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硫黄島への訓練飛行


厚木飛行場を飛び立ち、右旋回。これより硫黄島へ向かう。

厚木飛行場を離陸して、一気に右旋回して硫黄島へ向かうF/A-18C Hornet

マッハの壁を超すときの衝撃による雲

マッハの壁を超すときに生じた衝撃雲。この効果はしびれる。

1時間の飛行で、硫黄島上空へ到着。これより訓練に入る。

約1時間の飛行で硫黄島上空へ到着。これより訓練飛行へ入る。

30分ほどの訓練を終えて、これより硫黄島へ着陸する。

30分ほどの訓練飛行を終えて、これより着陸。コックピットから見た滑走路。

無事硫黄島へ着陸。これよりターミナルへ移動する。

無事硫黄島へ着陸。これよりターミナルへ移動する。

■しばらくは訓練の日々

 前回までの「空のシルクロード紀行(1)〜(11)」を終えて、日本国内に久しぶりにもどってきた。ホッと一息入れたい気持ちもあるが、どうもそうもいかない。現在、我が家の上空を米海軍の空母「キティーホーク」の新型艦載機である「F/A-18F Super Hornet」や「F/A-18C Hornet」が爆音を響かせて飛んでいる。空母が停泊中は厚木の飛行場を使って訓練飛行をしているのだ。あるいは、遠く1200kmほど南の「硫黄島」を使った訓練も行われていると聞く。以前から気になっていたので、一度「硫黄島」まで飛んでみようとおもっていたが、昨日(2/28)の土曜日は、用事で職場へ。1日がかりであったため、帰宅後に飛ぶ元気はなし。そこで、今朝飛んでみて、時間があれば、実際の訓練のための飛行もしてみようと考えた。

 2004/02/29(日)7:43に厚木飛行場から離陸した。機体は、最近手に入れたFS2004用の「F/A-18C Hornet」(空母キティーホーク艦載機)でじつに操縦しやすい。冬場なので、北へ向けて、離陸。すぐに右旋回して三浦半島、相模湾を前方に見ながら、一直線に硫黄島をめざす。高度を32000ftまで上昇するあいだに、マッハの壁を超す瞬間、機体の周りにはロール状の衝撃雲ができて、しびれる。水平飛行に入ると、速度は巡航速度のマッハ1を少し超えたあたりで、ホールド。そのまま、硫黄島にまっすぐ行くようにセットする。がしかし、天候を寒冷前線通過の(今朝の天気と同じ)設定にしてみたので、上空の風がすごく、機体はけっこうゆれるし、流される。ときおり、方角を修正しながら、飛ぶ。

 ほぼ1時間ほどで、硫黄島上空へ達した(8:45)。まだ、時間はたっぷりあるので、30分ほど硫黄島での訓練飛行をすることにした。まず、急上昇してインメルマンターンやシザーズ、スプリットS、きりもみなどのアクロバット飛行をしてから、タッチアンドゴーの練習をする。自宅で見ていると、1機が3ないし5回ほど実際にはやっているみたいなので、まねてやってみる。後脚が滑走路に着くか着かない程度のところで、アフターバーナーを吹かして、再離陸する訓練だ。島の周りをぐるぐる何度も回る。実物は、火山島だから、FS2004での島とはちがうはずであるが、島の周囲がコバルトブルーになっていていかにも南海の島らしい雰囲気は出ている。

 訓練が終わると、きょうは、硫黄島に泊まることにした。厚木までもどれば、また1時間ほどかかるからだ。この機体のコックピット(操縦席)は、とてもシンプルで、最高だ。普段はコックピットからのスナップは撮らないのだが、滑走路に進入するときのものを1枚撮ってみた。このコックピットはもうほれぼれするくらい好きなタイプだ。何度もタッチアンドゴーを練習したので、じつに楽に着陸できた。滑走路から誘導路でターミナルまで飛行機を移動させて、練習飛行を終えた。9:30からは、HPの更新作業に入るので、ちょうどいい時間だ。今週は、忙しくて飛行練習もできなかったので、徐々に練習を開始していきたい。

■待たれるFS2004用「F/A-18E Super Hornet」

 今回使った機体は最近出た「F/A-18C Hornet」のVFA-192所属(空母キティーホーク艦載機)機である。この機体は、なかなかFS2004用のものが出てこなくて、待っていたものだが、出てすぐにダウンロードして練習に使っていた。現在、厚木飛行場へ来ているものはほぼ上記の2種類になっている。F-14 Tomcatがすでに老巧化しており、それと入れ替えに今度「F/A-18F Super Hornet」が実戦配備されることになった。この機体は複座であるが、F/A-18Eは単座である。わたしは、この機体のFS2004用がまもなくアップロードされるというので、それを楽しみに待っている。まもなくリリースされるという情報だが、早くその機体で飛んでみたいと心待ちにしている。それで、毎晩それらの機体がアップされるサイトへ様子を見に行く。まだ、出てはいない。

 こういうことを書いていると、これらの趣味のない人には、まるで「バカみたい」に見えるだろうが、その通り「バカ」なのだ。何をいわれようと、そんなことは気にならない。その飛行機で飛べるだけで、それはもううれしいのだ。自分の家族や仕事や年齢や心配事などなどは、飛んでいるときはきれいに消えてなくなる。気持ちは完全にパイロットになりきっているから、外からみれば、まさに狂気であろう。こんなことで、夢中になれる自分が時折怖くなるが。

 話しは、飛行機のことだった。「F/A-18 Hornet」がどうして好きかというと、ジェット戦闘機の中で旧日本海軍の「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」をどことなく連想させられるからである。この飛行機はもちろん米国製であるが、その形状を見ていると、ゼロ戦を彷彿とさせるのだ。最高速度や上昇力、火器などでは、この飛行機の性能を超えるものはまだいくつもある。しかし、トータルバランスでみると、この飛行機がもっともバランスのいい飛行機であるとおもっている。日本の自衛隊では、F-15を使っているが、この飛行機には、どことなく歯こぼれのする鋭さしか感じない。実戦で使える力強さがあまり感じられない。F/A-18にはそれがある。日本の自衛隊でもどうせ買うなら「F/A-18E」にしてほしかった。この機体なら、他国ともどうどうと戦える。そういうタフさがある。値段的にもF-15よりは安価だとおもう(この辺はちょっと自信がないが)。日の丸をつけたF/A-18Eを見てみたかった。

 2004/02/29 (日) 15:46:05

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