TopPage


3<Vermont州(Montpelier)→Massachusetts州(Boston)>


ボストン空港へ近づくCitation

もうすぐボストン空港だ。町並みや橋も見え始めた。空港は機首上の緑地部分にある。

■日本にもなじみの深い州都ボストン

 自然豊かなバーモント州からいよいよアメリカらしい町並みのマサチューセッツ州の州都ボストンに向かうことにする。Mass.と略称されるこの州は今回の旅の3つ目の州になる。ボストンマラソンや小沢征彌が常任指揮者をつとめていたボストン交響楽団などがあり、日本でもよく知られた町である。

 7/3(月)19:50にバーモント州のBarre Montpelier空港を離陸した。この日、2度目の飛行である。じつは、この旅のはじめの計画では、メーン州からバーモント州に飛んでから次にニューハンプシャー州→マサチューセッツ州と飛ぶ予定であったのだが、練習のつもりでニューハンプシャー州のコンコードまで飛んでしまったため、順番が狂ってしまったのだ。でも、長い道中いろいろあるからそんな細かいことは気にしないで進む。これがあったためボストンに向かう途中でまたしてもコンコードの上空を飛ぶ羽目になってしまい苦笑する。アメリカ東部のこの周辺はまだ州が小さくて比較的短時間で次の州都まで飛ぶことができる。しかし、アメリカ全図の中央部に入るともうそんなのんきなことも言ってはいられない。州の広さもググーと大きくなるし、飛びなおしなどなかなかできないので、今から計画には念を入れておかねばならない。

 飛行機はもう説明の必要もないだろうけれど、いつもの「Cessna Citation Tylorean」。どうもぼくはこちらのカラーリングのほうが気に入っているようで、ひとりでにこの機体を選んでしまう。「日本縦断飛行」でもお世話になったBeechcraft機「Baron」のカラーリングもそういえば似ているようで、こういうところにぼく自身の「好み」が出てしまうのかもしれない。高度は10800ft、速度は350ktで自動操縦に入った。自動操縦に入るときには、まず飛行機をほぼ水平にして安定させたところで、ジョイスティックをセンタリングに直し、その後「Z」キー(自動操縦マスタースイッチ)→「Ctrl+Z」キー(高度維持)→「Ctrl+H」キー(針路維持)の順にキーボードを使って設定する。これを設定すれば、あとはマウスで高度や針路のメーターの数字を上げ下げするだけで、飛行機は自動的にこちらの求める高度・針路に進んでくれる。ただし、速度だけは気をつけないとオーバースピードになり、機体の安定を壊すもとになるので、その機体の最高速度の8割くらいで押さえておくのが無難だとおもう。ちなみにこの機体は380ktを超すとオーバースピードになり、機体が不安定になる。これは、実際に飛んでみて試しておかないと本番で失敗するので、気をつけておきたいことである。FSを何年もやっている人には当り前過ぎることで蛇足であろう。しかし、すぐにマッハのスピードを出したがるFS初心者の方もおられるかもしれないので、参考になればとおもい、書いてみた。

 この速度だと本当に速い。バーモント州のモントペリア空港を飛び立って、20分も過ぎる頃には、ボストン空港が近づいてきた。すでに上に書いたやり方で徐々に高度・針路を調整してきたので、このままいけば5本あるボストン空港のR15(真北を0度として時計回りに150度…南南東にあたる…方向へ伸びる滑走路を示す)滑走路にまっすぐ進入できるようなので、のんびりと風景など眺めながらスナップを1枚。この辺は歴史の浅いアメリカでもレキシントンだのケンブリッジだのそれなりに由緒のある場所柄のようだ。実際に行ったことがないので、返って何とでも書けるというのも気持ちのいいものである。この先アメリカに実際に行くことがあるのか、ぼくには今のところ予定もないが、行くことになったらこの辺は行ってみたいとおもう。何でも日本の京都と姉妹都市になっているというのもそういう歴史的な意味もあるのだろう。20:15無事ボストン空港へ着陸。25分のフライトだった。飛ぶのは楽しいが、これをHPで紹介するとなると、いろいろ書いておきたくなってまたしても時間がかかってしまうのが、なんともわずらしくもある。でも、先日ぼくの友人が「写真を載せたら、説明文くらいもっとちゃんと書いたほうがいい」なんていわれたこともあり、もう校正など考える暇もなくキーを叩きつづけている。自分のHPをこまめに更新しようとおもうと、正直なところいちいちこまかい文章の校正などやっていたら、とても身がもたないとぼくは半分あきらめている。クレームも多いけど、励ましもあるので(一番うれしいのは「リンクを張ってもいいですか?」というメールですね。宣伝の好きでないぼくも思わず「どーぞ、どーぞ、やってください!」になる)、何とか続けているのかもしれない。でもよく考えると、HPなんて自己満足以外の何ものでもないとおもっている。こんな文章を読んで何になるのかなるのか?ぼくには自信はありません。

■今後の予定は?

 アメリカ全図を見ると、アメリカ東部地方は小さな州が固まっているので、次回あたりからまたしばらく「Baron」でのんびり飛んでみようと考えています。それでも、南下するにしたがい、州都間の距離がゆうに500kmを超えるようになるので、順次「Cessna Citation」を使って飛ぼうかな。ときおりはSu-27とかF/A-18・F-14などで飛んでみるのも楽しいだろうけど、これらの飛行機ではとても州都の空港によっては着陸できないよね。やっぱり安全第一で飛ぶことにしたい。苦労して見つけた機体なので、性能を思う存分味わってこの旅を楽しんでみたいな。最終目的地「ホノルル」(もうこの周辺は何度も飛んでいるけど)がものすごく遠くに見えるなー。

■関係ない雑談

 そうそうこの機体に欠点を一つ見つけた。この機体を選択すると、滑走路に現われるときに機首部分がバウンドしてときにはガシャーンと壊れることがある。壊れてもしばらく待っていれば、今度はおとなしく現われてくるので心配はいらないが、気分はあまりよくない。FS(以前のバージョンもそうだが)に、アドオンで自分の好きな機体を組み込むとうまく動かなかったすることは頻繁にある。中にはNAVIを入れたために飛行機が逆立ちしてしまう現象にもぼくは出会っている。それでも嫌気がささずに続けていることに自分でも不思議さを感じている。

 飽きっぽいぼくが何とかつづいているのは、物理と登山とFSとプラモデルくらいなものか。パソコンは好きだけれど、それはFSなどをやるための道具としてだけ。仕事で使うのは本当はものすごく嫌いだ。とくに「仕事のパソコンは嫌いだ」というようなことを言ったときに、ふつうのパソコン通がバカにするような感じでみること。ビジネスシーンでパソコンを使うことが好きな人は勝手に仕事に使っていればいいし、そんなことにぼくは興味はない。しかし、FSなどのパソコンでのゲームも実にすごいのだということを少しはわかってほしい。それに、仕事で使う程度のパソコンの操作やプログラム(マクロなどもあるけど)程度のことは別に意識しなくてもできるのだ!FSの奥深い世界にはいれば、仕事パソコンなど足元にも及ばないような高度のテクニックを必要とすることをふうつのパソコン使いたちは理解していない!と言いたい放題わめいてみました。でも、これホントだよ。

 2000/07/11 (火) 3:33:26 PM

■ indexへ ■ 前のページへ ■ 次のページへ ■ TopPageへ