真っ先に目に入る物語が重く苦しいものだから、ぱっと見た限りではどこで笑っていいのかの判断が難しくて。例えば第 4 話のフリーシャを助けるために城に向かい城壁を昇るシーンって、前作の便器王女のあたりと同じ笑いを持てるトコロだったんですけど、前作はギャグであること一目で分かる作りになってましたが今作はパッと見ると悲愴感漂ってたりするので 1 回目の鑑賞だと笑っていいのか悩んでしまったの。改めて流れを知った上で見ると、あ、ここ笑っていいトコロだったんだな、って。やっと分かる。やっぱり『十兵衛ちゃん 2』はギャグ作品と言うのがいちばん相応しいと感じるの。その上でみんな真剣にドラマをやっている、だからこれに合わせて感想書きする時も真剣そのものの中にギャグの楽しみを混ぜ込むのが礼儀かな〜って思ってたりするんですが。いやはや難しい。やっぱり今期最大の難易度を誇るギャグアニメなのではないか、と。そう思ってたりします、『十兵衛ちゃん 2』。
そうそう、引っ越し後ようやく初めてここの市立図書館に行ってみたですけど、『旅立つ船』も『闇の左手』もありませんでした、残念。何も借りないのも癪なので『続・巷説百物語』と時代小説をいくつか。由乃さんを見習ったわけじゃないけど、たまに読んでみると結構楽しかったりします。 → 剣劇もの
「みんなが萌えてるから萌え」うーん。狙って作られた萌えはちょっと違う、意図されていない萌えこそが本物なんだ、って。その気持ちは分からなくもないんですけどこれ単に結果として現在その構図が成立している部分があるというだけなんですよぅ。自分が気に入りさえすれば作品の狙いなんてどうでもよいんですもの。所詮作品自体の持ち点なんて 100 点満点中の 30 点くらいしかなくて、それを 80 点の傑作にするのは自分自身でしょう。みんなもっといろんな作品を楽しもうぜ。
『ガドガード』
EPISODE 26 若き旅人
俺は、父さんみたいになりたかったんだと思うよ。
素晴しい結末でした。全 26 話の物語のすべてを受けたこの 1 話は、まさにグランドフィナーレとしか言いようがありません。飛ぶんだ、空の高みに向かって──理由なんか必要ない。想いと願いにガドが応えて夢を助けた物語。ハジキの夢、いつか空を飛びたかった、自分の手で自分の居場所を掴み取りたかった、母親と妹を守れるくらいに強い自分になりたかった。その夢を大事に守って影ながら後押ししたのは、ハジキにとってはとても偉大な父親でした。これこそが父親の役目であり、それをきちんと受け止めて自分自身の想いに向かって歩み始めることができたハジキもまたひとつ大きくなりましたよ。まだ何も始めていないけれど、これからも頑張ってゆけるんじゃないか。そんな希望が持てる、とても嬉しい気分にさせてもらえる、良い物語になってくれました。
鉄鋼人って、俺たちの──。
物語としては確かに全 26 エピソードが連なる少年少女達のものが主体ではありましたが、そのエッセンスは個々の単発エピソードが雄弁な構成になっていました。今になって特に思い出すのが「EPISODE 8 さすらいの二人」の 1 話です。かつてガドの所為で自分たちの居場所を失なったセイカイとイサでしたが、復讐のための行動を取っているうちにセイカイがイサにとっての居場所となってきて、それに応じた時にセイカイにとってもイサが自分の居場所になっていたのだ、という物語。居場所は自分で作るものだと言いながらも、本作で言っているのは居場所は人と人がいてこそ作られるものだ、ということ。ハジキのまわりにはカタナを始め、アラシ、タクミ、アイコ、他にも蜂須賀さんやカトリーヌさん、そしてライトニングいて。頼り頼られながら自分自身を掴んでゆくこの物語、作品テーマとしては陳腐なものですがガドという夢のモチーフを中心に据えて各話完結エピソードの集合体として作り上げた本作は特に良いもののひとつと言っても良いでしょう。
一番印象に残っているのが、これまた申し訳ないけれども地上波未放映の「EPISODE 6 五つの仮面」になります。まだ何も分からない状態、でも力を持ってしまった 4 人が街の危険を前に無意識にもその力を初めて本当に従えた瞬間。序盤の勢いがよく纏められていた一作でした。
この最終話を見て思い出したのが『D・N・ANGEL』。自分自身に相対する存在として、かたや自分自身の分身ダークがいて、かたや敵対を余儀なくされたカタナがいて。いずれも最初は何をすればいいのか分からない少年が、最後には輝かしい未来に向けて歩き出す物語となっています。更には全 26 話の作り方もその 2 作は似ていたように思う、各話各話の結びつきがあまり強くなく、個々の単発エピソードの集合体として全体ストーリーを浮かび上がらせる方法を使ってストーリードラマを描いていた、この点が似ていたと感じる。単発エピソードの集合体方式の作品は一般的にキャラクタエピソードがメインであり全体ストーリーはそれに付随するタイプのものが目立っていたように思う、でもこれらの作品は全体物語の中のひとつのエッセンスをひとつの物語として作り、その単発エピソードが連なった時にシリーズシナリオを見ている側が容易に構成できる作りでした。
そしてそれを突き詰めたのが超変身某なのではないかしら、細かく話を分けているのは長期シリーズを意識した構成だからだと感じています。個々のエピソードが 6 分程度なんですけどね。と、閑話休題。
単発エピソードでシリーズシナリオを作るのは、ある意味で業務分担というか各話並行作業というか、効率アップのための技術のひとつという側面もあるのかなあ。なんて、このあたりはシロートの知り得るモノではないのだけれども。繋がりがグダグダになって結局はバラバラのまま終わるものも少なくない中、これほどに全体がよく纏まってひとつの成長物語を描いてくれた、この点だけでももう拍手喝采ものだと言って良いでしょう。作画や動画の傾向としては苦手側にある作品だったのは確かなんですけどね、全然そんな表層的な要素なんかで評価を下げる程度の物語ではなかった。
地上波での打ち切りはとても残念だ、この作品はきちんと全 26 話を見終えてこその物語、ぜひ機会を見つけて最後まで鑑賞し終えることをオススメします。
傑作認定。
『おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ!』
6. 料理で勝負せよ!
今度こそは食事よ! じゃなくて、勝利よ! by スズカ@釘宮理恵
あのブタのおばさんが参加すれば優勝間違いなしじゃないかなーなんて思ってみたり。
素晴しい。全員がミオとスズカのペースに完全に巻き込まれてますヨ。スズカは既にこーいう子だとバレバレでしたけれども、ミオもなかなかに負けず嫌いじゃないか。そうなの、そうなの! …そーなんだ。作中でもギャグとして使われるようになりましたヨ。そーなんだ!
