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マッハの翼


伊豆諸島上空をマッハ1.8で飛ぶF-15

伊豆諸島上空をマッハ1.8で飛ぶF-15(FS2002にて)

伊豆諸島上空をマッハ1.8で飛ぶF/A-18

伊豆諸島上空をマッハ1.8で飛ぶF/A-18(FS2002にて)

相模湾上空を背面飛行で飛ぶF/A-18

相模湾上空を背面飛行で飛ぶF/A-18(FS2002にて)

伊豆諸島上空をマッハ1.6で飛ぶF-16 Falcon

伊豆諸島上空をマッハ1.6で飛ぶF-16 Falcon(FS2004にて)

■マッハで飛ぶ

 動力飛行機が飛び始めて、ちょうど100年(1903年12月17日初飛行:ライト兄弟)。飛行機はわずか100年の内に、音速を軽々と越えて飛ぶ時代になってしまった。わたしも、毎晩(ほぼ)、厚木の飛行場から飛び立って、厳しい訓練に明け暮れている。油断して訓練を怠ると、ものすごい速さのジェット戦闘機ではすぐに操縦感覚が鈍ってしまうためだ。飛行コースはほぼ決まっており、厚木の飛行場を真北に向けて離陸すると、すぐに左旋回して富士山を右手に見ながら丹沢上空を伊豆半島へと向かい、そのあと、伊豆諸島を巡って、また厚木にもどるコースである。時間にすると20分ほどだが、飛行機の具合を見るために、このコースでは出来る限り最高速度に挑戦してみる。まだ、マッハ2.5までは出たことがないが、最高マッハ2までならFSで何回か飛んだことがある。このときは、じつに爽快で、ストレスもきれいに消える。

 上に載せたスナップは、わたしの特に好きな機体「F-15」「F/A-18」「F-16」でそれぞれ、マッハの飛行をしたときのスナップだ。上の3枚はFS2002で、下の1枚はFS2004で撮った。FS2004では、まだジェット戦闘機で出ているのは(フリーで)F-16しかないため、これで我慢である(Flightsim.comが込み合っていてアクセス困難なため)。しかも、設定がどうもうまくいかなくてマッハを出したときのアフターバーナーが出ていないのは、何とも物足りないが、まあ、そのうち何とか直るだろう。いずれの機体も、戦闘機なので、好まれない人もいるかもしれないが、戦闘機は無駄なところはそぎ落としているので、機能的には非常にデザインが優れていて美しい。わたしは、戦闘機のそういうところが好きだ。「所詮人殺しの道具じゃないの!」とかヒステリックに叫ぶ平和主義的女性のような意見はわたしの耳には届かない。そういうことは、勝手に叫んでいてくれ。「美」というものは、たとえそれが人殺しの道具であろうとなかろうと、美しいものは美しいのである。それがわからない人は、わたしの語る相手ではない。

 ふだんFSで飛ぶときは、双発プロペラ機のBaron58などでのんびり飛ぶことが多いが、訓練のときはできるだけ上のような戦闘機で飛ぶようにしている。このスピード感覚に慣れていれば、プロペラ機の操縦はかなり楽だ。といっても、FSの操縦は初心者やはじめて飛ぶ人には相当に(というより、ほとんど不可能なくらい)むずかしいとおもう。飛び立つのは簡単だが、着陸がむずかしいようにおもう。上から3番目のスナップに載せた背面水平飛行は、初心者には無理かとおもう。別に偉ぶるつもりなど毛頭ないが、わたしも相当に練習してようやく安定して飛べるようになったものだ。興味のある人はチャレンジしてみてほしい。マッハで飛ぶ飛行は、すばらしい世界だ。ふつうのジェット旅客機では、味わえない、別次元の世界でもある。このスピードで飛ばしてみると、FSでよく話題に上る「ターゲットフレームレート」の意味が画面上ではっきりとわかる。わたしのPCスペックでも、限界ぎりぎりである。これこそ、FSをやるときの最大の醍醐味である。FSとPCとの壮絶な戦いという感じがする。まさに「マッハの翼」とはこういう飛行のことをいうのだろうとおもう。

■ロシア紀行の間隙をぬって

 現在、モスクワ目指して長いロシア横断の飛行をしている。正直なところ、忙しい中をこの飛行のために時間を取るのはシンドイ。しかし、とにかくモスクワまでは飛んで、念願だった「世界もれなく飛行」の達成を果たしたいとおもっている。世界各国をもれなく回りたいという気持ちはあるが、それは、現在の仕事環境の中では果たせない。せめて、おおきな取りこぼしのない程度に世界を飛んでみたかったというのが、本当の気持ちだ。ロシアはそれほど飛びたいともおもわずに、避けて通っていた国ではあったが、この目標を達成するためには、そうわがままもいってられない。また、じっさいに飛んでみると、それなりの感慨もある。飛び始めてよかったとおもっている。ただし、ちょっと疲れれている。

 そこで、今回は日夜、激しい練習に明け暮れている相模湾上空で、マッハの飛行をしている現場を撮っておいた中から、わたしがもっとも好きなジェット戦闘機を3機選んで、そのようすを載せてみることにした。こういうスナップはかなりたまっているが、何せ出す機会がないためこういう形で、載せてみることにした。FSでのスナップはけっこう撮ることが多い。ただ、実際にHPに載せるとなると、大変な容量になってしまうため、毎回吟味して載せるようにしている。あまり、こういう方面のセンスはよくないため、自分がおもっているほどの印象を他の人が感じるとはおもえない。雰囲気だけでも伝われば、もうけものである。

 我が家からは、厚木の飛行場周辺を飛んでいる飛行機がよく見える。手元には双眼鏡もおいてあるので、機体の確認にはそれを用いる。現在、横須賀米海軍基地に停泊中の空母「キティーホーク」の艦載機がほぼ毎日のように飛んでいる。F/A-18A型はすでに新しいF/A-18C・E型に置き換えられているようで、今度飛行場まで行って確認してくるつもりだ。とにかく、空の上に飛行機が飛んでいると気になって仕方ないという、病的ともいえる(ま、本当に病気なのだが)状態なので、飛行機のこととなるとのめりこんでしまう。FS2004に新しいアドオン機を入れていて、なかなか目的の効果(現在はF-16のアフターバーナーの炎が見えない)が出ないとなると、もう夕食も忘れてその作業に打ち込んでしまう。この性格は、飯も忘れて模型作りにのめりこんでいた子供時代とまったくかわっていない。「三つ子の魂」とはよくいったもので、無意識の性格はどうにも変えられないようにおもう。

 これからも、ときどきはこういう形で、スナップの一部を紹介できたらと考えている。

 2003/10/31 (金) 16:26:08(明日から田舎の結婚式出席のため帰省の予定)

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