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43<Utah州(Salt Lake City)→Idaho州(Boise)>


離陸後、左旋回しながら上昇にはいるB737-400

Salt Lake City Intl空港を離陸後、左旋回をしてIdaho州をめざすB737-400。背後はグレートソルト湖。

■来年の冬季オリンピックの開催地は?

 Salt Lake City(ソルトレイク市)という名前を何度か聞いたことがあったので、どこで聞いたのかな?とおもっていたら、それは何年か前のマスコミやニュースで、この町で2002年の冬季オリンピックが開催されることになっていることを報じたからでした。町の名前は、そのまま「塩湖のある町」ですから、わかりやすいといえばわかりやすいですね。この町は海抜4426ft(約1350m)もありますから、もう町全体が冬にはスキー場にでもなってしまうのでしょうね。FS2000で雲の設定を少なめにしても、この海抜ではすぐに雲の中に入ってしまい、とても飛びにくい場所ではあります。なお、この町はモルモン教の総本山の町でもあり、人口の70%が信者だそうです。

 2001/08/08(水)、きょうはユタ州からアイダホ州まで飛ぶことにしました。13:15、Salt Lake City Intl空港を離陸。飛行機はFS2000標準のBoeing 737-400です。フライトプランにしたがって、一旦南に向けて離陸し、左旋回で回り込み北上するのです。上のスナップは離陸後すぐのもので、空港の後ろにグレート・ソルト湖が見えています。この湖が大変大きくて、この上を通過するのにけっこうな時間かかりました。

 この巨大な塩湖を通りすぎるとあとは、ポテトで有名なアイダホ州の州都Boise(ボイジー)にあるBoise Air Term空港をめざして飛びつづけます。牧草地帯のような風景がつづき、日本の北海道のジャガイモ畑のような感じなのでしょう。生産量は米国でも1・2位ですから、もう「ポテトといえばアイダホ」という具合です。日本にもかなり輸出されているようですね。州都Boiseは州の西側に位置しており、人口はそんなに多くはないようです(上にある”アメリカ50州”のページで詳しく知ることができますよ。それになんと州歌まで聴けてしまうのです)。

 高度30000ft、速度445ktsで飛びつづけていましたが、目的地に近づくにしたがい高度も速度も徐々に落ちてきました。14:00を過ぎた頃、めざす空港が視界の中に入ってきました。そろそろ着陸です。いつもの準備をして着陸態勢に入ります。もう何度この瞬間を経験してきたことか。いつも緊張します。滑走路が近づいてきて、着地。14:07無事着陸成功。52分のフライトでした。

 2001/08/14 (火) 18:14:32

■パイロットへの条件変更?

 先日、新聞で「パイロット志望の身体的条件」の一部が大きく変わっていることに驚きました。何と「視力」が1.0(眼鏡、コンタクト等で調整後)ほどでクリアできるようになっていたのです。私がパイロットを断念した理由でもある視力がいとも簡単に変更されていることに、時代の変化を感じざるを得ませんでした。

 かんがてみれば、いまどき裸眼で1.0以上もある若者などほとんどいなくなっているのが現状です。職場で生徒を見ていても、それは実感できます。身体測定時などに視力測定をしますが、クラスのほとんどは裸眼ではほとんど1.0以下です。TV、パソコン、ゲーム機、携帯と生活環境も変わり、遠くを見る習慣など現在のわが国にはないのです。代わってモニターなどの小さなものを近くで長時間見る機会はふえる一方です。これでは、航空会社がパイロット志願者に厳しい身体的条件を課すこともできなくなってしまいます。現にパイロットの需要は多いのに、パイロットの数は足りないそうです。それに、飛行機のほうも今や裸眼で飛行できるような速度ではなくなっているのが原因にもなっています。マッハ0.8前後で飛ぶ旅客機で裸眼でどうこうできるはずもありません。ほとんどマルチディスプレイで飛行機を操縦する現代のコックピットの中ではそれほどの視力は必要ないのです。いやはや、時代は大きく変わってしまっています。

 この記事を読んで、おそらく私と同世代の人たちの中には視力に問題があってパイロットを断念せざるを得なかった多くの昔(むかし)若者は、愕然としているのではないでしょうか?私もがっくりきました。でも、時間を戻すわけにもいかず、FSでその怨念をはらしているというような按配です。どうも、航空会社が視力にこだわっていたのは、戦時中のパイロット養成の条件を真似ていただけだったのかもしれませんね。今となってみれば、戦闘機パイロットでさえ、ディスプレイを見ながらの操縦が多いのですから、それほど「視力」にこだわる必要はなくなっているというのが現状なのでしょう。パイロットも新しい時代を迎えたわけです。

 2001/08/15 (水) 6:57:02

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