そしてやってきましたトンチ料理対決。おにぎりと温めた石から始まって、徐々だんだん怪しくなってくるあたりが、そ、そーなのか?? 結局、料理対決は双方引き分けでミッションエンド。スズカとミオの対決も今回は直接対決とは言うほどのものにはならず、結着をつけるのはまだまだ先送りとなったのでした。この 2 人って絶対に仲良しになれないタイプだよな、卒業したら 2 度と会うコトが無いし思い出にも残らないけど、まわりのみんなには 2 人ペアで覚えられているって感じの。波多野と安藤みたいな。
『ふたつのスピカ』
5. おかあさんの顔
母親の愛情を知らずに育って可哀想に。そう同情の言葉を洩らしながらもアスミの気持ちなんて全然分からない大人たちがもどかしい。でも実際その臭いを嗅ぐ姿を見ると自分もそう感じてしまうことでしょうね。お母さんっていいにおいがするんだ。その無邪気な言葉をアスミは言うことができないんだってことは、誰も気付いてくれません。
お父さんもずっと忙しく働いてばかりで、アスミにとっては家族というものが未知のものなんですね。他の誰の目にも映らないライオンさんと一緒に遊ぶことによって変な子であると見倣されて、家に帰れば母親との会話もなくて、人との関わりがとても薄い子だったのでしょう。風変りな子になってしまったのはこの環境もひとつの原因だったんだ、でもだからこそ、夢を大事に持ち続けることができて、みんなを想う気持ちを持ったまま宇宙学校を目指し頑張るアスミになったんだということ。物事の両方の側面を綺麗に描いてくれています。アスミももう少し大きくなったら現実を受け入れ始め、いちどは自分の夢は単なる夢でしかなかったんだと諦めてしまうほどになってしまいましたが。でも、諦めきれなくて、父親の後押しもあって、夢に向けてまた 1 歩踏み出すことができたんだ、そんな物語。
アスミにとってお父さんはどのくらい大切な存在だったんだろうか。この、母親を強く想う気持ち、これを見るとアスミの父親は、アスミにとってはあまり良い父親ではなかったんじゃないかな。仕事一筋で真面目で熱心で、でもアスミとどれだけ一緒にいることができたのだろう。いつも自分はひとりぼっちで淋しい。でもライオンさんもお父さんもいる。お母さんは病院で本当にひとりぼっち。とっても可哀想。アスミは母親を気にかけていましたけれども、アスミを心配をしてくれる人もまたどこかにいて欲しい気がしてなりません。それが府中屋くんかもしれませんし、一緒にドミノを並べている友達かもしれませんし。そんな人と出会えたらいいな。
ささやかな幸せを、祈ってる。まさにこのエンディングソングで唄われている言葉を、毎回きちんとアスミに投げかけてあげたい気分になります。ほら。見上げて、ごらん。
『ヤミと帽子と本の旅人』
5. クィル
甘露甘露〜♪ by リリス@小林沙苗
はっ、今気付いた、リリスちゃんってシスターレイヤー@コス∞プレイヤーだったのか。小林沙苗声って難易度高いよぅ。
なんだかツボに嵌まってきました、面白い。イヴを探す 2 組の、葉月 & リリスチームと、ガルガンチュア & セイレンチームの、それぞれが手当たり次第に世界を巡って遊び歩いているみたいで。初美を探し回るかたわら、それぞれの世界で美少女の気を魅きまくってる葉月ちゃん、今はまだまだだけど、このまま世界を巡り続ければ初美と同じような存在にまでなっちゃうかもしれませんね。
いろいろと背景世界を匂わせてくれる思わせぶりタップリなクィルの描写で想いを馳せてみたりもしましたが、すべてはエチ絵を見せるためのモノだったのかー、と見終えて分かって大苦笑〜。生贄にならんとした時に「剣士様…」と頬を灯らめて切々と語るシーンがまた笑えてしょーがない、ここから先の人を喰ったような多段オチがまた葉月やリリスと同じような「ヤラレター!」という感を強めてくれて、いやはやもう。ヤラレター。面白い。
クィル@山本麻里安、アニメでは久しぶりにその声を聞いたような気がします…って、小麦ちゃんは別としてね。なんか、何も考えてなさそうな脳天気少女の役がめちゃめちゃハマる声なのよね、「私の名前はクィルです♪」なんて、クィルのキャラは 8 割以上が山本麻里安キャラで作り上げられている感じ。ナイスキャスティング!
2004.2.13(金) [ヤミと帽子と本の旅人] [無人惑星サヴァイヴ]
いろいろ巡っていると、あれ、そんな物語だっけ? と感じるコトが時々あって。そちら様が読み取れていないのか、私が読み解けていないだけなのか。再鑑賞しても意味不明の感想に出会うと悩んでしまふ。どんな物語をその中から見て取ったのだろうなあ…。
『ヤミと帽子と本の旅人』
4. マリエル
あ、なんだか面白くなってきましたよ。ジルまたは初美に関わってしまったコトで人生が狂ってしまったのは、ガルガンチュアもリツコも葉月も一緒であるよう。本 = 世界を移動する力をホンの少しだけ分け与えられてしまったことにより、しかし自ら好きなように旅するジルとは異なり制限された力の中でさまよい歩かなくてはいけない存在に作り変えられてしまった人々の物語だから。神の指先に撫でられてしまった普通の人が、決して二度と求められるものではないそれを再び夢見て縛られてしまっている、そんな真摯な流れ進むことが可能な物語になってきましたよ。なるほど確かに美少女ゲームの小品ちっくな作りかも、そっち系のおはなしって、夢見がちである部分で上品なモノが多い気がしますものね。
そして足元から生えたツルにも縛られ謎の魔術の黒い霧にも縛られ、鎖に縛られて。今回は縛りに拘ってみましたって感じかな。そこらへんも、ヨシ。笑。
『無人惑星サヴァイヴ』
6. 僕らはゲームをしてるんじゃない
まぁ、待て。打つ手は、ある。 by メノリ@安藤麻吹
陸に上がって探検するみんな。カンガルーみたいな小動物に、ワニだかカメだかみたいな肉食獣、欠伸の出るような丸々とした優しそうなカバみたいな動物。そんなものを追ったり襲われたり迫られたりして「パパー!」ハワードのキャラだとここはママを呼びそうなのに、ちょっと意外な感じ。メノリさんも、態度口調はリーダー格ですが、やってるコトが意外と行きあたりばったりなの。ハワードとは良いコンビになりそう。対して、ルナって捕え所がありません。シンゴより謎な少女です。
両手を真赤にしながらも火を起こそうと頑張っているベルくん。シャアラがもう止めようと言うのに対し、努力しただけでは何にも意味が無いと言い切るベル、どちらも間違いではないのだけれども、今この状況では…どっちが正しいのだろうな。最終的に火を起こせればベルが正しいコトになるのだけれども、結果として無駄骨だったとしたら早々に休むシャアラの言っていたコトのほうが正しくなるの。結果だけがすべてなのだから、結果を出すまで頑張るんだ。それは必ずしも正しくないのよね。出ない結果を求めて無茶をするのは、出る結果を捨てて諦めるのと最終的には同じコトになってしまう、それはそれ、ちょっと寂しいものがありますね。
m.o.e のサイト がいろいろ更新され、『超変身コス∞プレイヤー』の DVD の共通データ の表記がちょいと変わって「片面二層・(53 分+映像特典)×2 モード・スクィーズ収録」になってました。2 モード合わせて 53 分かと思い込んでましたヨ、53 分が 2 種類入っているということだったらしい。DVD 版への追加 1 話という表記も、A/B パート合わせて数えた 1 話だったらしく、サブタイトルが & 付きの「DEFEAT OF RED & THE HOT SPRING IN PARADISE」となってましたん。想像していた仕様が酷いものだったから、なんだか良心的な商品な気がしてきた。笑。
あ、ちなみに web 配信版と TVK 放送版は(私が見る限り)全く一緒です。第 5 話における TVK 版の構成は、冒頭の A15 から m.o.e のスポンサーコール、A パート、DVD 1 巻 CM、無関係な CM が 1 個、B パート、次の『りぜるまいん』の番宣コール、DVD 2 巻 CM、以下放送が続く、という感じ。今迄の第 4 話までは「♪変わる変われる変わりたーい」の歌が流れる CM が中に入ってました、これも web 配信版と全く同じ(実は毎回 web 配信版も見てたりする。無線 LAN 化しているため家のどこでも好きな時に見られるんだもん、楽で。笑)。TVK での番組とは無関係な 1 個の中 CM を省くと web 配信版そのままです。画面右上の「無料放送中」という表記は流石にありませんけどね。
昨日の『マリア様がみてる』の感想に書いた蛇足というのは、最後にロサ・カニーナとロサ・ギガンティアが語らうシーンのコト。確かに絵としては綺麗なんですけど、ここで静が白薔薇に種を明かしてチューされるのは私から見ると蛇足の余談に感じられてしまいます。立候補に至るまでの流れでその気持ちは十二分に描かれていますよ。あの世界で実際に彼女達がどう行動したかには関係無く、物語として文章に落とす時には省いて欲しかったシーンでした。しかも原作では以後のエピソードにも静を登場させてしまったりと、確かに魅力ある人物ですが一世一代の一大決心を無碍にして何度も山百合会の物語に引っぱり出してしまっては静が可哀想です。その名が出る度に洩れてしまう溜息もまた哀しい。卒業後に何度も前・薔薇様達を登場させているトコロも同様に感じます、この原作家さんって案外、不粋、なのではないかしら。それをそのままアニメ化しているというのもまた、みんな不粋だよなあ、と。
2004.2.11(水) [十兵衛ちゃん2 ─シベリア柳生の逆襲─] [マリア様がみてる] [ヤミと帽子と本の旅人] [ふたつのスピカ] [神魂合体ゴーダンナー!!]
