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最近読んだ本(2)


■定期購読している雑誌

(1)「日経パソコン」日経BP社…隔週配本

 昨年(98年)の暮れから定期購読を始めた。すでに5冊ほどが届けられたが、じっくり読みこなす前に次のが来るという具合で、情報処理能力の低い私には追い立てられているような感じのする雑誌である。内容は、パソコン雑誌の中ではもっとも老舗を誇るだけあって、かなり良質である。ただし、広告が多くて連載ものは後ろの方に申し訳程度に付いているような点がちょっと気になっている。まあ、1年分のお金をすでに払ってしまっているので、せいぜい元手は取れるよう何とか読みこなして血肉にしていこうと思っている。

(2)「パリティ(物理科学雑誌)」丸善…毎月定期購読

 この雑誌の購読歴は長い。もう創刊号からの購読であるから10年以上になることは間違いない。あのTVの番組でもよく見かける早稲田の大槻教授が発起人みたいな形で始めた雑誌である。この雑誌は完全な物理分野の専門的な内容なので、大学などで物理関係の勉強をしていない人が買ってもおそらく内容はチンプンカンプンだろう。そういう私もこの雑誌を読みこなしているとは言えない。ただ、連載ものや教育関係のところは毎号必ず目を通している。

 笑ってしまうのは「パリティ」という名前の意味を知らない人が間違って買ってしまうことがあるようで、表紙の右上に(物理科学雑誌)という副題が付くようになったことだ。量子力学などをきちんと学んだ人なら「パリティ」の意味も理解されているだろうが、物理などに興味のない人にとって「パリティ」なんていわれても困ってしまいますよね。
 「パリティ」て何?なんて聞かないで下さいね。正直に言うと、物理で量子力学をしっかり学んだはずの私もちょっと自信がないのです。f^_^;) まだまだ勉強が足りませんね。

(3)「合格情報処理」学研…毎月購入

 シスアドの勉強のために購入している雑誌。しかし、前回2回目の試験に失敗してダメージを受けて、このところ買っているだけの状態に限りなく近い。内容はとてもいいのだけれど、これだけ読んでいると昔の受験時代を思い出して気が滅入ってしまうので、1日で決めた時間しか目にしないようにしている(これじゃ受かるわけないかなー??)

■寝床で最近読んだ本

(1)赤瀬川原平『老人力』筑摩書房

 新聞の書評に書いてあったので、興味を覚え購入した。真剣に読むほどの本でもないので布団の中で眠くなるまで読むことにして、枕元へ。少しずつ読んでみたが、「なるほどボケることを老人力」と読み替えるのも意外な発想だなと変に納得。しかし、老人がそんなに元気に活動しているのは私には解せないので、一応形だけ同意しておくことにした。自分が歳をとったらどうなるのか?は今のところなんとも言えないが、「老人力」なんて無理に言葉の言い換えをせずに黙って自然の流れに沿って生きて行きたいと思っている。

(2)リチャード・カールソン(小沢瑞穂訳)『小さいことにくよくよするな!』サンマーク出版

 何でもこの本はものすごく売れているのだそうですね。知りませんでした。本屋さんでちょっと見て面白そうなので、買って少しずつ読んで見ました。こんな本が何で売れるのか私にはふと疑問になりました。あまりにも当たり前のことが、章を短く区切って書いてあるだけで、「それでどうしたの?」と思ってしまうことが多かったというのが実感。これなら、アランの『幸福論』とかの方がずっと奥が深くて眠る前にはぴったりだと思う。「小さいことをくよくよするな!」と言われても、くよくよしてしまうのが人間なのだと私は思う。言われてくよくよしなくなるような人は最初からくよくよなんてしていなかったのでしょう。悩みはそんな簡単に消えるものではないですよね。

(3)ダイエル・ゴールマン(土屋京子訳)『EQ…こころの知能指数』講談社

 かなり前に買ってつん読していた本であったが、『知能指数』という本を読んでそれとの比較に興味を覚え、読み始めた。といっても寝床でウツラウツラしながら読んでいたせいか内容はあまり覚えていないし、理解もしていそうにない。

 「IQ」にしても「EQ」にしてもだれが何の目的でそれを必要とするのか?によってその意味は大きく異なってしまうように思う。他人との比較を目的にすれば、当然「モノサシ」的な意味合いが出て、数値などで比較する方法などが前面も出てしまう。このとき、数値は一人歩きをすることを止めることはできない。数値の意味を知っている人が少ないのは世の常。そうなると、またしても「あの人はEQは…なんだって。すごいわねー」式の会話が出てくるのではと、夢の中でも考えてしまいそう。

 人間の持つ能力を何とか知りたいという欲求は最近とみに強いように思えるが、どうも「能力主義(実力主義)」みたいな風潮が欧米から吹きまくって来て、この日本でも慌てふためいてその対処に懸命という構図になっているが、果たして「能力主義」はどれほどのものかは不明である。慌ててせっかくの伝統を捨ててあとで後悔することの多い日本。この辺で少し冷静に分析してから、慌てずに行動指針を決めてもいい時代になっているように思えるのだが、いかがなものでしょう。

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