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7< New York州(Albany)→Pennsylvania州(Harrisburg)>


高度を上げながらペンシルバニア州へ向う。10000ft辺りに雲が多い。

■今回はハラハラ

 9/30(土)仕事を終えて帰宅して、きょうこそニューヨーク州からペンシルバニア州へ飛ぶぞ!と気合を入れたがなかなかその気がおこらず、ちょっと散歩してようやくやる気がでてきました。今回は距離が長いうえに、ペンシルバニア州の州都ハリスバーグが地図ではわかるのですが、飛行場が近くにあるのかどうかわからず、一旦ハリスバーグの空港に飛行機を移動してマップ上で確認したのです。それでようやく準備ができて出発となりました。15:55に準備を終えて、ニューヨーク州のAlbany空港の滑走路から離陸しました。Citationは加速もすごいので、あっという間に雲を突き抜けて15000フィートまで上昇しました。10000フィートの辺に雲が多いため、高度は15000フィートでそのままゆくことにしました。速度は300ktほどに押えて飛行しました。州境を利用して飛ぶようにした(マップ上で確認しやすいため)ので、直線でゆくのより少し距離的には長くなるけれど、ジェットなので速度はもう少し出せるのを見越してこのコースに決めました。

 飛行は順調でしたが、この日は自動操縦の効きが悪いのか、操縦桿が落ち着かないため、マニュアルで飛ぶ羽目になってしまったのです。時間は刻々と過ぎてゆくのになかなかペンシルバニア州に入らず、「コースを間違えたかな?」と焦りながら、飛びつづけました。もう州のようすがどうのこうのなどと悠長なことは言ってやれません。パネルに表示されるGPSとアメリカ全土地図を比較しながら、必死で操縦するのみです。Albanyを飛び立って50分近くもたって目指すペンシルバニア州の州都ハリスバーグの空港を確認することができ、ホッと一安心。しかし油断はできません。着陸に失敗すればもう一度同じコースを飛ばなければなりませんから、着陸に向けて気をぬくことは許されません。着陸まではトイレも休憩もお預けです。

 ハリスバーグの空港が見えて来たときには、久しぶりに緊張しました。Citationでの着陸訓練は頻繁におこなっており自信はあるのですが、こういう場面になると気の小さい私は緊張してしまうのです。スロットルをしぼると次第に高度が下がってきます。ギア・フラップを落として、いよいよ着陸の態勢に入ります。スピードが出すぎているとオーバーランの可能性もあるため、慎重にスピードを調整します。滑走路が大きくなってきていよいよ着陸です。弱風の関係で機首が流されます。ラダーを使って小刻みに調整して、何とか滑走路を正面に見据えます。もうすぐ着地、というところで機体が少し傾いてしまいました。無事着地はできたのですが、滑走路で3度もバウンドしてしまい本当に冷汗がでました。ブレーキをかけて静止したときには相当に疲れてしまいました。時計を見たら、何と1時間も飛んでいたのです。到着は16:55でした。空港ターミナルまでタキシングで飛行機を運び、今回の飛行を終えました。

 まだ、州都間の距離がそれほどでもないため、双発プロペラ機「Baron」でもあとしばらくは飛べますが、まもなくそれもできなくなりそうです。アメリカ全土地図を見ると、現在飛んでいる東部海岸周辺の州都はまだまだ近距離のようです。西に向うにつれて、州全体がとんでもなくデカくなるのです。地図を見ていてため息が出てしまいました。「果たして本当に50州飛べるのだろうか?」と…。もう完全に弱気です。

 2000/10/08 (日) 3:27:00 PM

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