確かに気分が乗らないと積極的に楽しむの姿勢も少し崩れてしまい出てくる感想も愚痴混じりになって、後で自分で読み返しても全然面白くないモノになってしまいます。折角楽しくてアニメを見てるんですもの、面白い部分を逃さないよう、体調を整えてしっかり見なくちゃですね。
どーりるでルンルン、クルルンルン♪ ← 結構面白いような気が…。もちろん倉田雅世声の主人公だけでも絶賛決定ものですが、脇役陣もよく見てみると結構お気に入りな声優さん揃っていたりして、やっぱり大絶賛。笑。
『ごくせん』3 週連続録画ミス発覚。こんなの初めて…。泣。
『十兵衛ちゃん2 ─シベリア柳生の逆襲─』
第六話 昨日の友が敵だった
どんなに捨てたくても過去が纏わりついてくる、それに立ち向かうことがどれほどに大変なものであるのか。菜ノ花自由、フリーシャ、パパ、グラサン剣士、いすれも何かを振り切りたくてもどうしようもできない人達として共通の苦しみを抱えています。御影さんや竜乗寺の皆様、今回のホワイトタイガーさん、みんな自分では過去を変えていない人達なんですよ。十兵衛ちゃんに切られたから変われた、他人のおかげで変われた、他人の所為にすることで過去を捨てて生まれ変わるコトができた人達だから。何かの切っ掛けがあればまたすぐにでも過去に戻れてしまう恐れもある、そんな人達なんじゃないかな。まだ苦しんでないの。御影さんだって本当は自分で自分自身を変えるなんてこと、できなかったんですから。
(竜乗寺四郎はそれができた数少ない登場人物だったのですが……)
でも、自由はちょっと違う。自分が変わろうとしているのではなくて、自分は自分のままでいたいのだと言う。パパには変わって欲しいと願うのに、自分自身は今迄どおりでいいと思っている。これ、自分自身の単なる理想をまわりに押しつけているだけじゃないのかな。パパがゴーストライターを続けていたと聞いて涙したのも、自由自身が前回エピソードの最後には鮎之介を呼んでしまった自分自身の弱い部分から目を逸らすための、やつあたりだったのではないかな。下手にすぐそばに頼ることのできるものがある、それはラブリー眼帯だったりインチキ時代劇小説の仕事だったりするわけですが、それに手を伸ばしてしまった自分自身に対する悔しさもまた、そこに。
絶対に変わるんだ! という自由、変わりたいような変わりたくないようなパパ、絶対に過去を忘れるものか! というフリーシャ。この 3 者それぞれがどう自分自身と折り合いをつけるのか、どう結着をつけるように作ってくるのか、とにかくその点が一番の楽しみになりつつあります。
今回のエピソードは特に今期シリーズからの新キャラのため背景描写が他の 2 人よりも不足していたフリーシャのそれをじっくりと描いてくれました。なんだかチョット日本むかし話みたいな過去だったので笑い。しんみりとギャグをかましてくれるので単純に笑えないのがもどかしいトコロですけど、改めて見てみると結構笑えたりして。技巧的な部分ではウマイなあ、って思う。思う、けど、あんまり効果的じゃないような気が〜。自由のラブリー眼帯は十兵衛様のすごいパワーが込められているのだという、対してフリーシャのニエナスタヤシャ眼帯にはフリーシャ自身のすごい念が込められていたんだな。自由は目を閉じても攻撃を見切るコトができたくらいですから、十兵衛のラブリー眼帯も手に入れたら是非、両目にハートとスペードの眼帯を付けて十兵衛ちゃんダブルラブリーモード発動とかなんとか云々…。
『マリア様がみてる』
6. ロサ・カニーナ Rosa canina
原作でも気になったトコロですが。今回のエピソード、ラストにちょっとした捻りを入れてみましたがどうでしょう? っていう声が行間から聞こえてくるように思えるの。んで、私としてはこれは蛇足だったんじゃないかなあ、と、感じているわけです。
というわけで今回は蟹名さんの物語。あれれ、もうロサ・カニーナが出てくるの? と原作小説を手に取って確認、なるほど白薔薇様の栞さんエピソードがひとつ飛ばされてしまいましたか。そして次回がバレンタイン、ということは初詣エピソードも飛ばしですか。今期は 1 年生エピソードに限り、最近流行りのように間を開けて 2 年生シリーズに繋げる、みたいにゆっくりのんびり進めても良かったように思います、特に本作みたいなゆったりした物語の場合には。
あとやはり今回の物語の端折り方はちょいと原作に頼り過ぎているような気がします。流石に約束だらけのコス∞プレイヤーみたいな見事な省略を少女小説に求めるのは酷でしょうが、原作小説のこのエピソードの全体をそのまま薄く掬った作りにするより、アニメ 1 話分の短編として組み直しても良かったんじゃないかな。選挙の日を中心に据えて回想の物語にしてみるとか。
『ヤミと帽子と本の旅人』
3. ジル
なるほど、リリスちゃんの一目惚れから始まった物語だったというわけでしたか。葉月はヤミヤーマに似た人だったそうで、ヤミヤーマはリリスちゃんを愛してくれた人なんですって、いやーん。後半は、あるどこかの世界で初摘ことイヴがジルだった頃のおはなし。いろいろな世界を遊び歩き回っていると言っても、その世界では本気でその世界の人になり切っているようで、うむうむ、遊びは常に真剣でなくてはいけません。でもだからこそ、ガルガンチュアや葉月みたいにソレに魅せられて人生が狂ってしまう人も出てきてしまうんですけれども、そんなのイヴにとってはどーでもよい事なんですものね。刃の前に立ちはだかったのも、そのほうが楽しいからなんですもん。
『ふたつのスピカ』
4. 遠い日の記憶
まだまだ試験中、閉鎖空間でのドミノ並べの日々。出会ったばかりの 3 人の関係だから、まだまだぎこちないのですけれども、エンディングの最後に出てくるは笑顔で並んでいる 3 人なのだから、今のように少しずつでも仲良くなってゆく所を見ると嬉しくなりますよ。宇宙を目指す気持ちにもいろいろあって、本当にそんな夢を持つ子達が集まっているんだなあ。この時代、宇宙が近付いてきた時代、でもまだそれは夢になり得るという時代、もうすぐ手の届きそうな夢だから、女の子の夢として描かれている、のかなあ。あの男の子たち 3 人を見ていると宇宙に対する現実的な苦難が見えてしまいます。何となく、夢、で済まされないモノを感じるのよね、あの男の子達を見ていると。
『神魂合体ゴーダンナー!!』
10. ルウ出撃
大丈夫、私は負けない。ケンが教えてくれたとおりにやれば──絶対に負けない!! by ルウ@清水香里
ゴウ、杏奈、ミラ、ルウ、忍、この 5 人が危ういバランスの上で同居生活を続けている中、この家庭のありようを悩むのはゴウと杏奈だけであり、ルウは未だに親の敵討ちしか考えられなくて。知らぬは親ばかりなり、ダメだダメだと邪険にしつづけてしまった所為でルウの一人立ちを促してしまう結果となってしまったのでした、という話。
偶然そこに倒れていたケンを見て父親を思い出した、それは単に「ルウの目の前で倒れていた」だけのことなのに、運悪くそれがパイロットだったためにすべてが繋がってしまったことがルウにとってのすべての始まりになったのでした。ケンもルウもその戦いの動機は後ろ向きなものなのだけれども、この 2 人の訓練風景は熱血ロボットものの定番と言えども笑いが出て来ませんよ。ルウの一生懸命に頑張る健気なトコロとケンの武骨なトコロがうまく合わさって、まるで杏奈がゴウを目指していた頃を思い出すよう。本当の家族ではないけれど、子供(ルウ)は親(ゴウ・杏奈)を見て育っているんだよ、そんなメッセージを受け取ってもいいのではないかな。
停滞気味の家族ごっこから自ら最初に抜け出すのは子供であるルウだったのでした。
はう、失敗だらけだ…。
花右京メイド隊 La Verite 公式ページ更新にて スタッフが発表。つまり絵と声は前シリーズに準じていても、他は総入れ替えというか全然違う人達による物というコトですか。どんな雰囲気になるのだろうな、前シリーズは個人的にはものすごーく楽しかった、というか、m.o.e というかポニーキャニオンというかのこの系統の作品で楽しくなかったのは某 2 式だけだからなあ。あれの所為で自分内黒田氏の評価がちょいと低かったりするくらい苦手な作品でした。苦笑。一番の残念は音楽が寺嶋民哉氏から変わってしまったコトかな、とは言え今度の音楽担当は大島ミチルさん。公式サイト で過去の作品をおさらいしてみると、やっぱり『魔法使い Tai!』かな、見たの去年ですし、その楽曲も大好きでした。最近見たものの中にもその名前があったような気がするけれども、どれだったかなあ。なんにせよ、楽しみ♪
『無人惑星サヴァイヴ』
5. シャアラ、負けちゃだめ!
