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日本縦断飛行(奄美・沖縄編2)
< 屋久島 → 奄美大島 >


屋久島をあとにして、一路奄美大島へ。

■奄美大島へ

 前回に引きつづき、南海の島へと飛び立ちます。屋久島で10分ほど休憩をとったあと、再び滑走路にタキシングして離陸の態勢につきました。11:55離陸開始。滑走路から南東方向へ向けての離陸です。できるだけ洋上を眺めながら飛んでいきたいので、高度は4500フィートくらいで水平飛行に入りました。上空にはかなり雲が出てきていましたから、これ以上高度をあげれば、ただ雲の上を飛行するだけになってしまいます。せっかくの南海です。じっくり風景を楽しみながら飛びたいものです。離陸後、しばらく飛んで後方を振りかえると先ほど鹿児島から飛んできた屋久島の全景がきれいに見えました。このあと、トカラ列島を右手に見ながらのひたすら長〜い洋上の飛行になります。今回もナビは使用せず、FSNavigatorの飛行機マップをたよりにおおよその方角だけを決めて飛びました。速度はほぼ160ktでのんびりした飛行です。

 12:30頃に前方に島が見えてきました。大きな島です。その島の左にももう一つ別の島が見えます。大きな島が奄美大島で、左に見えるのが喜界島にまちがいありません。奄美大島の飛行場は島の北端ちかくにありますから、屋久島から飛んでいくと、ちょうど島が見えてすぐのところに飛行場があるはずです。大島に近づき、高度を下げながら、飛行場を探します。しばらく探していると見つけることができました。あとは無事着陸できるように態勢を整えるだけです。滑走路がはっきり見えてくると、ギア・フラップを下げて着陸の態勢に入ります。きょうはもう2回目の飛行ですから、操縦の感覚ももどっています。滑走路の正面に飛行機をもっていき、高度をゆっくり下げていきます。もうすぐ大島です。落ち着いて操縦桿を操作します。滑走路が大きくなってふわりと着地しました。12:45無事着陸。長い50分の飛行でした。この飛行の間に昼食もすませていたことは言うまでもありません。ここで、10分間の休憩をとりました。次は沖縄の那覇空港までの長い飛行になります。

■ナビゲーションについて

 これまでの飛行で使用してきたナビゲーションは、かなり前に紹介したのですが、ここでもう一度紹介しておきます。最初の頃に使用していたのが「NavicomGPS」というものです。これは、丹羽さんという方が作られたものです。非常に軽いソフトでとても使いやすいです。目的地を決めて起動させておくと、「Z」キーで自動操縦に入ってくれます。今でも使うことは多いです。

 音声を出して高度や速度の情報を教えてくれるものに「GPWS98」というものがあり、これはいつも使用しています。というより、FS98を起動すると自動的にこのシステムが稼動するように設定してありますから(これは自分で設定するのですが)、飛行機が画面に現われればもうこのソフトが動いているわけです。飛行機が離陸するために滑走しはじめると、「V1」とコールがかかり操縦桿を引く(上昇する)タイミングを教えてくれます。「Z」キーで自動操縦に切り替えるのは上で紹介したものと同じですが、自動操縦になった状態で「¥」キーのあとに数字を入れると高度を変えることもできます。「@」キーのあとに同じように数字を入れると方角を変えることもできます。これまた、じつにうれしいソフトです。作者には本当に感謝しています。

 最後に「FSNavigator」という視覚的にすぐれたものも使わせて頂いています。使っていたのはバージョン2.30です。残念ながら、職場で使っているパソコンにはこのソフトをインストールできたのですが、自宅で使っているパソコンにはどういうわけかうまくインストールできずに困っています(これを入れると飛行機が逆立ちしてしまうのです)。このナビゲーションは「F9」キーを押すと世界のマップが現われ、自分の飛行機が現在いる場所に表示されるのです。それが飛行機の進行とともにマップ上で動いてくれますから、現在どこを飛んでいるかがひと目でわかるのです。この機能ははじめて飛ぶ場所などではとても助かります。わたしも今回の飛行でずいぶん助けられました。有視界飛行をおこなうときにも、これで飛ぶ地域を拡大表示しておくと自分の飛んでいるところが、地図上でわかるのです。前回の飛行も今回もこれを利用していたのです。まったくの勘だけで飛ぶことは実際にはそうできることではないでね。

 以上、3つのナビゲーションソフトを併用しながら今までの飛行をつづけてきたのです。飛んでいるうちにいろいろな機能を学べてとてもためになりました。作者の方々には非常に感謝しています。m(__)m

 2000/01/25 (火) 9:46:09 AM

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