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44<Idaho州(Boise)→Nevada州(Carson City)>


Carson City空港が近づき、降下をするCitation

雲の下にめざす空港が見える。もうすぐ着陸。だが、このあとトラブルが…

■ナビに頼りすぎると…

 このところ毎日飛びつづけていたので、前日は休日としました。元気が出てきた2001/08/10(金)の夕方17:00頃にフライトの準備に入りました。今回のフライトは、アイダホ州のBoise Air Term空港からネバダ州の州都近郊にあるCarson City空港までです。この空港は4695ftの高地にあるのですが、ILSはない空港なので、着陸は確実に手動になることを想定していました。FSNavigatorでフライトプランを立てて設定をすませると17:25に空港を離陸しました。今回使用する機体はCessna Citationで、この「州都の旅」でも最初の頃に何度か使用したお気に入りの機体です。ただ、困ったことにこの機体には相当のクセがあり、自動操縦になかなか従ってくれないのです。この日も、離陸後安定したかなとおもい、自動操縦に切り替えた途端、大暴れ。機体をピッキングさせてすごいゆれでした。どうにか落ち着かせて安定させたときには、私も疲れてしまいました。エンジンパワーがあるので、一気に40000ftまで上昇して、490ktsの速度で飛ばします。周囲の風景はすっきりせず、全体的に霞がかかっているようです。そんな中をネバダ州の州都Carson Cityをめざします。

 Carson Cityはネバダ州の西の端にあり、カリフォルニア州との州境の近くにあります。アイダホ州のBoiseからはかなりの距離あります。州都といっても行政機関があるだけの小都市だそうです。この州の大都市といえば大歓楽都市のラスベガスでしょうが、そこは州の南端にあり、この州都Carson Cityからは遠く離れています。州といっても、その土地の87%は連邦政府の土地だそうで、日本でいえば国有地みたいな州なのです。と、いうような能書きはともかく、飛行機から見る風景はコロンビア高原がつづくだけで、あまり面白みはありません。

 1時間も飛んだ頃、めざすCarson City空港が見えてきました。高度の関係で雲が多く、その合間に空港が見えたところをスナップに撮ってみました。いよいよ着陸です。このとき、この機体ではまだILSのない空港で自動着陸をしたことがないことをおもい出して、ちょっとやってみようとかんがえました。自動操縦をそのままにしておくときちんと滑走路の方角へ機首をコントロールしています。「これは、ひょっとするとうまくいくかな?」と期待していると滑走路がどんどん近づくのにどうも高度が下がりきれていないようです。「でも、まだわからないぞ」とそのままにしていると滑走路の上をそのままの高度で水平に通り過ぎてしまいました。「やっぱりダメだな…」とあきらめて、自動操縦を切り手動に切り替え、スロットルを全開にして高度をあげました。そのままの方角へしばらく飛んでそこからUターンして、着陸のやりなおしです。こういうときのために、夜毎「厚木飛行場」で着陸訓練をしているので、いまこそその腕の見せ所です。トラブルといっても対処できないものではありません。スロットルをしぼりながら高度を少しずつ落としてゆきます。高度計はほぼ海抜高度に等しいため、ここではあまり役には立ちません。滑走路の見え方で判断するしかないのです。落ち着いて操縦桿を操作します。滑走路が近づいて機首をちょっと上げ、着地。少し滑走して、逆噴射とブレーキで停止。18:35無事着陸成功。70分のフライトでした。

 ナビの機能に頼りすぎると、こういうことも実際におこるので、周囲の状況をみて注意を怠ることはできません。FS2000では死亡事故になったりはしませんが、実際の飛行では大きな事故になる可能性はいつでもあるのです。ナビを頼りにしすぎるのも問題があることが、こういうことからもわかります。

■スナップの枚数も…

 この「アメリカ50州ー州都の旅」で毎回スナップを撮っていますが、その枚数は今まで数百枚に達しています。ホームページに載せるのはその中の一部です。取った枚数だけでなく、それらの容量も20MBを軽く越えています。毎回の飛行で、「これは!」とおもうところは、「P」キーを押してポーズをかけ、「Print Screen」キーでシャッターを切ります。そうすると、「cbc」というキャプチャーソフトで何枚も連続してスナップが撮れるのです。つい便利なので何枚も撮ってしまい、フライトが終わったあとにそれらのスナップからどれを選ぶか苦労するわけです。

 スナップを見たり、加工したりするときに使っているソフトは「Paint Shop Pro v7」です。このソフトもマニュアルは読んだことはないのですが、ヘルプなどを読みながら使っているうちに大体の使い方は覚えてしまいました。というより、自分で使う方法が限られているので、その部分だけはできるようになったというのが正確ですね。ソフトの機能をすべて知っても使う機能は限定されますから、それで十分だとおもってます。

 この「州都の旅」が終われば、これらのスナップは全部削除します。いらないものはHDDに残さないようにしていますので、使わなかったほとんどのスナップは捨て去るだけです。自己満足でやっている「旅」ですし、終わればすっきりと忘れてしまいたいというのもあるのかもしれません。終われば、また新しいことをやりたくなるのでしょうね、きっと…。

 2001/08/16 (木) 11:52:43

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