肉食魚は美味しいという話を聞いたコトがあるような気が、するような、しないような…。食人植物になる実は甘くて美味しいというコトになるのかな。
陸に上がれたおかげか、メノリさんにも笑顔が見えてきました。口調は偉そうなのに、どことなく隙が見えるようなメノリさんがちょっと可愛いかもしれない、なんて思い始めていたりして。いつかメノリさんのヴァイオリンを聞ける時は来るのでしょうか、あのメノリさんを笑わせたのは実に素晴しい功績でした。よくやった! > ハワード
そして次々と襲い来る大自然の脅威。このピンチに次ぐピンチは海上で海ヘビに襲われた時の大ピンチの連続を思い出します。このドラマでは何か事件が起きると一段落するまでに何度も何度もピンチが襲って来るんですもの、シャアラの気持ちもよく分かります。でも、あの触手がシャアラの足を捕え損ねて「くるん」となったトコロ、小麦ちゃんの胸を掴めなかった巨大モナーの触手を思い出してしまいましたわ。苦笑。
『超変身コス∞プレイヤー』
本作のおかげで『りぜるまいん』再評価の声も上がっているのが嬉しい。第 1 期の中盤あたりは停滞気味でしたが、第 2 期に入ってからの弾け方は実に見事で実に楽しくなりましたものね。
DVD 第 1 巻のコピー「初勝利で浮かれるミコレイヤー、初めての敗北の恐怖…!」今度の敵は口がモチーフになっているみたい、舌舐め擦りしちゃってもう、そんな下品なコトではいけませんヨ。DVD 第 2 巻のコピー「ディアンレイヤー、ラビアンレイヤーに迫る黒い恐怖…!」あの牢屋にイコとレミィが捕えられるに至った物語をやってくれるみたい。特にディアンレイヤーの活躍には期待が持てそうです、インディアン人形を奪われたディアンレイヤーはもう戦えないのか!? こりゃ絶対に買わなくちゃです。
5a. DARK SENSATION
いくつもの戦いを経て、ふと池のほとりで今迄の自分を振り返っている古都に対して語りかけて来たクルス様の声と、それを見守るタキツヒメ。物語も定常状態に入った頃の、物語が大きく動く前兆を感じさせてくれるこの序章を受けて登場したのは、あの強敵、黒のヨロイだった。イカニモな目が見えているのもお約束どおり、さあ、コスプレイヤー達の出番ですヨ! お姉様の言うとおり、この敵に勝つには全員の力が必要なのです。シャキーン!
レイヤー・チェンジ!!! ← 大爆笑!!!
いつの間にか 5 人揃って画面 5 分割の決めポーズまで見せてくれちゃいましたヨ! 前回の次回予告で水着でバトルなのは分かってましたが、まさかこんな見事な水着祭りを見せてくれるとは、そこらへんの萌えアニメに爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらいです。すばらしい〜!!
クルス様は、渡しません! by シスターレイヤー@小林沙苗
四聖獣 謎の 4 人の色男達がコス∞プレイヤー達の前に立ちはだかったかと思ったら、突然! まさか合体して巨大化するたー思わなかったすよ。負けた、と思た。しかしこれで驚いているようでは駄目だった、まさか B パートにアレが来るなんて全然思ってませんでしたヨ。荒川稔久、侮れん。そしていきなり登場したジジイ「ワシは、そなた達コス∞プレイヤーの…」ホント、今度はいったい、何なの〜!?
5b. GRAYISH TRUTH
行くがよい、乙女達よ! って、能書き蘊蓄を垂れる間も無く話が終わったのには微笑。中 CM の最中ずっと喋っていたんだろうな、なんて考えてみるとチョイと可哀想になったりして。笑。
レイヤー・チェンジ!!!
ヤラレター! まさかこう来るとは全然予想外もいいトコロ。ひとつひとつのカットが笑えてしょーがないデス。特にあの赤い刀の発動シーンは妙に懐しかった。笑。
そして遂にやっとクルス様を助け出すコトができました。年少組のレミィ、イコ、プリシラの 3 人ですが…やっぱりプリシラって年齢詐称疑惑が…なんかレミィやイコとは釣り合いが全然取れてないんですけどー。そしてその後ろから奥ゆかしくクルス様をみつめて涙するおねえさま、しかしクルス様から語られた真実とは! クルス様とタキツヒメのどっちを信じれば良いのか!? アマテラスは!? 先代のミコレイヤーとは一体!? あらゆる謎を残して物語は次回に続くのであった、というナレーションが無いのが不思議なくらいの引きだったりします。笑。
そして、それらの謎はきっとまたしでかしてくれるものだろうと妙な期待をしているわけですが。笑。いやホント本作ってすごいよなあ、このテの物語のエッセンスだけで作られているんだもん。意外としっかりしているように見えるのも間違いなく狙ったものであり、当然誰でも間を埋められる程度の描写を一切省くコトによるスピード感溢れる定番ストーリーを冒頭からこの第 5 話まで全然中だるみ無く続けていられるのですから。
本作、A15 と称して 15 才以上向け作品だと謳っていますけれども、内実は A25 とか A35 とかでも良いような気も、する。精神的には永遠の 15 才、とかいう人達向けの作品だと言っても良いような気もします。だって、ねえ、元ネタが実に古めかしいんだもん。これもまた荒川稔久節のひとつの特徴になっているのかなあ、なんてね。
2004.2.8(日) [ふたりはプリキュア] [北へ。 〜Diamond Dust Drops〜] [ヤミと帽子と本の旅人]
おたくの世代分けなんてアテになるものじゃありませんし。あれは総体を分類するものであり、その分類を個人に降ろすのは「ありえない」。年代的には第二世代にあたるわけだけど『瓶詰妖精』は大絶賛だし。
東芝 RD のアンケートに答えてみました 一番笑った設問が↓コレ。週に 39 番組の録画だなんて全然想定していませんよ的なあたりが。笑。
| Q あなたは 1 週間に平均していくつのテレビ番組を録画していますか? ◎ 10 番組以上 ○ 6〜9 番組 ○ 5 番組 ○ 4 番組 ○ 3 番組 ○ 2 番組 ○ 1 番組 ○ それ以下 ○ テレビ放送は録画しない |
『ふたりはプリキュア』
例えば 福氏の第 2 話の感想 とかもそうなんですけど、大絶賛しているのなら欠点を並べるでなく楽しみ方を示す記述をすればいいのに、って思ってしまう。まあ、無理に褒めるコトもありませんが…。前回の記述から今回もまた大絶賛感想を読めるかな〜って楽しみに訪れてみたら「とりあえず〜萌えるからいいや」で済まされていたので、チョト残念だったりして。
2. カンベンして! 闇に狙われた街
伏せて〜!! by 雪城ほのか@ゆかな
飴玉をひとつ作るたびに実験器具を組み直しているのかな? 今回もまた見所は雪城ほのか嬢でありまする、掃除機ザケンナーに弾き飛ばされた時に無意識に発動した真空投げが実に素晴しい、今後のキュアホワイトの活躍を暗示する一瞬だったと言えましょう。キュアブラックが直接攻撃担当で、キュアホワイトが間接攻撃担当なんですね、きっと。雪城ほのか嬢、なかなかに奥ゆかしいじゃないか。ポイント +1。
さて、旧家のお嬢様といったら当然のように文武両道と決まっているのですが、果たして雪城ほのか嬢はどうなのかな? 次回はほのか嬢がメインを張るようなので、これまた楽しみ♪
