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38<Montana州(Helena)→Wyoming州(Cheyenne)>


遠くにロッキー山脈を見ながら、ワイオミング州を目指すBeechjet 400A

機下にはビックホーン山脈、遠くにはロッキーの山々を見ながら、ワイオミング州を目指すBeechjet 400A。

■ようやくロッキーの山々が

 モンタナ州の西部にはロッキー山脈が南北にのびています。この山脈を越せば、そこはわが日本に太平洋が目の前に広がるアメリカ西海岸地域になります。一気に飛び越えたい気持ちもあるのですが、そこは「アメリカ50州」を巡る旅…あせらずにのんびりゆきましょう。

 モンタナ州までくると西方面には遠くロッキーの山並が見えてきます。そう期待をして飛びつづけてきたのです。そして、その期待通り、はるか遠くではありますが、その山々を見ることができました。これが現実のものだったとしても同じような感慨をもつのではないかとおもいます。いよいよこのロッキーを右手に見ながら、ニューメキシコ州まで一旦南下をし、その後ロッキーの山々をゆっくりと越えながら北上してゆくつもりです。飛行プランは「アメリカ50州・インデックス」に載せてありますから、ご覧いただければ参考になるでしょう。昨年6月に飛び立ち、もう1年以上もかかっています。何とかこの休み中にはゴールまでゆきたいと願っています(こういうときに、不思議といろいろな用事が入ってくるのは”マーフィーの法則”を待つまでもありませんが…)。

 さて、2001/08/05(日)10:10、モンタナ州Helena Regal空港をBeechjet 400Aで離陸しました。めざすワイオミング州の州都Cheyenne(シャイアン)までは相当の距離があります。飛行機はグングン上昇をつづけ、32000ftまで高度をあげました。ここで水平飛行に移り460ktsの速度で飛びつづけます。進行方向右手には、はるかロッキーの峰峰が「早く来いよ」と待っているかのようです。飛行機はすでに自動操縦にしてあるので、飛んでいる間は比較的ヒマです。そこで、『飛行機メカニズム図鑑』なる本を読みながら飛んでいると、今使っているBeechjet 400Aという飛行機が実は日本の三菱重工が独自に開発した「MU-300」というビジネスジェット機と瓜二つであることに気づきました。確かなことはわかりませんが、この機体はどう見てもそっくりです。おそらく、そのライセンス生産をしたのがこの機体ではないかとおもいます。どなたかこの辺の事情に詳しい方がおられれば教えていただけれと嬉しくおもいます。この本をゆっくり読んでいるうちに飛行機は間もなくCheyenne空港です。この空港は6155ftの高地にあります。およそ1800mほどですから、かなりの高度です。このCheyenneの近くにはあの「ララミー牧場」で有名なララミー市があります。滑走路が近づいてきても、緑の芝生は見えません。荒涼とした感じのする空港です。いつものように着陸準備に入り、11:27無事着陸成功。1時間17分(77分)のフライトでした。途中ワイオミング州の北西部(州のはずれ)には「イエローストン国立公園」があるので、立ち寄ってみたかったのですが、今回は断念しました。機会をみてゆっくり飛んでみようとおもっています。

■FSNavigatorv4.40がでました!

 この「アメリカ50州ー州都の旅」でも強力な助っ人として活躍してくれている「FSNavigator」がv4.30からv4.40へバージョンアップしました。今までのマップもすごかったのですが、今度はさらに見やすいマップが採用されて一段と使いやすくなっています。私はこのバージョンアップのことは知らないでいて、oodonoさんという人のホームページを見て(いつもお世話になっているのですが)知り、すぐにv4.30からのupgrade版をダウンロードしてインストールしたのです。インストールしてすぐには気づかなかったのですが、マップをズームインしてゆくと今回のバージョンアップの意味がすぐにわかりました。今までとは格段のちがいです。こういうのを本当のバージョンアップというのですね。しかも、このナビソフトは前回よりシェアウェア($35)にはなりましたが、一旦送金すれば、あとのバージョンアップは通信費だけですから(今回は約3.5MB)、なんとも製作者に申し訳ないような気持ちになってしまいました。私が普段使っているソフトもほとんどはこの手のソフトが多いので、ソフトの製作者とダイレクトのお付き合いができて、安心して使っていられます(もちろん、大手のソフトも使いますけど…)。

 このナビソフトでは自動操縦(離着陸もふくめて)ができます。ただし、機体によっては自動操縦では着陸まではできないものもあります。とても視覚的でわかりやすい作りになっていますが、その使い方になれるのはおもったほど簡単ではありません。特に「自動操縦」については何度もFS2000の中で実際に使ってみて、コツを知らないといつまで立っても墜落ばかりということもあります。マニュアルもありますが(日本語版はoodonoさんの訳)、マニュアルを読んでも専門用語が多いので、飛行機関係の知識がある程度はないととても理解できません。試行錯誤で何度も使ってみてようやく使い方がわかるのは、他のナビソフトと同じです。

 飛行レポートの中で私も簡単に「自動操縦に切り替えた」などと書いていますが、自動操縦をするための設定はそんなに簡単ではありません。飛ぶ飛行機の飛行特性の知識がないと、選んだ機体に似た飛行特性をもった設定ができないのです。このナビソフトの機体リストにあるものはほとんどが民間飛行機であり、私のように戦闘機などでこのナビを使いたいときには、飛行特性がある程度似ているものを使って1回は練習してみないと使えるかどうかはわからないのです。ナビソフトにも自分との相性もあるので、いろいろ使ってみて自分がもっとも自然に使えるものを選択してゆくことが大切でしょう。そのためにもある程度の飛行機やナビソフトの原理などの知識を身につけておかないと選択のしようもないのは、どんなことでも同じような気がします。

 まあ、なにはともあれこのバージョンアップは私にとってはありがたいことでした。\(~o~)/

 2001/08/06 (月) 10:36:27 

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