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読書日記2008


■またまたまた今年も

 昨年末で、このホームページの閉鎖に伴い、この読書日記もひとまず終了した。1年間くらいの間隔をおいて、見直し点検をしてから、元気があれば再開するかとかんがえていた。が、気まぐれというか、山岳会のページはつづけることになるため、結果的に5ヶ月ほどかんがえて再開をきめた。この読書日記もまたはじめようとおもう。しかし、もう読書も新しいものを読むのと同じくらいのペースで、以前読んだものの読み返しもふえてきた。同じ本を何度も紹介しても意味はないが、この日記自体が本の紹介を目的としたものではない。その本を読んだときの自分のおもいや環境を伝えるのと、自分の備忘録として残しておくことが主たる目的であったことをおもいだし、すなおにそれに従うことする。よって、中身は以前と同じである。

■今年もまた積み上げ方式

 形式はいつもと例年と同じで、積み上げ方式。一番上に最近、読んだものをおくことにしてある。本の内容を紹介するのがメインではないので、あまり参考にはならないとおもう。昨年来、読書量は次第におちているから、今年はどうなるのやら。まァ、自然流にまかせるしかないだろう。本が読めるだけの体力・気力がのこっているだけで善しとしたい。

 2008/05/11 (日) 9:51


★佐藤文隆・松下泰雄『波のつくり』講談社ブルーバックス \860
 サブタイトルに「(こと)を見る物理学」とある。このフレーズが気にいって買った。物事とかいうが、物理学では「物」=「つぶ」で、「事」=「できごと」である。「波」はつぶがある場所からある場所へ移動する現象ではない。ある場所の「できごと」がつぎつぎと伝播してゆく流れである。これは、つぶを扱う力学そのものでは容易に対応できない。さらに「できごと」の移動は「周期的なかたち」の移動ともいえる。この現象は、さらなる広大な世界への入口ともいえる。専門的な話題も多くでてくるが、コラム等を利用して適切な解説も補足されていて読みやすい。わたし自身にとっても、ちょうど高2生の物理Tで「波動」を教えているところであったので、とてもいい刺激を受けた。おおきな視点から「波」全体をとらえて解説していて、参考になること大であった。
2008/01/05(土) 11:39

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