もう駄目だ〜! って思ったら不思議なバリアで守られてる、気付いてみたら手をしっかり握っていた! ここは流石の本作らしく、なかなかに燃えるシーンでした。今はまだ自分達の意志で握っているのではなく「戦わされている」段階ですけれども、ここに 2 人の意志が加わった時、その時こそが本作の真価の表れる時でしょう。白と黒、それがひとつとなり、ふたつとなり、自らの気持ちを表に出して舞い始める、その時こそが。個人的には「絶対に最後までこの 2 人だけの物語でいて欲しい」と願っています。
正直なところ、この序盤 2 話はイマイチだと思う。オープニングアニメのトンでもなく素晴しい出来から本編にも期待を持つのは全く同感ですが、今の段階では流石に手放しでは褒められないなあ。
『北へ。 〜Diamond Dust Drops〜』
やっぱりこの主題歌って、すっごく好きだなあ。
1. -函館- 茜木温子 前編
神様って、どうしてこんなに不公平なんでしょうね…。 by 茜木温子@石原絵理子
これを見て思い出したのがアニメ版『センチメンタルジャーニー』青森の安達妙子さん。あれはアニメセンチの中でも 2 番目に苦手なストーリーで、通して見たのはわずか 1 回だけ、以後どうしても最後まで見るコトのできない 1 話なのでした。
対してこの茜木温子さん、家業を手伝いながらも普通の青春を夢見るあたりは妙子に違いものを感じさせてくれますが、年齢設定 20 歳というコトもあり母親とのやりとりにもまた落ち着きがあって。イカを派手にぶちまけるのもドジっ子という雰囲気よりも、こう、一生懸命頑張ってます! って感じがあって、とっても好感が持てます。
結婚に対する考え方もまた「頑張る茜木温子」だからこそ縛られたくない、って想いが強いみたい。あの稔さんと一緒になったら家庭に入る奥さんを求められているような気がして、だからチョイとワイルドな雰囲気で生活感が薄く感じられる倉田さんが魅力的に見えたりするのね。倉田さん自身は 40 歳を過ぎても趣味を貫けるほどに生活を続けている、鮮魚店に魚のアラを買いに来るような人なんですけれども。でも実際のトコロ、稔さんのほうが将来楽をできると思うよ。 ← なんて言っちゃユメが無さ過ぎかな
そして倉田さん宅に向かった温子さん、ちょっと危ういトコロがありますが、倉田さんなら温子さんを元気にしてあげることもできると信じて後編を楽しみに。
付記、子供のように目を輝かせながら音楽を語るのなら倉田さんには負けないつもりですが、残念なコトに茜木温子サンみたいな子には遂ぞ出会ったコトがありませんなぁ。
『ヤミと帽子と本の旅人』
2. 蓉子
そりゃ流石に男には見えませんって。世界を俯瞰している葉月やリリスに対して、この世界にいる人達が真剣に物語の役割を演じているからリリス達と一緒に物語を見ている的な面白味があるよう。売り子さんが葉月の胸を「ぷに」ってやるところがチョットお気に入り。刀一閃、銃を真っ二つにして大見栄を切るトコロはやっぱり格好良いよねえ。胸を掴まれたり腰や尻を撫でられたりしただけで赤くなってくれるのは、一種ドリームだよなあ、と。うむうむ。
そいえば音楽の多田彰文氏は『セラフィムコール』『高機動幻想ガンパレード・マーチ(ゲーム版)』『ジャングルはいつもハレのちグウ(テレビシリーズ)』あたりで名前をちらちら見掛けていた方で、個人的には結構これ嫌いじゃない。今迄接してきた作品に限って言うならばどこかパロディックな雰囲気を感じる曲が印象に強く、器用な作曲家さんという印象があります。でも本作の場合あまり音楽が表に出てきていないので、それはチョット残念かな。
2004.2.7(土) [北へ。 〜Diamond Dust Drops〜] [ウルトラマニアック] [神魂合体ゴーダンナー!!] [究極癒し戦隊 ヴィーナスエンジェル] [無人惑星サヴァイヴ] [ふたつのスピカ] [骸なる星の珠たる子 なるたる]
今日の新知識、東芝 RD-XS41 は予約録画が始まると A-B 間リピート再生が解除されて止まる。しかしおかげで「ホップステップジャンプ」の無限リピートから抜け出せたのは良かったのかもしれません。本編まだ見てませんよ、苦笑。
最近時間が全然取れなかったので反動のように今日はたくさん見るぞと誓ってみたところ、結局「ホップステップジャンプ」を除いて 6 本しか見られませんでした。はう。
『北へ。 〜Diamond Dust Drops〜』
♪おいしいものを食〜べよ、笑顔〜に〜な〜るよ〜。
名曲再来〜♪ 冒頭のスネアのイントロが何だかとっても懐しく感じるんですが、北へゆこうランララン♪もスネアから入りましたっけ? はう、まだ DC は引っ越しダンボールの中なので取り出すのが面倒臭くて確かめられません。その「北へ〜ゆこうランララン♪」も名曲中の名曲でしたが、今回のこの「らららホーップ♪」もとってもいい曲だから一発でお気に入りなのです♪ CM で見ていた頃から妙にツボに入っていたもので、第 1 話を見るために再生を始めたらオープニング部分だけでリピートかけちゃったりして。笑。サントラ CD まだ出てないのかぁ、絶対買うのに。ゲーム版『北へ。DD』はまだ買ってませんが「♪なんっとなっく北へ」も名曲なのでやはり 「北へ。〜Diamond Dust〜 Memorial Songs」 は買っておくべきかしら、琴梨ちゃんソングも入ってるみたいですからオトク感もありますし。そういや春野琴梨って千葉紗子声だったっけ、当時はなんか知らない人が声あててるな〜、って思ってただけでした。
ジャンプしている子達の中ではストレートロングの白いワンピーススカートを着たおとなしそうな子が妙に気に入ってしまいました。ジャンプ中に「にこっ♪」と口元がほころぶんですもん、♪笑顔〜に〜な〜るよ〜。笑。ところであの全員揃った所で白い吐息が不定期に出てくるの、あれ、とっても目に付くんですけど、なんだか気になりません? てな感じで既にオープニングを 10 回以上はリピートしてます、こんな所にトラップが仕掛けられていたとは。 ← はやく本編見なさい
1. -函館- 茜木温子 前編
主題歌で無限ループ再生モードに入ってしまったので本編は見ず終い。苦笑。というわけで明日見ます。
『ウルトラマニアック』
7. Gigantic pets
マヤの失敗魔法でサボテンやカメレオンが巨大化しちゃった話、ちょっとしたドタバタエピソードでした。可哀想に、亜由ちゃんみんなを胡麻化すために歌ったり踊ったりして、クールビューティかたなしですよ。架地くんにも誤解されそうで〜。
『神魂合体ゴーダンナー!!』
9. 流されてサバイバル
お前なら、なれるさ。 by 兄さん@緑川光
昔、好きな人がいたんだ、って。それはきっと大好きなお兄ちゃん、まだ兄妹では結婚できないなんて知らなかった頃のそれなんです。大好きな人と、大好きだと口にできる人と一緒にいるってこと、とっても羨しい、そんなエリスは未来の咲耶ちゃんそのものですよ。そして今でもずっと秘かに想い続けていられるのは、兄であるナイトもまたそれに応えられるほどにエリスを愛しているからで、絶対に口にはできないけれども、口にしないからこそ一緒にいられる、このドラグライナーのパートナーとして関係を壊さずに今迄続けて来られたのでした。
ナイトとエリスの姿を見せることで、お互いに「愛してる」と言える人と一緒にいられることの幸せをじっくり描いてくれました。やっぱり本作は熱血ロボ成分よりも恋や愛や夫婦の物語な成分を重視してますから、この流れはとても自然ですし、期待していたとおり、期待以上のものになってます。満足♪
しっかし、そろそろルゥにも操縦の訓練やらせてあげようよぅ。杏奈先生が教えてくれる約束じゃなかったっけ〜??
