【Whisky〜“LOCH LOMOND (ロッホ・ローモンド)”】 「ロッホ・ローモンド」ボトル

 

■生産地■
  ハイランド

■購入ボトル■
  オフィシャル 年数表示なし 40度(約3千円)
  インチマリン 
45度(約5千円)

■感想■
(オフィシャル 40度)
  あまり今まで味わったことのないタイプのウィスキーです。舌触りは比較的やわらかい感じがするのですが,特徴的なのはその香り。アイラのウィスキーのように塩くさいわけでもなく,でも何となく薬品くさいような。咽の奥の方に「くわぁっ」とくる感じではなく,どちらかというと口の中全体に「もわぁっ」と広がる香りです。個人的には,その個性的な香りを楽しむことはできるのかもしれませんが,咽で香りを味わうタイプのものではない分,イマイチといった印象でしょうか。

  ちょっと気になるのは私の試したボトル,決してシングル・モルトとは記載されていないこと。あくまでピュア・モルトとしか記載されていないんですよね。他のボトルを見るときちんと記載されているのに,,, でも,一応,オフィシャルのボトルだし,今はヴァッテド・モルトとしてではなく,シングル・モルトとして販売されているはずなんで,大丈夫だとは思うのですが。

(インチマリン)
  45%と,ちょっと高めのカスクボトル。濃厚でオイリーな感じの匂いがするのですが,口に含んでみると独特の香りが広がります。上手く表現できないのですが,オイリーさを持ちながらも,ドスンとノドの奥に沈んでいくような香り。麦芽の甘さもありますが,どんよりとした湿ったダンボールのような感じも。

  一旦香りが静まった後に押し寄せてくる香りも複雑で不思議。フルーティーな訳でもなく,薬品臭的な感じの気もします。その後,華やかさは無いものの,何だか余韻の長いのです。ちょっと癖が強いものの,思っていた以上に魅力的な一本でした。

[商品説明]
  香り:シトラスフルーツ,春の花々,スイカズラの魅力的なコンビネーション。味わい:レモン,タンジェリン,洋ナシ,ジンジャーが層になって現れ,そこにリコリスのアクセント。フィニッシュ:ライトで穏やか。バニラやアニスがほんの少し感じられる非常に滑らかなフィニッシュ
 

■Note■
  ロッホ・ローモンドと言えば,スコットランドとイングランドの争いによる悲劇の歌,でもあるようですが,,,
  ローランド地方と境界線近くの南ハイランド地方にあり,シングルモルトの蒸留器とグレーンウイスキーの蒸留器が同居していて,また独自のクーパレッジを持つ数少ない蒸留所である“ロッホローモンド蒸留所”。ポットスチルは2基しかないが,特筆すべきはリトル・ミルと同じ変形スチルであること。通常のスチルと違って首の部分に精留器のようなコラムという装置がつけられていて,これによってアルコール度数やタイプの異なる数種類のウィスキーをつくることができるようです。

  ここで生産されるシングルモルトのひとつブランド「インチマリン」は,特殊なデザインのスチルが使われていて,プレートの数が非常に多く,より効果的かつ柔軟に多様なフレーバーを生み出すことができ,フルーティーフレーバーの強い特徴的なモルトとなっております。

  なお,最近,オーナーが替わり,新生の蒸留所としてスタートしたため,以前は「紙とかダンボールとかのような香り」と言われていたころとは,異なる感じになっているようです。
  

■ラベル■

  LOCH LOMOND
  PURE MALT

  Produced in the Scottish Highlands
     

 ロッホ・ローモンド ボトル裏 ロッホ・ローモンド 栓

(インチマリン)