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空のシルクロード紀行(2)鄭州へ


南京のLukou空港を飛び立ち、一路鄭州へ

南京のLukou空港を飛び立って、一路鄭州へ向かうBeechjet 400A

揚子江上をのんびりと上昇しながら高度をかせぐ。

眼下に揚子江を見ながら、徐々に高度をあげてゆく。

鄭州(ていしゅう)のXinzhen空港へ無事着陸。ターミナルに移動する。

2度目の飛行で、ようやく無事に鄭州(ていしゅう)Xinzhen空港へ着陸。ターミナルへ向かう。

■2度目の飛行でようやく到着

 FSの操縦で、ひさしぶりにヘマをしてしまった。南京空港から飛び立って、鄭州(ていしゅう)のXinzhen空港へ着陸しようとしていたら、近くにほぼ同じような高度で同じ方角から滑走路に進入中の飛行機を発見。あわてて、回避行動を取り、機体をおこして空港を周回してから再度の着陸態勢にはいった。このときは、すでに自動操縦を解除しておいたのだが、じつは、肝心のことを忘れていたのである。エンジンの出力は自動操縦にあわせてスロットルが動くようになっていたのだが、自動操縦を解除すると、この機能はそのときの出力に固定されてしまう。自分ではそれを知らないで、スロットルを開けて、エンジンを吹かしたつもりでも、エンジンの出力はあがらないのだ。これを忘れていたために、周回してきて滑走路に進入しているときにどうも高度の維持ができずに、どんどんスピードが落ちてきて、ついには滑走路の手前で地面に激突して、一貫の終わり。愕然としていると、飛行機は、再度南京空港へもどってスタートラインに表示されてしまった。もう、やめようかとおもったが、飛行時間も1時間ほどなので、また飛んでみることにした。こういうミスはホントにめずらしい。でも、おこるときにはおこるものだ。

 2003/12/06(土)10:45、南京空港からこの日2度目の離陸。まだ、午前中の気持ちのいい時間帯なので、失敗を気にしないで出発した。離陸して、ほどなく自動操縦に切り替えると、左旋回をしながら、高度を上げてゆく。ほんの少し飛ぶと、眼下に揚子江が大きな流れになって見えてくる。南京市外で、実際の流れを見たときには、土色の水がどんどん流れていたが、FSの世界ではきれいな河になっている。快調に高度を上げて、35000ftで水平飛行に入り、速度は280kt(マッハ0.80)でどんどん進む。中国のこの辺りは、周囲に高い山々もなく、四方八方平らな大地がつづいている。この日のフライトは、歴史的に有名な徐州までにしようかとも考えたが、あまりに距離が短すぎる。それに、早めに西方へのシルクロードの基点となる西安まで飛んでおきたいというおもいもあって、北京と南京からのちょうど接点になる鄭州まで飛んでおこうと考えた。FSの中では、中国の空港で登録してあるところはおもったより少ない。西安から西にゆくとほとんどなくなってしまう。目下、思案中なのはその辺である。

 1時間のフライトは本当に短い。コーヒーなど飲んでくつろいでいるヒマもなく、鄭州がすぐ近くまで近づいてきた。1回目に他の飛行機とのニアミスに気をつけていると、何と今度も飛行機がはるか下に見える。もう、着陸の態勢に入っているみたいなので、今回は心配ない。その飛行機が着陸したのを確認して、こちらも着陸態勢に入る。ギア、フラップを落として、滑走路を正面にとらえる。何度やってもこのときは緊張する。徐々に高度は下がってゆく。ついさきほどのようなミスのないようにきっちりと確認する。滑走路が近づいてきて、ほどなく無事着地。そのまま、誘導路からタキシングでターミナルへ向かう。大きな飛行機が待機しているところまで飛行機を移動させて、停止。11:40であった。55分のフライトだった。いよいよ次回からは、本格的なシルクロードの旅に出る。

■年末の忘年会で、はたして飛べるか?

 もうすでにはじまっているが、年末の忘年会のシーズンがやってきた。今週は期末テストのために忘年会はなかったが、来週からは忘年会がつづいている。金曜日に入ると、土曜日の飛行はなかなかきびしくなる。日曜日は部活動があったりで、不定期なので、今年度中にどこまで飛べるか、まったく予想もたたない。忘年会も大切にしたいし、ま、好きである。だから、出るとつい飲みすぎてしまう。不思議なもので、HPの更新のことはいつも頭にあるので、忘年会などで話題になったことで、「あ、これは使える」というようなことは、手帳にメモしている。もちろん、無意識に。ふだん、職場でもほとんど物理室で一人で仕事をしているので、こういうときにはできるだけ、ふだん話せない人とも会話したいし、そういう付き合いは大切だとおもっている。

 FSは完全な趣味で、仕事の忙しい現在は、自宅でしかできない。平日も、夕食・晩酌が終わると、すぐにパソコンの電源を入れて飛ぶ。せいぜい20分前後であるが、いつも決まったコースでの練習だが、これがここぞというときに役立つことが多いのだ。だから、出来うる限りは練習する。そして、土曜日に日曜日の更新のためのフライトをする。これが、最近の流れになっている。このペースを12月の多忙な時期にも維持することは大変である。ただ、飛べる元気があるときは、飛ぶ。それだけである。そして、記録に取ったものをもとに、こうして日曜日にHPに載せる。本当は、もっとちがうボックス(Science Boxなど)の充実も図りたいのだが、現在はそこまで手が回らないのが現状である。とにかく、この年末は飛べるだけは飛ぼうとおもっている。

 正直なところ、これがあるために、毎年風邪も引かずに年末年始を乗り切ってこれたのかもしれない。来年度を迎えるにあたって何の抱負もないが、FS2004で飛びつづけていることだけは確かだろう。

 2003/12/07 (日) 17:53:33

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