『究極癒し戦隊 ヴィーナスエンジェル』
第 1 話 優しい献身的な彼女大作戦!
うわっちゃっちゃ〜。この素人臭さと何か勘違いしてるっぽいあの女の子達がひじょ〜〜に痛いんですけど、ちょっと可愛い子が 2 人いるよーな気も、する。あと、アフレコ声が妙に強烈にズレてる子がひとりいるんですけど〜。とか言いながらも「サイバー霊能部〜!?」と突っ込みそうになった時に作中でもツッコまれたので自分のレベルと等しいのかもしれないと思った瞬間だったりして。苦笑。まあ既放送第 5 話まで全部録画ミス無しで保存できてるから折角なので続けて見ましょうか。
『無人惑星サヴァイヴ』
4. 私たち、どうなっちゃうの!?
息もつかせぬピンチにピンチ。巨大ウミヘビに襲われ、いちどは耐えたものの再襲撃では船を破壊され内部の侵入を許してしまい、目を潰したと思ったら三度目の襲撃でようやく陸地に辿りついたルナ御一行様。見事に役割分担ができているので、憎まれ役を当てられたハワードが逆に可哀想になってしまうくらいでした。夜も更けたらズシン、ズシン、と謎の足音が…。まさに一体、この先どうなっちゃうの!? って感じだ。
『ふたつのスピカ』
3. 星への一歩
アスミちゃん、すごいです。ドアに並んだ数字の意味は、私も全然分かりませんでした。0350 の数字だけでは単なる数の羅列ですけれども、廊下を歩くたびにもう、次々と星が飛び込んできたのでしょうね。あの笑顔で歩くアスミの姿、心はもう宇宙に飛んでいたに違いありません。夢があって、夢に向かって頑張っている姿って、とってもいいです♪
あまり同級生のみんなとは仲良くできていなかったこともあってか、ライオンさんがずっと一緒にいてくれた所為なのか、ずっと小さい頃から(今も小さいけど)星や宇宙のコトばかりを見てきたアスミ。いつもその本を持ち歩いているくらいに真剣に宇宙に憧れていたのですから、そんな子がいちどは宇宙学校を目指そうとして、しかし何も言わずに諦めようとしていたこと、お父さんとしては本当やり切れないものがあったことでしょう。寂しいけれど、まだまだこれからの人生を持つアスミなんだから、本気でやりたいコトなら何としてでもやらせてあげたい、どの父親だってそう思いますって。
下地島でコメットブラスターやってみたり、ステルヴィアに入学したり、最近は宇宙を夢見るのは女の子ばかりになってしまいました。男の子にとって、宇宙は夢見る場ではなく仕事場になってしまいつつあるのでしょうか。それはそれ、確かに 21 世紀的ではあります。でも、チョット寂しい気もします。
そして、宇宙学校の入学試験において、臨時の 2 次試験では 3 人のチームでの閉鎖環境試験が始まりました。ドアの赤いボタンを余計に押してしまったり、部屋番号を忘れて白い箱を開けられなかったり、早速脱落したチーム達の馴れ馴れしい慰め合いは確かに辛いものがあります。個人個人の責任を全うすることができなければ、宇宙環境下での活動は難しいのだ、と。勿論それを事前に知らされていないこの試験では脱落チームが即そのまま試験の不合格になるものには成り得ませんが、覚悟を求めるという点ではとても意味のある試験であることは、間違いありません。『11 人いる!』ほど危険な試験でないコトもいいですね。
ドミノのピースが床にばら撒かれて、これを 3 人で床いっぱいに並べるのかな。これを 7 日間ひたすら続けるのは大変そう〜。
『骸なる星の珠たる子 なるたる』
第一話 それは星のカタチ
ホシ丸に乗って空を飛ぶシーンだけ妙に浮いていたなぁ。
毎年恒例で夏休みに祖父母の住む島に遊びにやってきたシイナが、星型の不思議な生き物「ホシ丸」と出会ったという物語。冒頭で示された入水のシーンから、シイナが鳥居の海底で出会ったホシ丸や、海から飛び立った謎の浮遊船に立つ少女や、そのあたりを結びつけるのが妥当なのだろうけれども…ふーむ。作品の雰囲気は『NieA_7』的なところはあるかな、このタイプの不思議世界ものの主人公を踏襲してのとおりシイナもまた環境適応能力の高い子であり、現実感の乏しい、物語を述べるためのキャラ、あるいは、作者様の憑依しやすいタイプになっているようにも見えます。ある部分、都合の良いキャラではありますが、それを通して何かを言えた時には逆にこれ効果的だったという評価に早変わりするものでもあります。
そして 1 週間の滞在を終えて島から去るシイナは、ホシ丸を連れていた。とにかくこの第一話ではメイっぱい勿体をつけてくれたので、このいかにも「これから何か起きそう」的な雰囲気に負けない物語を展開してくれることを、楽しみに♪
オープニング元気に歩いている 3 人組のうち真ん中の青髪で照れてはにかんでいる子がチョット気になるんだけど、はて。どんな子だろう。
最近、力尽きつつあるような。
『超変身コス∞プレイヤー』公式サイトの あらすじ がネタバレありで参考になります。あの第 4 話の後半、下から上にスキャンした謎の力場はレイヤーフィールドと言うらしい。前回はカラフル 5 人組らしい必殺技だったから、次は出身国がバラバラな 5 人組らしく武器を合体させてくれたりしないかな。
『花右京メイド隊 La Verite』キャスト情報。吉住梢 さんも参加♪
『無人惑星サヴァイヴ』
3. ほんものの海、ほんものの風
既に地球は青い星ではなくなっており、ここで青い星を発見したこの少年少女達は世紀の大発見を褒め讃えられても良い程の功績を誇れる筈なのですが、見届ける人がいないので人類の未来への貢献は「何もナシ」になってしまうところが、なんだかとっても淋しい。
元々その時空のひずみは突発的に発生したものであり、修学旅行で用いられるほどに大きな通り、宇宙航路だったわけですから。そこからシャトルで移動できる範囲にあるこの水の星が果たして未知のものであったかどうか。既に発見されていたにもかかわらず放置されていたのだとしたら、一体この星にはどんな秘密が潜んでいるんだろうか。しかし真摯な漂流記という風情なのであの無人島と同じく人々の目に入らない星としてここにあるのだろうな。
宇宙船を操縦したことのあるというルナ、銃を扱ったことのあるというハワード、いずれも確かな経験があるわけでもない 2 人なのに、それに対する皆の態度の違いはひとえに今迄のハワードの態度によるものでしょう。まだルナは転校して来たばかりなので、どんな子なのかはまだ分かってなくて。だからカオルも少しルナを測るような言葉を発してきています。
問題児達だけを集めたチーム、もともと一緒に行動していたわけではない 7 人と 1 匹だから、自然と一緒に行動ができる、そんな組がひとつもできません。いきなり逆境に立たされて、ほんと、これからどうなっちゃうんだろう。
2004.2.4(水) [十兵衛ちゃん2 ─シベリア柳生の逆襲─] [マリア様がみてる]
『十兵衛ちゃん2 ─シベリア柳生の逆襲─』
5. にせモノ家族でなごんでた
サブタイトルから連想できるとおりの物語なのに、なかなか目を離せないこの展開が畏ろしい。念入りな自由の追い込みがすごい。遠景でちび自由がえっさほっさと走り、中距離で城壁の角を曲がり、忍者軍団を押し退けたあたりからリアル度を下げて壁走りで笑いを取ってから、改めてリアル度を上げて壁から滑り落ち。物理法則を無視する部分では「ギャグですよ」という記号がしっかり含まれていてこそのシーン転換の速さなんだなあ、改めて、なるほど! ぽむ ← 手を打った音
