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日本縦断飛行(本州編9)

< 福島 → 成田 >


福島空港から成田へ向かう。左側に太平洋を望みながらの飛行になる。

■ いよいよ東北より関東へ

 北海道から東北を経てようやく関東地方へと日本縦断飛行の旅は進んできました。夏休みが終わりに近づき、夏の後始末(夏山の山行記録や生徒に出した課題ノートのチェックなど)をすませると、しだいに縦断飛行のことが気になってきました。とにかく関東にはやく進んで行きたいとおもいつつ、ようやく時間がとれたのは9月の夏休み明けにあった「課題テスト」の採点が終わった9/6でした。

 いつものように飛行機は「Baron」、Naviは「FSNavigator2.0」を使って飛ぶことにしました。Naviの設定を終えると高度設定が自動的におこなわれ、今回は巡航高度が16000フィートになりました。福島空港は新しい空港で郡山と白河の間の辺にあります。私はこの空港を利用したことはないのですが、地元の人にとっては北海道・関西・九州などの遠隔地に行くのには大変に便利になったとのことです。関東に住んでいる私にとっては利用するメリットはほとんどないのですが(帰省するときはほとんど車で行きますから…自宅から約6時間)、新幹線などで東京を経由して関西・九州などに出かけるのと比較するとたしかに地元にとってはメリットがあるのかもしれません。ちなみに私のカミさんの実家の子どもたちは、修学旅行(な・なんと中学校なのに)で関西へ出かけたとのこと。もちろんこの福島空港から関西空港へ飛んだことはいうまでもありません。というように、時代はどんどん変化しているのですね。私のときは蒸気機関車で上野まで来て、東京見物でした。隔世の感があります。

 さて、福島空港を離陸すると、阿武隈山系を眼下に見ながらほぼ南方に向かって飛行をつづけます。下層の雲を抜けると左手には太平洋が見えてきました。上のプリントは福島県から茨城県へ入ったあたりで撮ったものです。いよいよ東北から関東へと突入!というところです。

■ 成田空港へ

 飛行は順調に進み、高度をゆっくり落として行くと、前方に「成田空港」の明かりがそれとなく見えてきました。ここまでおよそ40分くらいかかりました。あとは、滑走路が見えてきたら「自動操縦」を解除してマニュアルで着陸態勢に入ります。成田空港のシナリーを「Flightsim.com」からダウンロードしてFS98の中にいれてあるので、滑走路が近づいてくるとターミナルビルやいろんな飛行機が見えてきます。もう滑走路が前方に見えてきました。いつもこの瞬間は緊張します。着陸に失敗すれば最初からやり直すことにしているので、できれば1発で決めたいというのが本音です。ギア(車輪)を降ろし、フラップを最大に下げます。風のためか機首が少し振られますが、ラダーを使って滑走路にまっすぐになるように微調整していきます。高度はこまかくチェックしていないと事故のもとですから、高度計を見ながらスロットルをしぼって高度を下げます。滑走路が前方に大きく見えてきました。滑走路の進入路の一番端にちょうど着陸できそうです。スロットルを完全に落とし、機首を少しあげてゆっくり飛行機が着地するのを待ちます。「キュルル」と音がして無事着陸しました。あとは、機体をまっすぐにたもったままブレーキを小刻みにかけて行きます。この「Baron」という飛行機は急にブレーキをかけると機首があっちこっちを向いてしまい、終いには先日あった中華航空の飛行機のように横転してしまうので注意が必要です。スピードが落ちてきたところで、ブレーキを強くかけると飛行機は静止しました。ホッとため息がでます。

 こうして、飛行の練習で何度も訪れている成田に無事着くことができました。関東にくれば、行きたい空港は羽田空港と地元の厚木飛行場くらいですが、今回はあの「全日空機ハイジャック事件(機長が亡くなった)」で犯人が着陸してみたいと言っていた横田飛行場あたりも飛んで行ってみようかな?と思ってます。横田にはまだ1度しか着陸したことがないのです。距離が飛行機で飛ぶには近すぎますが、有視界飛行も可能なので、関東をしばらく楽しんでみようと考えています。

 1999/09/19

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