岩井村営軌道

昨年末、パワートラックで有名な花園製作所から衝撃的な車両キットが発売されました。
岩井村営軌道という名前は、このキットを購入する間ではその存在すら知りませんでした。
山陰本線岩美駅から東南の岩井温泉までの3.4kmという短い路線でした。
そこを走る車両がとても面白く、片側がオープンデッキとなっていた自走客車やホイールベースが
とても短い客車や香車が両手で数えられる程いたそうです。特に、自走客車の伝導機構が面白く
エンジンから伸びた駆動軸の先の円盤と車軸を回す円盤が垂直に接触するという構造になっていたようです。
詳しくは、鉄道ファンNo.398(94年6月号)に掲載されていますので、そちらを御覧下さい。
なお、同型の車両が千葉県に走っていた夷隅軌道にもいたようです。





キットは窓抜き済みのエッチングを半田で組み立てるものです。屋根板はホワイトメタル製。
車体とのカーブにもピタリと合い、特に調整は必要ありませんでした。
ディティール表現も適度で、手を加えた部分はラジエータ部に保護の冊を取り付けてあります。
この部品は、銀河モデル製のED62用タブレットプロテクター(N-253)を加工したもの。
ヘッドライトにはやは銀河モデル製キハ35ヘッドライト(N-013)を使用しています。
また、テールライトは、エコーモデル製旧型テールライト(1614)です。
車体の色は、製造元の花園製作所にも訪ねてみたのですが、不明とのこと。
いろいろと資料を調べてみたのですが分からず、個人的な好みでブリティッシュグリーンに塗ってみました。
動力装置は組立済で調整せずに軽快に走りました。


自走客車のデッキ側


客車




この写真は、以前アップした「コッペルのいる駐泊所」に載せて撮影したものです。
Photoshopでセピア調にし、昔の写真のように粗してみました。