結果として第 1 シリーズは丸く収まったとは言え、パパに辛い思いをさせてしまったのは確かであるから。自分の所為でまたみんなに迷惑をかけたくない → 嫌な現実なんて見たくない → でも逃げてばかりではいられなかった、というのを元流れとして、今回は一体「いつ」「なぜ」十兵衛ちゃんに変身するのか、同じくフリーシャが「いつ」変身して手助けしてくれるのか、それを見極めるのが今回の大きな見所のひとつでした。
いつ変身しても物語はくるくる回ると思うのね。自由がさっさと変身すれば前シリーズと似た懲悪物語になるだろうし、フリーシャが変身すれば友情物語にもなるだろうし。何となく見ていて思ったのが堀の中から 2 人の十兵衛が飛び出してきて「何故!?」を言う前にチャンバラが〜、というイメージだったんですが。これはまだ、先、ということなんだろう。
いつフリーシャが動くのか。
『マリア様がみてる』
5. 戦う乙女たち
たまには薔薇の館で鍋もいいですね〜。 by 福沢祐巳@植田佳奈
今回の予告コントは切れがイマイチ。原作の流れを踏襲しているから、原作で気になった部分がそのままあって。これやっぱり江利子からみのイベントは完全に省いても良かったんじゃないかな、今の段階だとまだ江利子も令と由乃を気遣うような人なのに、という祐巳達の感じた疑問を共感できないのよね。祐巳とも殆んど(表に出ている物語の中では)接触が無いから、ここでこの江利子という人を黄薔薇革命の名前を借りて紹介しようとしたのだろうけれども。祐巳が江利子とも親しくなる切っ掛けでした、というエピソードにするならラストの事情聴取にひとつ子ネタを仕掛けるくらいあっても良かったんじゃないかな。このままだと余談にしか見えなくて。
きっと作者様の頭の中には既に仲良し黄薔薇 3 人姉妹が戯れているのだろうな、って、こんなコトやりたかったんだろうなー、あんなコト考えて書いてるんだろうなー、ってな感じで好意的に好意的に見てあげないといけない作品なんだろうな、って感じた瞬間。
というわけで由乃さんの改造手術が完了しました。
2004.2.3(火) [ふたつのスピカ] [無人惑星サヴァイヴ]
今ちょっといろいろと返答している余裕がなくてゴメンナサイ、再来週くらいになれば少しは余裕が出てくれる筈ですが。ていうか余裕出てくれないと非常にマズいわけですが。
『ふたつのスピカ』
2. アスミの夢
水金地火木土天海冥。小さい頃に覚えた惑星の並びはこのアスミの言った順序そのとおりでしたが、いつの間にか海王星と冥王星の軌道が交差して 冥海になった時は戸惑ったものでした。
宇宙を夢見て星を夢見て、いつも空ばかり見上げていたからか学校では少し浮いたところがあるようです。小さい頃から少し変わった子だったと前回でも言われていました、そこから徐々に学校生活や日常生活を通じて社交的に、みんなと同じように成長を続けることもできたのでしょうけれども。アスミはライオンさんに出会ってしまい、宇宙を見ることを知ってしまい、今になっても一風変わった子のまま成長してしまいました。でもこれを可哀想と言うのは偽善でしょう、アスミ本人はメゲていませんし、ライオンさんも一緒にいてくれますし。そんなアスミがとても哀しい顏をするのは、自分の夢を諦めようとした時。地上の人達なんて目に入っていなかったアスミが、どれほど宇宙を夢見ていたのか。
ライオンさんから貰った夢は、いつの間にかアスミの中で大きく育っていた。自分の言葉ではきはきと述べる面接時のアスミの表情がすべてを物語っています。いつもの学校での姿とは全然違う、生き生きとした笑顔が。
ところで、このライオンさん、てっきり前回だけのゲストキャラ、すべての切っ掛けとなるためだけのキャラかと思っていました。なので登場した時にはアスミよりも驚いちゃいましたよ。ずっとアスミと一緒にいたんでしょうね、アスミが現実離れした風変わりな子になった原因の半分以上はライオンさんの所為じゃないのか!? 机くらい運ぶの手伝いに来てくれればいいのにね、どこにでも登場できるっぽいんですもの。
『無人惑星サヴァイヴ』
2. 回避は不可能!?
燃え盛る炎の中からパパに助けられた記憶のあるルナが、今度は助ける側に立ってみて、という冒頭から何か始まるかと思ったらキャラ紹介の続きだったというオチで、ちょいと肩透かし。母船の後ろから時空のひずみが! 助けてドリアン姉ちゃん! とかいう感じで遭難してしまいました。ここまでは駆け足での登場人物紹介だったようで、人物の配置としてはよく分かり過ぎる程に明解な役割分担ができています。最近のアニメの中としては意外な、と思えるのは男女の比率がほぼ等しいという点。男の子向け、女の子向け、それぞれで多少は男女に偏るものですが、本作はニュートラルな感じ。男女チームそれぞれの中に、外向き、内向き、行動的、という存在が揃っていますし、そのあたりでこのピンチをどう切り抜けるか、かな。
『超変身コス∞プレイヤー』
遂に今回で物語の半分が終わったことになりますか。もっと長くやって欲しい気もしますが、一気に駆け抜けるのも本作らしいかもしれませんね。ええ、本作やっぱりツボに嵌り過ぎ! こりゃ素晴しい。併映の『りぜるまいん』が霞んでしまうくらいに素晴しい。笑。
4a. YELLOW'S CRISIS
こんな…超辛口の敵なんて…。 by サリーレイヤー@大原さやか
やっぱりこの色っぽさは 15 才じゃないと思う ← 年齢詐称疑惑また浮上。あの余裕綽綽で戦っていたサリーレイヤーがいきなり大ピンチに陥り、更にはディアンレイヤーもラビアンレイヤーも掴まってしまって。この 3 人は単独行動を取って敵陣に一気に踏み込み闇の塔を次々と破壊していたから特に標的にされてしまったのでしょう。
この世から既に人間という人間は消し去っているので、残るは 4 人でチームを組んでいるスカーレットさん達だけ。戦力はミコレイヤーとシスターレイヤーの 2 人だけだし、暗黒の塔の破壊なんて 2 人で漸く 2 本のみだから雑魚掃討みたいなモンでしょう、と考えたのが運の尽き。2 人の心がひとつになったその瞬間………なんじゃこりゃあ!? 不覚にも大笑いしてしまった〜。しかしこの笑いを軽く凌駕するものが B パートに待っていようとは、この時点では全く気付いていなかったのであった…。(続く)
ところで、あの牢屋の前をうろついていた女性形の黒い敵はアマテラスさんじゃないかなーと思てるんだけど、流石にそこまで定番は踏まないかなあ。
4b. FIVE COLORS AGAIN
ミコ、ゴレンジャーストームよ! by シスターレイヤー ← かなり違う
ちなみに…
…なので必ずしもゴレンジャーの引用というわけではアリマセンが一応、戦隊ものの元祖ですからね。
はた、と気付いた。「偶然心がひとつになって必殺技発動!」というのは古いのかもしれないな、なにせ本作でやっちゃうくらいですし。笑。でもわずか 5 分の番組で心をひとつに合わせて〜という物語を作れるのだから、30 分番組の『プリキュア』でこれをやっても良かったと思うんですけどもね。やっぱり本作を楽しめるような萌えアニメ脳内補完能力が完備な人でないと、この省略だらけの定番ストーリーは呆れ果ててしまうだけなのかなあ、とか思ってみたりして。
もひとつ気付いてみれば、もう「古都」「おねえさま」の関係が定着し、人の話を聞かない無邪気な古都と、それに振り回されるおねえさまという役回りが完璧に板についてます。まったくもう、古都には手ばかり焼かされてしまって…なんて口では言ってても古都が可愛いくてしょーがないって感じ。以前は変身できなくてイコ、プリシラ、レミィの 3 人から「使えなーい」と捨て置かれてしまった古都でしたけれども、今ここで改めて自己紹介しながら仲良くなれたようで。素気なく歩き去るスカーレットさんがまた嬉しそうで微笑ましくて。なんというか見事にツボを突いてくれる作品ですわ、この、定番極まりない節回しを一切言葉では表わさずにただただ感じさせてくれるの、まったく冗長を感じさせないこの作り、楽しんでくれる人には目一杯楽しませてやろうじゃないか的な計算し尽くされた本作、実に素晴しい。何よりも登場人物達が自虐ギャグを一切言うコトなく、みんな真剣に魅力全開してくれているコトが最大の要素だと言えましょう。下手な自己ツッコミはチョト、ねえ。
