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日本縦断飛行(北海道編2)
<女満別→中標津>


女満別空港を飛び立ち左前方に知床半島を望みながら右旋回。海はオホーツク。

■■ 女満別(網走)から中標津へ

■ 思い出のコースを上空から

 このコースはぼくらの山岳会でも車で逆コースを数年前に辿っており、思い出深いところです。今回はこのコースを飛行機で飛んでみようと飛び立ちました。99年2月14日(日)13:47に女満別空港を離陸。今回のNaviは「Nav19」という日本の25万分の1のマップ上に、自分の飛行機の動きが自動的に表示される優れもののNaviを使うことにしました。飛行高度や飛行速度(対空気)を音声で知らせてくれるGPWS98も併用してのフライトです。中標津へは途中で「Nav19」を使えば簡単に進行方向をセットできるので、まずは高度を4500フィート、速度を160kt(ノーチカルノット:約2倍すればkm/hが出る)に保って、知床半島に向かいそのまま右手に斜里岳を見ながら東へ半島を横切りました。そのまま飛びつづけていると、ロシア領土になっている国後島の上空まで飛んでしまいました。これが、現実ならロシアの戦闘機でも飛んできて打ち落とされるところですが、FS98では大丈夫。安心して島の上を少し飛んで、いよいよ目的の中標津に方角をセットする段になりました。「Nav19」のマップ上で中標津空港の場所をマウスで右ダブルクリックして「center」にして「fly to」のマークをクリックすると自動的に飛行機の方角は中標津空港を向いて飛び始めます。後は「GPWS98」のALT(高度)設定で少しずつ高度を落として行き、10NM(ノーチカルマイル:これも約2倍でkmへ)の辺でギア(車輪)を出し、フラップを下げます。今回の飛行機も滑走路の関係からビーチクラフト機のBaronを用いました。

 前方に中標津の空港が目視でも確認できた段階で、手動に切り替え速度・高度・方角を少しずつ調整しながら滑走路を目指します。滑走路が大きくなって「GPWS98」の高度音声が10(テン)と告げると、ジョイスティックを少し引いて機首を上げます。ヘッドアップ・テールダウン(前上がり・尻下がり)の格好で滑走路に着地。すぐにブレーキを少しずつかけながら、飛行機の振動をジョイスティックで感じつつコースラインを割らないようにこらえます。ようやくブレーキが効いて無事静止。何とか無事着陸に成功です。14:17中標津空港着

■「Nav」について

 ぼくが現在飛行に用いている「Nav」は前回紹介した「NavicomGPS」と「GPWS98」そして今回使用した「Nav19」の3種です。いずれも「フリーソフト」ですが、いずれも作者の方がすばらしい作品に仕上げておられるものです。ふつうに製品として売られているものもありますが、ぼくは使ったことがありませんから何とも言えません。上記の3種は毎日のように使っていますから、どれもすばらしいものであることはいうまでもありません。

 ぼくの使い方は、気ままにブラーと飛びたいときには、帰りに困らないように「Nav19」を起動してからFS98を動かしています。ただし、「Nav19」の日本の辺の地図はひずみの関係で実際の空港などの場所とずれているので、FS98用ではないのですが、NiftyのFFSのライブラリから「Nav17用日本地図」をダウンロードして使っています。このユーティリティーで「Nav19」は起動できないのですが、日本周辺の地図を正確に表示してくれる役目は十分にできます。「Nav.lst」も全世界用ではなく「Asia.lst」というほとんど日本周辺だけのリストを作っておくと起動はものすごく速いです。

 羽田から千歳などの長距離の飛行のときは、目的地がはっきりしていますから「NavicomGPS」が大変優れています。通過地点もセットしておくと自動操縦でそのコースを飛んで行きます。目的の空港にILSがあれば、その10NM近くになったら「アプローチ・セット」をすれば、着陸体勢に入れる地点まで自動的に誘導してくれて、そのあと滑走路に向けてピタリと誘導してくれます。1時間半近くも飛んで、千歳空港が目の前にピタリと現れると、感動もひとしおです。作者の丹羽さんには感謝するしかできませんが、実に名作です。

 「GPWS98」は最近バージョンアップしてFS98用として出たばかりで、いろんな機能があり、ここで説明できません。ただ、音声のファイルを入れると、離陸・着陸のときや飛んでいるときのスピードなども音声で知らせてくれ、臨場感が一気に高まるのにはもう負けてしまいます。なお、「Nav19」などのソフトはFSの世界では有名な「Flightsim.com」からダウンロードしてくるのですが、このサイトは「ログイン」するのにちょっと戸惑います。まず、自分で「ID」と「パスワード」を好きに決めておいて、それを入れるボックスに入れて中に入ります。確か始めてのときは、中に入ると「メールアドレス」とかいろいろ記入するところがあって、それを済ますと、次回アクセスするときは「ID」と「パスワード」を入れると中に自由に入れます。もちろん無料です。入ったらファーストページの一番下の方に「GO TO MAIN MENU」というのがありますから、そこをクリック。次のページで表の右真中辺に「search files」とか「New Files」とかありますから、その辺で探すと見つかります。

 自分の好きな「Nav」で世界に向かって飛び立ってくださいね。                  1999/02/14

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