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30<Arkansas州(Little Rock)→Louisiana州(Baton Rouge)>


夕暮れの空をルイジアナ州へ向けて飛行するA320

夕暮れを過ぎた漆黒の空を高度32000ftでルイジアナ州に向うANAエアバスA320-200

■夕暮れの空に夕焼けは見えず…

 昨日(2001/07/07)に夕焼けの空を飛べたので、もう一度とおもい「季節と時刻」で「夕暮れ」を選び(ちょうどこちらも夕方だったので)挑戦してみました。結果は見事失敗でした。本当に微妙な時間と天気などの関係で同じような景色にはならないのですね。夕焼けをバックにと意気込んで出発したのですが、日は落ちてもう真っ暗な空を飛ぶことになってしまいました。

 2001/07/08(日)17:25 Arkansas州Little rock Adams空港をANA A320-200で離陸しました。以前にも使用したエアバスです。滑走路も短くても飛べるすぐれものなので、今回また使ってみました。離陸後、夕焼け空を飛べるかなと甘い期待を抱いていたのですが、機外視点であちこちから見てみましたが、淡く赤味がかって見える程度でとても夕焼けにはならず、すぐに日も落ちてしまいました。あとはどんどん暗くなる空をライトをつけて飛ぶだけです。何せ風景といっても暗くなる一方なのですから、撮ったスナップもどれもみな似たようなものでさっぱり面白くありません。その中の1枚が高度32000ftで撮った上のスナップです。これに懲りてもう夕方から夜にかけて飛ぶのはやめようとおもったほどです。

 FS2000では夜でも星々も見えて、夜の飛行もそれなりにはきれいなのですが、風景に関してはやはり物足りないですね。あのFM東京の名番組「ジェットストリーム」の音楽でもバックにあればいいだろうなーなどとおもいながら飛んでおりました。飛行機は465ktsの速度で飛んでいるのですが、まったく速度感がありません。画面も止まったようでほとんど変化がないのです。でも速度計などは正確に速度を表示しています。実際に夜の空を飛行機で飛んだときもそういえば速度感がなかったのをおもい出しました。時速でいえば900kmほども出ているのに(秒速で200m以上)機内はちょっとのゆれを除いて地上と同じ感じです。これが、物理でいうところの「慣性系」ですね。とか、つらつらかんがえながらマップを見たり、本を読んだりと内職をしながらいつも飛んでいます。自動操縦にセットしてあっても、実際にはそれほどパソコンの前を離れたりしないのは自分でも不思議です。

 このコースは距離があります。1時間以上はかかるかなーとおもっていましたが、本当に長いです。今回の目的地ルイジアナ州のBaton Rougeは1992年に留学していた日本人の高校生がハローウィーン・パーティに行く途中で誤って射殺されたところです。今やアメリカ全土で日本人のいない町などないほどになっているのでしょう。アメリカが広くても日本人はどんな田舎にも行ってしまうみたいですね。驚くべきパワーです。

 そうこうしているうちにちょうど1時間が過ぎたころ、Baton Rougeが近づいてきました。Metro-Ryan空港というところに着陸する予定なので、マップで確認。間違いありません。高度は4000ftほどにさがっており、もう着陸はすぐです。高度3000ftでギアとフラップを下げました。正面に空港の滑走路の表示灯がきれいに見えます。落ち着いて操縦しながら、滑走路に向います。18:30無事着陸。そして停止。1時間5分のフライトでした。

 2001/07/09 (月) 21:17:47

■墜落

 今、私の手元に加藤寛一郎『墜落』講談社+α文庫という本があります。副題に「ハイテク旅客機がなぜ墜ちるのか」とついています。全部読んだわけではありませんが、氏の結論としては飛行機の操縦は最終的には機械に任せたほうがいいのではないか、という意見で終わっています。下手に人間が操縦するから、ハイテク機のコンピュータと判断が競合してしまい、結果として墜落してしまうことが原因のほとんどであると見解です。じつは、飛行機大好きの私もこの見解は正解であるとおもっています。「いや、万が一のときは人間が判断して臨機応変に対応するのがいいのだ」というのがふつうの考えだとおもうのですが、私はそれは間違っているとおもっています。人間のほうが判断ミスをおこしやすいのです。これは、ハイテク旅客機だけでなく、ジェット戦闘機でも同じです。

 先日、航空自衛隊のF-4Fファントムが機械的な故障で誤って機銃を発射してしまうという事故がありました。あれは電気回路の故障だったようですが、よく調べてみると電気系統の回路を変更したのに以前のままの回路をそのまま使っていたことが原因だったとのことです。これは、誰のミスでしょう?機械でしょか?そんなはずはありませんね。これは明らかに人間の側のミスです。一般の飛行機でも墜落する原因はほぼ100%人間の側のミスです。あの記憶にある日航ジャンボの墜落事故でも飛行機に責任を押し付けても意味はありません。結局機械である飛行機を人間がいかにミスのないように使いこなしていくか?機械にまかせて油断はしていないか?にかかっているのではないでしょうか。「機械は手を抜くものには、故障でお返しする」ように考えているのは私だけではないとおもうのです。

 2001/07/10 (火) 20:37:28

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