やったーーー!!! by 星野古都
どうやって 3 人が捕えられている場所を一発で発見してしまったのか、なんて野暮なコトは言いっこナシよ、ここは不問に伏すのが礼儀です。
古都とスカーレットさんがプリシラさん達を必死になって探し回り、やっと見付けたと思ったら古都さん一気に突っ込んでしまって、このままではスカーレットさん頭痛持ちになってしまいそうですわ。でも、通信装置の存在なんて全然気にもとめず、何も言わずに後をついて来てくれているおねえさまを純粋に信頼し切ってくれていて、5 人の力を合わせて黒い敵を倒したら両手を上げて跳ね回って大喜びしちゃって、そんな姿を見るとやっぱり古都が可愛いくてしょーがないのよね、スカーレットさんも。私も可愛いと思うよ♪
他にも、レミィの「こんなの初めて…」とか、イヌ助とインディアン人形を胸に抱えて駆け寄って来るイン & ヨウとか、いろいろ注目部分があったりするわけですが割愛。そのあたりに言及し始めると全部指摘しなくてはならないもので。ああ、楽しいなあ。笑。
ところで、あの女性型の黒い敵は前回シスターレイヤーがミコレイヤーにその姿を見たあの謎の女性なのかもです。腰の所にミコレイヤーと同じハートマークが付いてましたもん、先代ミコレイヤーなのかな。最終ボスにしてはチョイと登場が早い気がしますから、もうひと捻りくらい入ってくれそう。この要素も楽しみ楽しみ♪
そして次回予告。クルス様を抱えた謎の 4 人組と、水着のミコレイヤーで、いってよし! このあたりの見所を今回のように軽く外してくれるであろうこと、来週を楽しみに♪
2004.2.1(日) [巷説百物語] [ふたつのスピカ] [ふたりはプリキュア]
白とか黒とか何のコトかと思ったら。というわけで私は「白」です。笑。
いくつかの作品を見終えたので、溜まってきた未見作品群の第 1 話をつらつらと鑑賞中。
『巷説百物語』
1. 小豆洗い
京極夏彦の小説は最近の作品の中では、いろいろな意味で特に大切なもののひとつ。『姑獲鳥』で驚かせてもらい、そのシリーズの中では『狂骨』の雰囲気がとても好きです。今にして思えばその「夢」の物語である点が個人的なツボにピッタリ嵌まったのでしょう。ですが以後このシリーズは登場人物自体が表に出て徐々にそれが鼻につくようになり『塗仏』以後が積ん読状態になっています。『陰摩羅鬼』は『姑獲鳥』な雰囲気が戻ってきていたと相方サンが言ってたので、いつか読もうとは思っているのですが、なかなか、ね。
京極作品の他シリーズは、実のところ私「ホラーが苦手」という欠点を持っているため『巷説百物語』も当然のように避けていました。しかし一応京極ファンを名乗る上ではアニメ版の前に小説版を経験しておくべきだろう、と、恐る恐る手を出してみたわけです。
面白い!
最初の「小豆洗い」の前半あたりはどのようにこの作品を楽しんだら良いのだろうかと悩みつつの進行でしたが、又市さんやおぎんさん、百介さん達が登場するにつれ、そうか! あれだ! 京極夏彦ドラマ『怪』の流れを汲む作品だと気付いてからはもう、楽しくて楽しくて。あの『怪』はドラマとしての見所が満載で、その派手で大見栄を切った歌舞伎者然とした画面効果が実に見事な必殺仕事人していた、それがまた見所のひとつでしたが。この『巷説百物語』はその『怪』での毎回の結末部分にあった大立ち回りの部分は控え目に、事件の結末に至る流れをじっくり小説としての技を見事に繰り出して来る、その節回しが最大の見所になっていると言えましょう。
短篇集としての物語の並びもうまいこと絡み合っているようで、前の話の印象のまま次の話に移ることで少し引っかけられるような部分もあり。流石、京極夏彦侮れません。まだ 1 冊しか読んでませんが、この中では「舞首」がお気に入り。あれ? あれ? と進んだラストであの人が云々で、お見事! 参った!! という感じ。あと「芝右衛門狸」の狸さんが可笑しくて。他もまた甲乙付けられません、これはしっかり続きも読まなくちゃ。
というところでアニメ版の鑑賞を始めてみたところ。おお、きちんと別作品になってますよ。
印象としては、原作小説をまたひとつの原型として、新たな物語を組み上げてしまおうという印象。小説の第一話も「小豆洗い」でした、どちらも又市さん達が登場するまで話の向きが分からないよう作られており、そのあたりも原作小説と同じ狙いがあったように思えます。又市さん達が少し『怪』とは雰囲気が違いますけれども、又市さんのふたつ名が『怪』では「御行の又市」でしたが本作では「小股潜りの又市」になってましたし、名前は同じでも傾向の違うシリーズとしてあるんだろうな。このアニメ作品はこれそのものとして楽しむのが本筋のよう、原作を知っていても単品で楽しめる作品になってくれているようで、ホッと安心。
『ふたつのスピカ』
1. 打ち上げ花火
わたし、大きくなったらロケットの運転手さんになるから、そしたらライオンさん、ただで乗せてあげる。だから…。 by 鴨川アスミ@矢島晶子
上から花火を見たいから、もっと一緒に話をしたいから。「宇宙にいきたい」という気持ちは、そんな些細な理由からでもとても大きく持つことができるんです。
自分のことをユーレイだと言うライオンさんは、かつて宇宙を目指して空に散った青年だという。でも、ユーレイになった今でも宇宙に行きたいって思っている、行きたかったなあ、って思ってる。もう、見ることはできないけれども、いちどでいいから宇宙から地球を見たかったなぁ。その気持ちは、多感な少女の胸にきちんと届くほどに純粋なものでした。それをしっかり受け止めたアスミもまた純粋な子でした。
そして「見上げてごらん」。ああ、これは素晴しい、ラストシーンで神社の中ひとりでもう何処にもいないライオンさんを探し求めているアスミの姿からこのエンディングソングに入る時、ちょっと涙が滲んでしまいましたよ。いくつかの私の得意な物語の中でも「夢が繋がる物語」は特に大好きなタイプの物語です。そして今回この物語では夢を繋いでまた新たな夢が始まろうとしている、その瞬間を穏やかに静かに丁寧に描いてくれました。
5 人の少年少女が、ふっ、とただ少し上を向くだけのアイキャッチ、エンディングまで見た上で見返してみると何よりも適ししていると思えて、1 秒たりとも無駄にせずにこの世界を盛り上げてくれました。
鈴成先生のちょっとした恋の物語もまた、過去の物語の終わりから新たな物語が始まる流れを象っていたようでした。
『ふたりはプリキュア』
1. 私たちが変身!? ありえない!
ゆかな声だ〜♪ …と、喜びまくっていただけで 1 回終わってしまった感じ。笑。とにかく雪城ほのか@ゆかな嬢が素晴しい。黒髪ロングでハートの髪止め、おとなしそうな姿とは裏腹のあのさりげなくもものすごーく厭味なあたりが実に可愛いじゃないか。
内容的にはまあ客観的に見て良いデキなのは確かですけれども、お話的にはまだ全然動いていないから次回以後を楽しみにというところ。ふたりで力を合わせての部分はふつう精神的なものを用いて、第 1 話では偶然気持ちがひとつになった時に発動して徐々にだんだん…という作りになりそうなものを、本作では手を繋げばそれで発動できてしまうあたり、効率いいなあ、と感じてしまう。それは仕方のないコトだと諦めて。