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日本縦断飛行(本州編5)
< 庄内空港 → 山形空港 >


庄内空港を飛び立ち、日本海をバックに一路山形空港に向かう

■庄内空港は幻か?
 
 空港はあるはずなのに、肝心の滑走路が空港からまったくちがう(上空からは海沿いすぐに見えたのです)場所にある不思議な空港:庄内空港を強引に飛び立つことにしました。6月5日のことです。滑走路がないため、草地を滑走しての離陸です。実機ならとんでもないことが起こりそうな離陸ですが、そこはFlight Simulatorのいいところで何とか無事飛び立つことに成功しました。それにしても変な気分の残る空港でした。ひょっとしたら、実際にはまだ完成していない空港なのかも知れないのかな?でも、イカロス出版の『出発進入経路マップVer.2』にはきちんと載っているからあることはまちがいないはずなのです。ぼくのFS98にはいろんなファイルを追加してあるので、ひょっとしたらその関係で飛行場の表示がおかしくなっている可能性は考えられます。

 離陸をすると、高度4500フィートくらいのところを東に向かって飛ぶことになります。上のプリントは一旦日本海に出て方角を東に変え、上昇を続けているときのものです。今回のNAVIは「NavicomGPS」と音声には「GPWS98」を用いています。高度が4000フィートくらいになったあたりで、NAVIの設定でオートパイロットに変えて、自動操縦に切り替えました。これからしばらくの間は操縦桿には触れないでもよいのです。

 この日は雲が多く、時おり画面が真っ白になってしまうことが長く続きました。飛行の途中に特に高い山もないためできるだけ高度を上げずに飛んでみたのですが、こう雲が多いと、画面に向かっていても面白いものではありませんね。飛行は順調で、山形空港にはほぼ北向きに南から着陸する予定なので、その途中で「Tex98」の作者の鈴木先生の故郷である米沢の近くを飛ぶのではと期待していました。しばらくすると思っていたとおり、ダウンロードして入れた「米沢の市街地」が見えてきました。その上を左旋回しながら北上していきます。もうすぐ、米沢空港が近づいてくる時間です。

■山形空港へ

 米沢の市街地を過ぎて北上を続けると、すぐに山形の市街地が前方に見えてきました。今度は、庄内空港のように滑走路と空港が全くちがうところにあるという、変な現象はおきてないようです。空港の施設の中にまちがいなく滑走路が見えています。一旦アプローチポイントまで飛行機を誘導して、そこから滑走路に進入していきます。ギアを落とし、フラップを大きく下げて速度も100NMから少しずつ遅くしていきます。

 滑走路が前方にはっきりと確認できた段階で高度は2000フィートほど。ここからゆっくり高度を下げて行き、最終的に滑走路に静かに滑るように着地できれば成功です。もうかなり飛んでいるのですが、まだまだ練習不足で気持ち良く着地できるのは本当にまれです。毎回どこか不満なところが残るのがつねです。「今回こそは…」という気持ちで操縦桿にも力みのないように「そおーと」触ります。「おお調子がいいぞ…」ともうすぐ着地というところまでいったとき、横風が吹いてきて機体が一瞬ふうーと右に流されました。あわてて操縦桿を左に倒し、もとにもどそうとしたら返って機体が傾いてしまい、そのまま着地。ドスンドスンとジャンプをしてしまい、ようやくのことで機体をセンターラインに持って行き、ブレーキをかけました。何とか着地成功。それにしても、最後の最後まで気を許せないのが着陸ですね。飛行機と山登りでは全く範疇がちがいますが、山登りも登るときよりは下山の時の方が事故が多いようにおもいます。やはり「気がゆるんだときが、事故のはじまり」という点では、同じタイプになるのかもしれませんね。

 今回は飛行をしてから、記録にまとめるまでに時間がかかってしまいました。いろんな理由はあるのですが、何といっても職場が変わり、その気づかれがちょうど出てきたようなのです。それに「うつ状態」も平行して現れ、ホント困りました。今日は、気力を出して朝から自宅のパソコンに向かっています。それにしても、いつになったら関東を超えられるのか?先は長いですね…f^_^;)

                                                      1999.06/27
 

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